アカシヤー蔵馬に咲いた花ー   作:hazeleye

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今回、不思議と挿絵多めとなってます。
無料の範囲でのAI画像生成は楽しさ半分、苦悩半分です。
そして文字数多めとなっております。


第96話

閉じられた先が、動きだす。

葵は目を伏せ、彼の手をそっと取った。

蔵馬は、静かに彼女の動きを観る。そして自らの反応も同時に観る。

 

彼の細く長い指を、葵は自分の頬に添える。その温度を確かめるように、ほんの一瞬、指を絡める。

それだけで、答えは足りていた。

 

 

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(伝わっているか……)

 

葵の指先に触れながら、自分の胸の内も静かに確かめていた。

このように真っすぐ誰かへ想いを向ける自分を、もう否定する必要はなかった。

 

蔵馬の表情が、ふと柔らかくなる。 鏡越しに浮かべていた笑みとは違う、静かな温度。

冴えた頭脳も、この瞬間ばかりは到底及ばない。ただ彼女を感じていた。

指先に残る柔らかさ――意識は、そこに向かう。

 

「……葵」

 

「……?」

 

彼女は小さく首を傾げる。

彼の指先の近くで、髪がさらりと音を立てた。

何かを求めているわけではない。

ただ、この静かな時間が過ぎていくことを、今は少し惜しいと感じている。

 

蔵馬は、そんな自分を受け入れた。

 

「もう少し……ここにいて」

 

時間の概念がなくなる瞬間。二人は、互いの瞳の奥を見つめる。

 

「せっかく来てくれたんだ」

 

それ以上は続けない。

蔵馬は、葵の頬に触れていた手をゆっくりと離した。

指先が空を切る――そのわずかな間が、部屋の静けさを深くした。

 

背を向け、彼は歩き出した。

フローリングを踏む足取りは静かで、月明かりがその影を細く引き延ばす。

ベッドの縁に腰を下ろすと、布がわずかに擦れ、控えめな軋みが夜に響く。

 

深い視線は、窓際に立つ彼女へ向けられる。

そして、呼ばない。

何も言わない時が流れる。止まっているようで、静かに動く。

遠くで、車の音がひとつ過ぎた。

 

「……では、少しだけ」

 

葵の声は、とても小さかった。

そのまま彼の方へ歩み寄り、ためらいもなく隣に腰を下ろす。

夜の帳の中、二つの影が自然に寄り添う。

 

蔵馬はほんの少し体を傾け、左肩を差し出した。

誘うというより、そこに在るという示し方だった。

呼び寄せようとはしない。その選択は、彼女自身に委ねた。

 

葵の瞳が瞬く。

それから、そっと彼の肩に頭を預ける。

髪が触れ、静かに心をくすぐる涼やかな匂いが彼女を包む。

体温が伝わり、呼吸が次第に揃っていくのがわかる。

 

「……蔵馬」

 

「……うん」

 

「……やっぱり、あなたのことって、よくわからないわ」

 

「そう?」

 

肩で彼女を感じながら、蔵馬は短く返す。

胸の内は、葵が今何を感じているのかを知りたくて。全身がそれを求めていた。

 

 

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「もう止められそうにないと言いながら、こうして……」

 

言葉を探すように、間が落ちる。

 

「抱き寄せる腕は、優しくて。触れるところは、慈しむように温かいの」

 

言葉は飾られていない。ふと零れた、そのままの感触。

蔵馬はわずかに顔を寄せて、彼女の表情を近くで確かめる。

月明かりを含んだ彼の瞳は穏やかだが、どこかいたずらの影を残している。

 

(……どちらも、本当だ)

 

欲しいと思う心も、傷つけたくないと思う心も。

――どちらも、今の蔵馬だった。

彼はそのまま肩で彼女を受け止め続ける。距離は決して変えない。

 

この矛盾さえも、彼の深い愛情表現だった。

蔵馬は葵に対して矛盾しているのではなく、矛盾を内包したまま、まっすぐ想いを向ける。

そんな蔵馬のあり方に、彼女は戸惑いながらも、身を引かない。

理解したからではない。理解しきれないまま、それでも隣にいたいから。

 

(もっと、あなたのことを知りたくなるわ……)

 

心の奥で生まれたその感覚を、葵は内にとどめた。

蔵馬の肩に体を預けるその距離が、すでに応えていた。

言葉にできない領域で、二人は想いを交わす。

 

 

「よくわからないのは、お互い様だよ」

 

落ち着いた声が、すぐ近くで鼓動と重なるように震える。

葵は彼の胸元に頬を寄せたまま、 ほんの少しだけ首をひねる。

 

「……そうかしら?」

 

疑うよりも、手探りで確かめるような返答。

蔵馬は答えず、ただ視線を落とす。

理解できないと言いながらも、この人はどこかできっと理解している。

今までもそうだったように。それで十分だった。

 

肩にもたれる小さな重み。髪の香り。呼吸の間。

思考は通り過ぎ、感覚が優位になる。

沈黙が、言葉より先に続いていた。 秒針の音すら聞こえない。

 

 

蔵馬という男は、表情も口調も変幻自在で、性格も神出鬼没。

存在自体が、いつも一定ではない。

時に柔らかな微笑みの奥に、刃のような鋭さを秘める。

時に冗談めいた言葉の裏に、真実を幾重にも折り畳む。

――またある時は、飄々と無邪気な顔で近づいてきて、次の瞬間には、誰よりもまっすぐで深い眼差しになる。

 

そう、今夜のように。

 

(この人は……本当に、例えようがない)

 

葵は胸の内で、その輪郭の掴めない男の境界線をなぞる。

ふっと息をつくと、彼女はゆっくりと顔を上げた。

肩に預けていた温度が少し離れ、二人の視線が自然と重なる。

 

近い。

吐息が混じるほどの距離で、葵はふわりと微笑んだ。

 

「でも、最近気づいたの」

 

穏やかな声は、夜の静けさとこの空気感を乱さない。

 

「 あなたって、一周まわると、わかりやすい人だなって」

 

蔵馬の睫毛が、かすかに揺れた。

 

「……それ、褒めてる?」

 

「褒めるというより、半分事実ね」

 

「じゃあ……残り半分は?」

 

ほんの一瞬の間。息一つ分もない時間は、短いようで長い。

 

「……やっぱり、よくわからない。かしら?」

 

その返答に、蔵馬はふっと息を漏らした。

 

「……なるほど」

 

言い終わると同時に、彼がそっと手を伸ばした。

葵の頬にかかる髪を、指先ですくうようにして払う。

その動作が、なんてことないようで、確実に距離を縮めてくる。

それも意味深長に。

 

「そういうところも含めて、惚れてもらっているって……勝手に解釈していい?」

 

柔らかい抑揚と中性的な声。けれど、逃がさないような問いかけだった。

葵はその瞳をまっすぐに見返し、間を置いてから、静かに頷いた。

 

「……ええ、いいわ」

 

戸惑いや羞恥はなく、蔵馬の言葉を受け止める。

 

「その勝手さも含めて……本当に例えようのない人よね」

 

その言葉が置かれた瞬間、蔵馬は息をひとつ呑んだ。

 

――やはり、かなわないな。

短い独白が、胸の底に沈む。言葉にしきれない多層的な想いが、溢れてくる。

親指が、柔らかい頬に触れたまま留まる。

 

「でも……そうやって『よくわからない』と思いながら、それでも君はここにいる」

 

時間を、一瞬静止させるには十分だった。

互いの息づかいを感じながら、距離は変わらない。

 

「オレの隣に、ごく自然に」

 

理由を並べることもなく、答えを出そうとすることもなく。それが程よい。

いつもより低い蔵馬の声に、葵のまつ毛がかすかに揺れる。

そして喉が、かすかに動く。

 

「だから……こうして君を、思う存分かまうことができる」

 

彼は視線を逸らさない。ここは曖昧にしないと決めた。

その言葉の選び方が、彼らしいと同時にひどく素直だった。

時間はずっと溶けたままだった。その中の静止。今この瞬間。

 

「……オレは、葵をかまうのが好きなんだ」

 

切なく、深い声色に、葵は心のどこかがきゅっと熱くなるのを感じた。

つかみどころのない男が、時折こうしてストレートな言葉と感情を放つとき、それは彼のわかりやすい愛情表現だった。

緩急があって、陰と陽が内包して、矛盾のようで矛盾じゃない蔵馬の在り方。

 

「……やっぱり、あなたって、ややこしいわ」

 

葵は小さく息を漏らし、ふわっと笑った。

 

「でも、ときどき……簡単だろ?」

 

その声が微笑んでいる。

蔵馬は口元を緩めながら、その深い眼差しで葵を抱きしめた。

二人の溶けた時間が戻りだす。

 

「そうね……」

 

葵は頷く。

頬に触れている彼の指を、花色の髪がくすぐる。

 

「それが例えようがなくて、あなたらしい魅力だわ」

 

そのまま、ふわりと身を寄せる。頬が彼の頬に触れた。

柔らかな温度。

 

 

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蔵馬は何も言わず、目を閉じた。 腕がゆっくりと彼女を包む。

抱きしめるというより、そこに留めるように。

 

 

夜は深く、さらに音を失っていく。

窓辺のカーテンが、時折かすかに揺れた。

その沈黙の中で、彼は葵の重みを感じていた。

 

――わかりやすい、か。

胸の奥で、小さく反芻する。

 

見抜いているつもりはないだろう。彼女はいつも本質だけを拾い上げる。

この人になら、それでいい。

 

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

ある日の午後。太陽の光が古いガラス窓を透かして、ゆるやかに差し込んでいた。

街角のレトロなカフェにて。木の床がわずかに軋み、焙煎した豆の香りと古書のような匂いが混じり合っている。

 

蔵馬と葵は、窓際の小さな丸テーブルを挟んで向かい合っていた。

彼の前にはブラックコーヒー。

葵は、アメリカンの入った湯気の立つカップを両手で包んでいる。

指先がほんのり温まり、彼女は満足そうに目を細めた。

 

「……そういえば、誕生日の贈り物」

葵が思い出したように言う。

 

 

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「何が好きかわからなかったから、どうしようか少し考えたの」

 

蔵馬はカップを持ち上げ、香りを確かめるように一呼吸置いてから口をつけた。

その仕草は穏やかで、どこか楽しげだった。

 

「そうだったんだね」

カップを戻しながら、視線だけで彼女を捉える。

「君の好きなものは、わりとわかりやすいんだけど……。一般的に女性が好む装飾品をつけているところ、見たことがなかったから」

「よくわかったわね」

 

「近くにいると、自然と気づくものだよ」

 

 

蔵馬は軽く微笑んだ。

去年の7月の記憶が、鮮やかによみがえる。

 

「母さんの結婚式のときも、シンプルな装いだったし」

 

「自分で言うのもなんだけど」

葵はカップを見つめながら、少し考えるように言葉を選ぶ。

「指輪やネックレスのように、取り外したり使い慣れていないものって、無くしやすいの」

 

「……それは、想像できるね」

 

「あなたがくれた琥珀や結い紐は、無くしにくいからありがたいわ」

彼女は髪に結われた紐に、そっと触れた。

「それに、肌に直接触れる装飾品が、どうにも慣れなくて。違和感があるのよね」

 

蔵馬は一瞬だけ、彼女の指の動きを目で追った。

「葵らしいね」

 

「可能なら、服も着ないで過ごしたいくらいだから」

 

その言葉に、目の前の男からわずかに息をのむ音が聞こえた。

表情はいつも通り、しかし即座に言葉を挟む。

 

「……それは色々と問題だから、絶対にしないように」

 

「わかってるわ」

葵はあっさりと頷く。

おそらく服を着ないで過ごしたいというのは、本音に近い。

それをすることは、一般常識から外れていることだと理解しているからしないだけ。

この人の冗談で言いながらも奥では冗談ではない発言は、この男を反応させる。

「もし私が、動物の毛に覆われた体だったら、服を着る着ないを気にせず過ごせたのに、って思うの」

 

(全く……なんてことを言うんだ)

 

その瞬間、蔵馬の目がわずかに細くなった。空気が少し変化する。

近くの常連客が咳ばらいをする音が、妙に響くようだった。

 

「……それは、できれば想像したくないな」

 

「そう?」

 

彼は一度、目を伏せるようにしてから、静かに告げた。

「オレは……この髪が気に入ってるんです」

 

言葉は淡々としているのに、声の奥には珍しく余計な温度が含まれていた。

獣の毛の感触は、彼自身が誰よりもよく知っている。

だからこそ、彼女の花のように柔らかな髪が、どれほど特別か――。

 

一度だけ失いかけたものを思い出し、それ以上は続けなかった。

 

「冗談よ」

 

葵の一言に、蔵馬は小さく息を吐いた。

思わず出たその仕草が、彼女の視線を引き寄せる。

 

「あなたがこれほど、私の髪を好きなのは、よくわかったわ」

 

「……それは良かった」

 

ほんの短いやり取りの中で、何かが静かに共有された気がした。

これをきっかけに彼女が少しでも、自分自身を大切なものとして扱うようになるかもしれない。

蔵馬は、そんな期待を胸の奥にしまう。

 

「じゃあ、今度何か贈るとしたら……髪で何か作ろう」

 

「それはだめだ」

 

(どうしてそうなるんだっ……)

 

 

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言葉の途中で、蔵馬が身を乗り出した。どうしても、冷静に受け流せなかった。

テーブル越しに近づいた彼の眼差しは、冗談を許さない真剣さを帯びている。

 

「……どうして?」

 

「どうしても」

 

短く、きっぱりとした拒否。

今日の蔵馬は、いつもより感情的な反応が多い。

葵はしばらく彼を見つめ、それから小さく笑った。

 

「やっぱり、あなたの好みは難しいわ」

 

蔵馬は答えず、ただコーヒーカップに口をつけた。

苦味の奥に、微かな甘さが残る。

 

予想の外に転がる会話――そして自分の人間的な側面。

その反応を静かに観察しながらも、彼はまた新たな自分を発見した。

理由ではなく、感情が先に動く自分を。

 

 

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

夜の蔵馬の部屋は、窓から差し込む月明かりに覆われていた。

カーテン越しの淡い光が、床を静かに撫で、空気そのものがひと息ごとに落ち着いていく。

ふと、窓辺に佇んでいた葵は、背中に視線を感じて振り返った。

 

深い眼差しと交じり合う。

なあに?と視線で伝えると、相手は無音の返答で応える。

そしてふっと息を漏らした。

 

 

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「……君は、首のラインがきれいだから、見ていたんだ」

 

唐突なようでいて、声音はいつも通り穏やかだった。

葵は数度瞬きをしてから、首を傾げる。

 

「そう?」

 

人間界の服は、道着とは違って布が軽く、襟元も低い。

振り返った拍子に、月光が彼女の首筋をすっとなぞった。

蔵馬は一歩近づき、距離を詰めすぎない位置で立ち止まる。

 

「肌の木目が、細かいんだ。光の乗り方が、均一で……まるで、若い葉を透かして見ているみたいなんだ」

 

「まだ生まれたてだからかしら?」

 

その言葉に、彼は小さく息を含むようにして微笑んだ。

 

「そうかもしれないね」

 

それ以上は言わず、視線だけが名残を残すように、ゆっくりと離れた。

しばらく他愛のない話をしていたとき、不意に部屋の灯りが落ちた。

ぱちり――と乾いた音だけがして、世界が一段深くなる。

 

「……ねぇ、蔵馬」

 

「ん?」

 

暗闇の中で、彼の気配がすぐ近くにあるのがわかる。

即座に暗順応するこの男の目は、どこか面白そうに細められている気配がする。

 

「こういう状況で聞くのもなんだけど……。前から思っていたことを、聞いてもいいかしら?」

 

「もちろん」

 

「どうして、電気を消すの?」

 

答える前に、蔵馬の腕がそっと回り、葵を抱き寄せた。

触れ方は慎重で、逃げ道を残す距離だ。顔を覗き込んだとき、彼の瞳とようやく再会する。

このような状況は、1回や2回じゃない。

 

「どうしてだと思う?」

 

「あなたは夜目が利くから……それにまつわる理由かしら?」

 

「少しいい線だね」

 

彼の両手が、葵の頬に触れる。

暗闇の中でも、その温度と輪郭ははっきりと伝わった。

 

「こうして暗くすると、余計なものが消える分、不思議と君の瞳がよく見える」

 

蔵馬はわずかに顔を近づける。月明かりを集めた彼女の瞳が、静かに輝いていた。

 

「わずかな光を拾って、星みたいに見える。……とてもきれいで、好きなんだ」

 

「あなたの目には、そう映っているのね」

 

葵の声は柔らかく、否定も照れもなかった。

事実を受け取る声は、清浄で柔らかい響きだった。

 

「てっきり、遊び心を助長するためだと思っていたわ」

 

「もちろん、副産物としてそれも期待しているよ」

 

それだけではない。だが、それを説明するつもりはなかった。

軽く返しながらも、蔵馬の指先は頬から離れず位置を変えない。

 

「いい雰囲気のところで、現実に引き戻されたわ」

 

「それは……失礼」

 

口ではそう言いながら、距離は縮まったままだった。

彼女を前にすると、いつも思考の端でいたずら心が芽を出す。

次はどうしよう、何をしたらどんな反応をするだろう――。

そんな考えが浮かぶのに、気づけばこちらが溺れていく。

呼吸の間合いまで、彼女のものになっていくようだった。

 

葵が小さく息を吐くのがわかる。

蔵馬はそれに合わせるように、わずかに肩の力を抜いた。

 

(もう、どうしようもないな……)

 

先が読めないことを、どこか楽しんでいる自分がいた。

 

 

色褪せない夜が、何度も積み重なっている。

この距離、この静けさは、慣れ親しんだものであり、いつも初めてのようだった。

 

月明かりの中、二人は言葉を探さず、ただ同じ闇を見つめていた。

同じ闇を見つめながら、見ている景色はきっと違う。

それでも、蔵馬はその違いを知りたい。

 

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