シャーレの先生追放計画《集いし4人は無関心》   作:ルルザムート

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あれ?⭐︎1いっこ減ってる?見間違えた?
んー、平均評価上がってるけど評価数が減ったかもしれないという複雑な心境。例え1でも無よりいいよねってスタンスなので…
あーいや嘘です。ちょっと心が軽くなってます。やっぱりメンタルにダメージ入るからねうん。

それはそれとしてヒナを晴らせたつもりだったのになぜかアコが晴れていた…何を言っているのかわからねーとおもうがry
ええときちんとヒナも晴れてます。30thに繋げるところだけだとちょっと短いので強引に9thも入れてこうなりました
というわけで9th+30thです、お楽しみください


9th ① + 30th

「ホントに必要なんですかこれ?」

「お前如きが口を挟むなアコ行政官、これはイブキが万魔殿だけでなく貴様ら風紀委員会も労おうと考えた催しなんだぞ」

 

「へー…」

羽沼議長にしては風紀委員会を表彰するなんて不気味だと思ってたが…イブキの考えなら納得だな

 

以前ヒナ先輩のピアノ演奏でも使われた広間に所狭しと並ぶ万魔殿と風紀委員会の生徒達

壇上には羽沼マコトとヒナ先輩、そしてすぐ下に天雨アコ率いる警備隊…あと列には

 

「れ、冷静に考えてここに来るのはまずかったんじゃないかしら…!?」

「アルちゃんは素直だからねー、くっふふ♪」

「大丈夫です!いざという時は私がこいつら全員道連れにしてでも…!」

「………」

 

便利屋68も全員並んでいる…?察するに羽沼議長が呼んだみたいだが…

 

「──静粛に!これより表彰式を執り行う!」

と、それまでの騒めきが一瞬で鎮静化、こういうところはリーダーシップあるよなあの人

 

「今回の事件…既に知っている者も多いと思うがミレニアムサイエンススクールの生徒、妙奇ロハンの企みによって先生が外の世界に帰り永劫の別れになるという不謹慎な噂がキヴォトスに広まり、その爪痕もまだ残ったままだ

 

だが荒れ放題なトリニティと比べ我がゲヘナ学園は殆ど揺らぐことなく、また以前以上の力と結束を手に入れたと言っていい!

 

故に今日はゲヘナの未来を照らした功労者を表彰し、より強く…より素晴らしい学園としての進化を促す場とさせてもらう!

…なお今回の表彰は私とイブキ、そして風紀委員長の空崎ヒナによって選んだものである!

 

ので、風紀委員会にも…まぁ、チャンスはあるんじゃないか?」知らんが。

 

風紀委員会が絡んだ瞬間テキトーすぎだろコイツ

 

「マコト、マイクを…風紀委員長の空崎ヒナよ

表彰の前にまず謝罪をさせてほしい

10日前、私はみんなより早く先生がシャーレを出ることを知ったわ

でもそれを誰に伝えることもなく独断でロハン達に協力した

 

…その見返りとして、私だけ先生と一緒にキヴォトスの外に行ってもいい…そう言われていたから」

 

「なっ…!?」

「それは本当ですか委員長!」

「10日前…」

「静かに!最終的にヒナ委員長はそれを断ってここに残ってくれたのはここにいる全員が知ってるでしょう!?うるさいですよアナタたち「アコ、あなたが1番うるさい」「クゥン…」

 

マジか、そこまで言うとは…

しかし誰に言われたかまで話していないあたり彼女の気遣いが伺える

 

「その結果死にかけて…そのままなら終わってもおかしくなかったところを万魔殿、そして風紀委員会のみんなが助けてくれたおかげで私はここに居られる

 

裏切りかけた私に言われても嫌かもしれないけれど…今日ここに集められている生徒は全員あの日私を助けてくれた人に違いはないわ

 

だから先に謝罪と感謝を。…自分勝手な私を助けてくれて、ありがとう」

 

「何を…私たちなんかヒナ委員長に何度も助けられてますよ!」

「ヒナ委員長…!」

「マコト議長から聞いてた話と結構違うな…」

「風紀委員会…」

 

風紀委員はもちろん、万魔殿生徒の中にも響いた生徒は居たみたいだ

うん、やっぱりヒナ先輩だ

 

「それじゃあ表彰式を始めるわね、基本的な進行はマコト議長が行うけど()()()()()()()私が表彰したいと思ったから今だけは壇上に立たせてもらうわ」

 

!!

 

「? 誰だ?」

「さぁ?」

「ねーねー、私は「ねぇよ」

 

ある人物…誰だ?もしかして──

 

「壇上に。──風紀委員会所属、天雨アコ行政官」

「へ。へぇっ!?」

 

──ま、そうだろうな

ほんのチョッピリだけ期待してたが…まぁ俺だってキヴォトスの裏切り者だった、堂々と表彰なんてできるわけもないし功績で言えばダントツで彼女の方が上だろう

 

というか表彰されるのになんで警備隊に入ってんだあの人

 

「アコ」

「は、はいっ」

 

「10日前、事情も言わずに私が休んだ時あなたは文句一つ言わずに抜けた穴を補ってくれた

そして私が居なくなって2日後に万魔殿からの要請を受け、風紀委員会だけでなく救急医学部までまとめ上げて私と先生を助けに来てくれた

 

そして先生がいなくなって私が寝込んだ1週間、これまでに無い激務だったのにも関わらず風紀委員会を回し、そして私の私生活まで顔を出して励ましてくれた

 

アコ、あなたが居なければどうなっていたか分からない、本当にありがとう」

「うっ、ううっ!い、いいん、ちょ…うわぁん!いいんちょおおお!」

「あ、流石にその状態で擦り寄らないで?

服が汚れるから」

「はうっ!はいぃっ」

 

落差がひどいな!?でもこれくらいでいいのか、あの2人は

 

「私はこれで…マコト、もういいわよ」

「キ、これでもう少しマトモな服装だったら締まったんだがな…どうにかならないのか?」

「無理よ、窒息するわ」

「え?あの委員長、私別に胸で呼吸してるわけじゃ「キ!まぁいい、次の功労者だ!」

 

横乳呼吸じゃなかったのかあの人…

 

「万魔殿からは2つの功労賞を出す!

まずゲヘナ学園帰宅部所属、火神ドグマ!」

 

・・・

 

「はぁっ!?」

「マコト、あなた…」

「みなまで言うな、お前が表彰するわけにもいかないだろう?だがコイツを埋もれさせるのは惜しい…さぁどうした、壇上に来いドグマ!」

 

なんかヒナ先輩と話していたみたいだがよく聞こえなかった

それにしても裏切り者の俺を表彰するとは何を考えてるんだ?

 

「………どうも」

「ええいシャキッとしろ!このマコト様が直々に褒めてやるんだからな!キキキッ」

 

どこを褒めるんだ…

後ろからも不満げな声が上がり始めてるぞ

 

「静まれ!…知っての通り火神ドグマはロハンに加担した生徒であり裏切り者だという印象が強いだろう」

ゴリ押しに来たか…?

 

「実際その通りなのだがそれを押して彼女を表彰すべきだと私とイブキが思ったからここに呼んだのだ!」

 

っ!イブキの名前が出た瞬間何かの冗談みたいに静まり返ったぞ

改めて考えるとイブキっていったいなんなんだ?

 

「先生追放計画より1週間前から彼女は行動を始めており、奴は真っ先にトリニティへ侵入!トリニティ最強格である剣先ツルギの追跡を振り切り、あの悪名高いシスターフッドのリーダー、歌住サクラコと会敵して生還した!」

 

「えっ!あの悪魔みたいな奴と!?」

「どっち?」

「サクラコに決まってるでしょ」

「ああ」

「あの子1年生だよね…?」

 

「………」タキアセ

いやいやいやいや!トリニティに潜入したことは百歩譲って分かるにしてもなんでその2つを知ってるんだ!?

 

「日を改めて再度トリニティに入った時は正義実現委員会と戦って翻弄し、そしてそのトップたる剣先ツルギとの一騎打ちでは互角の戦いを見せた!」

 

「互角…!?」

「え、じゃああの子もヒナ委員長と同じくらい…」

「い、いや流石にそれは無いって…」

「言い切れないでしょ!」

 

だから!なんで知ってるんだ!!!

しかもところどころ事実を抜かしてたり、誇張されたりしてるし!

 

「1週間前の戦いではトリニティの放った追跡部隊を我々が到着するまで弱体化した空崎ヒナを庇いながら応戦し、またそのヒナを下したこともあるアビドスの小鳥遊ホシノと3度も戦い、苦戦しながら一歩も退く事なく戦い抜いた!」

 

「!? じゃあやっぱりあの子はヒナ委員長クラスの…!?」

「しかも一年生!」

「もしウチに来てくれたら…」

 

いや割と退いてたぞ!あんなのに敵うわけないだろ!?

そう思うが口には出せない

悲しきかな、ザ・真面目を目指していた俺にとってこんな表彰式で騒ぎ立てられるほど度胸が無い

 

「彼女は確かにキヴォトスを裏切ろうとしたのだろう、だがシャーレの先生を裏切ることはしなかった

彼女は最初から最後まで先生を思って行動していた…許し、そして表彰する理由はこれで充分だと私は考えているがみんなはどうだ?」

「「「「「異議なし!」」」」」

 

異議あり!って言いたい!

 

「キキ、ではみなの賛成も得られたことだ

ここに火神ドグマを表彰する!感謝するぞドグマ、これからはその力を()()殿()のために役立ててくれ」

 

! なるほどな…

なぜ俺なんかをここまで持ち上げるか分からなかったがようやく合点がいった

 

「…アンタ、バカのフリが上手すぎやしないか?」ボソッ

「キキ、さてなんのことだか」

 

まぁ交渉とかの駆け引きは無理だがロケットスターと予知を使った戦闘なら俺は割と戦える

以前会ったミレニアムの姉妹が言うには『紙耐久高速アタッカー』というタイプらしい

 

暴力装置とまでは行かなくとも羽沼マコトは俺が欲しいんだろう

事実武力だけで言えば空崎先輩みたいな存在が居ない分万魔殿は強くない

…いや比べればって話で充分強いんだが

 

俺を表彰したのも数多くの生徒にドグマは強いと覚えさせ、それがそのまま万魔殿に入れば必然的に万魔殿の力の誇示にも繋がる

逆に俺が辞退すれば『強くて力があるのにそれを活かさない奴』というレッテルを貼られるだろう

 

…つまりどうひっくり返ろうと今日この日が俺が帰宅部でいられる最後の日ってわけだ

 

──でもな羽沼議長

 

「御心遣い感謝します議長、しかし私は万魔殿には入部しません」

「キ、別に下積みから始めろと言っているわけではない、以前から私はお前を評価していた

いきなり幹部というわけにはいかないがそれなりの地位を用意してやるぞ?」

 

…以前の俺なら喜んで受けていただろう

でも今は違う

 

「地位じゃないんです、入りたい部活は既に決まっています

何を用意されようとこの意思は変わりません」

「ほう?ではこの表彰の前から既に意思は固まっていたと?」

「はい、その通りです」

 

「キ、説得は無理だな?」

「ええ無理でしょうね」

「ならば仕方ない!万魔殿に迎えられないのは残念だが別の形でゲヘナのために働いてくれるというのであればこれ以上何も言わん

ご苦労だった火神ドグマ!」戻っていいぞ

 

言われるがまま列に戻る

最前列を空けられていたがそんな矢面に立つ度胸は無いので後ろへ。

 

さてこれで2つのうちの1つが終わったわけだがあと1つは──

 

「では最後の表彰を実施する!」

便利屋68社長、陸八魔アル!前へ!」

「えっ!?」

「ほらアルちゃん、急いで急いで」

 

まさかとは思ったがやっぱりか、指名手配犯なのにいいのかよ

 

「便利屋68…お前達は本来指名手配犯であり今もそれは変わっていない

これまでも風紀委員会に丸投げしていてその実情をそこまで把握していなかったが…今回の件で認識を改めた」

「は、はぁ…」

 

丸投げしてたのかよ!

 

「評価する点は多々あるが…その中でも桐藤ナギサ率いるトリニティの軍勢を止めた事は賞賛に値する、他の助力があったとはいえ最終的にティーパーティの暴力装置聖園ミカと大将である桐藤ナギサを生捕りにし、残ったトリニティ生を1人残らず返り討ちにした

 

また事件後は社員全員に高額な懸賞金をかけられ、風紀委員会以外からも追われる生活をとりながら1人も欠けることなく今日ここにいる

ただ強いだけではここまでできん、ドグマと同様に万魔殿の外に置いておくには惜しい人材だ」

「…せ、正当な評価ね」

 

「故に表彰と同時に取引だ、万魔殿に来い陸八魔アル」もちろん社員も一緒に

「………」

 

ここで勧誘するのか!?いや確かに彼女らは見かけに反してクソ強いが…

 

「…そうね、条件次第で万魔殿に入ってもいい」

「アル様!?」

「ハルカちゃん静かに。」

「条件…?」

 

「分かっているとも、懸賞金の件は私がなんとかしよう。何千万という額が自分と仲間の首に掛かっていては気が気でないだろうからなぁ

もちろん給料もたっぷりと「そんな条件に興味は無いわ」

「キ?ではなんだ、言ってみろ」

 

「っ…?」

彼女達は今懸賞金のせいで事務所すら無い根無草だ、企みはあるにしても羽沼議長の話は随分と魅力的な提案に聞こえたが…

 

「──私をボスにするなら入ってあげてもいいわ」

 

なっ…

凍り付いた、もちろん俺だけじゃない

救急医学部も風紀委員会も万魔殿も口あんぐり。ただその中で唯一動揺していない連中がいた

 

というか、大笑いしてる

 

「あっはっはっは!さすがアルちゃん!ま、それくらいしなきゃ釣り合わないよねぇ〜」

「そうです!さすがアル様です!分かったらさっさとその椅子をアル様に…!」

「もしもし?思ったより早く事が起きそうよ」

 

「キキ…言っている意味が分かっているのか?トリニティの手配書は今も有効だ

ここでお前達を捕らえ、代理人を通じて引き渡せば我々は5億6400万もの大金を手に入れられる

それだけじゃない、忌々しいトリニティの一角であるティーパーティの資産を削ってトドメを刺すことにも繋がるだろう」ま、崩壊は先生が阻止するだろうが

「らしいわね」

 

「もう一度よく考えた方がいい、お前と部下の未来を決める選択だ

組織を解体して万魔殿に忠誠を誓え」

「・・・カヨコ、ムツキ、ハルカ、彼女こんなこと言ってるけどどうする?」

「「「断る!」」」

「ふふっ、そうよね」

 

マジか、いやマジだ。これまでのような虚勢は無い、アルはここまでの好条件を提示されてもなお便利屋社長であり続けると

とすればこの後起こることは…

 

「…ひとつだけ聞かせろ、なぜ私の呼びかけに応じた?」

 

即開戦するかと思ったがマコトが質問を挟んだ

確かに俺も気になる、こうなる危険を考えたら無視したほうがよかったはずだ

 

「賞金稼ぎ相手ならともかく、母校のトップから表彰すると言われれば断る理由は無いわ

私たちはただあなたの招待を受け、正当な評価を貰いに来ただけ

…まぁ、アウトローの私たちに他者からの評価はそこまで大事では無かったけど」

 

つまり見栄のためだけにここに?

 

「そうか、残念だな。表彰式はこれで終わりだ。万魔殿議長羽沼マコトが万魔殿生徒と風紀委員全員に命ずる」

「っ、便利屋68全社員に新しい業務命令よ!」

 

くそっ!だから銃の持ち込みが許可されてたのか!イブキが出てきていないのもこれを見越して…

もちろんこんな身体で戦えるわけがないし戦いたくない!

 

「…出てくるわ。アコ、ドグマをお願い」あのままだと巻き込まれる

「ずびっ、はっ!お任せください!」

 

お前まだ泣いてたの!?

 

「っ、陸八魔アルとその部下を捕らえろォッ!!」

「逃げるわよ!!」

「「「了解!」」」

 

その後、ここ最近先生と過ごしてツヤツヤの風紀委員長含めたゲヘナの総力とも言える戦力と便利屋68が激突

 

さすがの便利屋も圧倒的な戦力差にゲヘナ自治区を逃げ回るのが精一杯であり、またその逃走劇も長く続かず捕まりかけたが最終的には──

 

「ね、ねぇ!?やっぱり一目散に逃げた方が良かったんじゃないかしら!?」

「下手に逃げても捕まるだけだよ、それにこれだけ多ければ風紀委員長も全力で暴れられない、下手に逃げずに戦えば助けが──」

 

ドンッ!

 

「うわっ!?敵襲!」

「あのガスマスクの連中は確か…」

 

「こっちだ社長!走れ!…みんな、援護を頼むぞ」

「任せてサッちゃん」

「………はぁ」

『うう、まだパンが食べかけだったのに…

やっぱりこの世は…』

 

分かっていたかのように駆け付けたサオリと彼女の仲間によって救出され、爆発やら銃撃やらであたりをメチャクチャにしながら…便利屋は退散した

 

ちなみに俺はというと巻き込まれはしなかったが助けに来た天雨行政官が耳元で騒ぎまくったので少し耳にダメージが入ってたりする

 

 

 

そして3週間後…

 

 

 

 

 

30th

 

 

 

 

 

「これはいったいなんの騒ぎだ!?」

新しい部活に入部して早3週間目、登校してきた途端目に入ったのは荒れ放題の食堂だった

 

キッチン部分は不気味なほど無傷だがテーブルとか壁はメチャクチャで、それ以上に給食部員達が満身創痍で転がっていた

 

あ、いや部員じゃなかった。ジュリさんとフウカさん以外はみんな万魔殿から派遣されてきた…ってそんなことどうでもいい!

 

「あっ、ドグマさん!部長が美食研究会に…」

「奴らとうとうやりやがったな…ジュリさん、無事か?」

「は、はい!大丈夫です!」

「奴らが来たのはいつです?」

「ほんの数分前です!」

 

…追いつけるな

 

「分かりました、部長は取り返しますのでジュリさんはここをお願いします

…俺のショットガンを持ってこい!昨日届いたワイヤーガンもな!フウカさんを奪い返す!」

「分かりました、銃です!」ポイ

「よし私達も準備を!空崎ヒナを呼んでみんなで

「いや」パシッ

 

 

 

「1人で充分」

あ、ジュリさんのパンケーキ持ってこ

 

 

 

 

 

 

「なんだかあっさり行きすぎて逆に怖いんだけど…」

「こんなものでしょう、あの風紀委員長が一目置いていると言われる火神ドグマが給食部に入ったと聞いてしばらく静観してましたが…

蓋を開ければ大した事はありませんでした」

「もがもがもが…」

 

「あっ!給食部の車!こんなところにあったんだ!アカリ、フウカさんをお願い!」

「分かりました」

 

以前と変わらない風景、イブキの気遣いで増員された給食部とはいえ美食研究会の襲撃を防ぐだけの戦力は無く、大抵最後は通報を受けて駆けつけてきた風紀委員長に奪い返されて終わる

 

しかし今回ばかりは、いや今回からはこうはいかない

 

「よう、どこへいくんだ?」

「え?うわぁっ!?」

 

「「「!?」」」

 

給食部新入部員、火神ドグマがいるから




ナイフで縦に裂いたような、ワカモのあのケモノ目に1日中見つめられたい作者のルルザムートです、ハイ。
というわけで冒頭の30thへ繋がったところで終わりに…しようかと思ってたんですがミカとかホシノの晴らせをやってないなと思って最終決戦投稿日あたりから急遽作ってたやつを明日投稿し、それで本当に終わりとさせていただきます
後付けなのでボロが出ないように簡潔に、それでいて分かりやすく晴らせるのでもしかしたら拍子抜けするかもしれませんが…
それとミレニアムの様子が気になる、と感想に書いて下さった方がいましたがたまたまミレニアムをピンポイントで書いてたのでしっかりあります。…というかとある生徒はミカ達より描写が細かいかと…汗
そういうわけで次回、最終回!どうぞお楽しみに!
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