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ブラスターボルテッカという単語が未だに頭から離れません。
もう脳内でテッカマンランスは1000回くらい死んでるしDさんも1000回くらい廃人になってる
そして、エレベーターに乗った俺たちをぐわーと降下する内臓に響く感覚が襲う事数十秒。
俺たちの目の前に広がるのはアニメやゲーム越しではなくリアルで広がる何とも美しい景色なのであった。
空は虹の様に色とりどりに輝いて晴れ渡り、黄金の雲がたなびいている。
夏でありながら桜が咲き誇り、世界そのものが妖力に満ちている。
まさしく桃源郷か、はたまた蓬莱か。ここがそう、楽園さ。
戦いに来た俺たちですら見惚れる程の美しい光景であった………フミちゃんも思わず「綺麗…!」と声をあげている。
そんな俺たちの前方にはギョロギョロと動く目玉の付いた和風の建築物が建っている。
ここがエンマ離宮に続く謁見回廊の入り口のようだ、マオ君を理科の先生に預けて着いて来たオロチが先導して扉を開けてくれた………すると!
「うわぁっ!イカ臭っ!!エロゲの主人公の家…具体的に言うと大十字探偵事務所みたいな臭いがする!!!(存在しない記憶)」
「情け容赦無くかつてのライバルをこき下ろしますねぇケータきゅん………」
「次会った時にレムリア・インパクトされても文句は言えないニャン」
「回廊が真っ白に塗り潰されてるわ!」
「イカカモネとやらは随分と自己顕示欲が強い様ですね」
目の前の本来ならば漆塗りだった柱と板張りの床は真っ白に塗り潰されていたのだ、あとめっちゃイカ臭い。
あと、真っ白に染まった妖怪達がウジャウジャいてこのまま行くと多勢に無勢だろう。
これがアスの言ってたイカカモネの洗脳能力の影響か…とにかく、いちいち相手をしてられないので此方もともだち妖怪達のカゲロー、カイム、影オロチを召喚、ひたすらに気配を消すことでスネークして切り抜けたのだった。
進んでいると巨大な関所に差し掛かった、関所の扉の前には屈強な赤鬼が立ち塞がっているのだ。
「そこのコソコソしている一団止まれ………うむ、通って良し!!」
「えっ良いのかい?」
「ここは『通る人間がどれだけ徳を積んだか』、つまりどれだけ善行を積んだか見るのだ!お前達は人助けを沢山しているので通って良し!!」
「やりましたね、ケータきゅん!コイン目当てでも人助けをやった結果でウィスよ!!」
「ケータはグランドガーシャーニャン!」
「まぁ、情けは人の為ならずって言うしね」
そして、再びステルス取り憑きをしてもらいスネークをする………気づいた奴は忘れん帽に「気づいたことを忘れさせる」様に指示を出し俺たちは温存しつつ進んで行くのだ。
というか俺たちって3人とも変身系(俺は時間制限有り)だから結構偏っているパーティになっているなぁ………ともだち妖怪との連携が必須だな。
そして、次の関所が見えて来た、今度は青鬼が守っている………いや、某創作ネトゲのブルーベリー色のトラウマクリーチャーじゃないよ?
「そこの一団止まれ!ここは人間は大人しか通さん!!お前達は大人か子供かどっちだ!?」
「(ケータきゅん、ここは大人って言いましょう。嘘も方便ですよ)」
「「「子供です」」」「ちょっとぉ!?」
「うむ、正直で良し!ここは質問に対して『正直者であるかどうか』を見るのだ、それにお前達が子供であるなど一目見ればわかる!!」
「やりましたねぇ!ケータきゅん!!」
「そこの白いの、主人の正直さで目は瞑るが次は無いぞ?」
「ウィッス…」
ぶっとい釘を刺されたウィスパー…そして、第二の門を通過した俺たち………俺の記憶が正しければ!
「みんな、スネークはやめてこの先は戦闘して行こう!」
「えっ温存するんじゃないの?」
「あ〜なるほど、私も思い出して来ましたよ。幸い、回廊の上だし敵は場外に落としちゃいましょう!」
「なら私達に任せて!」
そう言うのは、スナックゆきおんなのママ………正体はそのものズバリ妖怪ゆきおんな、彼女は「白銀に光る髪留め」を取り出すとフードを外して髪を結い上げた、すると彼女の姿は妖怪ウォッチ屈指の人気キャラクターであるふぶき姫に進化したのだ。
「たびガッパくん、お願い!!」
「任されたっす!」
かつて、クマの無くした指輪を探す時にともだちになったノガッパが進化したたびガッパ………彼は回廊にたむろしていたイカカモネ配下の妖怪達に容赦なく水流をお見舞いした。
「私の番ね!キラキラ雪化粧!!」
すると、たびガッパの技で濡れていた妖怪達は皆、カチンコチンに凍りついてしまった、流石は火山を一瞬で雪山に変えられるだけの事はある…!!
「トドメはワシじゃ!うちわ大旋風!!」
そして、トドメは装備のうちわを無くしたところを俺たちが見つけたからともだちになってくれた天狗、彼は風の力で凍った妖怪達を容赦なく回廊の下に落としていった。
「みんなすごいわ!!」
「うふふ…さくらニュータウン、いえ妖魔界の危機ですもの。私も頑張っちゃうわ」
「オイラたちもケータの力になるっすよ!」
「個人的にはイカカモネは気に食わん」
ともだち妖怪達の力を借りた俺たちは第三の関所…ここは黒鬼が守っている、に到着した。
「そこの者達、止まれ!………ふむ、通って良し!!」
「えっ良いんですか?」
「ここは『通るモノがどれだけ戦ったか』を見る関所なのだ、お前達は歴戦の猛者と見受けられる。そして、ここがエンマ離宮への最後の関所だ」
「ラスボス前って事ですねぇ…」
「これは独り言だがな?イカカモネはエンマ離宮を不法占拠して勢力を拡大しておる、奴に挑むのならばここで用意をしておけ」
黒鬼の独り言を聞いて俺たちは決戦前の準備をする、俺は幾つかの決戦術式をセットしておくのであった。
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そして、黒鬼の守っていた関所の向こう…本来ならばエンマ大王が座る玉座には白いローブを纏ったイカの妖怪が座っていた…アイツが!
「イカ〜カッカッカ!私が妖魔界の次期支配者、イカカモネ・ソウカモネじゃなイカ!!」
「何が支配者だ!お前はただの簒奪者だ!!」
「だまらっしゃイカ!そもそも、妖怪とは人間よりも優れた存在………融和政策などが過ちではなイカ!!あの小僧がその様な政策を打ち出すから人間かぶれの妖怪や半妖などと云う穢れた存在が生まれて来たのではなイカ!!!人間は妖怪に支配されるべきなのだ!!!」
「やはり!私を嵌めたのは貴様か!!許さんぞ!!!」
そう言いながら蛇王剣を突きつけるのは憤怒のオーラを纏うカイラ。
「人間は素晴らしい存在です!三成様やケータ君達の様にね!!比較して優劣をつける事自体が間違いなのです!!!」
いつに無いシリアスモードで啖呵を切るのはウィスパー、石田三成の名前を出すとは本気だね…
「ウィスパーの言う通りニャン!お前がエミちゃんやケータ達に危害を加えるならばオレッチも戦うニャン!!」
そう言いながら身構えるのはジバニャン、エミちゃんと同列に置いてもらえるなんて嬉しいよ。
「半妖も人間も良く生きているのならば素晴らしい存在だ…前世の俺と違ってね!」
「ケータさん………とにかく、地蔵菩薩としてもイカカモネの支配を認める訳にはいきません!」
「私のともだちを傷つけたり愚弄するなんて許せない!」
そこで変身する俺たち………ここに妖魔界のみならず人間界の存亡を賭けた戦いの火蓋は切られたのだった。
ケータ「飛影はそんなこと言わない、アイツはひたすら無言で殺しに来る。ソースは前世の俺」
ウィスパー「マジで何なんでしょうね、あのニンジャ。一応ジョウさんのループでの前世の様ですが…」
ジバニャン「もう零影か東方不敗マスターアジアをぶつけるしかないニャン」
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