マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す 作:ランニングダッシュ
挿絵やプロットの準備をして、かなり時間空きましたリハビリがてら短いですが1話投稿します
———フリーレンの死から1週間後
北部高原某所
ビシャアラはフリーレンでの戦った場所を離れ、あの時の戦闘を振り返っていた。
「しっかしあれだな、まさかフリーレンにあそこまで抵抗されるとは思わなかったな」
万金呪法で生み出した金の性質故の特性
電気伝導率
熱伝導率
この2つの特性をつかれ領域を使って尚想定以上に食い下がられた
「まぁ仮に領域がなくても、電撃でいくら操作妨害を起こしても、ほぼ無尽蔵に金は作れるし、
炎を当てられても、直接喰らわなければ問題ない」
「仮に奥の手で壁に押し付けられようとも人を殺す魔法の推進力で振り切れる。」
「
「どの道、俺の勝利は盤石だった•••それでも、もし捨て身で突っ込んできていたら、領域なしじゃ、それなりに手傷を負わされたかもしれん」
「そう思わせるほどの強敵だった」
「頭じゃわかっていたが“万金呪法“は決して無敵や
最強じゃない、改めてそれを認識できた」
「魔法使いでの戦いで、金と相性の悪い相手と戦えてよかった、改良や工夫が必要だ。」
ビシャアラはまず目をつけたのは領域展開だった
「まずは領域だよな、あの時は黒閃状態で出した、未完成のものだったもし領域を自在に使えてたらもっと楽に勝てたはずだ。」
「まずは領域を黄金の外郭なしで維持し、術式の必中効果を付与する、これができればかなり呪術戦の極致に近づく」
「器•••外郭を強度を強め、水•••術式を濃くして、
必中効果にする!」
「後は領域とくれば領域展延だよなぁ•••」
領域展延
術式を付与しない領域を纏い空いた容量に相手の術式を流し、中和する技である
「正直、肉弾戦では圧勝だったから、最悪フリーレンの魔法さえ対処できたら後は体術で推し勝てたんだよなぁ」
思い出すフリーレン戦 雷や炎だけでなく、解除魔法を付与した人を殺す魔法にも紫髪の魔法使いと連携され、時間を取られた
「だから、領域展延さえあればおそらく万金呪法を使わなくても勝てたか?」
「まぁそれはいいすぎか、」
「それでも、今後覚えておけばかなり有利になる、相手がどんな魔法を使ってくるかわからない以上、相手の術式を中和する術を身につけることに越したことはないからな。」
「術式を水に例えるならその水を色を限りなく透明にし、空き容量を周囲に纏う。洗剤をイメージしてみようかな、」
「あ」
領域について考えた時、その術式の術式拡張を思い出した
「そういえば、領域内だと、黄金は気体、液体にもなるんだっけ、あれを領域なしでも使えたらかなり汎用性が広がるな。」
黄解殺暴
自分の血を黄金化にし、人を殺す魔法を付与し、任意に解除、意図的に暴発を起こす技
自在に金を解除できる自分の体の特性
金の流動性を利用した技は領域外ではこの技しか使ってこなかった
「自分の体ならある程度自在に変形できるんだ、自分の血を金にしてコントロールできれば赤血操術の戦い方もできるかもしれない」
「そこに人を殺す魔法を併用すれば攻撃力も増す」
「戦闘の汎用性も広がるぞ、」
「さっそく 鍛錬を始めるか!!」
フリーレンの死から1ヶ月後
「いた、
炎獄竜
口から炎を吐く魔法を放つ
北部高原最強の竜種と呼ばれる皇獄竜の下位互換種
その竜が人間のいない廃村を住処にしていた
「鍛えてきた領域展延の実戦試用相手にちょうどいい、ほんとは皇獄竜あたりを行きたかったが勇者一行4人がかりで“とんでもない強敵だった“と評するような竜相手に初めての展延で術式なしでやり合うのは部が悪い。」
「ここから3km四方に人間の生活圏がないのは確認済み、多少暴れても感知されない。」
「よしっ、行くか!」
ビシャアラは炎獄竜のナワバリに入る
炎獄竜は即座に攻撃体勢に入る
「ギャァアアア!」
ドンッッ!
ビシャアラに炎獄竜の炎が当たる
ビシャアラが対処する中辺りの草木には炎がたかっていた
「チッ、3割ほど中和できなかったな」
「ハアッ!」
ビシャアラは炎獄竜を殴り、反撃を誘う
「ギャァアアア!!」
ボォオオオッ!
(よし、このまま最低限の反撃をしつつ攻撃させ、展延を鍛える!)
ビシャアラと竜の攻防が続いて5分後
「ッ、なんだ?」
ビシャアラは複数の魔力を感知する
バサッ バサッ バサッ
(東に1km地点 鳥型の魔物が3体、竜の炎で寄ってきたか?)
(鳥を黄金にすることもできるが、それだと展延が解けてしまう、せっかく修行の成果が乗ってきたのに、なんとか邪魔されない方法は•••)
(修行•••成果•••、)
「そうだ!」
領域展開
ビシャアラは証印を結びフリーレン戦と違って
(呪力は原則、通常の魔族•魔物には感知できない、
呪力で外郭を形成し、それで覆い隠せば存在を隠匿できる!)
(ついでに、術式を付与した領域の実戦運用を確かめる!)
術式を付与した結界の構築
だが•••
パキッ パキッ パキッ
遅い
5秒経っても全体の4分の1程度しか構築できていない
当然その隙を逃す炎獄竜ではない
バァン!!
「イテテ•••このヤロ、思いっきり尻尾をぶつけやがって、」
「だが不幸中の幸いだったな、結果が途中段階だったせいか、術式の焼き切れは起こしてない、展延を維持してそのまま殴り殺して——」
その時、
バサッ バサッ
炎獄竜が翼を広げ、空中を飛翔する
(マジかよ!、よりによって空中に?、飛行魔法と並行しながら展延はまだできない!。)
(もう金にしてしまうか?、いや、せっかく修行の成果を確かめるのが目的なのに、それを自分から破ると、なんか負けた感じになる。)
(修行の成果を使いつつ、遠距離で攻撃する方法•••)
「そうだ!」
「
ビシャアラはただの血を呪力で操作し、手の中に集める
「
ピュン プス、
竜に当たりはしたものの強靭な肌で弾かれダメージがない
「やっぱだめか、音速に遠く及ばない、まぁ赤血操術でもないただの猿真似じゃこんなもんか。」
「ギャアァアアアァ!」
その時、攻撃直後の隙を突こうとする竜が空から突進を仕掛ける
ドォォン!!
「危ねぇっ、いきなり仕掛けやがって!」
咄嗟にかわすビシャアラ
竜が再度狙いを定める
「•••そろそろ
展延解除
「百斂」
展延のオーラを解除したのを察した竜は最大火力の火炎放射で仕留めにかかる
「ギャァアアアアア!!」
ボォオオオオオオッ!
ドォォォン!!
呪力で体を守ったビシャアラだったが炎の衝撃で岩に叩きつけられる
「ハハ、展延なしだから派手に喰らったな」
吹き飛んだビシャアラを見て炎獄竜は勝利を確信する
「ガァアアアア!!」
「なんだ勝利の雄叫びのつもりか?」
「確かに勝負はついたな」
竜はトドメの炎を放とうとする
「
ボォン!!
「ギャァアアァ?」
竜の喉から炎が暴発した、
「さっきの穿血はただの血じゃない、俺の術式によって黄金した血を液状にして飛ばしたんだ。」
「それを口から混入させ、固体化させるのことによって喉に絡ませた、炎を放出しようとしたら暴発したのはそれが要因さ。」
「なんでもないただの血を普通に飛ばしたのは再度
“百斂“の構えをとっても警戒させないため、」
「展延を解除したのはお前に火炎放射を使わせ、
口から混入させる隙を作りつつ、液状した血の黄金を操るため」
「あいにく俺の黄金は縛りで溶けることはないんだ、残念だったな。」
「ギャァア!」
冷静さを失った竜は爪で攻撃しようとするが
「あっ、そうそう、ちなみに血に込めたのは万金呪法だけじゃない•••
ドォン!!
竜の喉にある金を解除し、人を殺す魔法を暴発させ、
竜の首を吹き飛ばした
「ハァ〜〜〜ッ、疲れた、戦い方を制限していたとはいえ、炎獄竜一匹にあそこまで時間かかるとは、」
もともと、炎獄竜はビシャアラにとって、術式なしの素手でも楽勝の相手だった、しかし展延の維持、結界を生成してでの必中効果を込めた領域、黄金と赤血操術の応用、使い慣れていないそれらの試用が相まって集中力と時間が想定よりもかかってしまった
故にビシャアラは体よりも精神的に疲弊したのである
「まぁ、鍛錬の成果が、実戦でどう通用するか、程度を知る機会にはなった、反省点も知れたしな」
「展延は初めてにしては上出来、領域はまぁ奥義だからまだしょうがないとして•••やっぱり課題は液状の黄金操作だよな。」
「まず、ただの赤い血を操るの無理!、そもそも赤血操術じゃないからな。」
「それに液体状態だと固体より攻撃力が下がる、それに形質が流動的だから操作が不安定だ、固体より速度や射程距離が劣る•••」
「金は本来固体で使うことが常識だからな、液体だとどうしても感覚的に違和感が残る。“魔法はイメージの世界“とはよくいったもんだ」
「それさえ克服できれば、実戦として使えるんだけど•••、まだまだ厳しいか。」
「とりあえず今後の課題点として——-
ビシャアラは炎獄竜の戦いを振り返り、今後の目標を定めた
1 領域を黄金の外郭なしで発動
必中効果を付与し、その速度を上げる
2 領域展延の精度を上げる
3 黄金化した血液を持ち得て、
赤血操術の戦い方を身につける方法を考える
「さっそく修行を開始するか!」
次回より陰獣のシャテゴラの戦いがはじまります