闇サイトハンター   作:クライングフリーマン

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ダーク・レインボウと言えども、年末年始にバトルになった例はないから、今年もバトルなしか?それとも・・・と思っている内に寝落ちしてしまった。
その割に、スッキリ。



34.年末年始

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

 

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==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==

 

 

山並郁夫とは、俺のこと。

俺は、『殺しの請負人』、いや『殺し屋』になる筈だった。

長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。

ところが、人生、思ったようにはいかない。

 

だが、「闇サイトハンター」になって、俺は変わった。

「影の正義の味方」になるのだ。

大文字伝子様の為に。

 

闇サイトは、ある程度時間開いて、閉じる。まるでモグラのように。

それに、「年中暇な」若者が引っかかる。まるで「疑似餌」に魚が飛びつくように。

超一流ハッカーの俺は、その「開いて閉じる」サイトの様子を記録するシステムを開発した。年中24時間見張っている訳にはいかないからだ。

 

朝、起きると、久しぶりにスッキリしていた。

ダーク・レインボウと言えども、年末年始にバトルになった例はないから、今年もバトルなしか?それとも・・・と思っている内に寝落ちしてしまった。

その割に、スッキリ。

久しぶりにホーム炬燵を出して、足突っ込んで寝たから。

風邪引きやすいって、よく言われる寝方だが、上着着込んだり、掛け布団したら、案外大丈夫なのだ。

思い立って、例のスーパーに『釜揚げしらす』を買いに行く。

やっぱり無いか。正月用品がずらり並んでいるから、スペース割けないのだろう。

ちりめんじゃこすらない。

今年は、思い切って『数の子』を沢山買おうか。

待てよ、こんな台詞が待ってないか?

「郁チャン、産んでもいいの?籍入れなくてもいいから、私、産みたい。」

妄想で、思わず、顔がほころぶ。

「何、笑ってるんだよ、おい。」

え?

「あ、『言葉の煽り運転』、だ。詰まり、カラミだ。」

「済みません、思い出し笑いです。女房がおかしな奴でして。」

「誰がおかしいって?おかしな奴だって?」

「あ。女房の話でして。」

見ていた警備員が、「年末警戒中!!マッチ一本、火事の元。チンピラ言いがかり、トラブルのも元!!」と大声で言った。

あ。高峰だ。伝子様のお陰で、まともな警備員になった、元刑事だ。今でも、睨むと凄みがある。

因縁付けて来たチンピラが気迫負けして、「気をつけろい!」と言って去って行った。

「助かりました。」と、俺は素直に礼を言った。

「気にしないでいいよ。アンタも妻帯者だったんだ。正月の買物?ごゆっくり。」

俺が何か言う前に、奴は去っていった。

まあ、いいや。

注連飾りを売ってたので、取り敢えず、それだけ買って帰る事にした。

 

―完―

 

 

 

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