「なるほどね…ハスミありがとね」
これで懸念の一つは消えたと、安心したという声でハスミに声をかけた。
(補習授業部の一番の懸念はコハルの学力が原作より高くなる事…中等部までは教えてって言われたら教えてたから勉強出来るようになってたりするのかな?でも、高校からは自分で頑張ってるみたいだし………)
「ハルヒ?報告を聞くのであれば普通に聞くべきでは?」
思わぬ突っ込みを受けたハルヒは一瞬固まったがすぐに再開する
「うん、そうだね普通に聞いてるけど?」
「でしたら私の羽を整えるのか話を聞くかどちらかにして下さい」
「わかった、羽綺麗に整えておくね」
「あの、報告を聞いてほしいのですが…」
部室の一角で行われている真面目な報告に見せかけた謎の光景、ハルヒ自身は原作で何があったか知っているので相違点を軽く聞いて、他は軽く流そうとしていた
他の正実の生徒はハルヒが人と戯れているのはいつもの事なので特に気にしない
「にしても、連邦生徒会長が失踪ね、正直…ビックリね」
「私からはあまり驚いていないように見えるのですが」
「あれ?そう?」
「そもそもあの伝言、先生に伝える事を前提としたものですよね?」
「…………………さあ?どうだろうね~」
「そんなことよりさ、一緒にスイーツ食べに行かない?私の仕事を代わりにやってもらったんだし、私がおごるからさ」
わかりやすい話題そらしである
「まったく……。スイーツは、今はダイエットを…「大丈夫だって、D.U.でいろいろ動いたんでしょ!」で、ですが…」
「ほら、少しくらい大丈夫だって。最悪体重が増えてもいっぱい働けば減るんだから」
これを、そもそもやせ型のハルヒが言うのだ。ハスミはお前は何を言っていると言いたげな目でハルヒを見ながら悩む
「ハルヒ、ハスミは今ダイエット中だと言っているだろ」
「大丈夫!私が連れて行くのはカロリーの少ないヘルシースイーツのお店だから」
突如後ろから聞こえてきた声に笑顔で答える
「!ヘルシースイーツ」
「それに、過度な禁止は返ってリバウンドの原因にもなるしね。もしかして、ツルギも行きたいの?」
そういう事じゃないとツルギはつぶやきながら
「そもそも、二人の非番が被るのは早くても2週間後だぞ?」
「そこは、ほら私の仕事についてきてもらってそれが終わった帰り道で少し寄り道するだけ…みたいな?もしくは夜とか?」
「寮の時間ギリギリに行くつもりか?」
「もし過ぎちゃっても仕事で遅くなったって言えばいいしね」
「…仮にも上の立場の者が職権を乱用するのはどうかと思うがな」
「……もういっそのこと今行っちゃう?ほら、報告をカフェでやりました~的な」
「別にいいが、呼んだらすぐに駆け付けろよ?」
────翌日、体重計の前で絶望するハスミと、いくらカロリーの少ないデザートでもあれだけ食べれば太るよと言いながら笑うハルヒをツルギが目撃したそうな
毎日部活が大変なのにブルアカの治安維持の委員会がもっと大変そうでよくやれるな~って最近思うんだ