特にカードやライフ、フィールドでの事は指摘されなかったので、第一話と同じ感じでやります。
それと今回からあとがきにオリカの紹介をしたいと思います。前回は伝える事が多いので、今回で前回のオリカの分も紹介します。
遊戯王効果って結構大変ですね・・・・。
SIDEスカリエッティ
遊斗がデュエルアカデミア実技試験をクリアして数日後、私はいつも通り研究室にいた。研究内容は次元漂流と並行世界について。
私は数多ある次元世界の中の、第一番世界ミッドチルダでとある事件を起こした犯罪者だ。まあ悪役が捕まるのはどこの世界でもお決まりで、私の野望は叶うことなく、犯罪者として逮捕された。それから10数年後、突如次元震が起きて私はこの世界に飛ばされた。
第97番管理外世界、地球。天才である私はこの世界の存在を知っていたので、すぐに自分が飛ばされた世界が分かった・・・・筈だった。だがこの地球は、第97番管理外世界ではなかった。PT事件の舞台となった海鳴りなんて地名はなく、宗教的レベルでデュエルモンスターズというカードゲームが盛んな世界だった。
刑務所からそのままの状態で飛ばされたのだ。衣食住何も無い私は、非常に困っていた。
そんな時出合ったが捨てられた赤ん坊、遊斗だ。赤ん坊の遊斗はカードの首飾りをしていた。私はそのカードを奪い取り、カードショップで売ってもらうと、一枚の紙切れがとんでもない金になって帰ってきた。
私に善意という感情は無いが、私の命を救った赤ん坊を見殺しにするのも目覚めが悪い。仕方なく私は赤ん坊を引き取り、金を上手く使い遊斗を育て、今では有名な科学者として生きている。
「クックック、世の中何が起きるか分からないものだ。なあ、フェイト・テスタロッサ執務官」
『本当ですね。あなたが何故私達を作ったのかも、あなたのその無限の欲望がカードゲームに行く事も。私達がこうして話しているのも』
「君達を作ったのは、遊斗に言った通り、最強の軍団を遊斗に上げたかった。それだけだよ」
『しかし何故遊斗に精霊が見えると言わないのです?』
「変態と思われても一応私は遊斗の父親だからな。もっと大人になるまで犯罪者と言う事は教えたくない。それにそうした方が後々面白いからな」
『・・・・私達はあなたの世界の私達と同じ記憶、感情、能力を持っていますが、カードの精霊である事は事実。私達を作ったあなたがそういうのであれば、不本意ではありますが遊斗にはだまりますよ』
「助かるよ」
◇
SIDE遊斗
「遊斗、デュエルアカデミアから届き物だ」
「ホント!?」
下から聞こえる父さんの声に、俺はでかい声で返事した。
届いたのは多分学校の制服だと思う。デュエルアカデミアはクラス分けの様に寮が三つある。それぞれの寮は、三枚の神のカードと言われるカードから、それぞれ名前と色をもらっている。
赤い制服のオシリスレッド。黄色い制服のラーイエロー。青い制服のオベリスクブルー。
寮はクジで決まっている訳ではなく、実技と筆記の試験によって変わるらしい。中等部から進学する優秀な生徒はオベリスクブルーで、受験成績優秀者はラーイエロー、成績が悪ければオシリスレッド。
「受験番号7番で成績優秀かつ、最高責任者に勝った俺はラーイエロー。ひょっとしたら異例でオベリスクブルーなんて事も・・・・」
「ククク、そうだといいな」
「なんだよ父さん? まさか父さんは俺がオシリスレッドだとでもいい・・たい・・・・」
「ククク・・・・」
この広いリビングに、父さんの馬鹿にするような笑い声だけが響いた。
◇
「なんで俺がオシリスレッドなんだ・・・・」
『デュエル中の態度と思うよ。教導官の私から言わせてもらうと、いくら楽しんでるとは言え、試験であの態度はないと思うな。最後はガッチャ? だし』
『それもあるけど、多分あの先生が裏で何かしたんだと思うよ。デュエルで結果が出せなくても成績上位だったら入学はできるみたいだし』
クロノス先生がねぇ・・・・。まあプライドが高そうだし、ドロップアウトって言ってたし。なのはさんの意見もフェイトさんの意見も正しいんだろうな・・・・。
『というか、前から言ってるけど私達の事さん付けするのって変でしょ? 私達は遊斗の僕みたいなものだし』
「いや、それでも年上のお姉さん相手に呼び捨てはちょっと・・・・。デュエル中は流石にさん付けできないけど」
『シグナムとかヴィータだと、一回さん付けしてしまうと戻れないかもね』
「確かに・・・・」
俺の背中でプカプカと浮くなのはさんとフェイトさんと話していると、周りから奇異の目で見つめられる。あっ、またやってしまった・・・・。
精霊の声は普通の人には聞こえなく、傍から見れば俺は一人で会話している頭の可哀そうな高校生にしか見えない。この所為で小中学校、ずっと一人ぼっちだった。
俺は逃げるようにこの場を立ち去り、学校では気をつけようと肝に命じながら、デュエルアカデミア行きのボートに乗った。
◇
小学校中学校にいる時、月一、あるいは週一で思っていたことだが、校長の話はとにかく長い。それは高校も同じようだ。というか高校になってますます酷くなり、鮫島校長の話は永遠に続いていた。十代なんて立ちながら寝てるし・・・・。
だが産まれてから15年。何の対策も無しに今まで校長の話を聞いていた訳ではない。毎回校長の話になると、
「――――以上で私の話は終わりです」
ほら、こんな風に、校長の話が終った途端ため息をつく事も背伸びする事もしない。
見えない者が見えると、結構ハプニングに巻き込まれるってイメージがあるが、こんな風に便利な事もある。
で、それぞれの寮に解散する事になったはいいんだが。
「遊斗! デュエルだ!」
「ぼ、僕もあのカード達を見たいッス!」
レッド寮に向けて歩く前に、十代と、水色の髪をして眼鏡を掛けた背の低い男が目の前にいた。
うん、十代は純粋にデュエルを楽しみたいんだな。俺も十代とデュエルがしたい。だが隣の男はどう考えても幼いなのはとフェイト目当てだ。
「十代、とりあえず寮に付いた後。で、君の名前は?」
「丸藤翔ッス! 十代のアニキから遊斗君の事は聞いたッス」
へ~、クロノス先生程じゃないけど、面白い口調だな。
「アニキって?」
「俺の入学試験での勇姿に惚れ込んだらしいぜ」
だからアニキか。一瞬本当の兄弟かと思ったけど、よく考えたら名字も顔も違うし、試験の時も十代は一人だったな。
「じゃあ早くレッド寮に行こうぜ! 遊斗とデュエルがしてえ!」
「ちょっと待ってよアニキ~!」
無邪気にレッド寮まで走って行く十代と、それを追いかけようと運動神経が悪そうな体で走る翔。
『早くも友達二人だね』
「ですね。そういえばフェイトさんの入学式ってどんな感じなんですか?」
『中学校は遊斗とあんまり変わらないけど、小学校は入学式じゃなくて転入』
『あの時のフェイトちゃんってまだ人見知りでね。初々しくて可愛かったよ~』
『ちょっとなのは!?』
あ~、聞くんじゃなかった。また始まったよこのバカップルのイチャイチャが・・・・。彼女がいない俺への当てつけですか? まったくどうして精霊同士のイチャイチャに主の俺が悲しまなきゃならないんだよ。
◇
「あっ、遅いぜ遊斗!」
「悪い悪い。ってかお前が速いんだよ。荷物置いたらすぐ準備する」
と言っても生活必需品の荷物は届いている筈なので、今手に持っている物だけなんだが。俺の部屋は十代達の隣で、運良く一人部屋。これで精霊達と家と同じように話す事が出来る。十代達の部屋より狭いが、一人部屋なので文句は言わない。
荷物を適当に置いた後、デュエルディスクをセットし、十代が待っている外に出る。
「・・・・ってかレッド寮って凄いボロいな。部屋も狭かったし」
「そうか? 味のあるいいところじゃん」
味って・・・・。十代って実は渋いのか? 同い年である俺だが、十代の感性が全く分からない。翔が苦笑していることから、少なくとも三人の内二人はボロだと思ってる。
「じゃあ行くぞ十代!」
「ああ! あの試験からずっとこの時を待ってたんだ!」
「「デュエル!」」
「先攻は貰うぞ! 俺のターン、ドロー!」
「あっ!」
フフフ、先に先攻と言った方が勝ち。それがデュエルの先攻後攻の決め方。
さて、手札には悲しい事にアルフがいる。フェイトがいるときデッキから特殊召喚できる強力な効果を持っているが、通常召喚する場合裏側守備表示でしか出せない。そうなると展開が遅くなってしまうので、今回アルフの出番はないだろう。
「永続魔法・魔力高炉を発動! 発動後このカードに二つリリカルカウンターが乗り、このカードのリリカルカウンターが0になった時破壊される。因みに自分のエンドフェイズ時にこのカードに乗っているリリカルカウンターの数×500のデメリット付きだ」
LC魔力高炉2
デメリットが痛いように聞こえるが、発動ターンに一個は必ず使うので、実質500ダメージ。このデッキのエンジンを掛けるには、安すぎるぐらいだ。
「高町なのはを召喚!」
A500・D1700
「キター! 栗色の可愛子ちゃんッス!」
「・・・・」
「だ、黙るッス」
翔は俺の視線に耐える事が出来ず、テンションを下げて静かになった。ったく・・・・。
「そしてデッキからユーノの効果発動。魔力高炉のカウンターを一つ取り除きデッキから特殊召喚!」
「おお! 早速出るか!」
LC魔力高炉2→1
やっぱり融合使いには相手が使う融合でもかっこいいんだろう。十代のキラキラした目を見ると、こっちまで嬉しくなってくる。本当にデュエルを楽しんでいる。
「お望み通りの融合だ! なのはとユーノを融合し、AOA高町なのはを召喚!」
A1000・D3000
攻撃力1000かつ二体の融合でも、このカードの強さには使っている自分でも驚く。効果を使うと攻撃表示になるので、何かしら守りのカードを伏せなければいけないけど。
「なのはの効果! 守備表示のこのカードを攻撃表示にすることにより、デッキからレベル5以下のリリカルモンスターを手札に加える。俺が手札に加えるのは八神はやて。カードを一枚伏せてターンエンド。エンドフェイズ、魔力高炉のデメリットにより500ダメージを受ける」
場 遊斗
モンスター1 伏せ2 LP3500 手札4
「ドロー! 早速行くぜ! 融合発動!」
ッツ! 十代も初端から融合かっ! さすが融合使い。
「手札のフェザーマンとバーストレディを融合! 現れろ、マイフェイバリットカード! E・HEROフレイム・ウイングマン!」
A2100・D1200
フレイム・ウイングマン。三枚消費で2100はお世辞にも強いとは言えないが、そのバーン効果をくらうとライフポイントの半分は持って行かれる。クロノス先生もライフ3000を一気に持っていかれて負けた。序盤から終盤までライフアドバンテージを稼げるモンスター。
「バトル! フレイム・ウイングマンでAOA高町なのはを攻撃! フレイム・シュート!」
ですよね~。伏せを警戒して攻撃してこないかもしれないと、一瞬期待したが、そんな事はなかった。
「あ~も~、なんかデジャブ! 罠発動、ソニックムーブ!」
「そのカードは!」
「ご存じの通り。なのはをゲームから除外し、エンドフェイズにカウンターと一緒に帰ってくる。まあなのはにはカウンターは載ってないんだが」
俺を守るモンスターがいなくなった事で、フレイム・ウイングマンが俺の目の前まで来て、右手の炎を吐きだす発射口を俺に向け、炎を吐きだした。こ、怖ええええ! お前本当にHEROなのか?
LP3500→1400
「どうして除外しちゃったんスか? ダメージを減らせたのに」
「あのなぁ、フレイムウイングマンみたいな効果の奴は、戦闘と効果を合わせたらフレイムウイングマンの攻撃力と同じダメージになるんだ」
「「へ~」」
十代、お前もか! と言う事は、毎回毎回戦闘ダメージと効果ダメージを計算していたのか? それはそれで凄い気がする。
ゴホンと咳払いすると、十代は気を取り直したのか、バックを二枚伏せてターンエンドした。
場
遊斗 モンスター1 伏せ1 手札4 LP1400
十代 モンスター1 伏せ2 手札1 LP4000
う~ん、相変わらずライフ差が出るな・・・・。まあザフィーラの事を考えるとある程度ピンチだとハンドのアド損が無くなるからいいんだけど。
「ドロー! なのはを守備にして効果。デッキから夜天の癒し手シャマルを手札に加える」
「これで遊斗くんの手札は6枚・・・・」
「八神はやてを召喚!」
『ん~、よっと』
LS八神はやて ☆5/闇/魔法使い/A2000・D1700
丸の帽子とジャケットは白で、その下に黒のシャツ。スカートも同じく黒だが、スカートにははやてが持っている杖の色と同じ、金色の装飾品が付いている。
新しい美少女の登場の所為か、翔が手で口を押さえて悶えている。静かにしているつもりのようだが、正直さっきよりもうるさい。十代は十代で「どうしてレベル5のモンスターを生贄なしで」って、デュエルに夢中だし。
「はやてはフィールドのリリカルカウンターを生贄素材とする事ができる。そして自身の効果でカウンターが一つ乗る」
LC魔導高炉1→0→破壊
LC八神はやて1
「そしてはやてが存在する時、場のカウンターを取り除く事で、さっき手札に加えたシャマルは特殊召喚する事が出来る! 来い、シャマル!」
『は~い!』
「この召喚方法で特殊召喚に成功した時、自身にカウンターを乗せる」
LS夜天の癒し手シャマル ☆4/水/魔法使い/A700・D1800
LC八神はやて0→夜天の癒し手シャマル1
「あ~、さっきからカウンターが行ったり来たりで分かりにきぃ」
「十代がプレイしてるわけじゃないからそんな考えるなよ。そして手札から装備魔法・闇の書を発動し、はやてに装備!」
杖を持っている手とは反対の手に、カード通りの本が出現した。やっぱりはやてが持っていると一番しっくりくるな。この装備って一応装備対象の縛りがないからな。
「闇の書の効果で攻撃力が300アップ。更にはやての効果、フィールドのリリカルカウンターを取り除く事でこのターン、二回攻撃が可能! バトル、はやてでフレイムウイングマンに攻撃!」
「これを全部受けたらアニキのライフは0になってしまう!」
「そうはさせない。ヒーローバリア発動!
自分フィールド上にE・HEROと名のついたモンスターがいるとき、相手の攻撃を一度だけ無効にする!」
ヒ、ヒーローバリア!? いくらヒーローデッキだからって、それはないだろ! 上位互換が余りにも多すぎる為、全然使われないカード。フリーチェーンって所が唯一の救いなのかもしれないけど、威嚇する咆哮、和睦の使者でOKな、デュエルモンスターズにはよくある可哀そうなカード。
「だが止められるのも一回だけ。続行、はやてでフレイムウイングマンを攻撃!」
「まだだ! リバースカードオープン、融合解除! フレイムウイングマンをフェザーマンとバーストレディに分裂」
フェザーマンD1000 バーストレディD800
『ディアボリック・エミッション!』
はやての杖、シュベルトクロイツから黒の球体が出現し、それを発射させるとフェザーマンを包み込んで爆発させた。更になのはさんの攻撃でバーストレディを破壊、微力ながらシャマ
十代LP4000→3300
「闇の書の効果。装備モンスターが戦闘によりモンスターを破壊した時、このカードにリリカルカウンターを一つ置く。更にシャマルの効果で、フィールドに一つカウンターを乗せる事が出来る。闇の書に乗せ、カードを一枚伏せてターンエンド」
LC闇の書2
場
遊斗 モンスター3 伏せ3 手札2 LP1400
十代 モンスター0 伏せ0 手札1 LP3300
確かにライフ差はあるが、フィールド、手札のアドバンテージは俺が上だ。十代がどんなドローをするかは分からないが、得意の融合も手札が2枚ではどうする事も出来ない筈。
「へへっ、やっぱ強えな遊斗!」
「ありがとな。俺もお前とのデュエル楽しいぜ」
「こんなに強え奴と戦ってるって思うと、ワクワクが止まらねえ! ドロー! 俺はH・HEROバブルマンを召喚!
このカードが召喚に成功した時、このカード意外にフィールドに何も無い場合デッキから二枚ドローできる」
マジかよその効果!? 強欲な壺とか天使の施しとかあるから、そんなカードがあるなんて聞いた事もなかったけど、かなり強いな。
因みに俺はそこら辺の強力なブーストカードは入れていない。単純に価格が高いのもあるけど、やっぱり父さんが作ってくれたカードだけでデッキは回したい。
さて、手札を補充した十代は何をする?
「俺は
凄いドロー力だな・・・・。二枚しかなかった手札はあっという間に四枚に増えている。
「融合発動! 手札のスパークマン、フェザーマン、場のバブルマンを融合!」
「三体融合か!」
「現れろ! E・HEROテンペスター!」
A2800・D2800
「結構でかいのが来たな・・・・」
「バトル! テンペスターでAOA高町なのはを攻撃!」
「させるか! 墓地から罠発動、ソニックムーブ、効果でなのはを除外!」
「だが夜天の癒し手シャマルを攻撃してもライフを0にできる! カオステンペスト!」
「手札の夜天の守護獣ザフィーラを捨てる事により、ダメージを0にする。更に0にした数値が自分のライフを上回っていた時、デッキから一枚ドローする」
シャマ姉は破壊されてしまったけど、闇の書のカウンターもあるし、十代の手札はたったの一枚。かなり有利なのには変わりがない。
「ちぇ、俺はカードを一枚伏せてターンエンド」
場
遊斗 モンスター2 伏せ3 手札2 LP1400
十代 モンスター1 伏せ1 手札0 LP3300
「ドロー! 俺はなのはを守備にして効果「それはさせないぜ! 罠発動! ヒーロー・ブラスト」何!?」
「墓地の通常HEROを手札に加え、そのHEROより攻撃力以下の攻撃力のモンスターを破壊する! 俺はスパークマンを手札に加え、AOA高町なのはを破壊!」
「ック・・・・」
スパークマンの手から出された光が、なのはを感電させ爆発と共になのはを破壊した。
このターンあるカードをサーチして、はやての攻撃力を上げてカウンターを溜める予定も狂ってしまった。だが・・・・。
「俺は祝福の風リインフォースⅡを通常召喚」
「? そいつはシグナムってモンスターとの融合素材なんじゃ?」
「残念だがツヴァイははやてと夜天の騎士達、それぞれと融合ができる。行くぞ! 場のはやてとリインを融合! 出でよ、夜天の主・八神はやて」
LS夜天の主・八神はやて ☆8/闇/魔法使い/A2100・B2000
なのは、フェイトと同じく、はやては大人になって登場した。彼女が着ていた服は、子供の頃と変わっていないが、彼女の目と髪は変わっていた。栗色の髪は薄い白銀に変わり、青い瞳は少し薄くなった。
「はやての効果! 融合召喚に成功した時、このカードにカウンターを2つ置く。更にその数×300攻撃力がアップする」
夜天の主・八神はやてA2100→2700
「でもテンペスターの方が攻撃力は上だ」
「甘いな十代。墓地に送られた闇の書の効果発動。このカードが墓地へ送られた時、その呪われたシステムにより、フィールドのモンスターに装備しなければならない。俺ははやてに装備する」
夜天の主・八神はやてA2700→3000
夜天って言っておきながら闇の書を持つってのもなんか変な話しだけど、これも効果なので仕方が無い。
「攻撃力3000!?」
「バトルだ! はやてでテンペスターを攻撃!」
『『
試験の時に使ったシグナムさんの氷なんて目じゃないくらいの寒さを纏った魔力の氷弾が、テンペスターを容赦なく呑み込む。災害のHEROも夜天の主であるはやてには勝てなかったのか、無残にも氷漬けにされて破壊された。
十代LP3300→3100
「テンペスター!」
「更に戦闘で破壊した事により、闇の書にカウンターが一つ乗る。一枚カードを伏せてターンエンド」
LC闇の書1
場
遊斗 モンスター1 伏せ3 手札1 LP1400
十代 モンスター0 伏せ0 手札1 LP3100
「俺の場には3000のモンスターと二枚の伏せ。対するお前はさっき手札に加えたスパークマンのみ。これでどうやって勝つつもりだ?」
「へへっ、俺がHEROを、このデッキを信じている限り、俺は奇跡を呼び続ける! 俺のターン、ドロー!」
・・・・なるほど、デッキを信じればデッキが答えてくれる、か。俺は十代やクロノス先生の様に、手札を全部消費してそのターンに全力を尽くすってプレイングをする勇気がないから、ドローするカードに運命を掛けた事が余り無いが、よく考えて見るとこんな重いデッキを回せるのは、十代の言うこのデッキを信じている、からかもしれない。
「ッフ、いいぜ十代! お前の奇跡を見せて見ろ!」
「おう! 俺は死者蘇生を発動! 墓地からバブルマンを特殊召喚! 効果で二枚ドローする! スパークマンを召喚!」
? まさか十代は下級のHEROで突破するつもりなのか?
「手札から魔法R―ライトジャスティス発動! 自分フィールドのHEROの数だけ魔法・罠を破壊する! 俺が破壊するのは遊斗の伏せ2枚!」
ッツ! 攻撃反応とダメージ無効の罠が!
「手札からミラクルフュージョンを発動! 場か墓地のHEROを融合させる」
墓地融合だと!? なるほど、手札消費の激しいHEROには最高のカードってことか!
「墓地のフレイム・ウイングマンと、場のスパークマンを融合! 現れろ、E・HEROシャイニング・フレア・ウイングマン!」
「? 攻撃力2500?」
「いや、シャイニング・フレア・ウイングマンは、墓地にいるHEROの力を受け継ぎ、墓地のHERO×300ポイント攻撃力が上がる。」
十代の墓地にいるHEROはフェザーマン、バーストレディ、テンペスターの三枚。
「攻撃力3400・・・・」
「バトル! シャイニング・フレア・ウイングマンで夜天の主・八神はやてを攻撃! シャイニング・シュート!」
はやては反撃に出るものの、シャイニング・フレア・ウイングマンの超火力により惜しくも負けてしまい、その衝撃が俺を襲う。
E・HEROシャイニング・フレア・ウイングマン3400 VS 夜天の主・八神はやて3000
LP1400→1000
「負けか・・・・」
目の前に現れたシャイニング・フレア・ウイングマンを見て、ポツリとそう呟いた。薄々感づいていたが、やはりこのモンスターは融合素材のフレイム・ウイングマンの効果を受け継いでいるようだ。
十代の輝くHEROが俺の視界を、数秒間光だけの世界に包み込んだ。
LP1000→-1100
「あ~、負けた~!」
「ガッチャ、楽しいデュエルだったぜ」
なんか久々に負けた気がする。久しぶりに敗北を味わって思ったが、やっぱり悔しい。けど同時に凄く面白い。
次こそは負けた相手に勝とうと、今よりもっと今日よりずっと強くなりたいと心の底から思う。
「俺も楽しかった。次は絶対負けないからな」
「ああ、楽しみにしてるぜ」
「二人とも凄いデュエルだったッス! とっても感動しましたッス」
「そう言えば翔、お前見てたんだな」
「ひ、酷いッスよアニキ! 僕一生懸命応援してたんスから!」
「デュエルに夢中になってたんだよ。俺も翔の事完璧に忘れてたし」
「二人とも酷いッスーッ!」
これから卒業までの三年間、面白い高校生活になりそうだ。
このカードが召喚に成功した時、このカードにLCを1つ置く。このカードに乗っているLCを1つ取り除く事で、フィールド上の魔法・罠カード一枚を選択して破壊する。
LSフェイト・テスタロッサ ☆4/光/魔法使い/1800・D500
このカードが召喚に成功した時、このカードにLCを1つ置く。このカードに乗っているLCを1つ取り除く事で、相手フィールド上のモンスターの表示形式を変更する。
LSユーノ・スクライア ☆4/風/魔法使い/A500・D1600
自分フィールド上に「高町なのは」が存在する場合「高町なのは」以外の自分フィールド上に存在するLCを取り除くことで、デッキから特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したターン、自分はデッキから特殊召喚することが出来ない。このカードは通常召喚する場合裏側守備表示でしか出せない。
LSアルフ ☆4/地/獣/A1600・D1000
自分フィールド上に「フェイト・テスタロッサ」が存在する場合「フェイト・テスタロッサ」(以下ユーノと同文
LS
「高町なのは」+「ユーノスクライア」
自分フィールド上に存在する上記のカードを墓地へ送った場合、融合デッキから特殊召喚できる。(「融合」魔法カードは必要としない)。
1ターンに一度、自分フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを攻撃表示に変更し、自分のデッキからレベル5以下の「リリカル」シリーズを手札に加えることができる。
LS黒騎士フェイト・テスタロッサ・ハラオウン ☆8/光/魔法使い/A2800・D500
「フェイト・テスタロッサ」+「アルフ」
(融合説明はAOAなのはと同文
1ターンに1度、使用していない自分のモンスターゾーンを指定して発動できる。自分フィールド上のこのカードはそのモンスターゾーンに移動する。この効果は相手のターンでも発動することができる。
このカードの正面の相手モンスターと戦闘する場合、このカードの攻撃力は700ポイントアップする。
LS夜天の将シグナム ☆4/炎/魔法使い/A1800・D1400
自分フィールド上に「八神はやて」と名のつくモンスターが存在する場合、自分フィールド上のLCを1つ取り除く事でこのカードを手札から特殊召喚することができる。この効果で特殊召喚に成功した時、このカードにLCを乗せる。このカードの攻撃宣言時、自分フィールド上のLCを一つ取り除くことで攻撃力を500ポイントアップすることができる。
LS祝福の風リインフォース
自分フィールド上に「八神はやて」「夜天」と名のつくモンスターが存在する場合、自分フィールド上のLCを1つ取り除くことでこのカードを手札から特殊召喚することができる。このカードが融合素材として墓地に送られた場合、自分フィールド上のLCを1つ取り除き手札に加える。
LS祝福の騎士シグナム ☆7/風/魔法使い/A2700・D2000
「夜天の将シグナム」+「祝福の風リインフォース
(融合説明はAOAなのはと同文
このカードが融合召喚に成功したとき、このカードにLCを1つ置く。1ターンに一度、このカードに乗っているLCを1つ取り除き発動できる。相手フィールド上のモンスター一体を選択する。選択されたモンスターの攻撃力・守備力を、次の相手のエンドフェイズ時まで0にする。
ソニックムーブ 通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「リリカルシリーズ」モンスター1体を選択し、このターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。選択したモンスターにLCが乗っていた場合、除外した時と同じLCを乗せる。また、墓地のこのカードをゲームから除外することで、もう一度同じ効果を使える。
魔法都市ミッドチルダ フィールド魔法
自分または相手が「リリカルシリーズ」モンスターを召喚する度に、このカードにLCを置く。1ターンに一度、自分フィールド上のLC1つを移動させる事ができる。このカードが破壊される場合、代わりにこのカードに乗っているLCを1つ取り除くことができる。
LS八神はやて ☆5/闇/魔法使い/A2000・D1700
自分フィールド上のLCを生贄の代わりにすることができる。このカードが召喚、特殊召喚に成功したとき、このカードにLCを乗せる。1ターンに一度、フィールド上のLCを1つ取り除くことで、このターンこのカードは2回攻撃する事が出来る。
LS夜天の癒し手シャマル ☆4/水/魔法使い/A700・D1800
自分フィールド上に「八神はやて」(夜天の将シグナムと同文
1ターンに一度、自分フィールド上のカードにLCを置く事ができる。
LS夜天の守護獣ザフィーラ ☆4/地/獣/A1600・D2100
戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動する。その戦闘によって発生する自分へのダメージは0になる。また、この効果で0にした数値が、自分のライフを上回っていた場合、デッキから1枚ドローする。このカードは通常召喚できない。
LS夜天の主・八神はやて ☆8/闇/魔法使い/A2100・B2000
「八神はやて」+「祝福の風リインフォース
(融合説明はAOAなのはと同文
このカードが融合召喚に成功したとき、このカードにLCを二つ乗せる。このカードの攻撃力はこのカードにのっているLCの数×300ポイントアップする。自分フィールド上に「夜天」または「祝福」と名のついたカードが存在する場合、相手はこのカードを攻撃対象にすることができず、効果の対象にできない。
闇の書 装備魔法
このカードの装備モンスターは攻撃力が300ポイントアップする。このカードが墓地に送られた場合、フィールド上のモンスター1体を選択し、そのモンスターにこのカードを装備しなければならない。このカードの装備モンスターがモンスターを戦闘によってモンスターを破壊した場合、このカードにLCを1つ乗せる。LCが3つ乗ったこのカードをゲームから除外することで、手札・デッキ・墓地・除外ゾーンから「祝福の風リインフォース