闇サイトハンター   作:クライングフリーマン

41 / 44
「パクリONE OVER」
夜中に現れたRedのメッセージ。
今度の敵、インタラプト・ゲーマーは、ゲーム好きな訳か。



41.新たな敵

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

新たな敵

============================================

==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==

 

 

山並郁夫とは、俺のこと。

俺は、『殺しの請負人』、いや『殺し屋』になる筈だった。

長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。

ところが、人生、思ったようにはいかない。

 

だが、「闇サイトハンター」になって、俺は変わった。

「影の正義の味方」になるのだ。

大文字伝子様の為に。

 

闇サイトは、ある程度時間開いて、閉じる。まるでモグラのように。

それに、「年中暇な」若者が引っかかる。まるで「疑似餌」に魚が飛びつくように。

超一流ハッカーの俺は、その「開いて閉じる」サイトの様子を記録するシステムを開発した。年中24時間見張っている訳にはいかないからだ。

 

午前10時。隠れ家C。

「パクリONE OVER」

夜中に現れたRedのメッセージ。

今度の敵、インタラプト・ゲーマーは、ゲーム好きな訳か。

 

面白い。

「あ。草薙さんから依頼だ。成程。日本科学未来館で『万博展覧会』か。こんなのやってたんだ。じゃ、巡回システム作動だ。」

巡回システムとは、キーワードを打ち込んで、闇サイトを覗きまくるシステムだ。俺のハッカーとしての腕は、捨てたもんじゃない。てか、すっかり伝子様に頼りにされちまっている。

 

翌日の朝になって、動きがあった。ホバークラフトの複数購入?

なるほどな。これで、会場に乗り込もうってことな。

地図を出して、確認した。

こういう経路か。でも、まだ何かあるかもな。

「よし、草薙さんに連絡だ。」

俺は、草薙さん用のメールソフトを立ち上げた。

 

当日である、4月13日。予想通り、EITOの楽勝。

どんなもんだい!EITOを、伝子様を舐めるなよ。

俺の情報もあるが、EITOの作戦は常にリーズナブル。勝って当然さ。

午後1時過ぎに草薙さんから連絡が入ったので。姉貴、いや、妻の加津子に電話した。

 

「赤飯、頼む。」

「何かいいことあったの?」

「うん。」

「じゃ、朝まで可愛がって。」「うん。」

これって、シンコンの会話?

 

そうだ。釜揚げしらす買いに行こう。また、変な奴とでくわさないといいが。

ま、なんくるないさー。

俺は、ヘルメットを磨き、バイクに跨がった。

 

―完―

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。