U.C.0111 機動戦士ガンダムχ   作:サクナ

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第三十章「暴走、その先にあるもの」

『お前を...叩き潰す....』

 

アスカ・レインは語気を強めて静かに話す。その後、沢山の穴が空いた銃器であるペッパーボックスピストルがシャードの結晶を撃ち出し攻撃を加える。

 

しかし、足なしのガンダムのパイロットは見事な操作でそれを避け、挑発するように話す。

 

『そんな道化を見せたって、結局は戦争は止められやしない。もう、終焉の歯車は動き始めているんだ。あと、名前を名乗り忘れていた。私の名前はセラフィエル・クレイドル少佐だ。』

 

「......地球連邦軍、ブルーローズ隊所属、アスカ・レイン中尉だ。」

 

その後、脚部なしのガンダムは素早いスピードで暗礁宙域に入っていく。アスカは片翼のモビルスーツを動かし、驚異的な速さで脚なしガンダムに近づく。

 

(は...速い!爆発的な加速だ...!!)

 

セラフィエルは驚嘆する。

 

「セラフィエル・クレイドル。お前は....消えろ。」

 

アスカとは思えない言動。それもそのはずだ。今、このχG-0001が起動しているシステムは負の感情、思念をχGの行動信号に変えるシステム....『L.U.C.I.F.E.R system』である。正式名称『Linkage Unit for Catharsis-Induced Force & Emotional Resonance system(感情共鳴型浄化出力連結ユニット)』。このシステムが発動すると、パイロットが以上に攻撃的な言動や冷酷さを増すなどの精神的な危害を加える代わりに、驚異的な加速や攻撃速度上昇が実験で見られているのだ。

 

説明から戻ろう。2機の機体は暗礁宙域で浮いたモビルスーツや瓦礫の隙間を爆発的な速さで通りながら攻撃を繰り返す。

 

『お前は一体何なんだ!何がしたいんだ!なぜそのような異次元な動きができる!』

 

「ルシファーが......呼んでいる。」

 

そう言って、ペッパーボックスピストルを再装填し撃ち出す。サイコシャードでできた弾丸はファンネルのようにデブリを避けつつ足無しガンダムを狙い撃つ。足無しは両腕につけられたシールドで防御する。

 

『ルシファー....だと?!ええい!そんな奴より戦闘に集中したらどうなんだ!!』

 

「......」

 

セラフィエルが話しかけても、アスカは答えることはない。そして、背部に浮かんでいたペッパーボックスピストルが形を崩し、サイコキューブに戻る。そして、その2つは連結し長方形に変わる。

 

そして、χG-0001の手元にその長方形がふわりとやってきて、徐々に形が作られ、ガンダム試作一号機のビームライフルと同形状になる。特徴的なビーム・ジュッテも形作られた。

 

(ジュッテ...?!)

 

セラフィエルは驚愕する。ビーム刃ではないのが幸いだが、このχG-0001が持っている能力はどれほどなのか...。

 

アスカは間もなくビームライフルを乱れ撃ちする。セラフィエルは暗礁宙域のデブリとビームを避け、恐ろしい速さで逃げ惑う。

 

(私は....私は.....!!)

 

『お前を駆逐する!!!』

 

その瞬間、モニターに『Ragnarök System』と表示される。セラフィエルは首に繋がったコードを引き抜くと、虹彩が赤色に光りだす。

 

勿論ガンダム側にも変化が起きていた。全身のバーニア周りに放熱フィンが展開し、頭部は4つに分割しフェイスオープン。内部にはフィンがいくつも並んでいる。バックパック部に腕は更に増え、8本に変わる。

 

『連邦は死ぬべきだ....堕ちるところまで堕ちたのだ...。地球圏の治安維持と言っておきつつも...。お前らは腐敗した。腐った星などいらない...地球圏から人がいなくなり...地球全体に人がいなくなればッ!』

 

セラフィエルは語気を強めて話す。

 

「お前たちのように大量殺戮を....行っても...地球から..地球圏から人類を消すなら.....お前を.....お前等を倒すッ!」

 

アスカは凶悪な笑みを浮かべ、ビームライフルを正確に撃ち込む。緑色に光るプレートも同時に動き、インコムのように規則的な動きをしながら執拗に攻撃を加える。

 

逆にセラフィエルの足無しガンダムは8本の腕から電磁ワイヤーアンカーが2本ずつ飛び出し、χG-0001に感電攻撃を仕掛ける。

 

χG-0001は機体全体に引っ掛かり、激しく感電する。

 

『はははは....あははははははは!!!やはりガンダム・ハパロクラエナの電気ショック能力は桁違いだろう!!』

 

感電でχG-0001のメインカメラであるモノアイが点滅し、破壊される。

 

しかし、χG-0001は背部のサイコシャードでできた翼を取り外し、2つのフィン・ファンネルのような形状へと変化する。翼は新しくサイコフィールドで生み出された。

 

「...行け」

 

『?!...』

 

フィン・ファンネルはコの字のアタックポジションへと変化し、ビームをガンダム・ハパロクラエナの両腕へ撃ち込む。

 

両腕と繋がっていたワイヤーアンカーが千切れ飛び、χG-0001は自由を取り戻す。その隙にχG-0001はハパロクラエナに抱きつき、急加速をして暗礁宙域のデブリに激突させた。




「こんにちはまたはこんばんは。時々おはようサクナです。」

「私、眼蛇夢大隙駄洋(がんだむだいすきだよう)です...。って!あんた!なんて台本読ませてくれるの!これじゃあとがきのぽっと出キャラじゃない!あと私にはエリってちゃんとした名前があるんだからねっ!」

「どうしたんだ急に。ぽっと出じゃなかったのか。ああ、読者の皆様に説明すると、コイツは眼蛇夢大隙駄洋(がんだむだいすきだよう)。」

「エリね。..チッ」

「そうそう。エリ。第三十章限定のぽっと出キャラ。ツンデレっぽいけど全然そんなんじゃないから。うん。」

「あ、あんた...」

「えーと、機動戦士χガンダムを楽しんでくれているでしょうか。とうとう三十章まで行っちゃいましたね。どこまで行くのやら。」

「どーせ百章行くんじゃないの?」

「死ぬて」

「あんたが更新サボってAoZ?ってやつのプラモ組み立ててたからでしょ?」

「AoZは至高だからいいんだよ。まぁ話戻すけど、やっぱり言葉選び大事ですよね。色々わかりにくい表現を砕いたり、新キャラを出すときに設定考えたり...」

「あんたエルマシリーズ出すぎじゃない?そろそろネタ切れ?」

「ちがわいちがわい!これ以上ヒロイン増やしたらルシファー置いてけぼりなんだって!」

「そんなの知らないわ。どうせ創作でしょ?」

「言うてあんたもじゃん」

「.....」

「ということでエリも黙ったし、まとめと行きますか。というわけで、これからも何ぞと機動戦士χガンダム、最後までお付き合いください。」

「ちょっ、なんで足早に扉閉めようとしてるのよ!」

ぼかっ(頭を殴る音)

「いてて....殴るこたーないだろ!」

「私のプライドが傷つけられたもんねぇー!それをっ!」

どかっ!(クリアケースを蹴る音)

「晴らすまでっ!」

「ギャアアアア!!(情けない声)」

どがきゃっ!!!(HGUCアッシマーが首のパーツの根本から折れる音)

「アッシマーがああああ!!!!」

キラキラバシュゥゥゥゥン!!!!!!(何かが割れる音)

「殴り続けるわよ!!」

「も、もうやめてっ!わかったよエリ!俺が悪かったからっ!どっ、どど読者の皆様、あとがきに長々とお付き合いありがとうございました!引き続き機動戦士χガンダムをお楽しみくださぁい!!」

「誰と話してんのよあんた!!」






その後、サクナはエリにボコボコにされ、全治一週間の怪我を負った。『女は怒らせるもんじゃないね。特にツンデレ。』....とサクナは後日語る。この男、全然反省していない。




つづく?
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