6、デバイスor使い魔
チュンチュン!!チュンチュン!!
現在時刻朝の5時半、神無月邸にて・・・・。
チュイン!!チュンチュン!!
何か変な音が聞こえています・・・。地下の修業部屋からですね。ちょっと覗いてみましょう。
チュガガガッ!!ガチィィィィン!!ガガガガガガガッ!!
「無刀取り、円陣観音。」
見たまま説明しましょう、紫電が部屋の中央に立っています。
その周りに38式機関銃にPPSサブマシンガン、12.7mm重機関砲が紫電に向かってフルオート射撃。
それを目に見えない程の速さで全ての弾を地面に落としている。
あり得ない、重機関砲の初速は861(m/秒)なのに・・・。
「ふ~ん・・・、結構反応速度も上がっているわね、・・・・撃ち方!ヤメッ!!」
いつの間にか(いや最初から居たのか?)ナチ風の軍服もどきを着ている女性がいるし、って言うか誰だよ!?
キュルキュルキュル・・・・・プシュー・・・。
撃ち方が終わって紫電がその女性に話しかける。
「どうでした?反射と直感の検査は?」
「反射はほぼ満点、視界の捕らえた物は99,88%の確率で流せるわよ、直観は微妙ね、72,55%・・・、まぁ、特典使って視界の外からの攻撃防げるし、これならワンマンアーミー名乗っても良い位よ。」
一人だけの軍隊ってなんか悲しくない?
「後ね、・・・・ゴソゴソ、あった!ゲートキーオープン!!」
女の人が出した鍵に呪文を唱えるとあら不思議!!なんと異空間への入口が開きました!
「えーと?・・・確かここにあったはず。・・・・あ!あったあった!!はい!お届け物!」
そう言って取り出したのは紅色、藍色、若草色の宝石をはめ込んだ一枚の手袋。
「これが私のデバイスですか?」
手袋を受け取りまじまじと見る。確かに、見た目はただの綺麗な手袋だ、照明の光に照らされた宝石は、純白の布地を虹色に染め上げている。
「え~と、こちらの手袋型デバイスは特徴として炎熱、凍結、疾風の三つの魔力変換ができるわ、それに情報処理能力は通常のインテリジェントデバイスの3倍以上ある。ただし、攻撃の援護しかできない設定になっているけど・・・、いいのかしら?」
「私自身、無刀取りを使えば大抵の攻撃は効きませんし、問題はないと思いますよ。問題があるといえば・・・・。」
「何かしら?」
「私は魔法の使い方を知りません。」
確かに魔法と知り合ったのは昨日のことだしね・・・。
「それなら問題ないわよ、この子が教えてくれるから。」
そう言ってまたゲートの中から何かを取り出す。
「イタタッ!!痛いって言ってるしょ!しっぽを引っ張るなー!!」
ゲートから無理やり出された生物はそう叫んで地面に下ろされた。
「この子は・・・・、猫?」
尖んがりした耳にヒゲ紅い体に黒い縞模様、猫さんですね、うん可愛いな~。
「失礼っしょ!アタイは虎だっしょ!」
「今は子猫モードだからね、紹介するわよ、この子はある世界である火の神が間違って世界に火を放った、その時にその火を喰らい尽くして神獣となった虎をベースに作り上げた。聖炎虎。」
「名前はアンタが決めてくれっしょ!!」
うわぁー、何その超設定・・・、なんだか凄くとんでもない使い魔じゃないか!!
次はワンちゃんのお話かな~?