鋼屋ジン節の練習です。
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宇宙。
限りない星々の彼方、果てない暗黒の奥深く、人智の及ばぬ領域で聖邪の相克は続いてゆく。
ー“それ”は鋼鉄の人間であった。
鋼鉄で造られた紅と黒の巨人。
それは本来、邪悪なもの。
それは本来、闇纏うもの。
かつてその名は幾度も理不尽による陵辱をを押し付けた悪役(ヴィラン)であった。
かつてその名は涙枯れ声尽きた祈りを踏み躙る怪物(フェノメノ)であった。
今はもうかつての名を呼ぶものはいない。
その名は歓迎されるものとなった。
その名は祝福されるものとなった。
だから今は妖怪たちの間では畏れと共に、歓声と共にただ、新たなる名で呼ばれている。
「ふむ、解せないね」
巨人と相対するのは『赤き魔星』。
『星喰いのマゼラ』と呼ばれる巨大なブラックホールそのもの。
「きみはとっくにマギウス・スタイルの変身時間も過ぎている。地球に戻る魔力ももう無い。なのに何で戦えるんだい?」
巨人を操る“どう見ても普通の男”、”闇色の和装に身を包んだ少女“に問いかけるのは魔星を乗っ取った魔人。
正体は邪神ズアウィア、かつて獣であった男の片割れ。
ヨグの門の向こう側に残ったマスターテリオンの転生した存在。
善の転生体が天◾️景◾️ならば、こちらは悪の転生体。
巨人はもう地球に帰る術を持たない。
巨人はもう剣を握る右腕も失った。
だが、巨人を操る男と少女は
「なぁに、普通のサラリーマンは残業なんて慣れっこなんだよ!何なら定年まで付き合ってもらおうか」
「マナウス神像魔導機関エンジン、出力50%まで低下。ヨップル式妖力機関への切り替えオールグリーン、戦闘可能圏内です、マスター」
なんでも無いことのように笑っていた。
絶対に己の片割れを地球に到達させない、差し違えてでも倒す、という決意に満ちた戦士(エルダーゴッド)の笑みだった。
魔星ズアウィア・マゼラは巨人を屠り、地球を喰らわんとするが巨人がそれをさせない。
「人間になって弱くなった片割れと妖怪に成り下がった魔導書を何で押しきれない?」
「俺ひとりの力じゃないさ!俺にはたくさんの友達がいるからね!!」
未来永劫。過去永劫。
永遠に続くかと思われた戦い、戦況は硬直してーーー
「なん、だと?」
もし、別の誰かがこの光景を目の当たりにしたら、何の悪い冗談だと思うだろう。
それは出鱈目な、滅茶苦茶な、荒唐無稽ここに極まる大惨事の光景だった。
それはエヴァ◯ゲリオンのパクリだった。
それは白くてきもい奴、しろきもだった。
それは汎用決戦妖怪執事だった。
あまりのキモさに魔星でさえ、思考が停止した。
「ウィスゥゥゥ!!ケータきゅゥゥゥん!!!」
「ケータ!助けに来たニャン!!」
汎用決戦妖怪執事ウィスパゲリオンのバックにはロケットを思わせる宇宙戦艦が巨人目掛けて進み、搭乗機が次々と射出される。
ウォッチャーの姿も有れば妖怪が搭乗しているものもある。
「R-GUNパワード!ケータ君!!助けに来たわ!!!」
「マガツイカルガ宇宙戦仕様!この地球の危機なのに水臭いじゃありませんか!!!」
「ふっふっふ…この私スティーブ・ジョーズと我が友シャッチー・バーグ、そしてヒューリー博士の頭脳とヨップル社の技術、更にエンマ大王の権力とヘーゼルスタイン家のお金が有れば宇宙戦艦さえ建造出来るのだよ!!」
「ロケット型なのはミーとヒューリー博士の趣味ダニ!!」
Opening ー進撃!ウィスパゲリオン!
そろそろいつも通り、ご都合主義(スパロボマジック)のお時間といこうじゃないか。
レッツ・ゲラゲラポー!
お目汚し失礼しました。
とりあえず、ケータきゅんと友達が頑張るので妖魔界滅亡からの妖怪学園ルートは消滅しました。