リリカルなのは夢想の魔導師   作:紅鬼

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オリキャラ三人目登場します、けどA,sまであまり活躍しないかも。


7,基本私は猫派

             7,基本私は猫派

 

 

前回の会話のあと、謎の女性+使い魔と一緒に朝ご飯を食べる紫電。

 

今日のメニューは鮭の白味噌焼きにゼンマイの味噌汁、カブとキュウリの浅漬けにコゴミの胡麻和え。

 

「相変わらずよく食べますね・・・。」

 

そう言いつつどんぶりにご飯を盛る。山盛りである。

 

「すごいっしょ、これでもう5杯目だっしょ。あ、私にもおかわりっしょ。」

 

鮭の骨をかじりながら使い魔もおかわりを要求する。

 

おかわりを要求してきた使い魔に紫電は質問する。

 

「やっぱり名前は自分で決めて欲しいけど・・・。」

 

「ダメっしょ、紫電に決めて欲しいっしょ。」

 

そう言い返してご飯を掻っ込む。

 

「早く決めなさいよ、ポチとかタマでもいいから名前は必要よ。」

 

貴女はネーミングセンス悪いですね。犬猫かよ。

 

「嫌だっしょ、そんなダサい名前。」

 

「流石にそれはかわいそうですよ・・・。」

 

「じゃぁー!なんでもいいから早く決めなさいよー!!」

 

 

 

 

 

 

「それではいってきますね。バルバトス様、留守番よろしくお願いします。お昼ご飯は作り置きのカレーがまだありましたから、そちらを食べてくださいね。」

 

紫電さん、なんだか亭主に家を任せる嫁さんみたいになっていますね。つーかやっと名前出ました、はい。こちらの女性はアンドロマリウスと同じソロモン72柱の悪魔の一人、猟銃のバルバトス。現在彼女は紫電さんを鍛えるのを理由に海鳴に遊びに来ています。神界での仕事は全部部下に丸投げでね・・・。

 

「フウは猫モードでジュエルシードを探しているっしょ。」

 

猫の姿の使い魔、フウ(中国語で虎の意味らしい)はそう言って走り去っていく。

 

「道に迷わないといいけどね・・・・。」

 

「そこまで馬鹿じゃないわよ、あの子は・・・、多分。」

 

不安を残しながらも紫電はキメラをポケットに入れて学校に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

夕方、日も傾いてきた頃紫電に突然念話が来た。

 

「紫電!フウだっしょ!ジュエルシードを見つけたっしょ!!」

 

「場所は何処?」

 

「かなり高い所の神社!結界を貼っているけど変な子供たちがこっちに向かって来ているっしょ!!早く来て欲しいっしょ!!」

 

あぁ~、多分星川となのはちゃんだね。昨日の事、聞いていたけどやっぱり動き出しますか・・・。

 

「すぐに行くわ。」

 

「頼むっしょ!!」

 

念話を切って人目のつかない場所でキメラを付ける。手提げバックからいつもの衣装と仮面を取り出し着る。

 

「空間固定、海鳴神社に向けて道を作る。」

 

そう言って10メートル程上に作った壁の上に飛び乗る、そして神社に向けて一直線に走り出す。

 

「よーい・・・、ドン!」

 

合図と共に走り出す、ついでに今日の重りは520キロ、今の速度は時速40キロ位、今居る地点からだと神社までは10分ぐらいだろう。

 

 

 

 

 

 

「クソッ!!いい加減退きやがれ!王の財宝!!」

 

星川くんの宝具が大量に降り注ぐがそれを全て防御魔法で防ぎ続けるフウ。

 

つーか紛い物でも宝具の攻撃を何十発も受け切る結界って有りえねー・・・。

 

「私の結界は宝具程度では破れないっしょ!神具クラスの物を持って来いっしょ!」

 

何そのチート性能?全次元世界の結界魔導師に謝れ!!

 

金髪くんこと星川君も無闇に宝具投げても意味無いぞ。そもそも紛い物だし・・・。

 

「おい!雅!お前も手伝えよ!?」

 

「解っている。原作を守るために俺はお前と手を組んだんだ。何処の転生者の使い魔かは知らないが、目の前のこいつは、俺の敵だ・・・。」

 

あれ?なのはちゃんじゃない子だ。黒髪に黒い瞳、少し幼さの残る顔に映る表情は氷の様な意志が見える。

 

「光子化、腕限定で解除・・・。」

 

その言葉と共に両腕が光の粒になって消えて行く、そして驚く事にその腕がフウの後ろ、後頭部付近に出現した。

 

「ライトショット。」

 

出現した腕の先、指の部分から光の矢が放たれる。その矢は無防備な後頭部に直撃した。

 

「なっ!!?」

 

「ライトスコール。」

 

右手と思う腕の指全てから光の矢が何十発と放たれる。吸い込まれるように後頭部に当たり続ける。

 

「う、ぐああぁぁぁぁぁ!!」

 

その威力に耐えきれずに結界が弱まる。そして、

 

「こいつでぶち破る!神剣!グラム!!」

 

結界は破られた。

 

 

 

 

 

 

 

結界が破られた後、フウはそのまま押さえつけられその間にジュエルシードを星川が封印した。

 

「後はそれを高町なのはに渡せば原作通りの流れなんだな?」

 

雅と呼ばれた少年が星川に尋ねる。

 

「あぁ、けどこれからが大変だぜ、巨木のジュエルシードや学校でも発動する奴があったはずだ、まぁその後はフェイトを攻略できるから良いだけどな。」

 

そう言って笑顔を見せる。

 

「変わったのは性別だけじゃないのか・・・・。」

 

そう雅君は呟くがそれは誰の耳にも入ることはなかった。

 

「クソッ!いい加減私を放しやがれっしょ!!」

 

フウの体を押さえていた腕は形を変えて縛り上げている、はっきり言おう、吊るされている状態であると。

 

「直ぐに私のマスターが来てお前らに説教するんだからな!!覚悟しろっしょ!!」

 

大声で騒ぐフウに星川が近づいていやらしい笑みを浮かべる。そして一つの短剣を取り出した。

 

「星川、何をする気だ?」

 

尋ねる雅だが見当は付いているようだ。彼が何をしようとしているのか。

 

「何、せっかくこんな良い使い魔を捕獲したんだ、所有権を奪ってやる。ついでにこの宝具の紛い物の効果も知りたいしな。」

 

近くに寄って来た星川の持つ短剣を見て、フウは顔を青くした。

 

その短剣の名は・・・。

 

「破戒すべき全ての符!!」

 

「や、やめろ!!やめろ!!やめるっしょ!!それは別物なんだっしょ!!そいつだけはオリジナルとほとんだ同じなんだっしょ!!やめてぇぇぇぇぇぇ!!」

 

もちろんフウの言うことなど耳にせず、短剣を振り下ろすが・・・・。

 

ガシッ!!

 

「・・・・間に合ったわ。」

 

危機一髪、紫電さんが到着した!!

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