マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す   作:ランニングダッシュ

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黄金千年北部決戦③ 六式

 

 

前回は万金呪法、人を殺す魔法の併用技術でしたが

今回は体術に重きを置いています。

 

 

 

 


 

 

 

     閃天撃(せんてんげき)

 

 

 

シュタルクの攻撃の声がする中、

フリーレンらは爆発を防御魔法で凌いでた

 

 

「シュタルク様!?」

「私が指示したんだよ、ビシャアラの気をひきつけてる瞬間、奇襲するように、」

 

「でしたら私が...「"超遠距離からのゾルトラークで仕留める"と言いたいようだけどそこまで長距離を

飛行魔法で行くのに空を飛んで

そんな隙をビシャアラが見逃すと思う?」

「•••••」

「それにフェルンは私と違って解除魔法を使えないから私のようにゾルトラークで付与して攻撃できない、

それだと黄金で防がれる可能性が高い。」

 

 

ぐうの音も出ない意見にフェルンは頷くしか無かった

 

 

「それに私達が人を殺す魔法で応酬する中、

魔法の使えない戦士(シュタルク)はビシャアラにとっても戦力外だと思うはず、

その心理的な隙をつく意味でもシュタルクはフェルンより奇襲役に最適だった。」

 

「奴が攻撃を意識した瞬間、なおかつ攻撃の爆風の隙をついた。

致命傷とまではいかなくてもそれなりに手傷は与えたはず•••、」

 

 

 

爆風の視界が開き始める中

 

 

「なるほど•••、解除魔法をゾルトラークに付与し、黄金を突破し、防御魔法を使わせるように仕向ける。」

「人を殺す魔法の対策に編み出された防御魔法の防御性能は魔法より物理攻撃に関しては幾分劣る。」

 

「その物理攻撃を戦士によって繰り出させダメージを与える•••そんな算段だったか?」

 

 

 

ビシャアラはシュタルクの攻撃を防いだ、

 

 

     

———()()()()()

 

 

 

「「!?」」

 

嵐脚(ランキャク)!」

 

 

ビュンッ

 

防がれた斧の刃を足蹴りで真っ二つに斬る

 

 

「蹴りッ? 速ぇ!!、」

「これでもうあの攻撃は出せないな」

 

(シュタルクの斧が斬られた!?、いやッ そんなことより•••)

 

 

2人は驚いていた、物理攻撃を防御魔法で防がれていた

 

 

「固ぇ!どういうことだよフリーレン!?

防御魔法でガードしても俺なら打ち破れるって•••」

 

(いったいどういうことだ?、なぜ防がれた?

防御魔法は物理攻撃に関してはそこまで耐性はついてない、いくらなんでも全くの無傷なんておかしい!

いったいどうして•••?)

 

 

「防御魔法を発動する時、六角形の障壁を展開する、

その際、混ぜといたんだよ•••()()()()を、」

「!!ッ•••••そういうことか、」

「どういう意味ですか?」

 

 

「ビシャアラの防御魔法が若干薄い金色になってるのはわかるね?」

「防御魔法を展開する時、奴の黄金の粉塵を内部構成に組み込んだんだ。」

「絶対不壊の黄金を加えることで防御魔法自体の硬度が飛躍的に上がり、物理攻撃をも防いだんだ。」

 

 

(防御魔法に黄金の粉塵を•••?)

「防御魔法に黄金を組み込み、硬度を上げ、対物理物量攻撃の防御を可能にする•••」

 

 

黄粉防御(おうふんぼうぎょ)

 

 

「考えが足りなかった•••あいつが黄金にゾルトラークを付与し攻撃力を高めたのなら、なんならの方法で

防御魔法を併用しての防御力上昇を考慮すべきだった•••。」

(せめて今の攻撃でダメージを与えてれば戦況を変えられたかもしれないのに•••!)

 

 

「焦燥が顔に出てるぞフリーレン、頼みの綱の当てが外れて参ってるな。」

「なにやってんだよ、フリーレン!、うちの師匠が言ってたぞ、最後まで立ってた奴が勝つって、俺たちはまだ立っている、まだ負けたわけじゃない、もう諦めてんじゃねぇよ!」

 

 

「フリーレンは彼我の戦力、相手の能力、味方の状況、それらを分析してでの行動だ。お前の言ってることは戦況を俯瞰(ふかん)して見ることができない脳筋の自己暗示のただの現実逃避だ。」

 

 

「馬鹿な奴だ、おとなしくフリーレンが戦ってる間に逃げていれば死なずに済んだのに、」

 

 

「俺はこのパーティの前衛だぞ、仲間が戦ってる中、逃げる奴がどこにいんだよ。」

 

(•••腕が震えてる、魔法の使えないシュタルク様でも今が圧倒的劣勢だというのを肌で感じとってるんだ。)

 

 

()()を会敵した時の選択肢は「逃げる」か「死ぬ」かだ、自分の恐怖には素直に従った方がいい、じゃないとただ無駄死にするだけだぞ。」

恐怖(そんな)もんに従ってられるかよ、仲間見捨てて逃げるくらいなら無駄死にの方がずっとマシだ。」

 

 

「•••そっから一歩でも動いてみろ、フリーレン達には手を出させなねぇぞ、」

「あっそ、じゃあ•••••

 

 

 

           ——お前から消すか」

 

「「!!」」

指銃(シガン)

「アグッ••」

 

ビシャアラの指がシュタルクの左胸を突く

「シュタルク—」

 

 

 

大岩黄壁(だいがんおうへき)

縦横10m幅3m以上ある黄金の岩壁に押し出される

「フェルン、シュタルク逃げ——-」

フリーレンの体が何十mも押し出される

 

 

(先程の発言は心理誘導•••フリーレン様との分断が目的か•••)

「次はお前だ」

「!」

 

 

月歩(ゲッポウ)」「剃刀(カミソリ)

空中を蹴り、素早く移動する

 

人を殺す魔法(ゾルトラーク)

ドドドドドド•••

 

 

フェルンはゾルトラークの連射で攻撃するも

 

 

鉄塊(テッカイ)

フェルンに対し、体勢を横にし被弾面積を小さくし、

最小限の着弾数でフェルンに近づく

 

(ゾルトラークが通らない•••なんて魔力と肉体強度•••!)

(速度はともかく威力はまだまだ発展途上だな。)

 

 

「開金」×「鉄塊 "(さい)"」

 

「"黄砕(おうさい)"」

 

 ボゴ!!  「ガハッッ!」

 

 

黄金化した腕でフェルンの腹部をなぐりつける

吐血、杖を手放し、意識が途絶える

 

 

 

(マジかよ、オイ•••!フェルンがやられた?一瞬で!?

フリーレンは?、なにしてるんだよ!?、とにかく、戻ってくるまで時間を稼がないと•••!)

 

 

「お前、なんなんだよ?その体技?

斧を足で斬るわ、空中を蹴るわ、指で体打つわ見たことねぇ武術だぞ•••!?」

 

 

「•••あぁ、せっかくだし教えといてやるか、」

「これは人界を超える技、長い訓練を重ね人体を武器に匹敵させる武術

 

 

"六式(ろくしき)"

 

 

これを極めた一人の強度は百人力に値する。」

 

 

「ただでさえ並外れた肉体に魔力による身体強化、

特定の部位の黄金化の硬化による

攻撃力、防御力の強化、

人を殺す魔法付与による打撃力、衝撃力の転用、

近・中・遠、安定し、応用性のある武術"六式"

 

戦士であるお前ならこれが近接戦闘においてどれだけデカいアドバンテージがあるかわかるだろ?」

 

 

「さっきだって腕にゾルトラークを使っていれば、

蝶飾りの女を上半身と下半身を内臓ごとバラバラに吹っ飛ばすこともできたんだぞ。」

 

 

(マジかよ•••こんなのムチャクチャだろ•••ヴァイゼで戦ったソリテールって奴は魔力はデカくでも攻撃手段は剣と魔力弾のみ•••近接戦闘における技量はほとんどなかった、

 

でもコイツはただでさえ強力な魔力や呪いを持ってるっていうのにそれを体術として応用してやがる•••ッ!)

 

 

今までの情報をもとに直感的に理解する

 

 

(これって•••下手すれば体術だけで師匠よりも•••)

 

 

「力量の差がわかったのなら提案がある、

蝶飾りの女を連れてさっさと逃げろ、まだ生かしてある俺の目的はフリーレンと一対一(サシ)で殺ることだ。

お前らは、はっきり言って邪魔だ。」

 

シュタルクの腕はふるえていた

 

 

(確かに•••俺じゃあ、どうやっても勝ち目はねぇ•••

フェルンをこのままにしとくわけにもいかねぇし、

ここはあいつの言う通りに•••)

 

 

 

 

『私はシュタルクに命を預けているからね。』

『シュタルクを前衛として仲間にした時からそのつもりだったよ。

パーティっていうのはそうじゃないと機能しないんだ。』

『俺はいざっていう時に逃げ出す男だぞ。今だって逃げたくてたまらねぇ。』

『そう』

『じゃあ一緒に逃げようか。』

 

 

 

 

「•••悪いが俺はこのパーティーの命を預けられてんだ。」

「逃げるなら、フリーレンも一緒にだ。」

「フリーレンが来るまで、俺はここを逃げねぇぞ!」

 

シュタルクは腕を引き締め直す

 

 

「•••もういい」

 

 

「消えっ」

 

 

 

 

両腕を黄金にする

 

 

それは六式の奥義

 

 

黄金によって高められたその技の名は、

 

 

 

 

 

六黄銃(ロクオウガン)!!」

 

 

 

 ドゥン!!! 

 

 

体に衝撃は伝わり、シュタルクは膝をつく、

内臓中がグチャグチャになり口から吐血する

 

 

「ガハッッ•••ゴホッ•••ハァ、、ッ、、ガァッ••」

 

「まだ意識があったか、死なないよう加減したとはいえ、人間にしては中々頑丈だな。」

 

 

「お前は自分がやられることが明白だったはずだ、もし蝶飾りの女を放置して、後々フリーレンが戻ってきた際、人質に利用されたらどうする?」

 

「アァッ!••ガァァ、、、」

 

 

その時、シュタルクは気づいた、自分がいかに愚行を犯したか

 

 

「お前がアイゼンなら話は別だったかもしれんが、

格上との戦いの前でそれに劣る力量の持ち主がいてもそれはただの足手纏いだ、

援護や連携ならできなくもないが、少なくとも他の仲間が戦闘不能の際は狙われるリスクが生まれる。」

「少しでもリスクや仲間の負担を減らす•••逃げることも立派な戦術の一つだ。」

 

「"戦況を俯瞰して見ることができない脳筋"と言ったのはそのためだ。」

 

 

「それでも•••まぁ•••最後まで立ち向かうとしたこと、仲間のために戦おうとしたこと、それ自体は敬意を表そう。」

 

 

「あとはここで決着を見守るんだな。」

 

 

ビシャアラはフリーレンの元に向かう

 

 

「これであと一人——-」

 

 

 


 

 

 

 

なんで?と思ったら戦闘Q&A

 

Q

なんでシュタルクの閃天撃に対しわざわざ黄粉防御を使ったんですか?

 

A

はっきり言って鉄塊や、開金×鉄塊 "鉄金" で防ぐこともできました。

しかしフリーレンがいるため、敢えて魔法使いが使い慣れている防御魔法を使って攻撃を防ぐことで心理的敗北感を染み込ませる意図がありました。

 

アニメで使ってたような石を人形のように操る魔法やブラックホール(地爆天星?)を使われると面倒なので、それを牽制する狙いもあります。

あともう一つ狙いがありましたが•••、それは後々明らかになります。

 

Q

ビシャアラの呪力(魔力)はどれくらいですか?

 

A

フリーレンが1000年、アウラが500年と考えるなら、

この時点では年率換算760年分相当です。

 

 

       

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