マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す   作:ランニングダッシュ

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金と影③ 適応

 

 

 

 

(八握剣異戒神将魔虚羅•••、背中にある布瑠の言と呼ばれるあの方陣が回転することであらゆる事象に適応する)

 

(完全なる循環と調和•••最強の後出し虫拳!)

 

(だが、どういうことだ?、適応は警戒していた、奴自身にも式神にも方陣はなかったはずだが•••?)

 

(いったいどうやって万金呪法に適応した?!)

 

 

 

シャテゴラは摩虎羅の副次的効果で黄金化された両腕を元に戻す

 

(ビシャアラには摩虎羅の手札は割れている•••••)

 

 

宿儺は五条戦で摩虎羅の適応を伏黒の魂に肩代わりすることで無量空処を看破した

 

万金呪法 開金  黄金の物量操作

 

シャテゴラはそれらを自身にかからないよう細心の注意を払ったが()()には特に注意を払っていない

 

()()は万金呪法を受け続け適応を肩代わりした

 

適応を肩代わりしていたのは———-

 

 

「どうやって黄金を解除した?」

 

「わかんないのか、摩虎羅の力で術式に適応したんだ」

 

「そんなはずはない、適応を肩代わりする為の方陣はお前にも式神にもなかった、仮に“隠“で見えなかったとしても“(ぎょう)“で何度も確認した、見落としがあるはずがない、」

 

 

(まさかさっきの黄殺剛腕の一撃で適応を!?、ありえない!!)

 

(いくらなんでも適応までの時間が短すぎる!、)

 

(シャテゴラが適応を肩代わりした•••••?)

 

 

「どうやら正解がわからないようだな、そうだな•••

ヒントをやろう。」

 

 

「一つは南十字」

 

「?」

 

「二つ目は式神は全員俺と同じ呪力であること、」

 

「何当たり前なこと言ってんだ?、そりゃ術者の術式で生み出された物なんだから、術者と同じ呪力なのは当然•••

 

       •••••ッ!!」

 

「気づいたようだな」

 

 

適応を肩代わりしていたのは———-

 

 

 

——()()()()か!!」

 

 

「呪術廻戦156話にて玉犬についてたアクルックスは脱兎、伏黒本人にもマークは付き、星間飛行の影響を受けていた、呪力で繋がってる以上式神は術師と同一の物として扱われる、つまり

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()というわけだ」

 

(その原理を利用したのか!?)

 

「最初から摩虎羅を顕現し、影の中に隠した後、他の式神で万金呪法を受け、呪力の()()()を利用し、間接的に術式の適応対象とした。」

 

「それで方陣がなくても適応できたってわけか、」

 

「摩虎羅を使わず、わざわざ面倒な手順を踏んでくれて、思ったより必死だったみたいだな、」

 

「フン、お前ほどじゃないがな」

 

 

「周囲の物質を無尽蔵に黄金にする術式効果 開金•••••、正直なところ厄介だと思っていた」

 

「まずお前からその手札を消しておきたかった」

 

「呪力を通して他の式神に万金呪法の適応を肩代わりをさせた、摩虎羅を維持していた分、残りの九種の式神を同時に顕現できなかったがそれなりに見返りがあったな」

 

 

「•••その説明は概ね納得いったがまだわからないことがある」

 

「いくら呪力を通して間接的に適応対象にしたと言っても、背中に直接方陣がなかった分、適応には時間がかかるはずだ、どうやって時間をかけずに適応を進めた?」

 

 

「確かにお前の黄金化も、間接発動だと効果が薄まるからな、当然と言えば当然の指摘だ」

 

「鵺を顕現させた時、当初雷撃を対処させるため、金を上空に上げ、手薄になった地上から他の式神に攻めさせ、その過程を通して黄金化を適応させる•••••予定だった」

 

「だが鵺や雷蔵が想定より短時間で撃破されてしまった。」

 

「だから俺は()()()()()術式を直接受けることで適応までの時間をはやめたんだ。」

 

 

「術式を直接•••?  •••ッ!、まさか!?」

 

「そう、お前が雷蔵を貫いた時、両腕を黄金化をされたのはわざとさ、雷蔵がやられたのはヒヤリとしたがそれならそれでこの状況を利用できると思った」

 

「•••そうか、あの直後脱兎を大量に出したのは摩虎羅を顕現させるためだけじゃなく、背中出現させたの方陣を隠し、術式を適応させるための時間稼ぎだったのか!」

 

「まぁな、」

 

 

「一つ、確認したい、なぜ最初から摩虎羅を全面に出さなかった?、摩虎羅に直接適応させれば、間接適応なんざ、まどろっこしいことする必要はなかったはずだ、」

 

「お前にヤケを起こさせないためさ、」

 

 

「おそらくお前が俺の扱う術式を十種影法術だと気づいた時、最も警戒したのは摩虎羅•••厳密にはその適応能力だったはず」

 

「もし最初から摩虎羅を出せば、適応前に摩虎羅を、そうじゃなくても術者の俺を最優先に殺そうとしていたはずだ。」

 

「もしここら辺一帯の金を総動員し、攻撃を仕掛けられたら摩虎羅はともかく俺が無事に住む保証がなかったからな」

 

「お前程の実力者相手に一か八かの強行手段を使わせたくなかった」

 

 

「だから適応を完了させるまで、摩虎羅を出さなかったってわけか、」

 

 

(なんて奴だ•••!)

 

(強力の式神を操る、それだけでも充分に厄介なのに•••、)

 

(素の実力だけではなく、式神の能力応用、両腕を黄金にされた時の咄嗟の機転)

 

(そして、摩虎羅が適応するまで決して顕現させない慎重さ、術式を適応させるまでに至る用意周到さ、)

 

 

(26匹の大魔族を殺してきたというのは決してハッタリじゃない!!)

 

(それを成し遂げるだけの力と手腕は確かにある!)

 

 

「“勝ち方を決まっている奴は勝ち方を作ると簡単にノってくる“」

 

「“隙のない奴には緩急つけて偽のゴールを作る“」

 

 

(懐玉•玉折!)

 

 

「お前は強い、」

 

「黄金化に胡座をかかず、人を殺す魔法の併用、六式への応用」

 

「それに飽き足らず、防御魔法の強化、推進力を利用した飛行までやってのけた」

 

 

「おそらくお前を相手取れる奴はそう多くはない、

基本認識不可の開金を対処しつつ殺せる使い手といったら、人類•魔族含めても恐らく十人にも満たないだろう。」

 

「俺が今まで戦ってきた中で()()()に強かった」

 

「そんなお前が勝てなかったの無理もない、黄金化という勝ち筋を与え、適応という本当のゴールを捉えられなかったんだからな、」

 

(クソッ、せめて摩虎羅の間接適応さえ、想定に入っていれば•••、)

 

「それにお前自身こう言っていただろ

 

 

“本当の切り札は勝てると確信した時に使うもの“

 

•••なんだろ?」

 

(見事にいい返されたな••••、)

 

 

「そう悔しがるな、“摩虎羅を使わざるおえない“と

俺に思わせた時点でお前は充分に強かったぞ、」

 

(俺に奥の手を出させた()()()には及ばないが•••)

 

 

「だが、術式を適応された今、もう打つ手はない」

 

「話は終わりだ、立場が逆になったな、」

 

「お前の呪術技術は殺すには惜しい、だから選ばせてやる

 

俺の条件を受け入れて生きるか

 

死ぬか       選んでもらおうか」

 

 

「•••••摩虎羅の適応能力もお前の術式の一部だよな」

 

「•••だから?」

 

「だったら中和するまでだ」

 

 

「より濃い()()で術式を中和する」

 

(まさか•••••)

 

「絶対不可侵の“現代最強“の術式を突破したように」

 

使()()()のか——)

 

 

結界で心象風景を具現化する

 

 

金の大地 金の空 金の滝 金の社

 

 

金箔の世界が二人を包む

 

 

 

領域展開——黄金(おうごん)()闘殿(とうでん)

 

 

(その段階(ステージ)の 術師(じゅつし)だったとはな)

 

 

「俺は別に 打つ手がないとは言ってねぇよ」

 

 

 

手札は見せず、それが呪術戦

 

 

 


 

 

 

シャテゴラの名前の由来はドイツ語で影の意味を持つシャッテン(Schatten)と摩虎羅(まこら)を合わせたもの

 

 

 

Q

ビシャアラとシャテゴラは術式なしの身体能力や戦闘はどっちが優れているの?

 

 

A

身体能力ならシャテゴラの方が上ですが、戦闘なら六式がある分ビシャアラが有利です

 

かけっこや腕相撲ならシャテゴラが上

近接戦ならビシャアラが有利みたいなイメージです

 

 

 

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