呪術廻戦って漫画があるんだが、俺の霊能力って五条悟と似てない?   作:かりん2022

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短編3【転生者が集まるスレ】
本人「成り代わりやでー」転生者「なるほど、仲間か!」


呪術高専の応接間では、呪術界の宝、最強が珍しくすこぶるピリッとした空気を出していた。

 

「悟くん、殺気解いてくれへんかな。優ちゃんと智ちゃんが泣いちゃうやろ」

 

 向かい合っていた直哉が口火を切った。

 

「僕が守るから、優。大丈夫だよ」

「私を信じてくれないかな、智」

「でも、悟」

「帰ろ? 傑も帰ろ?」

 

 五条と夏油の男女の双子にしか見えない二人が、それぞれラブラブする。

 

「それはあかんやろ。どうしても真人の捕獲が必要なんや。そもそも悟くんが祓っちゃったのが問題やろ」

「わかってるよ、直哉。責任は取る」

「悟は私を助けてくれただけだ。責任は私にある」

「それは! それは違くて!」

「そうだよ、私たちが!」

「優ちゃん、智ちゃん。嫁の責任は旦那に背負わせてやるもんやで」

 

「僕とも会話してよ。ええっと、並行世界からそっちで祓っちゃった呪霊を捕獲に来たんだっけ?」

「そうや」

「そっちでは僕ら、双子だったわけ?」

「ちょっとこんがらがった事情があってな。優ちゃん智ちゃんは二人は市井で育ってて戦えんからそのつもりでいてや」

「傑、二人の事をお願い。ちょっと込み入った話になるから、二人をお願いするよ」

「任されたよ、悟。五条教諭、私はこちらの伊地知さんにこちらの事を聞いていてもいいかな?」

「……隣室にいろ。伊地知、乙骨を呼んで。情報については伊地知の判断に任せる」

「は、はいぃ!」

「すまないね、伊地知さん」

 

 女性二人が出ると、直哉の空気が変わった。猫の皮を脱いだのだ。

 

「なんで自分がこんなとこまで……ただでさえ当主争いとかあるから、来たくなかったんやけど」

「ごめん。ほんとごめん、直哉。今度奢るから」

「ほんとやで、ったく」

 

「ご挨拶じゃん。で、事情について話しなよ」

「あー。どうする? 悟くん。洗いざらい話した方が早いけど、内通者は確実におるで」

「そうだよね。どうしよ……」

「なんや、来る前に腹括っときぃや」

「直哉ずいぶん強気じゃん」

 

 直哉の態度に最強はイラッとして話す。

 

「自分はあん時から腹括っとるからな。もうどーにでもなぁれ⭐︎ や。後、僕は悟くんや傑くんの仲人やからな。優ちゃん智ちゃんとも仲ええし」

「僕は優に嫌われたら生きてけない……」

「情けなっ」

 

 最強は最強にならなかった自分に吐き捨てた。

 

「あーわかった。事情を全部言うと、内通者から優ちゃんや智ちゃんに情報がいくかもしれんやろ。そうすると二人が破局の危機やから、二人も知っててざっくりした所を話すわ。詳しい事は悟くん説得して聞き出すんやな。それと、真人の捕獲に悠仁くんと野薔薇ちゃんを借りたいんやけど。あいつ、二人の攻撃しか効かんから」

 

 それから、直哉は事情を説明した。

 宿儺の復活が避けられなさそうなこと。

 戦力を増やしたいこと。特に勧誘したい人間がいる事。

 それには呪霊操術とそれを使用した真人の術式が必要な事。

 内通者がいるので、スカウト候補者は話せない事。

 真人を倒すには、魂の知覚が必要なこと。

 

「情報の出し惜しみしてる感が凄いね。こっちでは傑は大規模テロを起こしてる。それも2回も。こっちの世界との違いをきっちり説明してもらわないと困る」

「悟の言うとおりだ。何故そちらの悠仁の力を借りないのか、勧誘したい人間とは誰なのか、伏せていることが多すぎる。俺も内通者として疑うか?」

「僕は内通者ではないよ。腐ったみかん相手ならともかく、僕たち二人にも話せない事?」

「人払いをしよう。盗聴器などもチェックする。それでいいな?」

「僕も監視してる呪霊がいないかチェックするよ」

 

 その後、本当に盗聴器が見つかるなどちょっとしたハプニングがありつつ、無事人払いができて部屋に四人きりになった。

 

「……でも」

「あんまり頑なだと、君のフリしてあっちに聞くぞ。優ちゃん口説いちゃったり」

 

 その言葉に、即座に最強を辞めた五条は話す事を決めたようだ。

 

「あー。僕も腐った蜜柑なんだよ。最低なドクズ。あの時そうなった」

「あの時?」

「そう。呪術師狩りをした時にね」

「呪術師狩り? 穏やかじゃないね」

「呪力を扱えるけど、一般人として平和に生きましょうって、女の子の多い呪詛師……違うな。一般人の団体を襲って騙したんだよ。優も智も戦利品。直哉はそこで、スパイとして大活躍して戦利品を分配したの。二人とも、今も直哉は仲間だと思ってる。直哉が裏切ってたとなると、動揺が走るなんてもんじゃない。反乱が起きるかもしれない。その団体は100人超の大きな団体だったからね」

「それは……確かに胸糞悪い話になりそう。そんな作戦になんで加担したの」

「人数が人数だったから、放置はできなかったんだよ。後は……優が欲しかった。僕は正真正銘のクズだよ。長くなるけど、詳細を聞く?」

「時間はたっぷりあるよ。何せ、君達に協力する代わり、仕事をバンバンこなしてもらう予定だからね」

 

 それから、腐った蜜柑な五条は話しだした。

 




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