転生したら武闘派だった件   作:秦ともひろ

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第一話「転生」

目を覚ましてから大体1日が経過しただろうか、俺は現在、洞窟の中を探索している。

 

ちなみにその途中で水たまりを発見し、自分の姿を見たところ、なんと俗に言う妖精のような姿をしていた。

 

(この洞窟に関しても、今の俺の状況に関してもまだ何一つわからないな。)

 

『解。この洞窟はジュラの大森林内にある洞窟です。』

 

(!!誰だ?!)

 

考え事をしていると突如として声が聞こえた。周りを見渡してみるが誰もいない。

 

(まさか...幽れ『解。私はスキルです。』ってスキル?)

 

『是。私はユニークスキル「管理者」(ツカサドルモノ)の権能の一部です。主様の魂との同期が完了しましたので、このような状態になっています』

 

(ふーん。そういえば死ぬ前にたくさん声が聞こえてきてたな。あれか。)

 

そう納得した。

 

(それじゃあ、今の俺の状態について説明してもらえるか?)

 

『了。こちらが主様の現在のステータスです。

 

個体名:    (十辺真一)

種族 :気闘精霊

スキル:ユニークスキル

    「管理者」(ツカサドルモノ)(思考加速・詠唱破棄・森羅万象・能力管理・支配無効・解析鑑定)

    「戦闘者」(タタカウモノ)(気配察知・戦技習得・屈討吸収・疲労軽減)

    「破壊者」(コワスモノ)(実体破壊・概念破壊・性質破壊)

    固有スキル

    「操気」

    コモンスキル

    「高速再生」「魔力感知」

耐性 :痛覚無効、物理攻撃無効、自然影響無効、状態異常無効、精神攻撃耐性

    各種属性耐性

 

主様は死亡の後、気闘精霊となり転生されました。』

 

(ふむふむ、なるほどねぇ。......めちゃくちゃチートじゃねぇか!!)

 

相当チートであった。

 

まず「管理者」(ツカサドルモノ)

 

これは基本的にはサポートのようなものである。しかし、こちらの質問に答えてくれたりする時点で相当な壊れスキルだろう。

 

次に「戦闘者」(タタカウモノ)

 

これはこれでなかなかである。

 

まず第一に、一度見た技、魔法を使えるようになる。これだけで十分にすごいのだが、さらに倒した相手の能力を吸収できるのである。戦えば戦うほど強くなっていくのだ。

 

そして最後に、「破壊者」(コワスモノ)

 

これが一番のチートである。

 

物体のあるものを破壊できる、物体のない概念のようなものでも破壊できる、さらにはその物の本質である、性質や特性まで破壊できるのだ。

 

チートと言わずしてなんというのだろう。

 

(うーん、スキルが十二分にすごいというのはわかったが、それよりも気闘精霊ってなんだ?今の俺の種族らしいが...)

 

『解。種族名:気闘精霊は属性を司る精霊の中でも稀有な「気」と呼ばれるものを司る精霊です。精霊の中では珍しく肉弾戦も得意となっています。』

 

(へー。なんかすげぇな。)

 

そんな話をしながら歩いている(実際は精霊であるため飛んでいる)と前の方から声がしたような気がした。

 

(お!俺の他にも誰かいんのかな?)

 

そうして前へ進んでいくとそこには........

 

 

 

漆黒のドラゴンと小さなスライムがいた。

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