マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す   作:ランニングダッシュ

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金と影② 十種法体

 

 

 

 

「体の一部が変化しやがった!、アレは•••玉犬の足か?」

 

ビシャアラがシャテゴラの足を見る黒と白の毛の足

正しく玉犬の足だ

 

 

「あっそうそう、さっきの黄金のお返しをしなきゃな」

 

そういうとシャテゴラは

 

 

十種(とぐさ)法体(ほうたい)」  「虎葬(こそう)

 

(今度は両腕が変わりやがった)

 

 

シャテゴラの両腕を影が覆い虎のような模様に変わる

 

 

咆哮(ほうこう)()!」

 

ピッ

 

ザシュゥ!!

 

 

虎の牙から表れる4本の衝撃が100m以上に渡り地面に爪痕を成していた

 

 

「影から媒体に生み出す、やはり十種影法術だったか。」

 

「そして•••、十種法体とやらはその式神の力を自身の体に顕現させることができるのか。」

 

 

「“やはり“•••?、俺の術式が十種影法術だとわかってたのか?」

 

「予想はしていたさ、まず影から獣を生み出すという噂」

 

「尾行時に感知した呪力、そして、同じ転生者であること。」

 

 

「呪術廻戦の十種影法術を使うだろうなというのは目星をつけていた。」

 

「それでも確証がなかったが、予想通りで良かったよ。」

 

 

「なるほど•••、俺をわざと挑発したのは俺から攻撃されて扱う術式を確かめるためってわけか」

 

「後は本人かどうか確かめる為だな、嘘が上手な魔族はたまに自分を大魔族本人だったりその配下を名乗ったりするから、お前が本物の“陰獣のシャテゴラ“という確信が欲しかった。」

 

 

「そうか•••、なら確信通りで良かったな、それで?

俺はお眼鏡にかなったのか?」

 

「ああ•••!、この世界に来て呪いを使う奴はままいたが、“呪術“を扱う奴は魔族含めてもいなかった、それも、十種影法術という作中最強格の術式とは•••!

相手にとって不足なし、存分に修行の成果を活かせるってことだ!。」

 

 

パァン

 

そういうとビシャアラは両手を合わせ、シャテゴラに矛先に向ける

 

「百斂」

 

金の展延性は金属の中で最も優れており、1gの金を3000mの金糸を作ることができ、1万分1ミリまで薄くするとこで畳半畳ほどの面積に広げることも可能

 

故に自身の血を黄金にした液体状の金でも柔軟性と流動性を持って操ることができる

 

その性質を持って金の手に人を殺す魔法と同時に黄金の血を圧縮する

 

 

百斂で圧縮した血液を一点から解放し、打ち出す

 

呪力で強化された黄金の血と人を殺す魔法は初速25mは音速をも超える

 

赤血操術 奥義  穿血

 

それを黄金と人を殺す魔法で昇華した技

 

その名を

 

 

黄穿(おうせん)!!」

 

ブゥン!!

 

 

(速い!、初速は隕鉄鳥(シュティレ)以上か、)

 

すかさずかわすシャテゴラ、その血の威力は木の幹を何本に渡っても貫き、遥か遠くまで金の血が飛び出るほどだった

 

 

(液状化した黄金による“穿血“か、液状化したまま操ろうとすれば威力は劣るし、流動化する分、固体状態よりも操作精度も下がるだろう

だがそこで使い慣れているであろう人を殺す魔法を併用することで威力を上げ、推進力を得て、射程距離と速度を伸ばす、面白い使い方だ)

 

 

「自身の血を黄金にして扱うとは、マハトより黄金に長けていることは本当のようだな」

 

「だが、その技は血と人を殺す魔法を圧縮するタメがある上、腕の方向から発射軌道が読める」

 

「初見ならいざ知らず、穿血の原理を知っている俺には通用しないぞ、」

 

 

(やっぱり今ので仕留められる程、甘い相手ではないか、)

 

「咆哮牙!」

 

「操金羅防!」

 

バァン!

 

 

シャテゴラの攻撃をビシャアラは金の破片で防ぐ

 

「剃!」

 

「ッ、六式か!」

 

 

一瞬で間合いに近づき、攻撃する

 

「黄砕!」

 

ドォン!

 

「ハッ!」

 

「くっ」

 

 

黄金の鉄砕で攻撃を仕掛けも、虎葬で強化された腕で防がれ、払い除けてしまう

 

 

(硬い!、感触でわかったが、虎の腕になって筋力や体幹が上がっている、このまま身体強化や宿儺のように式神の能力を活用されたら面倒だ、

 

   そして、何より•••)

 

 

(咆哮牙で傷ひとつつかないとは、黄金の不壊の話は本当のようだな、奴がその気になればここら一帯を黄金に変えることもできるはず、それら全ての金を攻防に使われたら厄介だ、

 

   ならば•••)

 

 

シャテゴラが構える

 

「脱兎」

 

 もももも

 

 

広範囲かつ大量に脱兎を展開する

 

 

(ここら一帯に脱兎を?、いくら数を増やしても攻撃力がない式神じゃ意味がな———

 

 

「貫牛!」

 

「っ!?」

 

 

脱兎の影から突然出てくる貫牛をかわす

 

十種影法術は影が媒体であるが故同じ影からなら式神から別の式神を出すことができる

その性質を利用し、脱兎から貫牛を出させた

 

 

(なるほど、脱兎を大量に展開し、視覚と感知を鈍らせた上で死角から攻撃用の式神で攻めたてる気か、

このまま脱兎に暴れさせたら面倒だな•••、)

 

「凝」

 

「操金羅片!」

 

 

ビシャアラは“開金“を付与した破片を脱兎にぶつけ、()()()に黄金にする

 

ギャララララッ!

 

 

「へぇ••、呪力で生成化した物体も黄金にできるのか、」

 

シャテゴラは脱兎の黄金化を食い止めるために攻撃を仕掛ける

 

「大蛇」

 

ニュルン

 

バシッ、

 

「開金 直接発動」

 

 

「貫牛」

 

ザッザッザッ

 

ガシャンッ、

 

「間接発動」

 

ドッド   ガタンッ!

 

ビシャアラは大蛇に関しては直接掴み、頭部部分を金に、貫牛は突進してきた所を金の破片で受け止め、顔部分を金にした

 

それにより貫牛は視覚を失い、そのまま岩に激突した

 

 

「•••一旦引っ込めるか」

 

「円鹿」

 

バシャン

 

大蛇と貫牛を手元に戻し、円鹿の反転術式で、開金の術式効果を中和し、元に戻す

 

 

「チィッ、せっかく金ピカにしてやったのに、」

 

 

(式神相手に開金をかけても効果は薄い•••なら!)

 

「術者を直接叩く!!」

 

ビシャアラがシャテゴラに近づこうとした時、

 

 

「狼脚ッ!」

 

バァン!

 

玉犬の強化した脚力で距離を取られてしまう  

 

 

(速い•••ただでさえ素の身体能力もヤバイのに、あの状態じゃ、追いつけねえ!)

 

「流石に近接で、金の物量を押し込まれたら厄介だからな。」

 

「•••だがなぜわざわざ近づく?、遠隔で黄金化を仕掛ければいいだろう。」

 

 

「白々しい、できないの分かっていってるんだろ」

 

「術師の体や体内はある種の領域としてみなされる、故に呪力を帯びてる生物、式神、道具は遠隔での黄金化はできない」*1

「さっきのは直接触れた“直接発動“や開金を込めた破片をぶつけた“間接発動“で式神を金にしたんだ」

 

 

「だから今、後方に構えているお前を(シャテゴラ)金にする事はできない」

「•••といっても術者や式神を多少金にしても、円鹿の反転で直されるから意味はないがな、」

 

 

「ならどうする?、うつ手がないじゃないか、」

 

「それはどうかな?」

 

(操る量や範囲が多い程精度は下がるが、広範囲に展開してる式神相手なら•••!)

 

「操金羅片!!」

 

ゴォ ゴォ ゴォ ゴォォォッ、

 

 

ビシャアラは先程の倍以上の金をシャテゴラにみせつける

 

 

(多い•••!、さっきよりも更に•••、この金で式神を押し除けるつもりか?)

 

 

「こいつを前にしても同じ台詞(セリフ)が吐けるか?」

 

 

「黄殺塵翔!!」

 

ビシャアラは破片に人を殺す魔法を付与し、猛追を仕掛けたその時•••

 

(ぬえ)

 

シャテゴラは巨大な鳥を出現させる

 

(デカい•••!、伏黒宿儺の時と同等な大きさがある!)

 

(巻き添えを喰わないよう脱兎は解除するか)

 

「まさか•••、」

 

シャテゴラの意図を察したビシャアラはこの場から離れようとする

 

 

バシッ

 

「なにっ」

 

ビシャアラの両足を蝦蟇の舌が動きを止める

 

「しまっ—-」

 

「逃げ場は与えん」

 

()雷落(らいらく)

 

ゴガァァ ゴォガアァアァ

 

 

「ガァッ••アァァアァ•••!?」

 

雷鳴と共に降り注ぐ雷

ビシャアラの黄金操作は鵺の発した雷撃で操作不能になりビシャアラ自身にもダメージを負う

 

「凝」

 

パキッ

 

ブチッ

 

ビシャアラは拘束していた蝦蟇の舌を直接発動で金にし、動きを鈍らせ、拘束を脱した、そして改めて周囲の現状を目にする

 

 

(クソッ•••!、操った金、全て叩き落とされた!」

 

「やはり金属、電撃が弱点か、」

 

 

黄金に対する電撃、フリーレン戦でも使われた電気伝導率が高い金に有効な対処法

 

他者の性質変化の電気を通すことで、黄金の遠隔操作が阻害されてしまう

 

 

(なんて威力だ•••!、フリーレンの電撃よりも火力、範囲共に上回ってやがる!)

 

「お前の戦い方は見させてもらった、黄金に人を殺す魔法を付与し、威力を上げた上での体術、物量攻撃」

 

「だからこそ、金を主体にする以上、鵺がいる限り俺に手出しはできん」

 

(それなら、黄金以外の攻撃なら•••!)

 

 

「乱脚!」

 

ビシャアラは鵺に向かって斬撃を放つ

 

 

「飛雷落!」

 

「ゴォガアァアァ」

 

「ヤベッ、」

 

ザァッ ザァッ

 

「ッ、危ねぇ」

 

鵺に向かって乱脚を放つも雷撃であっさり消されてしまう

ビシャアラはとっさに回避するも、そのせいで距離を取られてしまう

 

 

「無駄だ、そもそも黄金でない攻撃など論外だ、鵺に通用せん」

 

「ダメか、この程度の攻撃じゃかき消されるか、」

 

(マズイな、一手で戦況の主導権が握られた)

 

 

式神を黄金にしても円鹿の反転で直される

 

金の物量攻撃も鵺の電撃で機能しなくなる

 

術者を叩こうとしても玉犬の脚で逃げられる

 

 

「ダメだ、このままじゃ、手の打ちようが——

 

 

 

     ——なんて言うと思ったか!!」

 

 

ゴォ ゴォ ゴォ ゴォッ

 

(また、鵺に黄金操作を?、また飛雷落で落とせばいいだけだ)

 

「飛雷落!」

 

ゴォガアァアァ

 

鵺が降り注ぐ雷しかしシャテゴラがある異変に気づく

 

「なぜだ•••?」

 

「鵺の雷撃を喰らいながらなぜ金の機能を維持できている!?」

 

 

飛雷落を受けてるはずなのに一向に落ちない金

それを見ていた時、操作した金の違和感に気づく

 

 

「なんだ?、金の破片が地面と繋がって——

 

   ——ッ!•••そうか、

 

•••鵺の雷撃を地面へ流したのか!」

 

 

「その通り、やっと気づいたか、

 

知ってるとは思うが金は電気伝導率が高い、金属の中じゃ銅、銀に次ぐ、その電気の通しやすさを利用して雷撃における地面の()()()を作ったんだ

 

雷撃を受けた金を破片を通して地面に繋げることで、金の電撃を()()()()()させたのさ。」

 

 

(それで金が帯電することもなく、黄金操作を継続させることができたのか!)

 

 

「まっ、

伝導率が高いからこそできた電撃の対処法かな」

 

「驚いたな、自身の弱点となる相性の攻撃をこうも短時間で防がれるとは」

 

「電撃は前回の戦い(フリーレン戦)で経験済みだからな、対処法は考えてきたんだよ」

 

「弱点だからと言って相性が悪いとは限らない、扱う者の技量と発想、そして解釈次第だな、」

 

「俺は()()()に言ってやったよ

”どんな魔法にも欠点や弱点があるといったな、それは否定しない、だが真の強者はその“弱点“すらも巧みに利用すんだよ“ ってなぁ、」

 

 

「•••だったらどこまで利用できるか確かめてやる」

 

 

「出力最大 飛雷落」

 

ゴガァァ ゴォガアァアァ

 

ギャリ ギャリ ギャリ

 

ビシャアラは雷撃に対応するために黄金を上空に上げる

 

 

(やはり金を上に打ち上げてきたな、雷撃を受け切るにはそれしかない)

 

(雷撃をを凌ぐために黄金操作は上空に偏らざるおえないはず、)

 

(その隙に手薄になっている地上から他の式神で攻めたてれば•••)

 

「黄殺斬!」

 

ザァン

 

スパッ

 

「ガァッ?!」

 

「何っ!」

 

ビシャアラは鵺に斬撃を放つ

胴体と翼の関節部分に切れ込みを入れることでバランスを崩し、鵺を上空から落下させる

 

 

「おいおい、よそ見してる暇あんのかよ、」

 

「しまったっ•••!」

 

シャテゴラ痛恨の一手

本来四方に発散される鵺の雷撃が金の破片で通り道を作ったことにより、反撃できる隙を作ってしまった

 

 

(俺としたことが•••、

鵺から意識を離した一瞬の隙に•••!)

 

(鵺は落とした、これで雷撃はもう来ない

後は破片で退路を防ぎつつ接近戦に持ち込めば•••)

 

 

「•••勝負は決まった、そう思ったか?」

 

「?!」

 

「もう俺に手札がないと思ってるのならとんだ勘違いだ」

 

シャテゴラは掌印を結ぶ

 

「鵺」「万象」

 

嵌合獣 雷蔵(らいぞう)

 

 

(式神同士を合体させた、)

 

 

「鵺と万象の混合によって雷撃と放水を同時に行える」

 

「水は電気を通す」

 

「大量放水の流れに沿って電撃を流せば、金の軌道設定も意味を成さない!」

 

「これで終わりだ」

 

()雷水(らいすい)!」

 

バシャアァァアァ

ゴォガァアァアァ

 

雷撃と放水が同時に広がり、あたり一帯は水に埋め尽くされる

 

「•••」

 

「どういうことだ?、奴に当たった感触がない」

 

「上空にはいない、どうやって機雷水を凌いで•••

 

   •••!」

 

その時シャテゴラはビシャアラが()()()()を全面展開し、放水を防いでるのを見る

 

「なぜ防御魔法で防げる?、

雷撃単体ならまだしも大量放水の物量で防御魔法は簡単に崩れるはずだが•••」

 

その時シャテゴラは防御魔法が()()()()なってることに気づく

 

「•••防御魔法に金の粉塵を組み込んで、物理強度を上げたのか!」

 

黄粉防御

 

防御魔法で防ぎながら飛行魔法で上空に上がる

 

「操金羅辺」 「凝」

 

ビシャアラは金を操作し、背中部分に翼を思わせる主翼を形成する

 

(溜めろ、一気に放て、)

 

黄殺空翔(おうさつくうしょう)

 

ギュゥン!!

 

(背中から人を殺す魔法を打ち出して、推進力で加速してる!?)

 

ビシャアラは背中に形成した主翼から人を殺す魔法を噴出、飛行機のエンジンのように、後方での噴出により大きな推進力を得て、雷蔵のいる方へ空を駆ける

 

「•••ッ、機雷水!」

 

バシャアァァ

ゴガァアァァ

 

ブゥン

 

バァチァンッ!

 

咄嗟に機雷水を放つが頭前方に設置した黄粉防御に弾かれる

 

パキキ

 

(このまま貫け)

 

黄頭弾(おうとうだん)!!」

 

ドシャァン

 

 

雷蔵へ突進する中、貫通力上昇と前方抵抗を分散するため、頭を先端を黄金化し、雷蔵を貫く

 

「なっ、なんだと、」

 

クゥッ

 

バシッ

 

開金 直接発動

 

タンッ、 シュ

 

「••ッ、腕が、金に、」

 

雷蔵を貫いた速度をそのまま維持し、一瞬でシャテゴラの間合いの内側に入り、両腕を直接掴み、そのまま黄金にした

 

シャテゴラは掴まれた瞬間、咄嗟に後方に下がるも回避が間に合わず、両腕が黄金になってしまった

 

「まさか俺を直接黄金化をかけるとはな•••」

 

「お前があの時、

“•••といっても術者や式神を多少金にしても、円鹿の反転で直されるから意味はないがな、“と言ったのは

"無意味な黄金化をわざわざ術者にはかけない" と俺に思わせる為か、」

 

「まぁな、接近を事前に察知されないよう、“術者に黄金化をかける“という読みをお前の思考から外しておきたかった」

 

「それでピンポイントに腕を狙ったと、」

 

「接近できても狼脚で逃げられたり、脱兎で押し除けられたら意味ないからな、まずは式神の発動条件である掌印を結ばせないよう腕を黄金にさせてもらった」

 

「もう術式は使えない」

 

「これで()()()()()()()()()()()()関係ない」

 

(やはりこいつが一番警戒していたのは•••)

 

 

「驚いたよ、まさか人を殺す魔法を推進力に利用するとはな、不壊の黄金だからこそできた芸当か、」

 

「金の粉塵を使った防御魔法の強化といい

なぜその技を最初の式神での攻防や鵺の雷撃に使わなかった?」

 

 

「十種の性質上、一度攻撃を見せて、タイミングが読まれれば、影に潜られて回避される可能性があったからな、出来るだけ手の内は温存しときたかった」

 

「それに()()()()がこう言ってたんだよ

 

“本当の切り札は勝てると確信した時に使うもの“

だってな」

 

「•••成る程、」

 

 

「式神が使えない以上、勝負あった、俺の邪魔をした魔族は問答無用で殺す所だが、お前は俺と同じ転生者だ、選ばせてやる

 

二度と俺の邪魔をしないと誓って去るか

 

死ぬか     選べ」

 

 

「•••どうやら勘違いしてるようだな、」

 

「式神の発動条件は掌印じゃない、それによって映し出される影絵だ」

 

「だから呪力で影を操って影絵を再現すれば•••」

 

「••ッ、まさか!?」

 

一部が変形する影、そしてその瞬間シャテゴラの体に映し出される、十種影法術において脱兎を意味する

十種神宝(とぐさかんだから)の宝物の法印

 

品々之比礼(くれぐれのもののひさ)

 

十種(とぐさ)法体(ほうたい)」 「脱兎(だっと)

 

ももももも

 

脱兎の能力でシャテゴラは分身し、辺り一帯に分身が広がり本体を隠す

 

(分身•••?、今さらそれでなんとかなるつもりか?)

 

「無駄だ、両腕が黄金になっている本体は簡単に見分けがつく上、物理感知ですぐに居場所が分かる、撹乱にはならんぞ!」

 

 

「撹乱•••?、違う違う」

 

「時間稼ぎだよ、()()()を呼び出すためのな、

 

 

布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)ーーー

 

八握剣異戒神将(やつかのつるぎいかいしんしょう)摩虎羅(まこら)

 

(このタイミングで!?)

 

(だが、万金呪法に適応する前に一撃で破壊する)

 

「黄殺剛腕」

 

ドォォッン!

 

ガシャァン!

 

 

「何!?」

 

(黄金が壊された!?)

 

(すでに万金呪法に、適応している•••••!!)

 

 

 

 


 

金 展延性 参考出典

 

ゴールドプラザ

最高級の金属「金」の性質とは?加工性・耐久性・比重などを徹底解説

 

 

 

万金呪法 詳細解説

 

周りの物質をほぼ無尽蔵に制限なく金にする

また金に変化した物体はどんなに熱や圧力を加えても基本的に形が変形したり、壊れることはない

これは受胎九相図の他に害をなさない縛りで存在を保証する縛りに近い

(事実呪力に犯された呪物のはずなのに金単体では周りの人間や環境に呪術的被害はない)

 

 

金にする方法は三種類ある

 

遠隔発動

対象を遠隔から自在に金にする

呪力がない場合原則人間や魔法使い含めても自由に金にする

しかし呪力を帯びていて尚且つ知覚しコントロールできる相手は身体を領域の一部として扱われる為、この方法では発動できない

 

間接発動

人を殺す魔法や金の破片や呪力に術式を込めた呪力を流し、飛ばして当てた対象を金にする

金にできる範囲や量は対象の呪力量や防御練度によって異なるが、当てれば余程格上でない限り、開金が発動できる

 

直接発動

自分自身の体を直接対象に触れ、金にする

マハトがゼーリエに使ったのがこれ、今までの発動方式より最も呪力濃度が高いためどんな奴でも当てれば回避不可、長時間触れれば、ほぼ確実に相手を全身黄金にできる

 

 

 

*1
呪術廻戦公式ファンブック 花御の欄より 

漏瑚や真人の(術式を抽出した羂索による)無為転変が非術師相手に遠隔で術式を発動したのに対し、術師に対しては直接触れるか近づいて術式を発動した

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