お久しぶりです
良質な妖怪ウォッチ小説を見つけたため投下します
そして、大人にはナイショの初めての夜間外出の次の日。
俺は寝坊する………などと言う事も無く目覚まし時計通りに起床して支度をして朝食を食べてウィスパーとジバニャンとさくら小学校に向かうのだった。
1番に来たのは俺のようだったので手持ち無沙汰になり、とりあえず「上まで登るにはリアル時間で3日かかるポール」に登るのである。
「説明しよう!
上までリアル時間で3日かかるポールとは!さくら小学校の校庭にあるポールで文字通り頂点まで登るにはゲーム時間ではなくリアル時間で3日かかるのだ!2ではこのポールに登らなきゃいけないサブイベントもあるからゲームを始めたらすぐに登った方が良いぞ!3では変なイベントが起きたりレア妖怪の出現条件になってるからやっぱり登った方が良い!」
「ちなみに妖怪ウォッチでは3DSの時計を弄ると赤鬼が出てきて叱られるでウィッス!3では更に48時間ガシャが回せなくなるペナルティも………ちなみにコレ、古くなった3DSの時間を正しく戻しても弄った扱いになってペナルティでウィスから理不尽ですよねぇ(作者は一敗)」
「ケータもウィスパーも唐突にメタになったニャン!」
俺がアルティメット・クロスにいた時もうっかりペナルティ踏んだ若者組に「テリえも〜ん!不思議な魔法で何とかしてよ!」と請われてド・マリニーの時計で時間を弄って解決したな…(存在しない記憶)
そうして、だいだらぼっちいないかなぁと高くなった視点で周囲を見渡してると下から「ケータく〜ん!」「ケータさ〜ん!」とフミちゃんとイナホさんの声がしたのでそのまま降りる。
「ごめんね!待った?」
「いや、今来たところだよ」
「それじゃアスさんのところまで行きましょうか「その必要はねぇ」アスさん!?」
振り返るとアスが立っていた…雰囲気は相変わらずアルティメット・ワンだが表情には焦りが見える。
「一体どうしたのか?」を尋ねると「さくらニュータウンの結界が攻撃されている」と言うのだ、それって不味くないか?
「この町は地球の大霊地であり、人間界と妖魔界の中間にある半異界だ…膨大な妖気やマナを抑えるべく大がかりな結界が敷かれてるんだが結界の基点がここ数日攻撃されている」
「不味いじゃないか!」
「結界が無くなるとどうなるの?」
「間違いなく未曾有の大災害がこの町で起きるだろうな」
「ふむふむ…つまり結界を守らないといけないわけですね!」
アスは懐から3枚のお札を取り出すと「良いか?攻撃されてる結界の基点は3箇所ある、攻撃している連中を倒して結界の基点にこのお札を貼って修復するんだ。基点は・こぶた銀行前・公民館前・こやぎ郵便局前だ。俺はここで封印を見張らなきゃいけねぇから頼んだぞ!」と俺たちにお札を渡して来た。
お札からは凄まじい力を感じる………アスも伊達にアルティメット・ワンやってないな。
「じゃあちょうど3人いるし3手に別れよう!俺、1番遠い銀行前に行くよ!」
「じゃあ私は郵便局に行くわ!」
「消去法で私が公民館前ですね…ウォッチ無いけど何とかなるでしょう!」
そうして俺たちのこの町を守るための戦いが幕を開けたのだった。
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そうして銀行前に向かうと怪しげなサラリーマンがこぶたのオブジェに向かって何やらぶつぶつと呟いていたので妖怪レンズを向けるとネクラマテングに変化したではないか。
「なぁっ!何でバレた!?」
「お前達が結界を狙う犯人だな!覚悟しろ!!」
「バカめ!人間なんて返り討ちにしてやる!!」
そして始まった戦闘だったが、相手が慢心していたのと低レベルだったのもあって直ぐにカタが着いた。
十字架型の黄金剣で一閃しただけで紫煙に戻って退散したもんな、ジバニャンもウィスパーも「呆気ないニャン/ウィス」とコメントしていた。
アスから貰ったお札を取り出してオブジェに貼るとひびの入った結界が元通りになるのが霊視で確認出来た。
見上げると郵便局方面と公民館方面からも修復の光が昇るのが見えた、他2人も成功したようだ。
俺は「スタミナの切れない魔法」を使いながらさくら小学校までダッシュするのだった。
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そしてさくら小学校前に戻って来た俺たち3人、フミちゃんもイナホさんも無事のようだ、良かった。
アスの元に向かおうとすると急に激しい揺れが起き、小学校の方で可視化される程の妖気が紫煙となって立ち昇ったではないか!
「ギョロローン!!やっと忌々しい封印が解けたでギョロローン!!!」
「チィッ!間に合わなかったか!!」
「アス!あの妖怪は!?」
「あいつはミツマタノヅチ!大暴れしては人を襲って食うから結界で封印されていた悪い妖怪だ!!封印が緩んだ事で復活しちまった!!!」
「まずは貴様らを喰ってやるでギョロローン!!!」
「コッチに来るわ!?」
すると、イナホさんがスッと俺たちの前に出ると「ここは私が引き受けます」と言うのだ。
何をするんだ…?と眺めていると彼女は「Knight's & Magic」と呟いた、すると周囲が急に結界に包まれたではないか!
ジークアクスの例の空間を思わせるキラキラの中でイナホさんもまた光に包まれて姿が変わって行く…俺たちは何を見せられているんだ(困惑)
彼女のシューズを履いていた足は黒に青いラインの入ったニーハイブーツに包まれて行く
服装はピンクのカーディガンから彼女…いや、彼の誇りである『銀鳳騎士団』の制服に変化する
両手も黒に青のラインの入ったグローブに包まれ、ウィンチェスターM1894をモデルにした銃剣が両手に収まった
そして、日本人めいた顔立ちから髪が銀色に変化したと思うと顔も中性的かつ愛らしさと凛々しさが同居するものとなる
文字通りの「変身」が収まるとそこに立っていたのは銀鳳騎士団団長エルネスティ・エチェバルリアなのであった。
「颯爽登場!銀鳳騎士団団長エルネスティ・エチェバルリア!!」
ツナシ・タクトや新条アカネばりの変身シーンをやってのけたエルネスティはミツマタノヅチの侵入を防いでいたキラキラ結界を解くと魔力を噴射してミツマタノヅチに果敢に切り掛かったではないか!
「ギョロッ!?」
「轟炎の槍(ファルコネット)多連装法撃(マルチプルショット)」
するとエルネスティの背後から文字通り「業火で出来た槍」がミツマタノヅチ目掛けて雨の如く降り注ぐ!!
俺は結界を張り巡らせて被害が周囲に行かないようにする………エルネスティも俺がこうするって理解しているからこその攻撃だろう、伊達に戦友をやってはいないのだ。
業火の雨が収まるとミツマタノヅチはまだ健在であった、やはり目玉を攻撃しないといけないようだ。
「ふむふむ、3つの首にランダムで現れる目玉を直接攻撃しないと決定打は入らないようですね!ではこうしましょう!!」
するとエルネスティが急に3人に増えた、俺の「解析(アナライズ)」でも全員本人であるという結果が返って来た…シュウ・シラカワのやったアレだな。
3人に増えたエルネスティはミツマタノヅチのそれぞれの首に宙を舞いながらガッチリ張り付いて現れた目玉に向けて集中攻撃を加えている。
俺たちもエルネスティに続くべく、俺は天狼星の弓を召喚し援護射撃を行いフミちゃんはカイラやコマ兄弟を召喚して数の暴力に持ち込みつつみんなヒールを回している、カイラとコマ兄弟、ジバニャンは攻撃に加わり、アスは周囲に人払いの結界を張った。
ウィスパーはメガホンを持ち応援している………働けよ!
流石の集中攻撃でみるみるうちに弱って行く………フィニッシュを飾ったのもエルネスティであった。
銃剣に雷を纏わせるとミツマタノヅチの目玉に思いっきりブッ刺したのである、これはミツマタノヅチもひとたまりも無かったようで紫煙と共に消滅して行く。
諸君!我々の勝利である!!MVPはもちろんイナホさん!!!
エルネスティは残心を残さずミツマタノヅチが完全に消滅したのを確認した後に変身を解いた、イナホって原作でも変身シーンがあったけど今回のは「ガチ」だったな。
「お疲れ様です!皆さんの援護のおかげで有利に戦えました!!」
「いえいえ、メインアタッカーやってくれてありがとう。ホラ、私ってヒーラーだから…」
「俺も長時間だと不利になるしね、早いところマギウス・スタイルの術式組まないと…」
「これで結界の核を修復出来る、ありがとな」
するとアスは小学校の偉人像の前まで歩くと印を切り、呪文を唱えた。
すると周囲の嫌な気がスッキリ爽快!新鮮な風が吹いて結界は完全に元通りになったのである。
アスは俺たちに向き直ると「あーその、なんだ。今回の礼だ、俺のメダルをやる」と言って俺とフミちゃんにメダルを渡して来た、イナホさんはまだUSAピョンと出会っていないためウォッチは無いけど一応くれるそうだ。
「これからフミの虚億問題を解決しなきゃいけねぇだろ、町の危機とはいえ引き止めて悪かったな」
「そうだね、これで心おきなくチョーシ堂に行けるよ!」
「オーガ封珠鏡ってどんなかしら?」
「R-GUNを見たいです!」
そうして俺たちは時計のチョーシ堂に向かうのだった。
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チョーシ堂にて。
「よぉ、お前さん達、準備は出来ておるんだが触媒を正天寺で時計の部品に変えて来てくれないか?」
どうやらここで正天寺が解禁になるようだ………あのお坊さんの「合成」の力で時計の部品に触媒の記憶を込めるらしい、納得だ。
そういうわけで同じく団々坂にある正天寺に向かったら既に連絡が入っていたのかツルツル頭の和尚さんが待っていてくれたので早速触媒の品と時計の部品を渡す。
「では行くぞ!かァァァァァ!!」
和尚さんの裂帛の叫びと共に触媒と部品が宙に浮かび上がると新しい部品に変化した、これであとはチョーシ堂に戻るだけだ、和尚さんにお礼をちゃんと伝えてから出て行く。
そしてチョーシ堂の店主に部品を渡すと「あとはこれを組み込むだけじゃよ」と言うとサッサとオーガ封珠鏡を完成させたではないか!
オーガ封珠鏡フミちゃんverはフミちゃんのウォッチに合わせて薄いピンクと白を基調にしている、確かダイヤルを回すと変身出来るんだよね?
「ダイヤルが幾つかあるじゃろ?それぞれクリスタル・ヴィレッタ・ハム子・ザビ子・ぐだ子に対応しておるよ」
「じゃあ試しにえいっ!」
フミちゃんがダイヤルを回すと軽快なメロディと呼び出し音が流れてフミちゃんの姿が月光館学院の制服を着た茶髪の美少女…ハム子に変化した、手には薙刀と召喚器が携えられている。
「すごい…身体が軽くて視線も高い…それに今ならペルソナ呼べそう!」
「他の詳しい機能は答えを出す魔法(アンサートーカー)で解りそうだね、後でまとめておくよ」
「そのうちR-GUNを見せてくださいね!」
そうしてアスからのミッションを無事にクリアした俺たちはもう夕方なので家路に着くのだった。
というか変身って聞くと学園のアレを思い出しちゃうなぁ………俺もマギウス・スタイルになるのが変身と言えるしなぁ。
でも、妖魔界滅亡は絶許案件だよ………と思いながら俺は夕食と支度を済ませてオーガ封珠鏡の使い方を紙に念写してマギウス・スタイルの術式を編んでから眠りに着いた。
久しぶりだったため凄く難産でした………
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