小ネタ
ウィスパー「ケータきゅんもオーラロード開いたり出来るんですか?」
ケータ「出来るよ!これが今念写したバイストン・ウェル観光した時の写真」
ジバニャン「リベル・レギスがピースしてるのがシュールニャン…」
ある日のこと、俺たちはアスからのミッションことクエストをこなしつつ、報酬でコンビニのアイスを買って店先で食べている時のことだった。
「おや、あそこにいるのはフミちゃんではありませんか!」
「ケータの人間のともだちだったニャンね?」
「うん、そうだけど………」
そう言葉をつっかえる俺に訝しげな視線を向けてくるふたり、だってそうだろう?
フミちゃんが「妖怪ウォッチをつけていて、しかもコマさんとコマじろう………はまだ良いとして蛇王カイラと共にいる」のだから!!!
しかも蛇王カイラはTSしていて………うぉっデッカ!!!………フミちゃんと仲良さげというか………ボインボイーン!!!………まさかシャドウサイド前なのにもう改心してデレ期に入っているのか?
(やばいな、あまりのデカさで思考にノイズが走る。)
いや、フツーに考えるとフミちゃんを利用してクーデターの下準備をしているってあたりだろうけどね…シャドウサイド30年前の原作1時点ではまだ投獄されてる最中のはずだよね?
それにしても、これだけデッカいおっぱいは一無量大数回目のループで大十字九郎が女体化してた時以来だぞ………!
大十字九郎も「ちんちんが大きい男ほど女体化した時におっぱいがデカくなる法則」に漏れなかったがまさかの蛇王カイラにも法則が適応されるとは………ここ子供向けアニメの世界だよね?
(ちなみに女体化大十字九郎とは正体隠してワンナイトラブした、朝帰りしたらエセルドレーダが顔を顰めてものすごく複雑な表情をしていたのを覚えている)
(これは存在する記憶)
そうこうしているとフミちゃんが「あ〜!ケータくんじゃない〜!!」と走り寄って来た、そして俺の付けてるウォッチと横にいるウィスパーとジバニャンを交互に見た。
「ねぇ!ケータくんその時計って「下がれフミ、コイツは危険だ」」
そしてフミちゃんを後ろに下がらせたカイラが蛇王剣を呼び出し切りかかって来たためこちらも十字架型の金色の剣を召喚、剣と剣がぶつかり合う金属音が周囲に響いた。
「やはり貴様…人間ではないな?私と似た気配がするぞ」
「いや!今世ではフツーの小学生だよ、魔法が使えるだけのね!!」
そうして剣戟を交わすこと数回、邪炎斬りだったのだろう、最後の一撃が重かった。
(小手調べでこれか!?どうやら俺は妖怪ウォッチ世界の上澄みを舐めてたらしい!!)
鬼王・羅仙や空亡が強過ぎただけでカイラが雑魚…というわけではないようだね。
カイラでコレならエンマ大王はどれほどになるか………というか妖怪ウォッチ界のインフレ怖いなぁ、早くエセルドレーダを解放しないと。
アスは顔を顰めそうだけどこの世界を守るためにもリベル・レギスは必要だよ!
というか子供向けほのぼのアニメの世界なのにリベル・レギスが必要って何なんだよ!?
それにしても俺がいくらゲッシュ&自己封印で本気が出せていないからといって随分と容赦が無い…!
だがまぁ!やられっぱなしは性に合わない………「自己封印解除!」「ほう!それが貴様の本性か!?」
前世の姿に一時的に戻った俺を見てカイラは疾風ステップで斬りつけて来ながら距離をとった、俺は追撃するべく聖弓ウィリアム・テルを起動して射ろうとしたその時………
「ふたりともやめなさ〜〜〜〜〜〜い!!!!!」
そう言ってフミちゃんが俺たちの射線上に割って入って来たので俺もカイラも虚を突かれて隙が出来てしまった、フミちゃんはその隙を見逃さなかった。
「ともだち召喚!出て来て!!私のともだち、ホノボーノ!!!」
「ポッカポカ!ナンカヨウカ!いっちょやーるカー!」
「ホノボーノ!ケンカは駄目ボーノ!」
ホノボーノが召喚されたため場の空気がホノボノ〜としてやる気が削がれた、スパロボで言うと「脱力」をかけられた感じ。
アルティメット・クロスではウェストの奴が脱力持ってて前世の俺にかけて来たのを覚えている(存在する記憶)
フミちゃんはカイラをお説教し始めたため俺も今世の姿に戻り、弓もしまう………というかミツマタノヅチすら出てない序盤も序盤でいきなり蛇王カイラとエンカウントしてバトルになるとは、この世界はゲーム通りに行かない突拍子もないところがアニメっぽいなぁ。
カイラもカイラでフミちゃんの言うことはわりと聞いているように見える、ウィスパー・ジバニャン・コマ兄弟は展開について来れてない。
「えーと、いきなりのバトル展開だったんですがフミちゃんもウォッチャーなんでウィスか?」
「なんでケータにバトル挑んで来たニャン?ケータは今世は良い奴ニャンよ?」
「もんげ〜ビックリズラ!」
「いきなり異能バトルものになったズラね…」
フミちゃんとカイラは「どうしてあんなことしたの!?」「奴から危険なものを感じたんだ…」「それでもいきなり斬りつけるなんて駄目よ!まずは話し合いでしょう!?」とカイラの方がフミちゃんの勢いと正論でやり込められている。
俺の所感になるがフミちゃんが妖怪ウォッチを持つということはちゃお版妖怪ウォッチこと「〜わくわく⭐︎にゃんだふるデイズ〜」に近い世界観なのかもしれない、あの漫画実は好きだったんだよなぁ…
「〜わくわく⭐︎にゃんだふるデイズ〜」のフミちゃんはひたすらに非凡ガールというか正論で妖怪を論破したりイケメン妖怪に靡かなかったりマグロを大量に釣り上げたりゲームでフミちゃんを選んだ感じの性格と生活スタイルをしていた、愛しているのはエセルドレーダだけど俺あのフミちゃんのことけっこう好きだったな。
そうしているとフミちゃんが俺の方を向いて「大丈夫?ケータくん、怪我してない?」と声をかけて来た。
「うん、大丈夫だよ。ところでフミちゃんが持ってる時計って妖怪ウォッチだよね?」
「うん!そうよ、ケータくんもマオくんのお店で買ったの?あとさっきの変身?は何なの?」
なんでここでマオくんが出てくるんだ…?なんか話が噛み合わない、これは落ち着いて話した方が良いね。
「あの〜ここは場所を移しません?お互い積もる話はあるでしょう?」
ナイスだウィスパー、そうして俺たちはフミちゃんのお家にお邪魔するのだった。
◇◇◇
そしてフミちゃんのお部屋にて
「というわけで私はマオくんから妖怪ウォッチとふたりを買ったの…ケータくんは?」
「フッフッフ…ケータきゅんはこの運命の出会いを果たしたウルトラワンダフル有能妖怪執事のワタクシから「ウィスパーに貰った」ちょっと一言でまとめないでくださいよぅ!!!」
俺たちは「どうやって妖怪ウォッチを手に入れたか」を話すのだった、というかマオくんが動いていて蛇王カイラ釈放に動いたってことは裏にエンマ大王いるよね…蛇王カイラのことも問い詰めないとな。
「というかケータくん、さっきカイラと互角に戦えてたし変身してたよね、あれ何なの?」
「それもだが貴様からは人間と人ならざる者両方の気配を感じるぞ、もしや半妖か?」
そう尋ねて来るフミちゃんと蛇王カイラに俺は「前世がスーパーロボット大戦UXのマスターテリオンだったこと」「今は贖罪とエセルドレーダの解放を目指していること(地球の許可つき)」であることを話したのだった。
「フミよ、スーパーロボット大戦とデモンベインとは何だ?私は…その…最近のことに疎くてな」
「どっちも有名なゲームよ…異世界にはゲームの世界が本当にあるのね…」
「これは地球の精霊アスさんのお墨付きでウィッス!ケータきゅんはエセルドレーダさんのためにそれはそれはもう努力してるんですよ!!」
「地球の精霊アスならばイザナ族の伝承にもあるな…」
「これで俺の事は一応信じてもらえたよね、俺としては蛇王カイラが釈放されてることが気になるんだけど。エンマ大王が何かしたの?」
するとフミちゃんは表情に疑問符を浮かべた、それと対照的に蛇王カイラは「よくも言ってくれたな」という表情でこちらを睨みつけて来た…もしかして投獄されてたことを伝えてないのか?
そうしているとウィスパーが「あ〜アータ!!あの事件の主犯!?」と大声を上げた、一体なんだよ…
「ホラ!ケータきゅん、このネット記事見てくださいよ!!」と言いながらグイグイPadを押し付けて来るウィスパー、するとそこには「イザナ族の姫がミカド族の嫡子に毒を盛った罪で投獄された」という内容の記事が載っていた、日付は数十年前だ。
「このミカド族の嫡子は今のエンマ大王様ズラ…もしかしてとんでもない犯罪者が脱獄したズラか?」
そうスマホを手にしながら不安気に声を上げるコマじろう、だがフミちゃんとコマさんは「それは違うわ!カイラはそんなことしない!!」「そうズラよ、何かの間違いズラ!!!」とばっさりと切り捨てた………ウォッチャーになってから日が浅いらしいが信頼してるなぁ。
しかし肝心の蛇王カイラは「そう世間が思うのならばそれが事実なのだろうな」と何処か投げやりに答えた、その目はかつての俺のような諦観と絶望が浮かんでいる………これはほっとけないぞ!
「オレのともだち!出てこい !バクロ婆!」
「フシギ!フシギ!ブギウギ!オレたちゃ、オオハシャギー!」
「ババァ〜ン!(バクロ婆!)」
そしてバクロ婆はカイラに取り憑いた、するとカイラの瞳から涙が溢れ「私はやってない…何故誰も信じてくれぬのだ…!」と本音…カイラ側から見た真実が語られたのだった。
蛇王カイラはイザナ族の当主が人間界で出会った人間の女性のあいだに作った子供………俗に言う半妖である。
幼い頃…母親が健在の頃は人間界で過ごしていたようだ、正天寺の側に家があったらしい。
しかし、母親が早逝しそれ以降は妖魔界でイザナ族の姫としていきなり生きるようにさせられたそうだ。
学校も妖魔界の上流階級が通うような学校に入れられた、しかし半妖だという理由で虐げられた。
「う〜ん、妖怪ってもっと気楽に生きてるイメージあるニャンけどね」
「オラみたいな田舎者には想像もつかないズラ…」
「ワタクシ昔宮仕えしてたけどお偉いさんってドロドロの部分がどうしてもありますし…」
話を戻して………
そんな同族と呼べる者が誰もいない世界で虐げられる日々に嫌気が差し、(父親は当主の仕事が忙しくほとんど顔を見せなくなったそうだ)ある時、街から遠く離れた綺麗な湖で入水自殺を試みたらしい、いきなりヘヴィだな!?
「入水は苦しいと言うがな、私にはそう思えなかった。ふわふわと暗がりに沈んで行く感覚…自分が消えて行く感覚は当時の私には心地良かったな」
「カイラ………」
しかし、それを止めるものがいたらしい。
「アイツは私を引き上げて確かにこう言ったぞ、「お前がどれだけ辛い目には遭ってるかはわからねぇが最後まで投げんな!人生…いや、妖怪生まだまだ捨てたもんじゃねぇ」、あの時の私は確かにその言葉に救われたんだ………」
「それってイ………ゲフン、エンマ大王?」
「よく分かったな」
「エンマ大王って立派な方なんズラね〜」
当時のカイラにとっては絶望の中に差した光だったエンマ大王、エンマ大王は「半妖だから虐げられた」というカイラの話を初めてちゃんと聞いてくれて「俺はお前と同じで人間界で過ごしていた時の記憶があるし昔は人間だった、だから俺もある意味では半妖かもしれねぇよ」と言ったそうだ。
街への帰り道、立ち寄った村でりんご飴の屋台が出ていた。
カイラはキラキラした瞳でりんご飴を見つめるエンマ大王に対して身につけていた「母親の形見だった腕輪」を売ってそのお金でエンマ大王と自分の分のりんご飴を買ってふたりで食べたらしい。
「エンマはりんご飴を食べながら私にこう語ったんだ…「今は子供だけどいつか俺はみんなを導くデッカい男になる!妖怪も半妖も良い感じに生きていける理想の妖魔界をつくってみせる!!そうアイツらと約束したからな!!!」………結局、アイツらが誰なのかは聞けないままだったが」
「(間違いなくシンとタエのことだね)」
そして屋敷の前まで送ってくれたエンマ大王、カイラはすっかり彼という光に魂を灼かれてしまった。
「俺にとってのアルティメット・クロスかぁ………」
「ただ、その時見えた希望も一瞬だけのまやかしだったがな」
次の日、いきなりサイレンに叩き起こされたイザナ一族。するとたくさんの兵士が雪崩れ込んで来て無理矢理一族郎党を捕らえてしまったのだ、そして捕らえられたカイラたちを見下す様にミカド族の役人がやって来て「カイラが次期エンマ大王を毒殺しようと目論んだ」というのだ。
お前がエンマ大王に食べさせたりんご飴が何よりの証拠と言うのだ。
当主である父親は「半妖の娘ひとりを差し出して済むのなら」と庇ってはくれず、カイラは誰にも顧みられることも無く反逆者として投獄された。
「そこから数十年は地獄だったぞ…喉が張り裂けるまで私はやっていないと叫ぼうと誰も聞いてくれず、殴られ鞭打たれ、食事どころか水すら満足に貰えず床の泥水を啜りドブネズミを喰って飢えと渇きを満たした、純潔すら無様に奪われて身体中には治らない傷痕だらけだ、私は女として出来損ないになったのだ。」
「酷い………」
いきなり黒い妖怪ウォッチが始まったようだ、というかシャドウサイド?
フミちゃんも妖怪たちも絶句している、空天(空亡の元の妖怪)もこんな感じで冤罪を着せられたんだろうなぁ。
「しかし、フミと出会う数日前にいきなり牢から出された私はエンマの前に引きずり出された。アイツは私の事を憐れみの目で見ると無理矢理人形の姿に封印して来た、あとはフミの知っての通りだ」
「思ってたよりもヘヴィーだったわ…」
「妖魔界の闇だね」
ただ、バクロ婆の力でバクロさせたって事はカイラは嘘をついてないんだろう。
だが、「あのイツキだった頃から人格者だったエンマ大王がこんなことをするか?」という疑問で俺の頭はいっぱいなのであった。
TSが癖に来るものとしては「ちんちんが大きい男ほど女体化した時におっぱいがデカくなる法則」を推して行きたい。
カイラとエンマの話のモデルはガッシュのシェリーとココです。
あと、この世界はデモンベインのメディアミックス作品(特にアニメとコミック)が上手く行った世界線ですね。
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