マスターテリオン、天野ケータになる   作:久保サカナ

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お久しぶりです。

他の更新にかかりきりになっていましたがネタが降りて来ました。

あと、どうでも良い事なんですが、十傑集の名前を挙げて行くと。

・虚無のルイズ

・葬送のフリーレン

・最果てのスカーレット

が思い浮かぶのバグですよね。


他人の告白を台無しにする怪異、ショット・ウェポン

 

 

 

あれから、俺たちは銭湯でなんか迷惑茹で豚野郎ことのぼせトンマンに熱湯我慢勝負で勝利したり(魔法を使った)、クマの無くした指輪を探してどんこ池のヌシことつられたろう丸とバス釣り勝負をしたり(やっぱり魔法を使った)、カンチとうんがい鏡とナイトミュージアムしたり(カンチは魔法も妖怪も信じないタイプ)、と妖怪たちと愉快な日常を過ごしていた。

 

だが、毎日ガシャを回しているのにまだエセルドレーダとは会えない、やっぱり背負った罪とカルマが重過ぎる様だ。

 

えっ、妖怪ウォッチ1をスキップするなよって?

 

エセルドレーダに早く会いたいからね!アカシック・レコードの書き換えというチートに走らないだけマシだよ!!(感覚の麻痺)

 

ちなみにスパロボ世界でアカシック・レコードに下手に手を出すと即座にタイムダイバーがやって来てデッドエンドシュートされるよ!

 

マサキ・アンドー?彼はスパロボ世界のエミヤ的なポジションだからセーフなんだ!!

 

だってUXのフラスコにも迷い込んで来てて俺とスパロボグリリバ頂点対決したからね!!!(存在しない記憶)

 

アレは結局通りすがりのハイパーエージェントことグリッドマンに仲裁されたんだよなぁ…(存在しない記憶)

 

 

 

「夏休み中のクラスで飼っている生き物のお世話ありがとうケータ君、良かったら理科室の方の手伝いもお願い出来るかな?」

 

「良いですよ〜!」

 

 

 

夏休みの当番でさくら小学校に来ていた俺は理科の先生に声をかけられて理科室に向かった、横ではウィスパーが「偉いですよ!ケータきゅん!!」と何やら頷いている。

 

そして、理科室では。

 

 

 

「キミレベルの相手にはボクの正体もバレてるだろうから単刀直入に言うよ、『キミには妖魔界の転覆を狙うイカカモネの一派を排除して欲しい』、これはこの町の産土神たるボク直々の依頼であり、ボクなりにキミの事を信用しているからだ、という事を念頭において欲しい。報酬はボクの集めたコイン全部でどうだい?」

 

「その依頼受けます、フミちゃんとイナホさんにも伝えるけれど良いですね?」

 

「良いよ、今のキミじゃあイカカモネ一派には多勢に無勢だろうからねぇ…」

 

「あの〜ケータ君何の話をしてるんです?理科の先生はどこからどう見ても人間でウィスよ?」

 

 

 

そう口を挟んで来るウィスパーに「察しが悪いねぇ、それでもかつての黙示録の獣の執事かい」とやれやれと言った態度の理科の先生、彼の姿はいきなり紫煙に包まれたかと思うと次の瞬間には其処に立っていたのは立派な黄金の毛並みを持つ九尾の妖狐………Sランク妖怪・キュウビなのであった。

 

ウィスパーは最初こそあんぐりと口を開けて驚愕していたが、俺が突くと再起動して直ぐに「もちろん知っていたでウィス!彼はSランク妖怪キュウビ様でウィスねぇ〜!!」と妖怪Padを取り出してキュウビにゴマを擦り始めた。

 

(試しにサーチしてみたらゴマスリーに憑かれていた、知ったかぶりでゴマを擦るとか小物過ぎない?)

 

 

 

「とにかく、キミ達には『フラワーロード建て壊し計画』を追って欲しい。なんでもボクのせいでタタリが起きてるとかで既にボクに対するネガキャンが始まっているんだよ」

 

「分かりました!」

 

「行きましょうケータ君!!」

 

 

 

そうして、俺はフミちゃんとイナホさんにも連絡して呼び出すのであった………幸いにもすぐにOKの返事が来た。

 

 

「ふむふむ、聞き込みの結果は『フラワーロードを建て壊して新しくショッピングモールを建てる計画が動いている』との事ですね!」

 

「でもショッピングモールならもうサンセットモールがあるのにね………」

 

「しかも『その話が出てからフラワーロード付近で不審火を見る様になった』、陰謀の香りがプンプンするね!」

 

 

 

俺たちが肉屋さんの前でおやつのコロッケ(フミちゃんとイナホさんの分は俺の奢り)を食べながら話していると、明らかに怪しいオーラを放つサラリーマン風の格好をした男がやって来て本屋さんと何やら問答をし始めた、俺は追跡の魔法を男にかけた。

 

男はしばらくすると出て来たため、本屋さんに話を聞くと「今の男がフラワーロードに立ち退きの話を持って来る張本人だ」と言うのだ。

 

どう見ても真っ黒です、本当に(ry

 

そして、俺が男にかけた追跡魔法で何処にいるか探ると、「さくら中央シティの工事現場」で反応が消えた………これは当たりだな。

 

 

 

「つまり、そこが今回の黒幕の居場所って事ですね!」

 

「あそこっていつまでたっても完成しないからお化け現場って呼ばれているのよね…」

 

「とにかく行ってみよう!!」

 

 

 

そして、さくら中央シティの工事現場に到着したが………

 

 

 

「結界が張られてるね、このままじゃあ入れないよ。イナホさん!結界の解析を手伝って、分解はそれを元に俺がやるから」

 

「ラジャー!承りです!!」

 

「(魔法使いって凄い…!)」

 

 

 

そしてすぐに結界の構造解析結果ががイナホさんから送られて来たのでそれを基に結界にエラーを起こして分解するウィルス術式を組む、この術式は「結界の中でバフを受けていた者達に逆にデバフがかかる様にする」のがウリだ。

 

それを結界に向けて放つと奥から「おぼろろろろ………!!」と苦しげな声が聞こえて来た、早速効果覿面だね!

 

俺たちはリアル街中ダンジョンこと工事現場に乗り込むのだった。

 

 

工事現場は本当に工事やってたのか?というほど荒れ果て妖怪がアスレチックをしていた、俺はとりあえず黄金の十字架剣で切り払いながら進む。

 

フミちゃんもハム子に変身して薙刀で妖怪を切り払い、イナホさんはエルネスティへの変身を温存しているのかアイテムや銃剣だけ呼び出して放つ魔法で応戦していた。

 

いつものメンバーこと、ジバニャン・コマ兄弟・蛇王カイラも召喚されている………そこ!カイラだけでオーバーキルとか言ってはいけない。

 

そして、最上階にたどり着いたがそこには俺の組んだ術式でグロッキー状態のおぼろ入道がしんどそうに立っていた。

 

この階だけ夜になっているがおそらくおぼろ入道の固有結界とか領域展開の一種だろう、つまり「夜」という自分に有利なフィールドにするのだ。

 

俺のウィルス術式とカチ合った結果、デバフの効果が勝った様だ………伊達に獣は体験していないんだよ…!

 

 

 

「おぼろろろろろ!!!」

 

「今日は俺が前衛をやる!マギウス・スタイル…展開!!」

 

 

 

俺の身体が闇に覆われたかと思うと中から現れたのはマスターテリオン・ショタverなのであった…時間制限あるから早めにケリをつけたい。

 

 

 

「今度は進撃の巨人ごっこと行こうか…くらえ!!」

 

「いや、あなたはデモンベインをアッパーでカチ上げられるでしょう。将来はBF団か国際警察機構に就職してみてはいかがです?」

 

 

 

おぼろ入道にいつぞやの愛しき怨敵にした様にアッパーカットを決めて吹っ飛ばす、そこに入るのは変身したエルネスティのツッコミである。

 

フミちゃん(ハム子の姿)はアナライズをした様で「おぼろ入道の弱点は炎よ!アギダイン!!」とペルソナをチェンジして援護攻撃してくれている、今回は高所の工事現場だからか空適正のある俺・エルネスティ・カイラがメインで他のメンバーは魔法と妖術による援護になってるな。

 

(ウィスパーはメガホンを持って応援している、だから働けよ!)

 

 

 

「おぼろろろろ……何故ワシらの邪魔をするんじゃ…住処を追われたワシらはイカの様な妖怪から『さくら町に移住したいのなら住みやすい場所がある』と紹介されて住み着いただけじゃぞ………まぁ、多少は工事を邪魔したがな」

 

「そのイカ野郎が俺のともだちを酷い目に遭わせた元凶で妖魔界転覆を狙っているからだよ!」

 

「今回、僕たちがここに来たのもこの町の産土神の依頼です」

 

「工事を邪魔した時点でもうダメよ!」

 

「そうだよ、余所者君たち。この町の治安が悪くなるのは産土神的に放っておけなくてねぇ…」

 

 

 

そう言いながらふわりと立派な尾を広げて現れたのはキュウビ、彼はおぼろ入道や工事現場の妖怪を睨みつけると「キミ達はイカカモネに利用されたんだよ、それにここに建つ建物は『人間界と妖魔界を繋ぐ最新鋭のスポーツジム』さ。妖魔界の国家事業なのさ」と呆れながら説明したのである。

 

 

 

「何と!!ワシらは騙されておったのか!?」

 

「そうだよ、そのうち閻魔大王サマからも沙汰が行くと思うけれどおそらくまだ軽犯罪で済むはずだよ。ボクの見立てだとせいぜい軽い罰金か労役だろうねぇ…」

 

 

 

キュウビがそう言うとおぼろ入道と工事現場の妖怪達は紫煙と共に消えて行き、完全に結界が解除された事で工事現場に夕陽が差した、もう夕方だったんだね。

 

俺たちもマギウス・スタイルや変身を解き、キュウビに向き直る。

 

彼は「よくやってくれたねぇ、これは報酬さ」、と言いながら俺にコインのじゃらじゃら入った袋を渡して来た、フミちゃんとイナホさんには金のこけしを渡している。

 

 

 

「アスから聞いていたけれどやるじゃないか、これからもちょくちょく頼み事をするからよろしく頼むよ」

 

「というか、理科の先生ですよね?」

 

「教員免許はどうやって取ったんですか…?まさか無免許…!?」

 

 

 

するとキュウビは口の前で人差し指を立てて「フフフ…それは内緒さ、さぁもう夕方だから君たちも早くお家に帰るんだね」と言って紫煙と共に消えてしまった、上手くはぐらかされたな。

 

そして、俺たちは家路に着いたのだった、俺はダンセイニには負けるがジェントルマンなのでフミちゃんとイナホさんを家まで送った。

 

 

 

そして、後日。

 

 

 

荒れ果てていた工事現場にはピカピカのスポーツジムが建っている。

 

工事現場の妖怪たちには労役で人間に化けてスポーツジムを建てる様に沙汰が降ったらしく、こうしてあっという間にビルが建ったのだ。

 

俺たちもスタミナム(全部拾ったやつ)を差し入れたりした、すると工事現場の妖怪達からメダルを貰えたのだ、おぼろ入道を筆頭に妖怪たちはこのままスポーツジムで働くらしい。

 

 

 

イカカモネの野望を防げてヨシ!

 

おぼろ入道たちの居場所が出来てヨシ!

 

俺もコインを大量に手に入れられてヨシ!

 

まさしく三方良しという結果である。

 

 

 





久しぶりだったため荒くなったかもしれません。

ケータ君のマギウス・スタイルは一時的にマスターテリオン(ショタの姿)に変身します、この姿ならば魔法の反動がほとんどありません。

早くエセルドレーダを出したいため、銭湯・どんこ池・ナイトミュージアムは省略しました、妖怪達とはちゃんとともだちになっています。

おぼろ入道には2の時間軸になったらオカルト同好会というともだちが出来るでしょう。



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