シャーレの先生追放計画《集いし4人は無関心》   作:ルルザムート

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また評価つけてもらえた!しかも⭐︎9よ9!
というわけで先生追放計画当日!張り切って行きましょう
-0th 6h 11mです、お楽しみください!


-0th 06h 11m

DU地区行き列車内にて…

 

「しかしよく列車が手に入ったな?」

カイザーコーポレーションってロゴは気になるが列車は完全に貸切、操縦席はミレニアムのよく分からない機械で勝手に制御されているから本当に俺たち以外誰もいない

 

「知り合いにカイザーとコネを持ってる人がいてね、ちょっぴり頼んだわけさ」

「お前の知り合いとか絶対ロクな奴じゃないだろ」

 

「失礼な、方向性は違えど『何かを生み出す』という姿勢に置いて私と彼は完全に互いを理解し合う仲なんだぞ」

 

「分かった分かった、どうでもいいからさっさと操縦室に行けよ。なんか鳴ってるぞ」

「言われなくても行くさ」

 

ぷんすか怒るロハンを見送り、微妙に硬い客席へ腰を下ろす

と、そこへ…

 

「え、あの…ドグマ、さん?この列車ってカイザーコーポレーションの…?」

「らしいですね。…あなた方便利屋には既に知らされてると聞いてましたが」

 

頼りなくヒソヒソと聞いてくるのは便利屋の社長。

ロハン、お前説明したって言ってなかったか?

 

「せ、先生を元の世界に戻すための護衛って聞いてるけど…でも──」チラ

 

カイザーのロゴを見てる…?そういえば便利屋はカイザーの依頼で動いていたことがあったったんだったか

あの悪徳業者のことだ、どうせ代金を踏み倒されたんだろう

 

「いやカイザーコーポレーション自体は今回関わっていないですよ。列車は買い取ったらしいんで」

「そ、そう…ホッ」というか3両も買ったの…?

 

ガラ

 

「ああここにいた、朝食ができたんでお二人とも後ろにきてください」

確かに呼びましたからね、と半開きのドアから出したばかりの顔を引っ込めてそそくさ消えていくフクヨ

 

「…行きますか、食事。」

「え、ええそうね」

 

 

 

 

 

「アルちゃん来た!さぁさぁ食べよう!」

「アル様、こちらです!」

 

前の車両から戻ってきた社長と火神ドグマを迎え入れ、ようやくロハンと先生以外の全員が揃った

…そう、全員。

 

 

 

「ごほっごほっ…ドグマ、前の様子は?」

「先生も列車も特に異常なし、このまま行けばあと1時間もかからず着きます

…それよりも空崎先輩の方が心配です」顔色が悪いですよ

 

 

 

「シスターフッド所属、雷川ラミィよ。…別に糾弾しようってわけじゃないから安心して、錠前サオリ」

「………助かる」

 

 

 

「フクヨさん、先生は今どこに?」

「前の車両で眠ってらっしゃいますよ

今日からの時間を作るために相当無茶をしたようでお疲れみたいです」あ、お姉様の作った卵焼き美味しい…

 

 

 

「………」

「あれ?カヨコちゃん食べないの?」

「あとで食べるよ」

それよりも…やはりやりすぎだ

 

決して言葉には出さないが違和感が拭えない

 

…私達便利屋は妙奇ロハンの私兵として雇われているが話通りなら戦闘は起こらない

にもかかわらず便利屋の他にゲヘナ風紀委員長とアリウススクワッドの錠前サオリに七囚人まで先生の護衛につけている

 

いくら失敗できないにしてもこの戦力はあまりにも過剰すぎる、敵を倒すのではなく誰かを逃したり運んだりする仕事なら便利屋だけで大抵なんとかなる(もちろん油断はできないが)

 

そもそもとして錠前サオリはともかく本来止める側である空崎ヒナや暴君とも呼べる狐坂ワカモまで引き入れるのは相当なリスクだったはず、これは予期せぬ敵に備えるというよりまるで最初から誰かと戦うつもりのような──

 

「カヨコ、また考え事?」

「社長…まぁ考え事と言えばそうだけど」

 

明らかに怪しいが今更降りることはできない、相手が誰であろうと金を受け取った以上はやりとげるのが便利屋だからだ

 

「? 何を考えてたの?」

「今回貰ったお金の使い道、とか」

 

言うべきじゃない、言ったところでもう止まれない。余計な不安は拡散しないほうがいいだろうから

 

「あら…?」

席に座って卵焼きをつつこうとした社長がふと窓の外に目をやった

 

「どうしたの社長」

「いえ…何かしら、あれ。」

 

「え?………っ!!?」

見覚えのある桃色の頭髪と見たことのないアーマーを身につけた生徒が信じられない速度で走ってこっちに──

 

「っ!」

反射で銃を撃つ、桃髪の生徒は回避どころか防御すらしなかったが非常事態を宣言するのにこれ以上速い手は無い

 

「なんだ!?」

「敵襲!先生を守っ

がちゃん!

 

弾丸の如く飛び込んで来た生徒はドスの効いた低く小さな声で、かつその場の全員に聞こえるように囁いた

 

「先生はどこ?」

 

 

 

 

「先生はどこ?」

「っくそ、時速90キロだぞ!どこのサイコだ…げ!あいつは…!?空崎先輩!!!」

「全員前の車両へ!彼女は、小鳥遊ホシノは私が相手をする!」

 

デストロイヤーを構えて戦闘体制の空崎先輩、多分この中であいつの危険性をしっかり分かっているのは俺と空崎先輩だけだ、つまり俺の役目は…

 

「誰かは知らないが先生を狙いに来たと言うのなら私が相手を「錠前サオリ!いやそれ以外も聞け!俺たちは邪魔だ!ここは空崎先輩に任せて前の車両へ行け、早く!」

 

そう叫ぶが烏合の衆故か、俺の名声不足か全体の動きが悪かった、が。

 

「みんな聞いたな、彼女に任せて下がるんだ!」

「急いで!」

錠前サオリと鬼方カヨコの先導ですぐに迅速な退避へと移ることができた

 

…退避の時に『アル様のことを邪魔だと…?』っておっそろしい声が聞こえた気がするが気にしている余裕はない

 

「…よし、みんな退いた!空崎先輩、ここは俺も一緒になって戦います」

ロケットスターの残り弾数は少ないが温存できる相手じゃない!

 

「ドグマ、あなたも退避を「その酷い顔色で1人にできませんよ。俺が注意を引くんであとはお願いします」

 

…昨日の電話のあと、空崎先輩が合流した。合流してすぐはなんともなかったが夜から体調が悪いように見えたのは気のせいじゃない

 

「ごほっ…分かった、少し頼らせてもらうわ」

「ええ、もちろん」

 

さて、やりたくないがやりますか!

 

 

 

 

 

「まさかここで小鳥遊ホシノとは…」

想定よりかなり早い…すぐにでも追い出さないと計画に支障が出るねぇ…

 

「…ど、ど、どうするの!?あれ、もう明らかに怒ってる風じゃない!?」

「社長落ち着いて。…でも解決策を考えないと

不調の風紀委員長とドグマだけで止められるとは思えない」

 

突然の襲撃、襲ってくるにしても列車が止まってからだと思っていたが走行中に突撃してくるとは完全に予想外だった

 

「…加勢してこよう、便利屋社長はみんなを守ってくれ」

「待ちたまえサオリくん、ここでこれ以上戦力を割くわけにはいかない」

「ならばどうする?」

 

「…アルくん頼みがある」

「えっ、私!?…なにかしら」

「ハルカくんを借りたい」

「え?わ、わたし、ですか?」

 

「そう!この状況を打破できるのはキミ以外いない!…いいかい?」

「…ハルカ、彼女の手伝いをして」

「はっ、はい!」

 

「…ムツキ」

「うん、多分考えてることは同じかもねぇ〜」

 

「よし!後ろの決着がつく前に終わらせるぞ、みんな持ってる爆弾を全部出してくれ!」

 

 

 

 

 

「………言っても無駄だろうけど一応言っておくね。ヒナちゃん、そこをどいて」

「…できないわ小鳥遊ホシノ、ここを通りたいのなら──」

 

ダンッ!

 

「らあっ!!」

 

言い終わるより早く突進してきた小鳥遊ホシノをカウンターの要領で思いっきり殴り飛ばす

 

「やったの…?」

「い、いや浅い!とりあえず当てるだけで精一杯でした!これは…」

 

予知でギリギリまで引きつけたのは良かったが俺が顎目掛けて拳を振り抜くよりもそれを見てから下がった小鳥遊ホシノの方が速かった

 

くそ、1回捕まえさえすれば無力化できるがこりゃ無理だ、なによりも──

「…げほっ、ごほっ」フラフラ

「空崎先輩、やはり調子が…」

 

小鳥遊ホシノの攻撃に対し、空崎先輩より俺の方が反応が速かったという事実。俺に予知があろうとも普段の空崎先輩なら俺より先に反応して迎撃したはず、まずいぞ…

 

「思い出した、あなたは賞金首の…まぁ、どうでもいいか」

虚ろな表情で再び向かってくる小鳥遊ホシノ、ロケットスターと予知をフルに使って銃線にだけは入らないよう流しつつ足や銃を狙いに出る

 

が、

 

…!?くそっなんて奴だ、撃ちながらリロードしてやがる!

 

片手でショットガンを撃ちながらもう片方の手でハンドガンをリロード、当然弾丸が放たれている間はこっちも手出しができない

 

贅沢に3発も使ったエアダッシュで無理矢理距離を詰めても──

 

「この──うっ!?」

ロケットスターの打撃も盾で防がれ、それどころか盾越しに打ち込まれた回し蹴りで壁に叩きつけられた

 

「うあ、ぐ…!メチャクチャ痛ぇ…!人間かよコイツ!」

いくら予知ができると言っても予備動作が見えなければ無力だ、盾で視界を遮られたせいでキツい1発を貰ってしまったが──お陰で盾は奴の手元から離れた

 

「空崎先輩…!」

「分かってる」

 

いよいよ空崎ヒナが動き出す。防御手段がない分、小鳥遊ホシノは避けるしかないがヒナの追撃は止まらない

 

「あなたを、行かせるわけにはいかない!」

狭い列車の中で床は勿論、壁やあるいは天井まで駆けるホシノ、だがヒナも負けてはいない

 

内側から粉々にせんばかりの勢いでデストロイヤーを連射、先を読んで足場になりそうなところに穴を開けたり座席を吹き飛ばしてぶつけようとしたりと、普段のゲヘナでも見られないような苛烈な戦いを見せている

 

「今のうちに…おいロハン!列車を止めろ!逃げないとマズいぞ!」

あらかじめ配られていた発信機兼通信機を使ってロハンを呼ぶ

 

『分かってるさ、今準備中だ!合図をしたら外に飛び出せ!』

「分かった!…っ?おい待て、飛び出せってどういう「キャッ…!」

「うわっ!空ざひゅっ!!」

 

吹き飛ばされてきた空崎先輩に押し潰されておかしな声が出る

柔らか──じゃねぇ!

 

「っ」たたっ

「逃すか!」借りますよ!

既にフラフラの空崎先輩からデストロイヤーをふんだくって激発

 

ぐ…お、重い…!

だがそれを避けようとして奴の体勢が崩れた

 

今だ…!

 

盾を投擲、防がれはしたが想定内。

今度はお前が受ける番だぜ!

 

ロケットスター最後の1発を使ってエアダッシュ、からの飛び蹴りを喰らわせて──

 

すかっ

 

「あれっ?うぇっ。」

 

盾には命中した、だが肝心の小鳥遊ホシノが向こう側から消えていて「邪魔」

 

この一瞬でどうやって?そんな疑問も許さず、床に伏せていたホシノから反撃が来る!

 

「──っ」

ショットガンの銃口が突き付けられた

避けられねぇ、死ぬ──

 

ガヂッ…

 

「──っ、──?」

「このっ…!こんな時に!」

 

天の悪戯、もうそうとしか言えないタイミングでの弾詰まりによって俺の頭が吹き飛ぶことは無く、ボロボロの車内に転がるだけで済んだ

 

だがロケットスターは今ので打ち止めだ、これ以上コイツを止められない!

 

ロハン、まだか!

 

『待たせたねぇ!準備は終わったよ!』

勝手にスピーカーに切り替えたらしく嫌な声が大音量で放たれる

それに伴って小鳥遊ホシノの注意もこっちに…

 

「ってバカ!早く列車を止めろ!」

『止める、だって?いいやドグマくん、逆だ

無事に目的地へ辿り着きたいのなら!

全員無事で下車したいのなら!

この列車はっ!ブッ壊す!!!』

 

『飛び降りろ!』

 

「は?」

「ドグマ!」

 

いきなり飛び降りろとかいうフザけた指示に固まってしまったが我に返るより早く空崎先輩が俺を引っ掴み、側面に空いた穴から飛び出した!

 

「ちょっ!空崎せんぱ

ドガン!

 

飛び出した瞬間、爆発した。

ほんの2.3分前まで仲間と食事をとっていた空間が粉々に吹き飛んだのだ

 

…あ、小鳥遊ホシノも落ちた

 

「って俺らもヤバいですよ!」

「暴れないで、降りれそうなところを探すから」

身の丈に比べて大きな翼をはためかせて滑空、近くの土手へと避難する

 

って、空崎先輩飛べたんだ…

 

「このあたりは初めて来るな」

見る余裕が無かったが列車はちょうど運河に掛けられた橋を渡っていたところだったようだ

 

列車は…先頭車だけは無事に走り抜けたようだがさっきの爆発で3両目はもちろん2両目の連結も外れて止まっている

 

「うん?…あ。」

運河に落ちた小鳥遊ホシノが顔を見せた

あの爆発でピンピンしてるとか身体構造どうなってるんだ?

 

 

 

『もいっぱあああああつッ!!』

ズガンッ!

 

 

 

通信機から鼓膜をブチ壊す勢いの声量と明らかに意味のなさそうな爆発が起こったのはほぼ同時、どう見ても無人のはずの2両目から爆炎が

 

グラッ…

 

いや、ロハンの狙いはまさか…

 

土手まで泳ごうとしている小鳥遊ホシノの真上、線路からはみ出た2両目が橋の下へと傾いて──

 

「お、おい、そこまでやるか?」

「っ??うっ!うわ── ドゴォッ!

 

そのまま小鳥遊ホシノを押し潰した!

 

「あの映画狂いやりやがった…!死んでないといいが

空崎先輩、どう思います?いくら敵対してるとはいえ同じ生徒…死んだとは思いたくありませんが………空崎先輩?」

 

呼びかけるが反応が無い、それに陸地に向かわずひたすら運河の上流へと向かって飛んでいる

 

「空崎先輩、目的地はそっちじゃ…」

「げほっ、ごほっごほっ!ぐ、う…」フラッ

 

「…!?空崎先輩!う、うわ落っこち 

 

ドボン!

 

 

 

 

 

「よぉしやった!小鳥遊ホシノを倒したぞぅ!

…ってなんだい君たち、その目はほぎゃっ!」

褒められるかと思っていたのに飛んで来たのは便利屋社長のゲンコツだった

地味に痛いねぇ

 

「やりすぎよ!列車の下敷きにするなんて!彼女死んじゃうわ!」助けに行かないと…!

「いたた、心配しなくてもあれくらいで小鳥遊ホシノは死んだりしないよ

むしろ怒って追いかけてくるかも」

「ゑ"!」

 

…まぁ追いかけられる体力が残っているかどうかは微妙なところだが死んではいないだろう

今ので死ぬくらいならゲマトリアが躍起になって回収しようとするはずがないからねぇ

 

「風紀委員長とドグマさんは!?」

「観測できる限り無事なようだ、ここから数ブロック手前の土手に今上陸したようだよ」

 

思わぬハプニングがあったが先生は無事、列車も止められることなく目的地に着けそうだ

 

「ところで…ひとつよろしいでしょうか」

安心安心、と胸を撫で下ろしたのも束の間、ワカモくんが手を上げる

 

「なんだい?」

「先の襲撃者…小鳥遊ホシノさん、でしたっけ

彼女はどうやってここに?」

「? 見てなかったのか、信じられないかもしれないが走って列車に「そうではなく、先生護送の話はここにいる者と火神ドグマ、空崎ヒナしか知らない話でしょう

彼女はどこから情報を手に入れたのでしょうか?」

 

空気が凍り付く、ようはこの中の誰が漏らしたかという話だ

 

「そもそもとして便利屋とフクヨさん達以外にここを知っている人間がいると今日初めて知ったんです。風紀委員長とアリウススクワッド以外にも話をしたんですか?」

 

「い、いや私が話した、というか雇ったのはキミと便利屋、そしてサオリくんだ!

空崎ヒナに関してはドグマくんが勝手なことをしただけだし…」

 

「ならば、小鳥遊ホシノに情報を漏らした者が他にいる、と?」

「それは…分からない、だが小鳥遊ホシノが知っているのなら他のアビドス生徒も知っている可能性がある。急いだ方がいいかもしれないな」

 

「はぁ…やっぱりトラブルは起こるのね…

ロハン、私は別行動を取らせてもらうわ」

「ラミィ?」

「ヤシマの起動準備をしておく、ゲヘナ風紀委員長が離脱した以上、強者を止める手段は確保しておいた方がいい」

 

と、そこでようやく列車が目的の駅へ到着。停止した

 

「とっと、では打ち合わせ通り先生の護送はワカモくんに一任、光学迷彩は渡しておくが衝撃に弱いから先生同様大事に扱ってくれよ?」

「分かりました」

 

「サオリくんは距離を取りつつ2人の護衛。他は散開して囮になる。これでいいね?」

 

頷いて返す彼女達。

…よし、問題無さそうだ

 

「じゃあアル社長、ここらで1つみんなの意思に火を付ける一言を頼むよ」

「えっ!私!?」

 

そんな話聞いていないわよ!?と狼狽えるアルくんだが当然か。だって言ってないし。

 

「キミより適任はいないと思うぞ?なんならヒナくんが居たとしても頼んでいたさ」

「いいじゃんいいじゃん!アルちゃん、何か一言!」

「アル様っ」

 

「う、うぅ…よ、よし!いいみんな!?何がなんでも先生を元の世界に帰すのよ!

これは便利屋もアリウスも…ええと…どの学校だろうが関係ないわ!

このキヴォトスに住む生徒として!先生から受けた恩を返すために!やり遂げるわよ!!」

 

緊張が隠し切れないぎこちない激であったが自然とメンバーの士気は高まった

特に便利屋メンバーの上がり方は凄い

 

もっとも──

「で、もう行っていいですか?」こんなことやってる場合では無いと思うのですが。

「同感です、早く移動を。」

 

まるで応えてない人もちらほらと。

 

『こんなこと?』とブチギレ寸前のハルカを社長が宥めつつ行動開始、まず光学迷彩を起動させたワカモとサオリが先生を連れて移動を始めた

相変わらず先生は眠ったままだが彼女達なら心配ないだろう

 

「さて次は我々だ!さっさと散らばって

ピリリリッ

 

おや呼び出しが。この番号は…ドグマくん?

「やぁ生きてたんだねぇ、そっちはどう?」

『そんなことどうでもいい!お前らは無事なのか?』

 

 

 

「………うん?あれ、ラミィさん」

「なにフクヨ?」

「いえ…向こうに戦車が居ませんか?」

「え?」

フクヨが指差す方向を見ると確かに見える

というかあの型は確かティーパーティの…

 

 

 

「心配してあげたのに随分な物言いだねぇ」

『うるさい!今すぐネットニュースを見ろ!とんでもないことになってるぞ!?』

「はいはい…」

 

渋々ネットニュースを開くロハンと真っ青になってスマホを取り出すカヨコ

対照的な反応の2人だが記事を見たあとの反応は──

 

「…え。」

《緊急速報 シャーレの先生追放計画と実行犯について》

 

「わぁすごい。」

 

 

 

「まずい…!みんな外に出て!」

「ラミィさん!?いったい──」

「砲身がこっちに向いた、砲撃が来る!走って!」

 

 

どんっ!

 

 

 

────────────────────────

おまけ

 

キャラ設定編、ラスト。

『青山フクヨ』、ではどうぞ

 

 

青山フクヨ

 

百鬼夜行生、服屋を経営しているが紳士服をメインで取り扱っているためあまり需要がない

 

以前スケバン達に店が襲われかけたがワカモが蹴散らして助けたため、以降ワカモを『お姉様』と呼んで慕っている

なおワカモが助けた理由は『買い物中の先生が危険になったから』

 

書き始めた時は存在しておらず、オリ生徒はドグマ、ロハン、ラミィの3人しかいなかったがワカモを出したいがためにパイプ役として彼女を作った

(パイプ役無し、先生無しでワカモを説得できる図が思いつかなかったため)

 

モデルも外を散歩してた時に目に入ったから取ってつけたレベルで、故に他3人よりも作中の扱いが雑になってしまった

 

愛用品はサブマシンガンのスコーピオン『1964-5』だがネタバレすると彼女の銃撃シーンは最後までありません

 

ネタはもちろん洋服の青山から




恋愛に関してもっともっとワガママになったワカモを見てみたい作者のルルザムートです、ハイ。
他がどうかは知りませんがぶっちゃけ作者の中のホシノ像(戦闘時)はハガレンのブラッドレイ大総統みたいなもんだと思ってます、のでまぁなるべく強く書きたいなぁと
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