マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す 作:ランニングダッシュ
更新遅れてすみません
コメント等から“修行パートがない“との意見を
いただきましたので
“葬送との邂逅“のつなぎとして修行パート及び
前日譚を兼ねて
“準備“を投稿させてもらいます
黄田創一、マハトの魂を制し、呪霊として、
フリーレン世界に立つ
「さてと•••まず場所はどこかな?
マハトが死んだのがヴァイゼだからまぁ北部高原のどこかだと思うけど」
「ってか服もある、まぁアニメで見た感じ、魔族が死んだら服が消える以上、魔力の粒子でできてるからな•••呪霊として生成された時に一緒に形成したのかな?」
「•••ッ!、約2km先•••沢山の人間の魔力がある」
飛行魔法で飛び、感知先の方向を確認する
「城塞都市ヴァイゼ•••!、今いる場所はそっから東に2kmってとこか、」
「とりあえず場所を変えよう、あそこにいる魔法使いに感知されたら面倒だからな、」
そこから10km程移動する、周りに魔物や人間の魔力がないことを確認し、飛び降りる
「よし、このあたりでいいだろう、そろそろやるか。」
辺りの平原を金にする
「おぉ、マジで使えたよ、案外簡単だったな、
生得術式だからか?」
「だがここからが肝心だな、」
「はぁっ」
地面から金を操作し、の欠片が散乱する
「
キュ、クルン、ヒュルルン、 ドン!
人を殺す魔法を付与した黄金は軌道も方向もメチャクチャになり、地面へと、落ちる
「だめだ、マハトの魂と戦った時は感じが違う、
あそこは生得領域だから術のイメージをそのまま投影できたけど、ここは現実世界だからな•••、うまく感覚が操れない、」
「まぁ、そこは要課題だな、俺の思う万金呪法の極地にはまず“これ“ができないと話にならない、」
「だから•••、」
「さっそく練習を始めるか!」
「よし、いけた! 黄金に呪力を込め、手足のような感覚にすれば、20個までなら意図的に制御できる!」
「魔法使いは魔法を放つ媒体である杖を魔力を通して魔法を放つからな•••俺の黄金も込める呪力、操る感覚の精度が増したことで人を殺す魔法を付与し、操ることができたのか?」
「とにかくこの調子だ。このまま鍛錬を続けるぞ」
1週間
2週間
3週間
1ヶ月経つ頃には千個の欠片に人を殺す魔法を付与してでの制御できるようになっていった
「呪力コントロールや黄金操作、人を殺す魔法の併用•••そろそろかな、まだまだだけど、とりあえず基礎の基礎は会得できたかな、」
「そろそろ段階を移すか、」
「情報収集だな」
「俺の狙うこの世界の主人公、魔王を倒した勇者一行の魔法使い“葬送のフリーレン“こいつに関しての情報を集めるか。」
「原作情報が正しければ、約八十年前魔王を討ち倒したことにより、一気に名が広がったはずだ、ならばその知名度を利用しない手はない、」
「彫像、伝承、言い伝え、痕跡、それらを探って
フリーレンの事が分かれば力量、得意魔法、性格、
思考、が把握できる、戦闘において大きなアドバンテージを確保できる。」
ビシャアラはさっそく行動を起こす、人間に見つかっても騒ぎにならぬよう、フードをかぶって行動を起こす
「とりあえず•••英雄視されてるなら、聞き込みが早いかな、結界がない集落や村落を見つけたら、そこから探ってみるか、」
1ヶ月後
「すごいな、勇者一行、3つの集落を回ったが、みんな大なり小なり勇者のことを知ってだぞ、だって80年前だぞ、現実世界でいうなら第二次世界大戦ぐらい前の話だぞ、お年寄りや年配の人間はともかく、若者や子供まで知ってるなんて、」
「やっぱり、童話として話が広がったり、彫像が多数あるのが要因か?
日本でいう、浦島太郎や桃太郎みたいな、 」
「まぁそういう本って本屋とかに行けば当たり前のように置いてあるからな、」
「•••そうだ、集落の本屋に行ってみよう、そんなに有名なら、伝記や冒険活劇、功績をまとめた書物なんかがあってもおかしくないはずだ、」
「それを読めば、人間から見て勇者一行やフリーレンがどのように写っていたか知るとができる。」
「あっ•••でも資金どうしよう、お金持ってない、」
「俺の金は•••使えないだろうな、変形できないし、
それができれば金貨の形にしてお金として利用できたんだが•••、」
「本屋の人間を金にして、奪うって手もあるが、
そんな事すれば物理的に証拠が残って、騒ぎになる、
まだ戦闘訓練での術や技が実戦段階じゃない状態で村に駐在している魔法使いや戦士と戦ったり、名が広がったりするのは得策じゃないな」
「•••いや、待てよあるじゃないか、資金を得る方法」
数時間後 夜、人気のない所で
「いた、冒険者のパーティーだ」
戦士、魔法使い、僧侶、3人組の冒険者を発見する
「我ながら悪くないアイデアだな、
冒険者から路銀を奪っちまえばいい、
黄金の破片による人を殺す魔法の実戦練習になるし、人を黄金にするわけじゃないから証拠も残らない、
ここまで集落から離れれば大規模の戦闘をしない限り感知されないだろう。」
「見た感じ、真ん中の魔法使いが、リーダー格か?
よし、対魔法使いの実戦練習相手にはちょうどいい」
「さっそく仕掛けるか、」
「よし、野営地設置管理!、グルーテ、夕食用意してもらえる?」
「イーゼルは一応周辺に僧侶の結界張っといて、周辺に魔力感知はないけど念のため、」
「わかった、」
「オゼッタはどうすんだ?」
「私は杖の手入れと魔導書の復習、いつ魔物と戦ってもいいようにね」
「北部高原に冒険者を初めて2年、そろそろ一級試験受けてもいいかな?」
「今何級だっけ?」
「3級」
「前、聖都で受けた試験官の一級が強かったからね、そろそろ下積みも十分だと思うんだ」
「確かに、北部高原に入る時雇った一級は強かったが今ならそいつともいい勝負できんじゃね?」
「“特権“が手に入れば、今後有利になるし、私達も次の段階に進んでもいいと思うんだ、城塞都市ヴァイゼが機能して、治安が良くなった今、中央諸国に行ってもいいんじゃない?」
「そうだね」
「うちのリーダーが一級になれば、一気に箔がつくってもんだ。」
冒険者が会話に投じてるその時、
「•••ッ、でかい魔力を近くに感じた、これは?」
「さっきまで反応はなかったのに•••意図的に魔力を消した?知性がある?•••••魔族?」
オゼッタの発言で3人とも武器を構える
「•••魔力を感じさせてからの構えが早い、まぁまぁ実戦慣れしてるパーティーと見た」
(なんだ、こいつ?、フードをかぶってる、顔が見えねぇ)
(それより、なんだ、この魔力!?、並の魔族よりずっと多い!、まともに戦ったら勝ち目が•••)
(大丈夫!、落ち着いて、周囲には僧侶の結界がある、奴が結界に手こずってる間に一斉攻撃を仕掛けて、離脱する!)
ビシャアラは千を超える金を遠隔操作する
「まさか、この程度の結界で妨害できるとでも?」
ギュン、 ドガン!!、 「アガァァ!」
金を放ち、結界を打ち破りながら、僧侶を押しつぶす
「金?!、まさか“黄金卿の「イヤ、そいつはヴァイゼで討たれたって情報があるはず、」
(何者かはわからないけど、これ以上好き勝手させない!)
「グルーテ!、下がって!」
「
浮かせた木々を巻き込んで竜巻を起こす
「•••なるほど、ただ風の旋風を起こすだけじゃなく飛行魔法で浮かせた木を巻き込ませたか、物理的攻撃力を付与することで、相手が防御魔法を使ったとしても打ち破れる•••、辺境の村にいる魔法使いと比べたら中々実戦的じゃないか。」
「並の魔族ならこれで倒せるかもしれんが•••」
「ハァッ!」 ヴゥン!、
黄田は操っていた金に人を殺す魔法を付与する
(金に
「やれ!」
ボゴォン、 ドガァン!!
人を殺す魔法を付与することで、威力も速度、破壊力を増し、竜巻を巻き込んだ木々ごと、吹き飛ばす
「ガァ、アァ、 フゥ、 フゥ」
(風で咄嗟に急所をずらされたか•••、この程度の魔法使いでも攻撃を凌げられたとはな、人を殺す魔法を付与すれば殺傷力は増すが、今の段階だとその分、操作制御が難しくなるな、)
(嘘だろ?、オゼッタは今や一級魔法使いとも比肩できる強さなんだぞ!、
そんなアイツがほとんど歯が立たないなんて!
クソ!、このままやられてたまるかよ!)
「オラァァァァ!!」
「!」
グルーテは一息で、黄田に飛び込む
(しまった!、黄金操作の間合いに踏み込まれた!)
(これじゃあ、金の破片で防御が•••、)
「
(•••チッ、)
グゥ、 ドォン!
咄嗟に腕を呪力で強化して、攻撃を防ぐも、
勢いは止められず、木に叩きつける
「次でトドメだ!!」
(俺としたとこが•••、黄金操作に集中してたとはいえ、コイツ程度の戦士に吹き飛ばされるとは、)
「オラァァァァ!!」
グルーテが第二撃を放とうとした時、
(落ち着け、所詮ただのデカい剣による大振りな一振りに過ぎない、生得領域でマハトと戦った感覚を思い出せ!)
ガキンッ!!
黄田ははグルーテの攻撃を
(腕が•••、金に?、ヒビすら入らねぇ!)
グルーテが動揺した一瞬を黄田創一は見逃さなかった
黄金の腕に
人を殺す魔法の破壊力、殺傷力を打撃に転用する
生得領域内で“黄金卿のマハト“を吹き飛ばしたその技の名は
ドォォン! バガァァン!!
「アガァッ!」
打撃に吹き飛ばされたグルーテの体は上半身の腹部部分が吹き飛び、木へと叩きつけられる
(よし、初めての実戦の使用にしては上手く行ったな)
「そん ••な、グルーテが••• みんな!、」
「あなた一体何者なの?、それだけの強さ、名が通っていないはずがない!、名はなんて言うの!」
「•••別にお前に話す名はない、」
ギャリ、ギャリン、
ドガァン!
オゼッタにトドメを指した後は路銀を奪い取り、
死体を埋め、戦闘の痕跡をなるべく消してから、
その場を後にした
さっそく、得た路銀で勇者一行の功績をまとめた本を買ってみる
断頭台のアウラ退却
千鏡の塔の攻略
不死なるベーゼ討伐
皇獄龍との戦い
魔王討伐
「なるほど、なるほど、人類のパーティにしては中々実績を積んでるわけか」
「ここに書いてある功績が嘘じゃないとしたら、まずフリーレンは単体でも大魔族を倒せる実力があると考えていいな、でなきゃ、ヒンメルの足でまといになる。」
「にしてもこっちの人類基礎魔法史には人を殺す魔法の研究解析に貢献したと書いてあるな、」
「コイツらの登場が人類にとっても、魔法史にとっても、大きなターニングポイントになったというわけか。」
「もう少し、勇者一行の情報や人類の魔法関連の資料を集めてみたいが、また冒険者を襲うのは面倒だな、」
「堂々と街を襲って奪うか?、
でもなぁ、まだ修行は途中だし、
実戦レベル•••、最低でも黄金を近・中・遠
全ての戦闘に
バランスよく組み立てるくらいじゃないと、」
「黄金操作や呪力操作はともかく、近距離はほとんど鍛錬してないからな、」
「体を金にして、生得領域内で使った六式をベースに体系を作ってみるか、」
「後は中距離だな、武器を黄金にして、人を殺す魔法を併用してでの戦術を生み出せば、相手が近づけないよう、間合いを保ったまま戦える。」
「あの時、戦士が近づいた瞬間、一瞬焦ったからな、あの時は腕を金にして、防いだんだよな、」
「あの時は黄金化も、人を殺す魔法の付与も、周りの物体を黄金化した金と比べて随分とスムーズだったな、自分の体だったからか?」
(自分の••• 体•••)
「•••そうだ!」
手に切り傷をつけ、血を数滴垂らし、黄金にする
「•••やっぱりそうだ!、自分の血 体だと黄金にしても自由に変形できて自由に解除できる! 血の場合、液体だから自由自在に変化可能だ!」
戦闘の経験から万金呪法の知見が広がる
「•••ってことはもしかしたら、」
黄金化した金を
「よしっ、金貨の形に変形できた!、呪力だから人間はもちろん、魔法使いにも気づかれない、後で解除して、血を魔力の粒子に還れば証拠も残らない。」
「これで当面の間は資金の心配はない」
「存分に修行に打ち込める!」
ある程度経験と生活基盤の見通しが立ったことで今後の行動を指標化する
「今後、戦士と戦うことも視野に入れ、
近・中距離戦闘も鍛えるか、
そして勇者一行や葬送フリーレンの情報収集
あと、あの魔法使いが木を飛行魔法で浮かせてたな、黄金と人類の基礎魔法の併用も考えてみるか、
自分の体による金の性質も応用次第で戦術の
幅が広がるはず!」
「術式の熟練度を高めれば、結界術の技量次第で
「よし、大体の目標としては•••
1 呪力量の増強
2
3 武器や六式を使った近・中距離戦闘の編纂
4 人類基礎魔法と黄金の併用・応用を思案する
5 自分の血の黄金性質による、戦術応用を思案する
6 フリーレンや勇者一行の情報収集
•••これらを中心に行動してみるか、」
「技が実戦レベルに達したらある程度大きな村や街を襲って魔法使いや戦士とも戦ってみる、さっきの戦いもそうだが、自分で考えるのと、実戦とじゃ得られる経験も質も違う、自分の足りない所や術式の解釈を広げる機会を逃がす手はない。」
「さっそく修行を始めるか!」
『あなた一体何者なの?、それだけの強さ、名が通っていないはずがない!、名はなんて言うの!』
「•••言われてみればこの世界における自分の名を決めてなかったな、うーん どうするか?、流石に元の本名のままだと味気ないな」
「•••••••毘沙門天」
仏教における天部の仏神で様々なご利益があるとされる、財宝や福徳を与える財宝神と呼ばれ、四天王、
十二天にも数えられる
7人の福の神、七福神の一人であり、
その中で唯一武将の姿をしている
「•••“金“で戦う俺にピッタリな名前じゃないか?、名は体を表すと言うしな、術式の
「よし、•••改めて、打倒フリーレンに向けて行動を
起こすか。」
黄田創一の名はそこから“黄腕のビシャアラ“として
名が広がり、
6ヶ月後、葬送のフリーレンと相対することになる
ちなみに魔法使いの名前はドイツ語の動物から適当に取りました
オゼッタ→ゼーオッタ (ラッコ)
イーゼル→イーゲル (ハリネズミ)
グルーテ→グルーテ (ヒキガエル)
みたいな感じです