マハトの呪霊体に転生してフリーレン世界をぶち壊す 作:ランニングダッシュ
今回は領域による術式拡張の披露回です
ビシャアラの黄金の戦い方、ぜひ、必見です。
(黄金の欠片で外郭を作った領域は何度か経験してるが、黒閃状態は初めてだ。フリーレンも電撃を使い始めた、どのように魔法を応用するか、わからない。)
(まずは、現段階の術式の精度とフリーレンの戦術を確かめる!)
「
ビシャアラは地表から液状化した金を操り、自分自身の体型を生成、金での分身を30体ほど生成する
(金を変形して自分の姿を、•••分身か。)
「行け!!」
分身がフリーレンに突撃する
「
ドン、ドン、ドン!!
雷撃が直撃した分身は操作不能となり呆気なく崩れる
(チッ、•••まぁ液状化した状態でこれだけの数となると強度も精度も低いか、)
(ならば•••)
「
地表の金からさまざまな武具を生成、液状化した状態から固体化し、形状を整える。
太刀
大太刀
薙刀
槍
クナイ
手裏剣
鎌
様々な武器を、腕サイズから自販機サイズまで大小問わず形成する
(様々な刀剣に武器、さっきの分身が効かないのを見て、殺傷力が高い方法に切り替えたか、)
「これならどうだ?」
ビュン、グン、ヒュルン、ブゥン
遠隔操作で飛ばし、攻撃を仕掛ける
対してフリーレンは飛行魔法で回避する
(武器の操作速度が速い•••!、
ただ武器を飛ばすだけじゃない、
方向、速度、大きさ、軌道、
それらをばらつかせることで、攻め手を読まない気か、
単一の剣を飛ばすだけのソリテールより、遥かに厄介だ•••!)
ピ、ビジュ、ブス、ザス、
少しずつフリーレンに武器が当たり始める
(ダメだ、完全に回避しきれない•••、)
(まだ奴の周囲に武器が待機してある、この武器攻撃をなんとかしないと•••仕方ない、なるべく温存しときたかったけど、)
「
バリ、バリ、バリ、バリ!!
広範囲に雷撃を展開し、フリーレンを攻撃する武器を全て落とす。
(やはり雷撃中心で迎撃する気か、なら!)
(まずいな•••早く奴の次の一手を封じないと、
フリーレンが思案したのは80年前にも使い、自身の複製体も使った“奥の手“
だが•••
(イヤ•••ダメだ!、仮にそれで壁や地面に押し付けてもビシャアラが黄金を液状化できる以上、もし黄金の中を潜られたら、却って奴に隠れられる機会を与えるだけだ、
第一、あの魔法の発動中は一切身動きが取れない、
そこを遠隔操作で攻撃されたら一瞬で詰む!)
(とにかく地表からくる金の物量攻撃に備えないと、
地面から攻撃が来る以上、飛行魔法で飛べば多少手数を軽減できる。)
フリーレンが飛行魔法で飛んだその時、
「まさか、
飛んで俺の攻撃を凌ごうってわけじゃないよな?」
「だったら?」
「抜けてるんじゃないか?」
「?」
「未完成でも、領域は領域
上も 金だ!! 」
ビシャアラが高らかに叫ぶ中——
ギャラギャラギャラ、 ガシャン!
ボォンッ!!、
上空で気体状の黄金が固体状の破片を生成
破片が集まり、大型トラック大の大きさで、
前腕と握り拳の形を形成、
人を殺す魔法を付与し、
フリーレンに目掛け、攻撃する
(•••黄金の•••拳!、分身や刀剣を地面から出したのは、私の意識を上に向けさせないためか、)
(さぁどうする、フリーレン?、雷撃で操作阻害をしてしまえば、人を殺す魔法を付与された黄金の破片が不規則に大量に降ってくることになるぞ。)
黄金の拳がフリーレンに近づく
(•••
フリーレンの左肩に黄金の槍が刺さる
黄創乱剣で生み出した際に待機させた槍を投げ刺した
「だからといって、
下の意識を疎かになると隙だらけだぞ、」
「しまっ」
「これで
ドォォッッン!!!!
その威力は衝撃で人を殺す魔法の火柱が成り、
数十m離れた場所でも技の余波が響き、
黄金の破片も自壊し、数百m離れた場所にも散乱する
領域外で放てばまず、間違いなく、
周辺の木が吹き飛び
十数mの長さと数m以上の深さのクレーターが
形成しただろう
「•••さて、あとはトドメを——」
パリ、パララ、ミシ、
ガシャン!
「ガハッ、ハァ、エフゥ、フゥ、ハァッ、」
散乱した破片の中からフリーレンが起き上がる
魔法の杖で体を支えなければ、体制を維持できず、
その姿は体中に破片が刺さり出血が多く、衣服も髪の毛もボロボロだった
(•••まだ動けただと?、死にはしなくても、直撃すれば行動不能になると踏んだんだが•••、)
その時、
フリーレンの周りに防御魔法の残骸を見つける
(そうか!、周囲の雷撃に使う分の魔力を防御魔法と身体強化に振り分けることで、致命傷を避けたのか。)
「ハァ、フゥ、ガフッ、アァ、」
(まともに呼吸ができてない•••、内臓が傷んだか、)
(立ち上がれても、相当のダメージを負ってることは変わらない、どの道あと二、三発で——-)
グンッ!
フリーレンは飛行魔法でまっすぐビシャアラに向かう
(•••ッ?、あの状態で向こうから、特攻のつもりか?
だが好都合だ、あっちから近づいてくるなら、防御魔法でガードしてカウンターで仕留める!)
ビシャアラが防御魔法を前方に展開した時、
出力最大!!
ブゥン
バァン!
防御魔法を直前にして魔族を殺す魔法を複数に枝分かれ、防御魔法に当たらぬよう、軌道を曲げる
(な、なに?)
——ッッ
ドン、ドン、ドン、ドン!!
枝分かれした複数の魔族を殺す魔法が地面に着弾、
爆破する
「•••••ふぅ、なんとか回避できたな、」
(やっぱダメか、防御魔法を避けようとして軌道を曲げたら、どうしても回避できるスキを作ってしまう。)
(•••驚いたな、自身の雷撃で肉体のダメージと戦闘で深傷を負いつつ、魔法同時発動の中、容量が少ない状態であれ程の魔法を放つ余力があったとは、)
この土壇場においても
投げやりにならず反撃に転ずる冷静さ
肉体の損傷、容量が少ない中、出力最大の魔法を
防御魔法を避けるようにして軌道を修正する
魔力操作技術
「•••なるほどな、伊達に11回の敗北と数百年の魔力制限をしているわけではなかったか。」
(さっきの黄金の腕の攻撃•••!、アレをもう一度くらえば私の敗北が確定する!、魔力も魔法も遠慮しない、次で全て出し切ってビシャアラを仕留める!)
(フリーレンはボロボロだ、奴の肉体が限界を迎えるまで待つか、遠距離から攻撃してリスクなしの安全圏内で仕留める手もあるが•••••)
『だから私が最期まで戦う
たとえ打ち壊せないイメージだとしてもそれを
壊すまで、死ぬまで、私は諦めない。』
「•••••いいだろうフリーレン、お前に敬意を表して
最期は俺自らの手で、お前の命を打ち壊してやろう」
領域内で自在に黄金を操る黄腕のビシャアラ
人間を知る旅をする千年生きた魔法使い
葬送のフリーレン
激突の刻が訪れる
迫る 最終局面
Q
フリーレンに防護魔法中和して黄金にしてたけど、
領域の必中効果って当たってるの?
A
いいえ、黄金の破片で外郭を閉じた未完成領域なので
必中効果は付与されてません、
普通の開金を使ってます
単純に濃い領域で術式を強化しつつ
防護魔法の術式を中和して当てています
Q
フリーレンはどうやって魔族を殺す魔法を枝分かれさせたの?
A
イメージとしてはワールドトリガーのバイパーみたいに弾道を設定した感じです
次回、決着です