「なっ……!」
「どっかーん♡」
攻撃に意識を集中したお陰か、防御が疎かになっている相手に向けて……地中深くに埋めていた魔法を発動させたティンカーベルと名乗った彼女。今も地表を焦がすそのその爆炎の正体は───ブレイディアの『
この場所に電波障害を使って誘き出したのも、前日にブレイディアと交戦したのも……この『停止』した魔法を再利用して勝負を決める為の伏線だった。そこまでしないと決め手にならないと判断したティンカーベルの判断は間違いでは無い。
周辺の地形ごと爆破してしまえば、どれが幻影でも関係ない。正に範囲というものは───正義だ。その属性も相まって、ブレイディアのような火属性の範囲攻撃はグライシアに対して非常に相性が良い。
「あはは……ちょっとやりすぎちゃったけど、これで……」
「今のが切り札ですか、まるで『
そんな爆炎の中から、無傷で歩いてきたように見える青い衣装の金髪の魔法少女。相性の悪さを差し置いても
「なっ、なんで?」
「罠にかけたと信じ込んでいる相手ほど、罠にかけやすい相手は居ませんのですわよ?」
確かに冷静さを失っていた筈だ、そんな彼女が涼しい顔でこの場に立っている。それが示すのはつまり……
「残念ですけど、戦闘に私情を持ち込むほど……幼くはありませんのよ」
「へぇ、釣られたのはこっちだったってワケ?」
切り札を
「漸く察しがつきましたわ。モノの動きを止める……停止。いや……
「へぇ、鋭いんだね? だからって……」
虚勢を張っても圧倒的に不利な事実は変わらない、だが……頭を回すのを止めればその先に待っているのは敗北だけだ。
「分かった所でその魔法でどうするのか、教えて欲しいな♡」
「それならこういうのは如何ですこと?」
彼女達を閉じ込めるように四方に現れた、氷の鏡で出来た巨大な壁。それは確かに物質の動きを止めるだけの彼女に対して、有効な攻撃手段だった。だがしかし、自分ごと囲んでしまえばそこに突破口は……!
「なんて、考えているんでしょうけど……」
その場から掻き消えたグライシアを見て、漸く事態を理解する。今目の前に居た彼女もおそらくは……幻影。ならば声は一体何処からなんて考えは既に───
私がグライシアを優先した理由は2つ。1つはブレイディアなら大丈夫だと判断した事。そして2つ目は……グライシアが心配だったからだ。
それは彼女が負ける事……を想定している訳では当然無い。間違いなくグライシアが負ける訳は無いだろう。どちらかというと心配だったのは……ティンカーベルだった。
公園での一件の時から思っていた。今のグライシアは手加減を知らない。守るべき
目の前で氷の鏡の壁が反り立っている。だが解除されていない以上は、勝負はついたわけでは無さそうだ。なんとか間に合ったという事だろう。流石……私だ。
二人の戦いをまずは止めないといけない、そう思って少しずつ収縮している氷の壁を……叩き割る。
「さっ、サテライト様……!?」
「サテライト…………」
驚愕した表情のティンカーベルと、予想はしていたという表情のグライシア。
「まさか、私を助けに……!?」
「うん、それは合ってるんだけど……」
期待されている。だが、私は彼女の期待に応える訳にはいかない。
「ごめんね、私はそっちには……行けない」
突き放すような一言。だがこれだけは伝えておかなければいけない。私は今の所……協会に弓を引くつもりは無い。
「そう……ですよね、分かってはいました」
「何ですの、その落ち着き様? もっとさっきまで……『キャハキャハ』していましたわよね?」
私は新星魔法少女協会の王にはなれない。組織の長には後ろ髪を引かれる気持ちはあるが……私の目的の為に、行き場を失う少女たちが生まれるのは……私の意図するところじゃない。
「なら止めないでください、サテライト様。私は貴方が一人で戦っているかもしれないときに……『彼女が勝てないなら誰を向かわせても被害が増えるだけ』なんて
勝敗は既に決したように思える。ここからグライシアを倒すのは不可能に等しいだろう。だが彼女の目に諦めは見られない。そして今回の一件は完全に私に責任がある、本当にごめんなさい。
「でも、それは確かに合理的な判断だと思うよ。犠牲者の数が増えるだけに終わる可能性も高い」
「そんな事は……分かってるんですよ! 私程度の魔法少女が行ったって焼け石に水だったって!」
悲痛な叫びだった、それでも力の差は感情なんかで埋まるものでは無い。
「でも、世界を救った英雄を見殺しにするのが……貴方を見捨てるのが大人の正しい答えなら!」
それでも魔力が付きかけている……満身創痍の身体で彼女は立ち上がった。
「そんな事が許されるなら───私は大人になんてなりたくないッ! ガキのままで良いッ!」
「それが、あなたの……戦う理由だったんですわね」
誰かの為に立ち上がれる彼女は、きっと良い魔法少女なのだろう。
だけど、この事件に関係する張本人たちは……もれなく全員身内なのだ。
「その、サテライト? 私は別に『親友の』貴方が新星魔法少女協会に所属しようが、しまいが……付いて行くつもりですから別にいいのですけど」
「えっ……!?」
ショックを受けた様子のベルちゃん、それも当然だろう。普通の魔法少女は公私を分ける。相手のリアルを知っているというのは、その魔法少女たちの仲の深さを示す一つの指標になり得るのだから。
「それでも、昨日からず~っと連絡をしているのに、ラインのメッセージ1つ返さないのはどういう了見ですの???」
「……えっ、えっ?」
「あのね?」
またもショックを受けるベルちゃん。普通の魔法少女は、本名で登録するラインを交換したりはしない。そして、私は彼女に行ってきますと連絡を取ってから
「スマホの電源切れたの忘れてて……てへっ☆」
「…………お仕置きが必要なようですわね?」
止まっていた氷壁が再び四方から迫る。明らかに怒ってるよね……額に青筋が浮かんでいるし……
ちなみに嘘だ、スマホの電源はあえて充電していなかっただけ。それは今後の展開を考えれば必要な事だったと言える。彼女の意識を私に向けさせるにはこうするのが一番……いや、やっぱりわかっててもちょっと怖いな? 負けたいけど、負けたいけど……ここで負けると折角組んだチャートが……
私だけならともかく他の2人まで巻き込まれかねない、ここは泣く泣く……断腸の思いで防御を選択する。本当に仕方なく。氷壁は私の近くまで来るのと同時に弾き飛び、粉々に崩れ去る。そんな事はグライシアも分かっていただろう、次の一手を打とうとその場を離れようとした瞬間の事だった。
突如として虚空にゲートが開く。
もしグライシアが万全な状態ならそのゲートが何処か歪だったことに気付かれていただろう。今まで見た中でもかなり大きめのゲートは街中で見たそれとは比べ物にならない。魔王級の半分くらいの強さはあるのではないだろうか? 私からしたらどれも雑魚だからよく分からないけど。
「なっ、こんな時に外敵ですの……!?」
「どうしてこんなタイミングで此処にゲートが……」
そう、こんなに都合よく外敵が現れるなんて有り得ない。だから当然これは……マッチポンプだ。
空には報道陣のヘリが居るのが見える。流石にこの規模の電波障害があれば、マスコミも集まる。何もなかったでは済まされない。だから、事件を有耶無耶にしたいのなら……共通の敵を用意してやればいい。外敵と言う、人類の不倶戴天の敵を。
「話し合いは後にして……協力してくれるよね?」
「サテライト様と一緒に戦えるなんて光栄です!」
「この事……ちゃんと覚えておくんですわよ?」
選定した結果、都合よく大型で電気系統の外敵だ。死に往く
そして肝心の外敵戦だが……語る事があるだろうか?
今更、魔王以下の外敵が一体や二体出てきたってどうなるって言うんだよ、この私が居るんだぞ? まあ、今回の主役は私じゃないから、少し……いや、かなり手加減はしたが。
危なげなく戦闘を終えたベルとグライシアに労いの声を掛けつつも……今回の目的を果たすために声を掛ける。彼女の想いとカリスマは本物だ、だからきっと何とかなると思っている。
「彼女達の居場所は貴方が作るんだよベル。貴方にはきっとその素質がある」
「それでも今更……」
報道陣のヘリから降りたレポーターらしき女性が、こちらへとカメラを向けている。此処までは筋書き通り、この後どうなるかは……ベルちゃんのカリスマにかかっている。
「私の友達のベルちゃんが伝えたいことがあるんだって☆」
「あっ、あの……!」
何度か見た事のあるレポーターの女性とカメラに向かって手を振りながら話しかける。いきなりの事で戸惑っていたものの、背中を押された事でどうやら私の意図を察したらしい。
「今も困って……苦しんでる魔法少女たちが居るんです……!」
彼女の本当に伝えたかった事。それはこの前聞いた通り、魔法少女の為の協会を作る事。それは、理想論が多くて……完璧な答えではないものの、その思想は素晴らしいモノだった。しかし、実現するには圧倒的に力が足りない。
だから彼女は、初めから話し合いをして……助けを求めるべきだったのだ。誰よりも大人になりたくないと言っていた彼女は……芯の部分がどうしようもなく大人で、子供のように周りに助けを求めることが出来なかった。
「そんな彼女達を救うために……」
そんな彼女の心の底からの叫びは……
「ぽっ、ぽまいらの力を貸してください!」
きっと誰かに届く。届……ん?
「ぽまいらって何ですの?」
「呼びかける時はこうすると良いって……!?」
ざわつき始めるマスコミ陣、様子を見るに……どうしようもないくらいに生放送らしい。あはは、こうなってはもう取り返しはつかない。何時の日か、今日と言う日を……笑える時が来るといいね。あははは……
「逃げっ……ここから離れようかベルちゃん?」
「なっ、何でですか?」
「良いから……後は頼んだね、グライシア☆」
一足飛びでその場から離れる私達。一拍置いて何とか誤魔化そうとグライシアへ質問を投げ始めるリポーター。だがどう見てもその顔には冷や汗が滲んでいた。まあ、お茶の間でネットスラングが流れているのだ、そんな顔にもなる。とは言え、ここから巻き返しは……不可能だろう。
「ちょっ、この空気をわたくし一人で……!?」
頑張ってほしい、
そんな野良の魔法少女たちにとって、小さくも重要な一歩を踏み出した日の夜。
誰よりも救われない魔法少女の為に頑張れる、優しい心を持った女の子の前で。
「必死に身体捩っちゃってカワイイ~(笑)」
「べっ、別にそんな事ない……けどね?」
「そんな事言って必死に身体揺らして……ワンちゃんみた~い♡」
そんな自分より四つも下の小さな女の子の前で……私は肢体を晒していた。
──────違うじゃん!?
いや本当に言い訳をさせてもらうとすれば。
それは今から数十分ほど前の出来事───
地下にある新星魔法少女協会のアジトに戻ってきた私達、どうやらほかの構成員も
これで少しは野良の魔法少女たちを取り巻く環境も改善し始めるだろう、電波障害も外敵のせいだし、後は上とグライシアを説得すれば今回の問題は一件落着。丸く収ま……?
「あっ、何時もより早い……っ♡」
「さっ、サテライト様……!? もしかして何処かお怪我を!?」
思わずと言った様子でその場に崩れ落ちる私。そんな……後10分くらいは持つ見込みだったのに……? もしかして淫紋が成長しているというのだろうか? だったとしたら……何故? 全くもって想像がつかない、そして熱に思考を奪われて上手く頭が回らない。
「ちょっと離れて……♡」
「嫌です、奥多摩であの時救われた恩返しに……今度こそ私がサテライト様を救って見せますッ!」
その心意気や誉高いけど、タイミングはいっ、今じゃない……! 流石に洒落にならない、お互いの名前も知らないのに。そんな……そんな……?
私の手を握る緑髪の少女、だけど流石にそれは不味いのは熱に浮かされた頭でも理解できる。どう見ても年下の……推定小学生くらいの私のファンの女の子に……絶対ダメだ、絶対ダメなのに……
───あっ、もしこんな事がバレたら私の人生……終わる♡
「しっ、死なないでくださいサテライト様……私に出来る事なら何でも……!」
「なっ、何でも……?」
その言葉はまるで、魔法の言葉のようにも……悪魔の誘いにも聞こえた。そもそも、淫魔の呪いなんて人の身に耐えられるような疼きでは無いんだけど、それでも私は最後の気力を振り絞り……
「だっ、駄目……」
言えたじゃねえか……最悪ルクスを呼んだ方がマシだろう。そう思って
「酷い汗……とりあえず風邪を引いちゃうかもしれませんし、服を脱がしますね?」
「あっ……♡」
そんな抵抗は、当然の提案により無に帰した。
芋づる式で淫紋を見られてから、事態を把握したらしい彼女は……間違いなくむっつりスケベの類に分類されるのだろう。ネットの掲示板に入り浸っている辺り将来有望なのかもしれない。
「私は……どうすれば良いですか?」なんて。
そんな事を聞いてきた彼女の少し上気した頬を見た瞬間に、私の理性さんとやらは何処かへと弾け飛んでしまったらしい。
だからつい答えてしまった。
「何時ものベルちゃんがしているみたいに、子供っぽく馬鹿にして欲しい」と。
一瞬困惑した様子で固まったものの、数分後にはニヤリと口角を上げていた彼女は間違いなく……世界のルールを捻じ曲げる『法則系』の魔法少女の名に恥じない二面性だった。普通の人間にあそこまで両極端な人格を使い分けることは出来ないだろう。
「ほっ、本当に良いんですよね? 始めますからね……!」
半ばヤケクソ気味に私をベッドまで運んだ彼女に対して、私の方は返事をする余裕も無い程に焦燥していた。前よりもずっと身体が熱い、この淫紋が私に定着してきたのか……それとも私の心情の変化が原因なのかは分からないが。
「それで、お姉さんはベルにどうしてほしいのかなぁ?」
まるでスイッチが切り替わったかのようだった。小馬鹿にするかのように、ニヤニヤと笑みを浮かべる彼女に対して……何となく対抗心が反り立っていくのを感じる。
「やっぱ我慢できるから……良い」
「そう? じゃあ、ベルとゲームしよっか?」
一体こんな所で何のゲームをしようと言うのだろうか。
「お姉さんが1時間我慢出来たら『勝ち』、無様に敗北宣言したら『負け』。シンプルなルールで良いでしょ?」
「そんなの……」
無理に決まっている、そう言おうとした私の口を小さな指が塞いで……さらに続ける。
「もしかして……自信ないんだぁ?」
「……余裕だけど?」
反射的に答えていた。常識的に考えて、こんな状態で一時間も我慢できるはずは無い。下手をしなくてもその場で気が狂って死ぬ。だけど、この私が本気でやれば負ける筈なんて無いんだから。
そうして冒頭に至るという訳だ。
あんな優しい娘が、私の為に必死になって頑張ってくれていると思うと情けなさで……白い涙が出そう。
「キャハハハッ、熟練の魔法少女の癖になっさけな~い♡」
……本当か? もしかして天性のメスガキだったのではないだろうか?
私はとんでもない逸物を呼び起こしてしまったのかもしれない。
「ねぇ、そろそろ負けを認めなよおねーさん♡ベルもう飽きてきちゃったぁ」
「負け……ない、私が今まで積み上げてきたモノの重みが……♡」
口ではそうは言っても、身体は限界だった。衣服が擦れる度に身体が跳ねそうになるのを必死に抑える。甘い声が口から洩れそうになるのを、必死に抑えて蹲る。一度も手を触れられてすらいないのに、無様な姿を見られて小ばかにされているという事実だけで……お腹の奥が熱くなるのを感じてしまう。
「
「じゃあ、ベルがサテライトのおねーさんを素直にしてあげるね?」
「なっ、触れるなんてそんなの反則じゃ……」
お腹の淫紋をなぞる様に撫でられる、淫紋の位置が位置なだけあって……それだけでおかしな気分になる。そのままおへそや脇腹の辺りを
「負けそうになったら反則だなんて……情けないんだね♡」
「こんなの、全然……♡」
「お姉さん強がりすぎ~足が震えて小鹿さんみたいじゃん(笑)」
私が何時の日か言った台詞が自らに帰ってくる、足が震えそうなのを必死に押し隠しているのもバレバレだった。このまま諦めようと、負けを認めようとしたその時。
「わっ、私のま……」
「ほらどうしたの? もっとわからせる~♡みたいな感じで頑張らなくて良いのぉ? 今まで積み上げてきたモノ? とか言うのを見せてくれるんだよね?」
「……けではないけど……ねっ♡」
反射的に口から出たのは、否定の意思だった。此処まで頑張ったんだから耐えて見せる、そんな損切のできない心情が、鎌首をもたげていた。後……50分。
それからも、執拗にフェザータッチを繰り返す緑髪の少女に……成す術もなく……必死に枕に口を押さえつけて我慢する。触れられているのか触れられていないのか分からない程の感覚に、少しずつ体の感覚が鋭敏になっていってしまう。
「ベルとお話ししようよ、おねーさん♡何処が好きなの?」
「……ッ♡はぁっ……♡」
喋ると、変な声が漏れ出そうになる。だから必死に身体をベッドへと押し付けて我慢をするしかない。
「ざぁこ♡ざぁこ♡顔と魔法と性格しか取り柄のないどうしようもない変態♡」
矢継早に繰り出される煽りに、思わず苛立ち───今褒めてなかったか? そんな事はどうでもいい。これで何分経ったんだ? 此処までで20分くらいだろうか、そう思って時計を見ても……時計の針は未だ10分を指し示してい……て?
「なっ、時計動いてな……」
「え~? 何の事かベル分かんない~♡」
「だって……なんで……そんなの……」
「証拠は? ちっちゃい子に負けそうだからっておねーさん、恥ずかしいんだぁ♡」
魔法で起きた事象に、証拠なんてある訳が無い。つまり、幾ら耐えても……私に勝ちの目なんか最初から無かったんだ。その事実を理解したとき……私の何かがポキリと折れる音がした。
「ほら、みっともなく敗北宣言して? そうしたらきっと、楽になれるよ♡」
「わっ、私はッ……!」
悔しさで言い留まった言葉は。
「ほら早く──────しろ?」
「うっ、私の負け……」
今までのソフトタッチが嘘のような、鋭い痛みが身体を疼かせる。
「え? 聞こえないよ? もっと大きな声でワンちゃんみたいに無様に啼け♡」
ケラケラと小馬鹿にされながら笑われているというのに、身体と心は完全に屈してしまっていた。
手玉に取られて、本能的にどちらが上かを……言葉と少しのタッチだけで分からされるなんて。
「私の負け……ですッ! 卑しい負け犬におしおきしてください♡」
「えっ、そこまで言えとは言ってな───いや、いいよ。可愛がってあげるね♡」
負けを認めてからは、さっきとは違って随分と優しく可愛がってくれた。
「ほら、負け犬ワンちゃん♡寝っ転がってお腹見せて?」
「わっ……わん♡」
「うっわ、本当にするんだ(笑)きっも♡」
「うぅ……」
みっともない姿を私より小さな女の子に晒して罵倒される、そんな屈辱的な状況なのに……どうしようもなく身体が疼いてしまう。
「ごめんね、今優しくしてあげるからね♡」
彼女は私のお腹の上へと手を伸ばして──────続きはFANB〇Xで。
載せられる訳が無いだろう、こんな所に。
ペットと飼い主の心温まる触れ合いだったしセーフ。
まあでも一言で表すなら……うん。
腰を振ってないから、私はまだ……負けてないけどね?
複数ヒロインについて(アンケートの内容で今後の行方を必ずしも左右しうるものでは無いとだけお伝えしておきます)
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男が出なければそれで良い…!
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理由・動機付けがしっかりしていれば
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一人じゃないとどうしても受け入れられない