これまでのあらすじ
やぶれかぶれ院長「私生きてるから!死んでないから!!」
ウィスパー「ギャグ補正って凄いでウィスねぇ…」
高評価&ランキング入りありがとうございます!
そして、やぶれかぶれ院長をサヨナラ!ノツバサ(スパロボUX世界でいうところの抹殺、という意味)して来た俺たちはうんがい鏡ネットワークでアスの元に戻った、ゲームでいうところのメインクエスト達成だろうからね。
すると、アスの横には理科の先生が立っていた………そういえば面識あるって言ってたよね。
「よくやってくれた、3人とも。これでイカカモネの野望の妨げになっただろう」
「本当に助かるよ、ありがとうね」
「なんか良いように使われている気もしないでも無いけど、地球の精霊…型月で言うところのアルクェイドとかの頼みだしともだちのためだししょうがないね」
「ちなみにアスさんはガイアとかアグル的な戦闘形態はないんですか?あとはシラリーとかコダラーの召喚とか!」
「アスさん的には人間の環境破壊ってどう思います?」
とりあえず、アスはイナホさんとフミちゃんの問いかけに対して、「一応、戦闘形態もあるんだけどな、俺は基本的には人間界にも妖魔界にもノータッチなんだよ。あと、人間の行動云々に関してはドモン・カッシュが俺の心を代弁してくれている」との事だ。
なるほど………この世界の地球の化身は人間に対してかなり寛容らしい、まぁ藤宮や東方不敗が極端過ぎたんだろうな。
「ちなみに、何で今回俺が積極的に動いているのかってのはここがさくらニュータウンだからだ、この町はエアーズロック(地球のへそ)に匹敵する程の地球屈指の大霊地であり、同時に人間界と妖魔界の境界線上にある半異界だ。だからこそ結界が張られていて厳重に守られている、この町に何かがあると地球そのものに下手を打てば影響が出かねないからな…」
「「「なるほど………」」」
「そんな、地球にとっての要地に『前世がヨグ=ソトースの息子でクトゥルフ神話系悪の組織の大導師』とかいう特大の厄ネタ転生者が生まれたからだな、これには並行世界地球ネットワークでも転生者連盟でもニュースになったぜ………いくら抑止力としてロボット世界地蔵菩薩もいるからって地球の化身としては戦々恐々だ…」
「いやぁ…なんかゴメンね?なるべく今世では善行積んで生きるよ!!」
「ケータ君は前世の段階で改心してるでしょ?」
「まぁ、私も戦友が上手くやってるか気になってはいました!」
アスはそこで言葉を区切ると、「まぁ、俺が積極的に動くのはそんなところだ。後はキュウビの親方が話してくれるだろうよ」と言って理科の先生に話を引き継いだ。
「キミ達も何度も戦ったから理解出来るだろうけど、俗に言う人に危害を加える妖怪………悪い妖怪がイカカモネの手引きでさくらニュータウンに流れ込んでいるのさ。全てはイカカモネがこのさくらニュータウンという大霊地を手に入れるためにね!」
「イカカモネが大霊地を手に入れたらどうなるんですか?」
「間違いなく奴はエンマ大王サマすらも超える力を手に入れて妖魔界を支配してしまうだろう、それに人間界と妖魔界は鏡合わせの表と裏…どちらかに影響が有ればもう一方にも影響が出るのさ」
つまり、要約すると「イカカモネを蒼穹に…じゃなくて早急に倒さないといけない」ワケだ。
イカカモネ……… Separationの2番の歌詞が聞こえるな?それがお前への鎮魂歌(レクイエム)だ。
(※蒼穹のファフナー一期では誰かが「いなくなる」とEDテーマのSeparationが2番から流れる)
俺が決意を決めているとフミちゃんが「私のともだち…カイラを酷い目に遭わせた罪は償ってもらうわ!」と勇ましく声を上げる。
イナホさんも「今世の私には良き両親も弟も友人もいます!皆を守るためには戦いましょう!」と珍しくロボット抜きでマトモな事を言っている。
だから俺も………!
「俺もエセルドレーダと再会すら出来てないのに世界の危機は困るな、ともだちのためにもエセルドレーダのためにも戦うよ!」
「ありがとう、みんな」
急に聞こえて来た声に振り返るとそこにはマオ君が立っていた、横にはマオ君を守る様に龍のマフラーを巻いた美少年の妖怪が浮かんでいる………フミちゃんが「オロチ君!?」と声をあげた。
「フミちゃん知っているの?」
「前にお腹が空いて倒れていたところを助けてともだちになったの…それ以来、私の家の専属コックとして3食プラスおやつを住み込みで作ってくれてるわ。パパとママも大喜びよ!」
「ナチュラルに妖怪と共存してる………」
「というか両親公認であんな美少年と同棲してるのか…」
「オロチはチャンネル登録者100万人超えの妖魔界屈指の料理系妖チューバーだからねぇ、まぁ今は本来の仕事であるマオ君の護衛に戻っているようだけど」
「今は妖チューバーとしてでは無く、マオの護衛及びに妖魔界へ向かうために協力しに来た」
オロチは俺に向かって己のメダルを渡して来た………そういえば妖怪ウォッチ1のオロチはそういう感じでストーリー進行でともだちになってくれて即戦力だったね。
マオ君はおおもり山の御神木に近づくと、立っていた柱に鍵のようなものを刺した。
すると、御神木の表皮が剥がれて中からエレベーターの様なものが現れたではないか!
「ミカド族に代々伝わる妖魔界への緊急時の非常口だよ、これに乗れば妖魔界のエンマ離宮に辿り着くよ」
「イカカモネは現在、エンマ離宮に居る。エンマ離宮に辿り着くには鬼族の試練があるがお前達なら大丈夫だ」
「ありがとうマオ君、オロチ!」
「あとね、僕の予知夢がこれをケータ君に渡すようにって」
マオ君が渡して来たのは一枚の錆びたコインであった、錆落としの魔法をかけてみても錆が落ちない…このままじゃガシャに入れられないな。
ただ、先代エンマ大王の嫡子であった紫炎の転生者であるマオ君がこのタイミングで渡すって事は大事なものなのだろう………俺はコインをポケットにしっかりとしまった。
俺たちはそうしていざ!妖魔界へ向かうのだった。
スパロボ公式「死んだキャラクターはバイストン・ウェルに飛ばせば自然に生存させられるな!!」
ジャコバ「人の心とかないんか?」
アスは藤宮や東方不敗みてぇな極端な地球第一主義による人間抹殺思想に対しては、まず「俺はそんなことは望んでいない」と説得して止めに入ります。
オロチが妖魔界で人気の料理系妖チューバーだっていうのは公式設定です、詳しくはレベルファイブ公式ウェブ漫画「エンマの休日」をご覧下さい。
現在のオロチは木霊家でカイラと共に押し入れドラえもん暮らしです、1段目がオロチで2段目がカイラ、クローゼットにコマ兄弟が住んでいます。
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