5、挑戦
「はぁ~・・・、なんであんなこと言ったんだろう?」
勢いといえ、なのはちゃんにお説教をした紫電、彼女は家に帰ってくるなり衣服を脱ぎ捨てベットに潜り込む。
(けど、もしあのイタチの「フェレットだよ!!」ユーノ君が言っていたことが本当ならば、集める人数は多いほうがいいわね・・・、それになのはちゃんも士郎さんの娘だし、戦闘に関して素質はあるはず、最悪の場合私が盾にでもなって守るけど、問題はあの金髪くんね、あの子、狐仮面の時から私を敵視していたからいきなり後ろから攻撃されるかも。)
うん、確かに金髪くんは危険な感じがするね、まぁ彼は典型的なチートオリ主希望していたからね・・。
「・・・あ、シャワー浴びないと・・・。」
よく考えたら紫電はランニングしていて汗をかいていたよ・・。少しふらつきながら風呂場に向かう下着姿の紫電、適当にタオルを用意し、風呂場に入る。
しばらくお待ちください・・・。
「・・・・ゴクゴクゴク、プハァッ、やっぱり風呂上がりはこれに限るわね。」
タオル一枚だけで冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出して飲む紫電、再び寝室に戻り、下着を身に付ける。ベットに座り込み。これからどうするかについて整理する。
(とにかく修行のペースアップね、他人に言う前に私が強くなきゃ始まらないし、そしてなのはちゃんと金髪くんの相手もしなきゃ、そしてジュエルシードはなのはちゃんが力をつけるまでは私が集めないといけないわね、それに関しては神様に頼まないと・・・。)
「来たれ、来たれ、来たれ。我がのぞみ叶えよ・・・。」
そう呟き、人差し指で十字を切ると、その空間に黒い穴が空き、中から女の子が出てきた。
「あら、久しぶり、願いは決まったのかしら?」
「ひさしぶりですね、はい願いが一つ決まりました。」
「そう。」と呟き彼女は紙を二枚取り出し、一つを紫電に渡す。
その紙には細かい文字で裏表びっしりと契約内容やら何やらについてが細かく書いてあった。
「え~と、これは一体・・・?」
「見て分からないの?特典の追加、修正が必要の場合の注意事項をまとめたものよ、これを読ませないと特典の追加や変更はできないのよ・・・。全く、今面倒なことになるなら転生させずに皆問答無用で『朝子様!!それ以上言っちゃ駄目!!』あら、アンドロマリウス、盗み聞きしていたの?」
まだ空いていた穴からもう一人、女の子が出てきた。
「違いまーす!!神界規約に従い、神無月紫電の転生特典追加に関して不正がないように調査をしているんですよ!!」
彼女はアンドロマリウス、ソロモン72柱の悪魔だが、現在神界は管理局も真っ青な程の人材不足、その為一部の神がサボタージュを起こす程なのだ、その為悪魔たちにも罪人に罪を与えるだけではなく、治安維持や書類の整理、転生時の手続きなどの仕事が回るようになっている。
その中でも有能な悪魔の一人である彼女は不正の取り締まりや違反転生者の逮捕なども任される、正義の悪魔なのだ。
「あー、そうだったわね、大変ね、休みはちゃんともらっているの?私が見たところあんまり休みをもらってないようだけど・・・?」
「そんなことはいいから転生特典の追加を早くやりなさい、こっちも忙しいのよ。って!!神無月紫電!!貴女なんつー格好しているのよ!!?」
彼女は下着姿の紫電を見てそう叫んだ。うん、白い素肌に薄紫の下着が・・・(自主規制!!)
「とにかく、早く服を着なさーい!!」
今日のパジャマは水色のですか、よく似合っていますね。
「それで?転生特典は何にするのかしら?」
「危険すぎる特典の場合は私が許しませんよ?」
「実は・・・・、(説明中)という訳なのよ。」
紫電はこれまでのこと、ジュエルシードのこと、なのはちゃんのこと、金髪くんのことを朝子達に話した。
「なるほどね、貴女はなのはって子が危険に会って欲しくないから特典を使うつもりなのね?」
「けどそれではこれから流れるはずの運命が狂ってしまいますよ?そんな事に使うつもりならダメですね。」
そう言って転生特典追加用紙を破ろうとする。
「いいえ、そうじゃないわ。」
アンドロマリウスが特典追加の紙を破ろうとした手を止めた。
「私が望むのはなのはちゃんがしっかりとした実力を持つまで、私が代わりにジュエルシードを集める事ができるようにしたいだけよ、あの子あのイタチくんとの約束を守りたいって言っていたし、私もあの子の意思を尊重したいの、だから、」
ひと呼吸してはっきりと言う。
「私にジュエルシードを探す力と封印する力を、与えてください。あの子とこの街を守るために私に力をください。」
彼女の目には固い決意が宿っていた、大切なものを守るために勇気と決意に満ちた目をしていた。
「うぅぅぅぅ・・・・、素晴らしい!!その正義の心!!特典を与えるのに相応しいですよ!!私もう感激です!!あぁ、ほかの転生者も皆こんな感じだったらいいのにぃぃぃ・・・。」
なんか知らないけどアンドロマリウスご乱心、そんな彼女を無視して朝子は転生特典追加の紙に何かを書いていく。
「実はね、貴女の今までの功績を評して、特典の追加があったのよ、今回はそれを使って使い魔とデバイスを用意するわ、・・・はい、これに名前を書いて頂戴、明日の朝までに用意させてもらうから。」
「今までの功績って・・・、私は何もしていませんけど・・・?」
「・・・まぁ全部お見通しな訳だから嘘言ってもいいけどね・・・・・。あ、書き終わったらこっちの書類に希望するデザインと、どんな使い魔が欲しいか書いてね。」
紫電は嘘つくのは苦手なようですね、そんなこんなでその後、必要書類とか言われて20枚程書類にサインをした後帰っていった朝子達。時間は深夜の2時半までかかりました。
「・・・・とにかく、早く寝ましょう。」
そう言って布団に入った紫電はすぐに寝てしまいました。
「くそっ!狐仮面め、あいつ絶対転生者だな、宝具が当たらなかったのも何かしら特典を使っているからだ!!」
金髪くん、彼の名前は星川雄騎、転生者である、彼は朝子以外の神に転生されたハーレム希望オリ主希望のチート転生者、望んだ力は王の財宝にエクスカリバーという名のデバイスに、魔力量SSS、ニコポになでポのスキル(自分に対して好意のある人物にのみ有効)を持って転生してきた。
「4年前の紫電って奴も原作にいない転生者だろうし、どっちも転生特典乱用している奴に違いない、そんな奴に俺は負けねえ、この物語の主人公は俺様だぁ!!」
ついでに言おう、なのはちゃん達原作仲良し三人には滅茶苦茶嫌われている、無理にナデポ、ニコポを乱発した結果、完全に嫌われているのであった、本人気づいていないけどね・・・。
ユーノ君とともに家に帰ったなのはちゃん、原作通りにユーノ君とお話タイム、けど内容が違いますね。
「確かになのはを危険には巻き込みたくない気持ちはわかるけど・・・。」
「けどもう決めたの、私の住む街を私は守りたい。だから強くなる、フブキさんに認めてもらうためにも!!」
『私も手伝います、マスター。』
「・・・・わかった。僕としてもあの人に全部任せたくないし、なのはを巻き込んだ責任もある、先ずはあの人に勝てるように魔法の練習をしよう!!」
・・・・・あれ?
「解ったの!ユーノ君!レイジングハート!!明日から頑張ろうね!」
なんだかかなり原作より早く強くなりそうですね?フェイトと戦う時大丈夫かな?主にフェイトが・・・・。