遊戯王GX 決闘モンスターリリカルなのは   作:あかない

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前回のオリカ募集で沢山の案を頂きました。これで防御手段に困る事はなったと思います。
本当にありがとうございました。


そして連続ですが今回もオリカ募集をしたいと思います。
これは私の発想力不足というわけではなく、お気に入り件数200突破記念です。本当は100突破の時にやろうと思っていたのですが、いつの間にか100より200に近かったので、今しました。
本来なら続けてオリカ募集はしたくなかったのですが、今やらないとタイミングを逃すので今回にします。不快に思われる方、申し訳ありません。

今回募集するキャラはこの三人。
ヴィヴィオ
アインハルト
イクスヴェリア
です。

それである程度はこちらで決めさせていただきます。
融合)聖王ヴィヴィオ   ☆7/光 /魔法使い/攻 未定 守 未定
融合)覇王アインハルト  ☆7/未定/魔法使い/攻 未定 守 未定
融合)冥王イクスヴェリア ☆7/闇 /魔法使い/攻 未定 守 未定

募集するのは融合素材前のモンスター、融合素材の組み合わせ、融合モンスターの効果です。
それで融合後の効果の条件なのですがちょっと癖のある効果にしたいと思います。
「エンドフェイズこのカードを融合デッキに戻し、自身以外の聖王、覇王、冥王と名のつくレベル7のモンスターを融合デッキから特殊召喚する」
です。



もしお暇であれば考えてくれると嬉しいです。


第十二話

何だかんだでデュエルアカデミアに入ってもう数カ月が経った。秋から学校が始まるデュエルアカデミアはクリスマス一色。冬休み前にクリスマスパーティーをワイワイやった後、みんな家に帰って行った。

変態とは言え俺も父親の事は心配だし、家に帰りたい気持ちもチョッピリだがあるし、家に帰る事にした。十代、翔、隼人は仲良くデュエルアカデミアで年を越す様だ。せっかくなのでみんなを招待したかったが、何しろ父親があの通り変態なので会わせたくないのだ。凄く三沢が父さんに会いたいと迫ってきたが、実験材料にされるかもしれないので却下。

そして今、育った町に足を降ろし、思いっきり背伸びをしている。

 

「ん~、この街も久しぶりだな」

『あっ、遊斗。あそこのケーキ屋でケーキ買おうよ』

「俺はなのはさんが作るケーキの方が食べたいです。手伝いますから」

『じゃあ材料買いにスーパー行こ』

 

そう言ってなのはさんは俺の手を掴み引っ張ってくる。ちょちょっ、なのはさんはよくても俺は普通の人間ですからね。傍から見たら何もない所に手を引っ張られてる男にしか見えないんですから。

 

「了解。というかやたらと注目されてません?」

『ん、そうかな? あっ、遊斗~。やっぱりチョコだけでも買って~』

「ハァ、全員分買わないといけないから安いのですよ」

 

独り言をしていると思われない様に繋がってない携帯電話をそのままポケットに入れ、なのはさんが指差すスイーツ店に入った。

 

 

 

 

「う~ん、やっぱり注目されてた気がするんだが・・・・」

 

スイーツ店でもスーパーでもやっぱり注目された気がする。おかしいな、今はあの趣味の悪いブルー寮の制服を着ている訳でもないし、独り言は極力避けてたし。

 

『気の所為だよ。チョコレートありがとね、遊斗』

 

なのはさんはクスッと笑って俺の頬に唇を落とした。絶対今俺にやけている、そう実感したのでゴホゴホと嘘の咳をして口元に手を抑える。

こういう時にそんな事しないで下さい! と込めてなのはさんを睨むと、えへへっと小悪魔っぽく笑った。ああ・・・・ヤバイな、本気で可愛いよこの人。

 

「ホント、精霊じゃなかったら・・・・。まっ、その時はフェイトさんとイチャイチャしてるのかな。今もそうだけど」

『遊斗! 早く早く!』

 

家の前でなのはさんが手をブンブンと振って俺の名前を呼んだ。俺の精霊になってもうすぐ10年経っているから、活動した年月はもう29年じゃないのか? って女性の年齢を考えるのは失礼ってシャマ姉が言ってたな。止めだ止め。なのはさんは永遠の19歳だ。

 

「ジェイル父さ~ん。帰ってきたぞ~」

 

イタズラかと思われん勢いで、インターホンを連打しながら父さんの名を呼ぶ俺。傍から見たらイタズラか追い出された子供みたいだが、こうしないと扉が開かない。詳しい人なら分かると思うが、このインターホンを押す間隔はとある信号で、その信号で暗証番号を打つと扉が開かれる仕組みになっている。

カチッ

 

「やっと開いたか。ったく、どうして鍵を作らないんだ鍵を」

『大事な資料とか取られたくないんだよ。それに元々博士って引き篭もりだし』

 

絶対後者だな。あの色白ガリガリ男らしい。

家に入ると真っ先に父さんの研究室に向かい、返事は無いだろうが一応ノックをした。コンコンと音が鳴り一秒、二秒・・・・十秒待ってやったぞ。

 

「父さん、ノックの返事ぐらいしろ! というかインターホンに出ろ! って何だこの匂い!?」

 

研究室に入った途端、甘ったるくて吐き気がする匂いが鼻に入ってきた。椅子に座り、机の上にある何かを研究していた父さんは、こっちをチラリとだけ見てまた机の上に視線を戻した。

 

「遊斗か、それになのは君も。ふむ、お前が帰ってくる時間には上にいたんだが、予想以上に来るのが遅かったな」

 

ガスマスクを被っている為声が籠っており、若干聞き取り辛い。

 

「・・・・因みに何分ぐらい上にいた?」

「何を言っているんだい? 君がメールで言っていた4時00分から一分だよ」

「あの後に“ぐらい”って書いてあっただろ・・・・。息子への優しい出迎えと研究のどっちが大事なんだ?」

「研究」

 

普段は妙にズレた答えや遠回しに答える父さんだが、俺の質問からコンマ一秒で答えた。分かってますよ、今さら父さんに父親らしい事期待してない・・・・って。

 

「ちょっと待てクソ親父! さっきなんて言った!?」

「? 君は凡人から馬鹿に降格したのか? 研究だ」

「違うその前! というか最初の父さんの第一声!」

「遊斗か、それになのは君も。だが?」

 

こ、この野郎・・・・。なに私は当たり前の事言ったぞ、みたいな声出してんだ・・・・。

 

「父さんはなのはさんが見えるのかよ!?」

「当たり前だ」

「ちゃんと俺の目を見て言え! 最初から見えてたのかよ!?」

 

回転する椅子を思いっきり回した後、父さんの目が俺の目を見るように椅子を止めた。父さんは俺の目を真剣にジーと見ながら手を後ろに回して作業をしていた。

 

「遊斗、お前は今まで疑問に思わなかったのかい? あれ程の力を持った精霊達が実体化出来ない事に」

「じ、実体化って、まさか・・・・。じゃ、じゃあ今日やたらと注目されてたのって!」

『私が実体化してたからかな?』

 

・・・・ッハ!? そう言えば最初、この街に来てすぐ、俺って普通になのはさんに手を握られてたな。あ、当たり前の様に握られたので違和感を覚えなかった。

 

「やはり遊斗は馬鹿だったか。私も悲しいよ」

「このやろ「この部屋の空気を吸い過ぎると危険だ」後で絞め殺す!」

 

万丈目達と同レベルの捨て台詞を吐いた俺は、すぐに研究室から出て空気が漏れない様に厳重に扉を閉めた。

 

 

 

 

それから十数分後。取りあえず荷物を片づけて部屋に入った俺は、精霊達を全員正座させていた。ヴィータさんであろうとシグナムさんであろうと例外は無しだ。

 

「で、実体化って何となく意味は分かるけど」

『普通の人間とほぼ同じ状態だね。だから博士みたいに精霊が見えない人でも見えるんだ』

 

やっぱりか。

 

「何で隠していた?」

『ご、ごめんね? ジェイルから口止めされていて。わ、私も遊斗に話した方がって思ってたけど』

『私もテスタロッサに同じだ。実体化しないと打ち合いの練習にならないからな』

『あたしもシグナムとフェイトに同じだ』

 

口を開いたのはフェイトさん、シグナムさん、ヴィータさんの三人。確かにこの三人は俺を騙して喜ぶようなタイプでも無いだろうし。シグナムさんとヴィータさんは若干怪しいけど。

 

「同じ理由でなのは、フェイト、はやて、ユーノ、ザフィーラ、アインス、トーマ、リリィ、エリオ、キャロは抜けて良し」

 

なのは、フェイト、はやての三人娘はビクビクしながら、トーマとリリィとユーノとアインスとエリオとキャロは苦笑し、ザフィーラは無表情で部屋から出て行った。けどそれ以外にも正座を崩した輩が一人いた。

 

『あ~、おおきに~』

「・・・・あなたははやて“さん”ですよね?」

『・・・・そうでした』

「ハァ、アギトにツヴァイにティアナさんは弁解があれば聞くよ」

『『『『『私達は!?』』』』』

 

なのはさん、はやてさん、スバルさん、シャマ姉が揃えて声を上げるが俺は無視した。あの四人は絶対に楽しんでいた人種だ。昔から何かトラブルがあると必ずと言っていいほどこの四人の内の誰かが原因だったし、俺をからかうのもこの四人が多い。

 

『あたしは最初気が引けたけど、あの変態医師に言われたから。まあ特別反対したわけでもねえけど』

『リ、リインも同じ感じです』

「はい、二人は抜けて良し」

『あたしは元々教えようが教えなかろうがどっちでもよかったっていうか』

「ティアナさんも抜けてよし」

 

嘘かもしれないがその時はその時だし、目を見る限り嘘をついているようにも見えなかった。問題児四人は仲間が出て行く毎に不安になってきた様で、ティアナさんが出て行く際、スバルさんは「ティア~」と言って抱きついたが、すぐに捨てられた。その時若干ティアナさんの頬が赤くなっていて、まあ・・・・なんというか可愛かった。取りあえずリア充爆破しろ。

 

「さて、正直に言うと許します。楽しんでましたか?」

『『『『うん』』』』

「さて、さっきのチョコはお預けだな」

『ちょっ!? 待ってや遊斗、それは堪忍!』

『そうだよ。あのお金は~遊斗のだけど』

 

普段はしっかり者のはやてさんは泣きながら足にすがりついてき、スバルさんは考える前に言葉が出たのか途中で言葉を詰まらせる。なのはさんとシャマ姉はシクシク泣きながら抱き合ってるし・・・・ってどんだけこのチョコ食べたいんだよ!?

 

「ハァ、分かりましたよ。その代わり条件があります」

『・・・・エ、エッチなのは駄目だからね?』

「いくら思春期だからってそんな頼みごとしませんよ。ちょっと体触らせてもらうだけです」

 

その瞬間四人の目が一気に冷たくなった。あれ? 俺なんか変な事言ったか? まあどっちにしろこの四人に拒否権はないので俺はスッとスバルさんの前まで来ると、思いっきり頬を抓った。

 

「い、いふぁいいふぁい! ひゅうとひゃめて!」

 

う~ん、本当に生きてる人間みたいだ。頬を伸ばせば伸びるし力を込めると更に痛がっている。頬をツンツンと突くとプニプニとした感覚が指に伝わる。

 

「スバルさん、実体化と精霊化を交互にやって下さい」

『・・・・は~い』

 

次に頬を触ろうとすると指はスッと頬を抜け、また触ろうとするとプニッと頬の感覚があった。・・・・結構面白いかもこれ。

その後も俺は残りの三人の頬で遊び、10年間騙し続けてきた恨みを小さいながらも返した。

 

 

 

 

「父さんは今日飯抜きだから」

 

研究室から出てきた父さんへの第一声がそれだった。これには天才である父さんも流石に予想してなかったのか、しばらくの間考えて口を開いた。

 

「・・・・じゃあはやて君かなのは君にでも頼むとする「あの二人は俺の精霊だから」・・・・どうしたら許してくれる?」

「秘密にしていた理由を話す事」

「それはな。お前が精霊の女の体で」

「はい下ネタ禁止。そんな堅い事父さんが考えるわけないだろ」

 

アギトに変態医師と言われる父さんの事だ。むしろ進めてきそうで怖い。

確かに俺は凡人で父さんは天才(へんたい)だが、それでも親子だ。父さんが何らかの理由があって隠していたぐらい分かる。

 

「そうだな、まずは私がどんな人間だったかについて話そう」

 

父さんはソファーに座り、付いていたテレビの電源を切って小さく口を開いた。あれ、急に真面目な空気になった。

父さんがどんな人間か? ま、まさか本当は変態科学者じゃなくて外でスポーツをする爽やか青年だったとか・・・・ないな。

 

「数多ある次元世界の中心地、ミッドチルダ。新暦75年、そこである事件が起きた」

「はいストップ。次元世界ってなに? 新暦ってなに?」

「・・・・これだから馬鹿は」

「ボソッと言ったつもりだろうが思いっきり聞こえているからな! 飯抜きにするぞ!」

 

飯抜きと聞き父さんはまた真面目な表情に変わり「なのは君達にでも聞け」と結局自分の口から教えてくれなかった。面倒事を押し付けたなこの野郎。

 

「数多の管理世界を統一する管理局。その膨大な力にある男が立ち向かったんだ」

『はいはーい、嘘は駄目やで。次元犯罪者のジェイル・スカリエッティさん』

「は、犯罪者!?」

『そう、この世界で言う警察に似た組織を、この人、ジェイル博士は壊そうとした』

「管理局の破壊はどうでもよかった。私はただこの欲望のままに!」

 

父さんはソファーから立ちあがり、ハッハッハ! と狂ったように笑いだした。うん、この人犯罪者で間違いないな。

 

「じゃあその時この変態を止めたのが、なのはさん達?」

『へ、変態って・・・・』

『そうだよ。はやてが指揮する部隊、機動六課がジェイル一味を逮捕した』

「おや? スカリエッティ一味と言わないのかい?」

『遊斗もスカリエッティの名を持ってるんです』

 

フェイトさんがお仕事モードになっているのか、取り調べしている警察官と犯罪者の様だ。父さんは何が可笑しいのかケラケラ笑っているし、フェイトさんはドンと机を叩くし。

 

「まあ捕まって牢屋に閉じ込められた私だが、ある時次元震が起こったんだ」

「次元震?」

『次元のトラブルみたいなものかな。いきなり別の世界に飛ばされたり、この世界に無い物があったり』

「やはり遊斗は馬鹿か。一度脳の改造をした方が」

 

・・・・始めて聞いた単語で説明されて分かる奴がいたら、それは天才と言うよりもアンタみたいな変態だよ。いい加減俺も我慢の限界なので、血管をピクピクと動かせながらクルッとなのはさんの方を見た。

 

「・・・・なのはさん、今日の父さんの晩飯パンの耳でいいから。タダで貰ってきて」

「ハッハッハ! まあ待て。次元震に巻き込まれた私は突然この世界に来た。牢屋から突然この世界に来たので衣食住何もないし金になるものもない。そんな時に赤ん坊のお前を見つけたんだ」

「俺?」

「ああ、捨てられたお前の上にはカードが置いてあった。それを盗んで売ったら予想以上の金が手に入ってな」

 

あ、赤ん坊からカード盗んだのかよ・・・・。流石テロリストだな。

 

「私の命を助けたお前を放っておくのも目覚めが悪いと思ってね。仕方なく引き取って仕方なく育てた訳だ。仕方なくね」

「て、てめぇ・・・・。因みにそのカードってなんだったんだ?」

「ふむ、確か絵違いのブラック・マジシャンだった」

「よし! 今すぐ一億よこせ! 当時はその数倍だったが特別に一億で許してやる!」

 

ブラマジ売ったんならもっといい家に住める筈だが、この家は普通の一軒家。土地代を入れても、もっといい家を作れる筈だ。と言う事は他の金は生活費とこいつの研究費になったわけだ。

そんなしょうも無い事の為に金が減るぐらいなら今すぐ俺の手元に来た方が、まだ世のため人の為になる。

 

「実体化を止めさせたのは、私が精霊と話をしないためだ」

「話を逸らすな」

「私が精霊が見えないと言い、なのは君達に実体化をさせなかったのは、私達が君の前で話さないようにするためだ。ボロが出てしまうかもしれないからね」

「・・・・父さん」

 

そうか・・・・。父さんは俺が育つまで本当の事をずっと黙ってくれてたんだ。

 

「まあ一番の理由は面白いからなんだが」

「なのはさん、パン屋まで散歩しに行こうか」

 

 

 

 

『ゆ、遊斗・・・・。ホントにパンの耳にするの?』

「なのはさんは優しいんだね。じゃあコーンスープぐらい付けてやろうかな」

 

元犯罪者相手でもなのはさんは優しい。その優しさに俺は感動して“インスタント”コーンスープを出す事に決めた。俺って優しいな。

 

『あはは・・・・。あれ、前にいる子達って遊斗の同級生じゃないっけ?』

 

? ゲッ、あいつらかよ・・・・。小学校中学校とよく俺に絡んできた悪ガキどもだ。よくパン買って来いとか言われて、渡されたお金でパック買ったりしたな。懐かしい。

回り込んで回避しようと思ったが、隣にモデル顔負けの美女がいて大変目立っているので、アッサリと悪ガキグループに見つかった。

 

「おい、スカリエッティじゃねえか」

「うおっ、めっちゃ美人じゃん。まさかお前の彼女?」

 

彼女だったらどれだけ幸せだったか。実体化出来ると知って、ますます恋人になりたくなったよ畜生。

因みになのはさん達は認識障害という魔法を使っていて、デュエルモンスターの「高町なのは」と目の前の「高町なのは」は似ているけど、何の関係もない、と思わせているらしい。

 

「こんな美人で可愛くて料理が出来る女性が俺の彼女だと思う?」

「ハッハ! だよな、こういう人は俺にこそ相応しい」

 

そう言ったのは悪ガキグループのリーダーらしき奴。あっ、こいつもよく覚えている。金髪に染めてたから一瞬分からなかったよ。同じ金髪でも明日香とは月とスッポンだ。

 

「え~と、君は確か、小学校4年の頃に先生の事をママって言った(ほか)君だっけ?」

「っな!? まだそんな事覚えてたのかよ! 気持ち悪い奴だな!」

「今日みたいに絡まれると面倒臭いから覚えていたんだけど」

『にゃはは、まあ男の子にはよくあるから気にしなくてもいいと思うよ。可愛いじゃん』

 

なのはさんにからかわれて真っ赤になった他君は、手に持ったデュエルディスクを構えた。

 

「て、てめえ、今日こそは決着を付けてやる!」

「おっ、デュエルなら誰でも歓迎する」

「待て! 俺等も参加させてもらうぜ」

 

他君の周りにいた二人の取り巻きがデュエルディスクを構えて、下種の笑みを浮かべる。万丈目とその仲間達を思い出す光景だな。

 

「いいけど俺、他君、俺、A君みたいでいい? 流石に手札枚数的に辛い」

「っけ、ほざけ! LPは当然4000だからな!」

「「「「デュエル!」」」」

「ドロー」

 

やっぱりなのは+ミッドチルダは来ないか・・・・。あの二枚があるとビュンビュン回るんだが一枚ずつのカードに期待するのも駄目か。

 

「魔法都市ミッドチルダを発動。そしてシャマルを通常召喚。効果でミッドチルダにLCを一つ置く」

 

A700・D1800

LCミッドチルダ0→1

 

「相変わらずのアイドルデッキか」

「だから・・・・、まあいいや。シャマルの効果でミッドチルダにLCを置く。カードを一枚伏せてターンエンド」

 

LCミッドチルダ1→2

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗 モンスター1 伏せ1 手札3 LP4000

 

「ドロー、行くぜ! 未来融合フューチャー・フュージョン発動! 選択するのはF・G・D!」

「さっすが他君。ドラゴン組めるなんて金持ちだな」

「ッフ、他だけじゃないぜ! 俺達全員ドラゴンデッキだ!」

 

ま、マジかよ。墓地依存のドラゴン族デッキが3つ。しかも初っ端から未来融合とか。

 

「墓地に送るのはマテリアルドラゴン、カイザードラゴン、ダークストームドラゴン、フェルグランドドラゴン、ドラグニティアームズ―レヴァテイン。

サファイアドラゴンを通常召喚し、ゲームから除外。レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンを特殊召喚!」

 

A2800・D2400

 

嘘だろオイ! 手札がまだ三枚あるのに上級が二体来るのか!?

レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴン・・・・。攻撃力2800の最上級モンスターでありながら一ターンに一度ドラゴン族をノーコストで特殊召喚できる強力なモンスター。ぶっちゃけドラゴン族以外で同じ効果の奴が出たら間違いなく禁止行きだ。

因みに名前が長いので、頭の部分をとってレダメと略す人も多い。

 

「レッドアイズの効果で墓地のレヴァテインを特殊召喚、効果でフェルグランドドラゴンを装備!」

 

A2600・D1200

 

レヴァテインと聞いてデッキに入っているとある一枚が動いた。間違いなくシグナムさんだ。

 

「バトル! レッドアイズで攻撃!」

「初っ端から飛ばすね。罠発動、クラールゲホイル! バトルフェイズを強制終了させて自分のモンスター一体をデッキに戻し、夜天を特殊召喚。シャマルをデッキに戻し、シグナムを特殊召喚する!」

 

安定と信頼の実績を誇るクラールゲホイル。光の球体がレッドアイズとレヴァテインの前に来ると、まばゆい光と激しい音を出して爆発した。

 

A1800・D1400

LCシグナム0→1

 

「ッチ、カードを一枚伏せてターンエンド!」

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗    モンスター1 伏せ0 手札3 LP4000

他+その他 モンスター2 伏せ3 手札2 LP12000

 

「ドロー。おっ? デバイスマイスターを発動、闇の書を手札に加え、ミッドチルダのLCを二つ取り除きデッキからアギトを手札に加える」

 

LCミッドチルダ2→0

 

やっぱりシャマ姉がカウンターを溜めてくれると展開しやすいよな。デバイスマイスターの追加効果もシャマ姉がいてこそだし。

 

「フェイトを通常召喚。効果でミッドチルダにLCを一つ乗せる」

『あ、あの、さっきはホントにごめんね?』

 

A1800・D500

LCミッドチルダ0→1

 

フェイトはバルディッシュを構えつつも、俺の方をチラッと見て謝った。いやいや、フェイトは何も悪くないから。

必死になって謝ろうとするフェイトはとても可愛く、思わず抱きしめたくなる。

 

「シグナムのLCを一つ取り除きアルフ特殊召喚。更にフェイトのLCを取り除きアギト特殊召喚!」

 

LCシグナム1→0 フェイト1→0

A1600・D1000

A500・D500

 

「場のシグナムとアギトを融合! 現れろ、烈火の剣神シグナム! シグナムの効果、融合召喚に成功した時3000以下の相手モンスターを破壊する!」

 

A3000・D2000

 

「なんだと!?」

『剣閃烈火!』

 

アギトの言葉と共にレヴァンティンに燃えあがる業火が纏った。巨大なドラゴン相手であろうとシグナムさんはいつもと変わらず堂々としており、ゆっくりと左手を上に上げた。

 

『『火龍一閃!』』

 

そして手を振り下ろすと共に、上級のドラゴン族は業火に呑み込まれて悲鳴と共に破壊された。闇の竜だろうと風の竜だろうとシグナムさんの前では関係ない。

 

「ハッハッハ! これだから無知は! レヴァテインの効果、効果で破壊された時装備モンスターを特殊召喚する。フェルグラントドラゴンを特殊召喚し効果。墓地のレッドアイズを選択し、攻撃力を2000アップさせる」

 

フェルグランドA2800・D2800→A4800

 

「ふむ、場のフェイトとアルフを融合。黒騎士フェイト・テスタロッサ・ハラオウンを融合召喚」

 

A2800・D500

 

「カードを一枚伏せてターンエンド。エンドフェイズ墓地のアギトの効果、融合素材にされたエンドフェイズ、破壊した相手モンスターのレベル合計×100ポイントダメージを与える。合計レベルは18」

『ブレネン・クリューガー!』

「ック!」

 

他+その他LP12000→10200

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗    モンスター2 伏せ1 手札2 LP4000

他+その他 モンスター1 伏せ2 手札2 LP10200

 

やっぱりこの条件は辛いな。いくら毎ターンドロー出来るとは言え、最初の手札枚的に辛い。

 

「俺のターンだ、ドロー! 行くぞ、手札抹殺を発動!」

「いきなりか。墓地に送られた闇の書の効果発動。墓地に送られた時モンスターに装備できる。フェイトに装備」

 

フェイトA2800→A3100

 

「行くぜ、墓地の神竜アポカリプスとラグナロク。エビルナイト・ドラゴンとクレセント・ドラゴンを除外! ライトパルサー・ドラゴンとダークフレア・ドラゴンを特殊召喚!」

 

A2500・D1500

A2400・D1200

 

それぞれ光と闇を除外して特殊召喚されたのは、光り輝くドラゴンと闇の炎を纏ったドラゴン。最近新しく出たドラゴン族モンスターで、高価なドラゴン族を子供にも使えるように、安く出回っているカードだ。流石ドラゴン大好きの海馬さん、子供達に夢を与えている。

 

「ダークフレア・ドラゴンの効果、手札とデッキのエクリプスワイバーンを墓地に送り、貴様の墓地のアギトを除外。エクリプスの効果でデッキからレッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンとダイヤモンド・ドラゴンを除外する」

 

ダークフレア・ドラゴンは胸にある闇のコアから発射し、俺の墓地のアギトを除外した。

 

「ダークフレア・ドラゴンを生贄にストロング・ウィンド・ドラゴンを召喚。ウィンド・ドラゴンは生贄召喚にしたドラゴン族の攻撃力の半分の数値アップする」

 

ウィンド・ドラゴンA2400→3600

 

「バトル! フェルグラントドラゴンで黒騎士フェイト・テスタロッサ・ハラオウンを攻撃!」

「攻撃宣言時、鋼の軛を発動。フェルグラントを選択し、攻撃できなくさせる」

「ッチ、だがストロング・ウィング・ドラゴンで攻撃だ!」

「返り討ちだ。フェイトの効果発動、自分の空いているモンスターゾーンに移動し、目の前のモンスターと戦闘を行う時攻撃力を700上げる」

 

フェイトA3100→3800 VS 3400

 

「馬鹿な!?」

『トライデントスマッシャー!』

 

ウィング・ドラゴンは口から風の衝撃波を、フェイトさんは雷の砲撃で押し返しウィング・ドラゴンを破壊した。

 

他+その他LP10200→9800

闇の書LC0→1

 

「ック、ライトパルサーでシグナムに攻撃!」

 

A2500 VS A3000

他+その他LP9800→9300

 

「ライトパルサーの効果、破壊された時墓地から闇属性レベル5以上のドラゴンを特殊召喚。レッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンを復活させ、効果でドラグニティアームズ・レヴァテインを復活させライトパルサーを装備。ターンエンド」

 

A2800・D2400

A2600・D1200

 

「おっと、エンドフェイズ鋼の軛の効果でフェルグランドの攻撃力を1000下げ、闇の書にLCを一つ乗せる」

 

フェルグランドA4800→3800

闇の書LC1→2

 

ちゃんとメイン2に移行と宣言しろよ、って最近俺も言ってないな。

にしても上級モンスターがポンポン出てかなり辛い。フィールドのカードがなくなった時点で俺の負けだ。やばいな、デュエル下手な他君でも仲間と一緒にゴリ押しされると辛い。

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗    モンスター2 伏せ1 手札2 LP4000

他+その他 モンスター3 伏せ3 手札1 LP9300

 

「ドロー、ミッドチルダの効果で自身のLCを闇の書に移動する」

 

LCミッドチルダ1→0 闇の書2→3

 

「LCが三つたまった闇の書を除外しデッキからアインスを特殊召喚! 特殊召喚成功時、融合デッキから夜天の書を特殊召喚する」

 

A2400・D2400

A0・D0

 

『辛い状況みたいだが』

「そうだな。予想以上に他君が強くて」

「夜天の書をアインスに装備。そして手札から魔弾作製を発動。シグナムを生贄にしてデッキからカートリッジロードを手札に加え、全てミッドチルダに使う」

 

LCミッドチルダ0→3

 

「ハッハッハ! 上級モンスターを生贄にするとは馬鹿だな!」

 

あ~も~、やっぱり他君はイライラするな。似会っていない金髪になってますますそう思う様になった。

 

「ヴィータを通常召喚して、ミッドチルダにLCを置く」

 

A1900・D1200

LCミッドチルダ3→4

 

「夜天の書の効果。ミッドチルダのLCを全て取り除き4枚ドローする!」

 

これで手札は5枚。だが相手の場が圧倒的すぎて正直この二倍手札が欲しい。しかも次の相手のターン攻撃力5000のF・G・Dが特殊召喚される。

 

「だがっ! 場の黒騎士フェイトを生贄に迅雷の化身フェイトを特殊召喚!」

 

A3300・D0

 

デュエルディスクにカードをセットした瞬間、そのカードからバチバチと電気の音がしピカッと光り、フィールドに落雷が落ちてきた。その中には今までの優しい雰囲気を纏ったフェイトさんではなく、冷たく、だけど荒々しいフェイトさんがいた。

 

「更に装備魔法バルディッシュアサルト・ザンバーを装備」

 

フェイトA3300→4300

 

装備魔法を使ったがフェイトさんの元にはバルディッシュの姿はなく、右手の手先からバルディッシュの刀身が現れた。

「バトル! フェイトでレッドアイズを攻撃!」

 

A4300 VS A2800

 

レッドアイズから禍々しいオーラを纏った炎弾が放たれたが、フェイトさんには止まって見えるのだろう。少し本気を出すと既にフェイトさんはレッドアイズの後ろまで移動しており、その巨大で長い首を切断した。

 

他+その他LP9300→7800

 

「「「馬鹿な!?」」」

「更にフェイトはもう一回攻撃が可能! フェルグランドを攻撃!」

『ファランクスを撃つまでも無い・・・・。雑魚が』

 

A4300 VS A3800

 

フェイトさんは左手から一発の弾丸を生成させると、その弾丸でフェルグランドドラゴンの脳天を撃ちぬいた。

 

他+その他LP7800→7300

 

「カードを二枚伏せてターンエンド。エンドフェイズ、フェイトの効果でデッキからフォトンランサーをセットする」

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗    モンスター2 伏せ3 手札1 LP4000

他+その他 モンスター1 伏せ3 手札1 LP7300

 

「クソッ! お前ら何してるんだ!? まだライフを1も削れて無いじゃないか!」

「俺に任せてください! ドロー、この瞬間未来融合「速攻魔法フォトンランサー、フューチャー・フュージョンを破壊する」なんだと!?」

 

甘いぜ、デュエルモンスター最高の攻撃力を持つモンスターをそう簡単に召喚させるかよ。他君は切り札を出せなかった事に激怒しているし。

 

「ック、融合発動。手札の神竜ラグナロクとロード・オブ・ドラゴン―ドラゴンの支配者を融合 竜魔人キングドラグーンを融合召喚!」

 

A2400・D1100

 

ええい! さっきからいろんなドラゴンが次々と出てきて対処が辛い! レッドアイズ、レヴァテイン、フェルグランド、ライトパルサー、ストロング・ウィングそしてキングドラグーンか。

 

「そして墓地のエクリプスとドラゴンの支配者を除外して、ライトパルサーを特殊召喚! そして除外されたレッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンを手札に加える」

 

ま、またかよ。ホントもう勘弁して下さい。

 

「キングドラグーンの効果でレッドアイズを特殊召喚し、効果でフェルグランドドラゴンを特殊召喚。効果で攻撃力を2000アップする!」

 

A2800・D2400

フェルグランドA2800・D2800→A4800

 

「おいおいおい! マジかよ!」

「更に一族の結束を発動!」

 

レッドアイズA2800→3600

ライトパルサーA2500→3300

フェルグランドA4800→5600

キングドラグーンA2400→3200

レヴァンティンA2600→3400

 

「バトル! フェルグランドでフェイトを攻撃!」

「だがまだまだだ! 速攻魔法バルディッシュ・スピードローダー。フェイトの効果を無効にして攻撃力を2000上げる!」

 

フェイトA4300→6300 VS A5600

他+その他 LP7300→6600

 

「ック、ライトパルサーでアインスに攻撃!」

「それもさせるわけにはいかない。ソニックムーブ発動! アインスを除外する」

「じゃあヴィータに攻撃だ!」

「墓地から罠発動!」

「っな!? ぼ、墓地から!?」

「墓地から罠だって!?」

「ぼぼぼぼ墓地から罠だと!?」

 

お久しぶりのリアクションありがとうございます。

 

「ソニックムーブを除外してヴィータをエンドフェイズ時まで除外する」

「く、クソッ! ターンエンド!」

「エンドフェイズ、ヴィータとアインスが戻る」

 

場 魔法都市ミッドチルダ

遊斗    モンスター2 伏せ2 手札1 LP4000

他+その他 モンスター4 伏せ3 手札1 LP6600

 

「ドロー、スタンバイ、スピードローダーの効果でバルディッシュを墓地に送りこのターンフェイトは二回攻撃が可能になる」

 

A6300→5300

 

「Strikersの回収を発動、黒騎士フェイト、烈火の剣神シグナム、アルフをデッキに戻して二枚ドロー。

リリィ・シュトロゼックを召喚。召喚成功時デッキから装備魔法、銀十字を手札に加える。そしてミッドチルダにLCを一つ乗せる」

 

LSリリィ・シュトロゼック ☆4/闇/魔法使い/A500・D500

LCミッドチルダ0→1

 

現れたのは純白のエンゲージスーツを纏った銀色の髪の長い少女。銀と言ってもアインスより色は薄い。とても前線に立って戦う女の子には見えない。まあ実際前線で戦うには厳しい。

 

「リリィが場にいる時、手札を一枚捨てる事でデッキからトーマ・アヴェニールを特殊召喚できる!」

 

LSトーマ・アヴェニール ☆4/風/魔法使い/A1000・D1000

 

今度現れたのは茶髪のショートをした青年。中央からアホ毛が伸びているのが特徴で、男の俺が言うのもなんだが可愛い顔立ちをしているイケメンだ。性格もサッパリした奴で、よく相談に乗ってもらったりしてもらっている。

 

「場のトーマとリリィを融合! 現れろ、リアクト・エンゲージ・トーマ!」

 

A2500・D2500

 

二人の融合は渦の中に呑み込まれるのではなく、ゆっくりと近づいて抱き合い、リリィの囁き声と共に融合をする。男としてリリィみたいな美少女と抱き合うっていうのは羨ましいけど、この二人はお似合いだからな。

リリィと融合したトーマの姿は、さっきまでの好青年とはかけ離れており銀髪の髪、血の様な瞳、黒の服に銀色の装飾品を付けたトーマがいた。この格好でもまだ第一形態だから、ECウイルスとは恐ろしい。

 

「トーマの融合召喚時このカードにLCを一つ置く。そして装備魔法銀十字をトーマに装備」

 

トーマの手に銀色の装飾品が付いた本が現れた。あれが銀十字。

 

「トーマの効果発動、このカードのLCを一つ取り除く事でフィールドのモンスターの攻守を1000下げる。この時銀十字を装備していた場合、下がる数値は2000になる」

 

レッドアイズA3600→1600

ライトパルサーA3300→1300

キングドラグーンA3200→1200

レヴァンティンA3400→1400

 

「そ、そんな・・・・。三対一でも勝てないのかよ!?」

「バトル! フェイトさんでキングドラグーンとライトパルサーに攻撃!」

『フォトンランサーファランクスシフト』

 

フェイトさんがパチンと指を鳴らすと、76基のフォトンスフィアが現れた。

 

『ドラゴンと言えどこのレベルか・・・・』

『「ファイア!」』

 

A5300 VS A1200

A5300 VS A1300

 

76基のフォトンスフィアは秒速14発の弾丸を4秒間続ける必殺技。一発一発は決して強い物ではないが、速さと鋭さを込めた弾丸を連射する事で、圧倒的破壊力を得る魔法。

 

「「「うわあああああ!」」」

 

他+その他LP6600→-1500

 

見事ライフを0にした。というか雷フェイトさんにバルディッシュ+スピードローダーは鬼畜だな。攻撃力5300の二回攻撃ってライフが10000でもダイレクトだったら死ぬぞ・・・・。まあ今回はトーマがいたおかげなんだが。

 

「さ、三人で戦ってライフを1も削れなかった・・・・」

「そんな悔しいなら馬鹿やってないで勉強したら? てか今後俺に絡まないでくれ。んじゃ」

『あ~、ごめんね。あの子もちょっと変わってるから、じゃあね』

 

 

 

 

その夜、我が家の晩御飯。

 

「・・・・遊斗、お前の前にある料理はなんだい?」

「父さんは馬鹿ですか? ステーキですよ」

「私の前にあるのは?」

「頭でも打ったんですか? パンの耳とコーンスープですよ」

「・・・・精霊達全員もお前と同じ料理を食べているな」

「目でも悪くなったんですか? そうですよ」

「・・・・いただこう」

 

一つだけ言っておこう。俺がこの家にいる限り、食卓は俺が握っている。

 

 




LSリリィ・シュトロゼック ☆4/闇/魔法使い/A500・D500
このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、デッキから「銀十字」を手札に加える事ができる。

LSトーマ・アヴェニール ☆4/風/魔法使い/A1000・D1000
自分フィールド上に「リリィ・シュトロゼック」が存在する時、手札を1枚捨てる事によりこのカードをデッキから特殊召喚できる。また自分フィールド上に「リリィ・シュトロゼック」が存在する時、LCを1つ取り除く事で、このカードを手札から特殊召喚できる。

LSリアクト・エンゲージ・トーマ ☆8/闇/魔法使いA2500・D2500
「トーマ・アヴェニール」+「リリィ・シュトロゼック」
自分フィールド上に存在する上記のカードを墓地へ送った場合、融合デッキから特殊召喚できる。(「融合」魔法カードは必要としない)。
このカードが融合召喚に成功した時、このカードにLCを1つ置く。1ターンに1度、このカードに乗っているLCを1つ取り除く事で、相手フィールド上のモンスターの攻撃力と守備力を1000ずつダウンさせる。この効果は相手ターンでも使用できる。銀十字を装備している場合、この効果でダウンする数値は2000になる。

(銀十字の効果は後ほど)




今回出たのはトーマとリリィとリアクトトーマ。せっかくなのでこの三枚を紹介。
まずはリリィ。銀十字をサーチできるが、お互い一枚なので単体だと弱いが、トーマの存在で強い。リリィ召喚→サーチ→サーチカード捨てる→リアクトトーマ、が出来る。
因みにトーマは、いろんなところからリリィを守りに行く。という意味を込めて手札からも特殊召喚できます。

リアクト・エンゲージ・トーマ。トーマの名前に苗字がないのはこれ以上・で区切りを多くするのは嫌だったから。
ステータスは優秀だけど効果は普通。どっちかというと融合素材前が優秀。ただ銀十字を装備すると
4500まで相打ちに持ち込めるのは強力。



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