マスターテリオン、天野ケータになる   作:久保サカナ

12 / 22

大変お久しぶりです




聖戦士ショウ=コハ=ザマ「ヤエー!!!」ロウリ「グワー!!!」

 

 

 

次の日、俺はフミちゃん一行と団々坂のこひなた駅前で待ち合わせをしているのだった。

 

原作の天野ケータはフミちゃんのことが大好きでしょっちゅう妄想していたが俺はエセルドレーダ一筋である、ロリコンじゃないよ!好きだった人…じゃなくて本がロリだっただけだよ!

 

我ながら人外ロリを愛しているとか業が深いな、まぁマスターテリオンに転生した時点で今更だよね!

 

あれ…?そしたらケータとフミちゃんの娘ことナツメとケースケはどうなるんだろう…そもそもシャドウサイドは起こるのか?

 

俺としては国交断絶とか誰得デザインチェンジとかはやめてほしいんだけどな…可愛くないジバニャンとか嫌だよ!

 

というか日野はマンネリ防止が必要だったとはいえジバニャンを可愛く無くしたらファンが離れるとか考えつかなかったのか…?

 

酒呑童子一派の抹殺まで思い立ったところでまぁいい、ケ・セラ・セラだと思考を止める。

 

未来は決まっていないからこそ面白い………俺が無量大数越えの無限ループの中で学んだことの一つだ。

 

 

 

「やっぱり人生は決まったレールの上を走るんじゃなくてニンジャが唐突に出て殺しに来るくらいのワクワクがないとね!」

 

「それはワクワクじゃなくてサツバツ!でウィッス!!ケータきゅんの物差しはおかしいでウィスよ!?」

 

「呼んだか?」

 

「コタロウは呼んで無いニャン…」

 

 

 

俺たちが駄弁っていると「お待たせ〜!」とフミちゃんの声がした、フミちゃんの背後にはコマ兄弟と蛇王カイラもいる。

 

 

 

「遅れてゴメンね!迷子のお婆さんに道案内を頼まれちゃって…」

 

「まぁ、老婆はいたずら目的の妖怪だった訳だが。妖怪バトルで懲らしめておいたぞ」

 

「もんげ〜ビックリしたズラ!」

 

「でも、ともだちになってメダルくれたズラね」

 

 

 

ゲームをプレイしていて思ったがさくらニュータウンっておかしいよね!(今更)

 

住んでいる住人とかも個性的だし………今思うと、原作ケータって異常の中でフツーでいられるという異常だよなぁ。

 

そもそも人間界と妖魔界を何回も救って波動砲が撃てる小学生がフツーとは一体…?

 

 

 

「妖怪のしわざならしょうがないよフミちゃん。さぁ、時計のチョーシ堂に行こうか!」

 

「ええ、でも聞いたことの無いお店だわ…どこにあるかケータ君は知ってるの?」

 

 

 

俺はリュックからタウンページと折り紙を取り出して時計のチョーシ堂の住所を引いて折り紙に念写してその折り紙で鳥を折って使い魔を作った。

 

使い魔は駅前からクマの家がある方に飛んで行く、我ながらアナログ(魔法)にも程があるなぁ…

 

 

 

「ケータ君ってすごい…!本当に魔法使いなのね!」

 

「まぁね、でも現代ならスマホを使えば1発だよ?俺はこっちの方が慣れてるからこうしてるだけで」

 

「私も似たような妖術なら使えるな、フミが望むならば後で教えるぞ?」

 

 

 

そうして使い魔に導かれるままに俺たちはクマの家がある路地に入ると「時計のチョーシ堂」と書かれた看板のあるこじんまりとしたお店を見つけたので早速入ってみる。

 

 

 

「ごめんくださ〜い、時計のことで相談があるんですけど…」

 

「いらっしゃい、おやお前さん達が噂のウォッチャーかい!」

 

「ウォッチャー…?」

 

 

 

白いモジャモジャ頭に眼鏡をかけたお爺さん…チョーシ堂の店主さんの話では妖怪ウォッチを手に入れた者のことをウォッチャーと呼ぶのだそうだ。

 

あと、俺とフミちゃんは人助けや妖怪助けをたくさんやっているためさくらニュータウンの妖怪の中では噂になっているらしい。

 

 

 

「そんなことを知っているお爺さんは一体…?」

 

「ワシの一族は代々この町に住んで人間と妖怪の橋渡しをしている家系なんじゃよ、ワシもこう見えてもう数百年は生きとるしもちろん妖怪が見えるんじゃ」

 

「「なるほど…………」」

 

 

 

俺たちが納得していると店主さんが「何か用があって来たんじゃろ?」と尋ねて来たため本来の目的である「フミちゃんの虚億を解決するために幻魔と呼ばれる上位の妖怪を召喚するオーガ封珠鏡を作成出来ないか?」ということを説明した。

 

 

 

「オーガ封珠鏡ならワシも知っておるぞ、設計図もワシの一族に伝わっている」

 

「なら早速お願いできますか?俺もアーティファクト作りならば手伝えると思います!」

 

「まぁ、待て。話を聞いたところお嬢ちゃんの虚億に関する問題じゃろ?特殊な材料…いや、触媒が必要になって来るんじゃ」

 

 

 

店主さんの話では「それぞれの虚億を思い出すために必要な触媒が材料として必要」だというのだ。

 

俺は早速「答えを出す魔法(アンサートーカー)」を使用して何が必要かという「答え」を出すのだった。

 

 

 

・ポケットモンスタークリスタルの女主人公の触媒は「チコリータのぬいぐるみ」、これはマオ君のいるフルボケーノにある。

 

 

 

・スーパーヒーロー作戦のヴィレッタ・プリスケンの触媒は「R-GUNのプラモデル」、これはおつかい横丁のおもちゃ屋さんにある。

 

 

 

・ペルソナ3ポータブルの女主人公の触媒は「私立月光館学園の女子制服」、これもおつかい横丁のカリスマスタイルにある。

 

 

 

・Fate/EXTRA Last Encoreの岸波白野の触媒は「セイバーのフィギュア」、これはおつかい横丁のめっけもんにある。

 

 

 

・Fate/Grand Orderの女主人公の触媒は「マシュ・キリエライトのフィギュア」、これは今ならヨロズマートの1番クジで手に入る。

 

 

 

「うん、こんなところだね!」と俺は魔法を行使した時に発生する頭痛を堪えながらメモに念写する、この身体になってからは前世みたいな無茶は出来ないな…

 

 

 

「すごいでウィッス!ケータきゅん!」

 

「ありがとう、ケータ君!あとは触媒を手に入れるだけね」

 

「お前さん達、めっけもんは夜にしか空いておらんけど準備は大丈夫か?」

 

「「…………」」

 

 

 

ゲームだと夜に出かける時はバクを身代わりにするんだけど…とりあえず、ウィスパーにバクの求人募集をオシラセッターに呟いてもらうと直ぐに返信が来た。

 

どうやらバクはフルボケーノで待ってくれているらしい、俺たちはさくらニュータウンのフルボケーノに向かうのだった。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

そしてフルボケーノ前に行くとマオ君がちょうど集まっていたバク達と開店準備をしているところだったため話かけてともだち契約をする、バク達も子供の夢を食べたかったところだったようでWin-Winというやつだろう、これで夜間外出が出来るようになったわけだ。

 

マオ君に「触媒にチコリータのぬいぐるみが必要」という話をすると今回はタダで良いというので有り難く貰う事にする。

 

第一の触媒ゲットだぜ!

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

そして俺たちは次にフルボケーノの側にあるヨロズマートに寄って「マシュ・キリエライトのフィギュア」を手に入れるために1番クジを引くのだった。

 

一等賞だったが俺の「狙ったクジが当たる魔法」を使い1発で引き当てた。

 

第二の触媒ゲットだぜ!

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

おつかい横丁に到着した俺たちは手分けして触媒を探すことにした、俺はおもちゃ屋さん、フミちゃんはカリスマスタイルだ。

 

おもちゃ屋さんに着いた俺は早速店員さんに「R-GUNのプラモデルはありますか?」と尋ねると「ついさっき売れちゃったんだよ、しばらく入荷の予定は無いね」と言われてしまった。

 

ひとまず、「私立月光館学園の女子制服」の制服を手に入れたフミちゃんと合流して買って行ったという人間を使い魔を使って探す、するとひょうたん池公園に反応があったため急いで向かう………おおもり山登山で鍛えた持久力は伊達じゃない!

 

 

 

「使い魔の反応はこの辺のはずだけど…」

 

「アッ!ケータきゅん、フミちゃん!あそこのベンチに座っている彼女がそうではないでウィッスか?」

 

 

 

そうしてベンチの方に視線を向けるとおもちゃ屋さんの袋を大事そうに抱えた眼鏡をかけた女の子がいた、でもぶっちゃけ彼女って………

 

 

 

「未空イナホじゃないか!?」

 

「ケータ知ってるニャン?」

 

「隣のクラスのはずだけど、彼女からR-GUNを取り上げる事になるのか…?」

 

「おや、そこに居るのはマスターテリオンさん改め天野ケータさんではありませんか?」

 

 

 

いきなり未空イナホが近づいて来たかと思うと俺の正体を看破して来たので思わず身構える、彼女は「そう驚かないでくださいよ、同じアルティメット・クロスで戦った仲じゃないですか!」というので「真名看破」の魔法で前世の名前を出す………

 

 

 

「キミはエルネスティ・エチェバルリアか!?」

 

「そうです!お久しぶりです、ヨグの門以来ですね!」

 

 

 

コイツはエルネスティ・エチェバルリア(真名)、転生者連盟の中でもとりわけ「節度と良識をわきまえたロボット狂人」として有名な転生者だ。

 

「ロボット道無限輪廻」という我欲に満ちた地蔵菩薩のような行いをしており覚者…ブッダから「君もう悟っているから極楽浄土来ても良いよ」と言われても「極楽浄土にロボットはありますか?ありませんよね!次の世界に行ってきます!!」と言い残して異世界転生したという逸話が有名だ。

 

俺のいたスーパーロボット大戦UXのフラスコにもしれっと当たり前の様にいてナイアルラトホテプをものすごく困惑させていた。

 

噂ではすでにゲッター線に取り込まれているらしい、いやコイツならゲッペラー艦隊の客将になってオリジナルゲッター造っててもおかしくない。

 

 

 

閑話休題(ELSもフェストゥムもナイアルラトホテプも困惑しきり)

 

 

 

フミちゃんから「知り合いなの?」と尋ねられたため「前世の戦友の1人」と答えておく、エルネスティ…今世ではイナホさんか…は「何かあったんですか?困り事なら私も手伝いますよ!」と言って来た。

 

 

 

基本的に親切なんだよな、ロボット狂人なだけで。

 

 

 

俺たちがかくかくしかじかで「R-GUNのプラモデル」が必要だと話すと「じゃあ差し上げますよ!」と言いながらプラモデルの入った袋を手渡して来た、第三と第四の触媒ゲットだぜ!

 

 

 

「必要かだけど本当に良いの?これはあなたが買ったものでしょう…?」

 

「R-GUNだってそっちの方が喜びますよ!一つだけお願いをしたいのですがもしR-GUNを召喚出来たら見せて欲しいです!!」

 

「ありがとう、出来るかどうかわからないけれど約束するわ」

 

「なんならリベル・レギスもつけるよ」

 

 

 

そうして昼間手に入る触媒を全て集め終わった俺たちはもう夕方なので夜にまた会う約束をして一旦別れたのだった。

 

そういえばイナホさんは妖怪は見えるんだろうか?

 

さっきは特に反応して無かったよね。

 

3の時間軸になったら彼女と冒険することになるんだよね、その時どうなるんだろう…と思いつつ俺は手洗いうがいをして父さん母さんと一緒に夕食を食べるのであった。

 

 

 





めちゃくちゃ難産だったので感想と評価とお気に入りください!(強欲)



次回初めてのワクワク鬼時間!なお、このケータきゅんは普通に鬼とタイマンはれる模様。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。