アンケートするキャラはシステムU-Dことユーリ・エーべルヴァイン。それと紫天の書です。
今回マテリアルズが出ますが、融合する予定が無いので単体で強力な効果を持っています。
ユーリですが、最上級モンスターでお願いします。融合素材が墓地や除外ゾーンに行ったモンスターを能動的に墓地に送るカードが欲しいので。
あとユーリやマテリアルズのサポートカードとして、アンブレイカル・ダーク、エグザミア等の案も募集します。
追記)大きなミスが見つかったので、元の二十七話を消して書き直しました。
「僕の父さんが最後に作ったD-HERO、そのカードの持ち主が父さんを殺した犯人。その犯人を探す為に僕はここにおり、D-HEROを使っている! なんの覚悟もないお前がHEROを使っているのを見るとムカつくんだよ!」
「ッツ、止めろエド! 復讐なんて何も生まない!」
「うるさい! お前も、お前のHERO達も、覚悟が無いのにヒーロー面をするな! 本当のヒーローは自ら傷つき人を傷つける事が出来る、覚悟のある者だ! バトル、ドレッドガイでサンダー・ジャイアントを攻撃! プレデター・オブ・ドレッドノート!」
ドレッドガイは鍛え上げられた強力な体を武器に、サンダー・ジャイアントを殴って破壊し、サンダー・ジャイアントを破壊した時の衝撃が十代を襲った。
「うわああああああ!」
ライフが0になったと同時に、十代は手に持っていた手札を落とし崩れ落ちる。まさか十代が負けるなんて・・・・。エドの強さはファンだった俺も良く知っているが、十代が子供の様にあしらわれるとは。
「アニキー!」
「大丈夫ザウルス!?」
「お前はHEROを使うのに相応しくない」
翔と剣山により支えられ、辛うじて立っている十代を見下し、エドはそれだけ言ってこの場から去って行った。今すぐこの場で十代の仇を討ちたかった。けどこの問題は、十代自身が解決するべきだと思ったので、デュエルディスクは構えなかった。
この状況になったのは、三日前のプロリーグが切っ掛けだ。
◇
亮さんがプロリーグに入って一ヶ月。やはり亮さんの強さはプロでも通用しており、連勝記録を伸ばしていた。今では大手の会社と契約し、将来有望の天才児として世界を驚かせていた。
だがそんな上手く事は進まなかった。
亮さんは10連勝していた頃、エドとデュエルをした。エドは十代と同じE・HERO使い亮さんを翻弄した。まるで赤子を相手にする様なエドの言葉とプレイングに、亮さんは怒りを覚え、ついにはいつものデュエルが出来なくなっていた。
それとは反対に、エドは今まで隠していた新たなるHERO。D-HEROを使い、亮さんを追いつめ、そしてライフを0にした。亮さんはライフを0にした後、エドはテレビにこう言った。
「次の相手は日本のデュエルアカデミアの遊城十代。どちらが本物のHERO使いか勝負だ!」
宣言通りエドは三日後にデュエルアカデミアに来て、十代とデュエルを始めた。一ヶ月前とは違い、エドは自分のHEROデッキで戦い、十代を追いつめた。十代も負けずに反撃するが、D-HEROは普通のモンスターとは違い、時間を操る独特な効果を持っていた。その効果に翻弄され、さっきに至る。
「十代。大丈夫か?」
「あ、ああ・・・・。ッツ、カ、カードが見えない?」
「な!? どういう事だ!?」
「カードが、真っ白に見える・・・・」
十代の言っている事は嘘では無い様だ。震えた手でカードを持ち、何度も何度も目を擦るがその顔が優れる事は無い。どういう事だ・・・・。十代は今までだって辛いデュエルをしたり、負けた事もある。それなのにどうしてこんな事が起こる?
◇
あれから二日。未だに十代にはカードが白く見えるらしく、かなり落ち込んでいた。「一人になりたい」と言って授業にも出ず、同じ部屋で寝泊まりしていた翔と剣山も、十代が何処にいるのか分からないらしい。
エドに自分のHEROを否定され、負けた事で落ち込んでいる事は分かるが、カードが白に見えると言うのはいくらなんでも変だ・・・・。デュエルで負けた事でショックを受け、病んでしまう人もいるが、カードが白く見えるなんて初めて聞いた。
「なあイエロー。カードが白く見えるなんて聞いたことあるか?」
今レッドの食堂でイエローとネット上を駆け巡っていた。理由は勿論十代の症状について。
「だからイエローじゃない! み「どうだ?」・・・・聞いたこと無いな。俺もあれから色々調べたがそんな症状初めてだ」
「だろ? これはあくまで俺の妄想だが、ひょっとしてエドがこの学校に来た理由と関係があるのかもしれない」
イエローはキーボードを打っていた指を止め、俺の方を向いた。パソコンの画面を見てキーボードを打ちながら、俺は自分の妄想をイエローに伝える。
「お前はあの場にいなかったから知らないと思うけど、エドの目的は父親を殺した犯人が持っているD-HEROを探す事。ひょっとしたら十代の症状に、そのD-HEROが関わっているのかもしれない」
「俺もあの場にいたんだが・・・・。だがそういう考えは悪くない、妄想はいずれ仮説に変わる。今回もまた、何らかの力が働いているのかもしれん」
◇
Side十代
「ハァ・・・・」
なんて俺らしくないため息を吐いちまった。けど意識しないとため息が止まらなく、気が付けば「ハァ」とため息をついている。ほんと、らしくねえな。
あれから相棒のカードどころか姿も見れないし、遊斗の精霊達も見えなくなった。エドの言った言葉一つ一つを思い出すが、俺はエドが正しいとは思わない。その考えは負けても、カードが見えなくなっても変わらなかった。
「なんで・・・・デュエルを楽しくやっちゃいけないんだよ」
「そんな事ない。デュエルは楽しむものだ」
今まで目に映っていた満月が、突然遊斗の顔に変化した。ど、どうしてここが分かった!? というかここは海のど真ん中だぞ!?
遊斗の出現に驚き、横になっていた場所から慌てて数歩後ろに下がった事で、小舟がグラグラと左右に揺れた。
「ど、どうしてここが?」
「みんな心配してお前の事探してるんだ。その様子だと俺しか見つけられなかったのか」
遊斗はその後「なのはさんのWASすげえな」と付け加えた。大きいなのはが俺を見つけ出したのか、やっぱり魔法使いって羨ましいぜ。
フッと笑う遊斗の明るい顔を見て、なんか元気が出てきた。
「さっきの事だけど、確かにお前は能天気にデュエルを楽しんでいる。デュエルで飯を食っている人や、デュエルで人生を左右された人は中にもいるだろう。どっちが善悪とかじゃなくて、そういう人たちにとってお前のデュエルへの思いは楽しくないかもしれない」
「・・・・」
遊斗の言う通りだ。一年生の頃もたくさんの奴とデュエルをした。デュエルを悪用して商売をしている奴や、デュエルで自分の欲望を満たそうとする奴もいた。やり方は褒められる事じゃないけど、誰かを助ける為に必死にデュエルする奴もいっぱいいた。
今まで考えた事無かったけど、そう言う人達にとって、俺は鬱陶しい存在なんだろう・・・・。
「けど、誰だってみんな始めはデュエルが楽しくて楽しくて仕方なかった筈だ。勝ち負けなんて関係ない。自分の好きなデッキ、好きなカードでデュエルをする。けど大人になって現実を知ったり、あるきっかけを境に、次第に勝利を欲したり、デュエルを欲望を満たす為の道具にしたりする。そんな人達はお前が羨ましいんだよ」
「羨ましい?」
「どこかで鬱陶しいと思っている人もいるだろうけど、昔の純粋無垢のままデュエルをする十代が羨ましいんだ。けど今さらデュエルを心の底から楽しむ事なんて出来ない。頑張って楽しもうと思っても、楽しむ事が出来ない。何故ならその人にとってデュエルは勝利の余韻に浸るものであり、欲望を満たすものだからだ。だから羨ましいんだよ、十代の様に純粋にデュエル出来る事が」
俺が、俺が羨ましい? そんなの考えた事も無かった。だって俺は当たり前の様に、デュエルを楽しんでいるだけだ。特別な事なんて何一つして無いし、努力だってしてない。
すると突然遊斗はケラケラ笑い出し「考えるなんてお前らしくない」と言ってきた。
「いくら何でも酷いぜ。俺だって悩んだりするんだ」
「アハハハ! わ、悪い悪い。まあ偉そうな事言ったけど、俺も純粋にデュエルを楽しんでいるか分からないんだよな。いや、ある意味純粋に楽しんでいるけど、それはデュエルと言うより本当の決闘」
本当の決闘・・・・。この学校に入るまでは一回も体験しなかった本当のデュエル。即ち命を掛けた、誰も得する事のない俺の嫌いなデュエル。
そのデュエルを遊斗は確かに楽しんでいた。三幻魔の前から、闇のデュエルで遊斗は時々笑う時があった。その笑顔は活き活きとしており、ライフが少なくなっても笑顔の時があった。
「言っとくけどSでもMでも無いぞ。ただ決闘を肌で感じる事が出来て楽しいんだ。敵のライフを削り、敵のモンスターを破壊。ダメージを受けてもライフが0にならない限り反撃する事が出来る。あの感覚が忘れられないんだ。って、気持ち悪いな」
「いや、遊斗が自ら何の罪のない人に闇のデュエルを挑むなら軽蔑するけど、遊斗はそんな事しないから軽蔑しない。古代のデュエルは本当に命掛けだって聞いたことあるし」
だからと言って闇のデュエルを楽しもうとは思わないけどな。
「サンキューな十代。じゃあそろそろ・・ってあれ流れ星か?」
遊斗が指を指した方に視線を動かす。けど流れ星なら俺が向いた頃には消えているだろうな~、って思ってたけどそんな事は無かった。むしろ流れ星はどんどんと大きくなり、より鮮明に見えて来る。
「へぇ、かなりゆっくりとした流れ星だな」
「・・・・ば、馬鹿野郎! あれは流れ星だけど隕石だ! こっちに向かってるぞ!」
へ?
なんて行ってる間に、視界が真っ白になった。どうやら隕石を避けるのは無理だったみたいだ・・・・。
◇
目が覚めた時、視界に映ったのは砂だった。後ろからザザーって音が聞こえる。デュエルアカデミアに入ってから良く聞く波の音だ。どうやらここは砂浜らしい。デュエルアカデミアの砂浜に流されたのかと思ったけど、上を見ると月では無い星がハッキリと見えた。地球だとこんな星が見えない。
じゃあ考えられる答えは一つ。ここは天国で俺は死んじまったって事。
「俺死んじまったのか~! クソ~、こんなことなら海老フライたらふく食っときゃよかった!」
「何呑気な事言ってやがる! こっちはまだフェイトと付き合って一ヶ月ちょいしか経ってないんだ! まだABC何もやってないのにー! せめてB!」
遊斗は俺の肩を掴み、前へ後ろへ揺さぶる。
悪かったけど、ABCって何の事だ? ・・・・分かったAは海老フライのAか。お前もフェイトと一緒に海老フライ食いたかったのか。
ハァ~、でも本当に天国なのか。トメさんの作った海老フライもう食えなくなるのかよ。エドにもリベンジしたいのに。
「やあ、待ってたよ。十代、遊斗」
ん? 天国に知り合いなんていない筈だけど。クルッと後ろを向くと、変な形のイルカがいた。ただのイルカじゃない。頭は普通のイルカと変わらないが、頭の下には人間の体が付いていた。勿論手足もある。
「キ、キ、キ・・・・」
「ん? どうした遊斗?」
宇宙人イルカに指を指しながら、遊斗は変な声を出す。そんな遊斗を心配して宇宙人イルカは遊斗に近づくが、遊斗は後退りして宇宙人イルカから逃げる。
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァ! イ、イルカが喋った!? と言うか何で人間の体があるの!?」
「僕はアクア・ドルフィン。ネオスペーシアンの一人さ。ここネオスペースの住人でもある」
一人ってどう見ても人間じゃないんだが。いや、宇宙人も人って書くから、一人でも問題ないのか?
けどネオスペーシアンってどっかで聞いた気が・・・・。あれ、なんだったかな?
「ネオスペーシアン?」
「そう、破滅の光と戦う、闇の力を持った者達の事だ」
「破滅の光? 破滅の闇じゃなくて? 普通、破滅の闇じゃないか?」
俺にはアクア・ドルフィンの説明は良く分かんなかったけど、遊斗の質問の意味は分かった。
どうしてプラスイメージの光が破滅なのか。それは俺も疑問に思った。
「宇宙の本質は光じゃなく闇。この宇宙は優しき闇の力によって、僕達が生まれるずっとずっと前から平和だった。だけど闇ある所に光はある。自然と生まれた破滅の光が宇宙を破壊しようと活動を始めた」
な、なんか急にスケールがでかい話になったな。アカデミアのテストでさえ分からねえのに、宇宙とか言われても全然分かんねえよ。
「破滅の光は宇宙、そして地球を破滅へ導こうとしている。君達にはそれを止めてもらいたい!」
「待て待て待て! 俺達にはそんな力は無いぞ?」
「いや、十代は正しき闇の力を持っている、破滅の光と戦う力を持っている。遊斗は十代と同じ力を持っている訳じゃないけど、闇から生まれたカードが君を待っている」
俺が正しき闇の力を持つ? 闇から生まれたカードが遊斗を待っている?
良く分かんねえけど、俺達はその破滅の光って言うのと戦わなきゃいけないのか。
「・・・・ッハ!? やべ、突然の事で頭が・・・・」
「まあ突然の事で混乱していると思う。だけど君たちなら破滅の光と戦ってくれると信じて・・ッツ! 奴らが来た!」
アクア・ドルフィンが睨みつけた先には、空を飛んでいる変な形のロボットが二機。そのロボット達は何の前触れも無く、目らしき場所からレーザーを発射した。突然の攻撃に反応できなかったが、アクア・ドルフィンが俺を抱えレーザーを回避した。遊斗は自力で避けたらしい。流石だ。
「奴等は!?」
「破滅の光の刺客だ!」
「「遊城十代、遊斗・スカリエッティ。お前達にデュエルを申し込む!」」
デュ、デュエル!? 宇宙での戦いもデュエルだから俺達が選ばれたって事なのか。
けど今俺はカードが真っ白に見えるし・・・・。
「受けて立つ、ってデッキが無い!? そうだよ、ここネオスペースじゃん」
「君達のデッキは僕が持っている」
「けど、俺はカードが真っ白に・・・・」
「そんな事言ってる場合か! タッグデュエルでいいな?」
ちょっと遊斗! 何勝手に話を進めて・・・・駄目だ。こいつ今から起こるデュエルを楽しみにしてる。
「「威勢のいい奴だ! だが我らが望むのは一対一のデュエル!」」
「いいだろう! そっちは任せたぞ十代!」
「「「デュエル!」」」
「デュ、デュエル!」
◇
Side遊斗
「先攻は私のターン、ドロー。シャインエンジェルを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてターンエンド」
A1400・D800
場
刺客 モンスター1 伏せ1 手札4 LP4000
十代は・・・・まだ気力がないみたいだな。人の事心配している場合じゃないけど、やっぱり心配だ。
「ドロー! ・・・・なんだこのカード?」
ドローしたカードは見た事のないカード。レベル4の魔法使い族モンスターで、良く見るとフェイトに良く似た顔をしている。バリアジャケットもそっくりで、リボン、スカートの色が水色、デバイスのコアの部分や持ち手の所なども水色。
「なんだとは何だ! 僕は
・・・・な、何だこの子? 実体化して改めて見ると、本当にフェイトに良く似ている。髪は水色と言うのと、フェイトと違って馬鹿なのが違うくらいだ。
「あっ! 今僕の事馬鹿にしただろ!」
「・・・・そんな事よりお前って強いのか?」
「うん! 強くて凄くてカッコイイ! そう、僕最強!」
この子・・じゃなくてレヴィは絶対に馬鹿だ。レヴィの言動に破滅の光からの刺客も呆れているのが分かる。頼むから恋人の顔で馬鹿な言動をしないで欲しい。
「フィールド魔法ミッドチルダを発動。LS
LS
LCミッドチルダ0→1
現れたレヴィは、恰好もフェイトのバリアジャケット姿にそっくりで、デバイスまでバルディッシュにそっくりだ。たださっきも言ったが、色と馬鹿なのが違う。馬鹿なのが違う!
「やっぱり馬鹿にしたでしょ!?」
「いや、レヴィ天才、最高、カッコイイって思ったよ。レヴィの効果で自身にLCを置く」
LCレヴィ1
「そうだろ~。ぼ「レヴィにカートリッジロードを発動! LCを乗せる」くってカッコイイだろ?」
LCレヴィ1→2
こ、こいつ。台詞を区切ろうとしても区切れないだと? ま、まあいい。
「バトル! レヴィでシャインエンジェルを攻撃!」
「
レヴィはデバイスを、鎌の状態にして自分の魔力光と同じ色の魔力刃を出す。魔力光は予想通り水色。
その水色の魔力刃をシャインエンジェルへと発射する。ハーケンセイバーのパク・・良く似ている。
A1900 VS D1100
「シャインエンジェルの効果発動。デッキから異次元の女戦士を召喚する」
A1500・D1600
「だがレヴィの効果も発動する。この馬鹿、じゃなくてレヴィが戦闘で相手モンスターを破壊した時、このカードに乗っているLCを任意の数取り除き、その数だけレベル4以下のLSと名のつくモンスターを特殊召喚できる。このカードのLCを二つ取り除き、デッキからシャマ姉とカリム姉と特殊召喚する!」
A500・D500
A700・D1800
「あー! 今アホって言った! しかもどうして僕がこんなおばさん二人を呼ばなきゃいけないの!」
「「おばっ!?」」
何を言うこのアホの子は。カリム姉もシャマ姉もお姉さんとしての魅力が十分にあるではないか。カリム姉もシャマ姉もレヴィの言葉に頬をピクピクと動かし、無言でレヴィの両頬を引っ張る。
駄目だ。レヴィに付き合ってたらデュエルが終わらない。今は無視しておこう。
「この効果で特殊召喚したモンスターはこのバトルフェイズ攻撃できない。カリム姉の効果で罠を選択する。デッキトップはフォーメーションチェンジ。よって手札に加える。シャマ姉の効果でレヴィにLCを置き、カードを一枚伏せてターンエンド」
LCレヴィ0→1
「エンドフェイズカートリッジロードを手札に加える」
場 魔法都市ミッドチルダ
遊斗 モンスター3 伏せ1 手札4 LP4000
刺客 モンスター1 伏せ1 手札4 LP4000
レヴィか・・・・。アホの子だが、自分で強いと言うだけあり、結構強い効果だ。一ターン目からフィールドと手札アドバンテージに勝っている。
「ドロー! ライオウを通常召喚。自分フィールド上に二体以上光属性がいる時、カーディアン・オブ・オーダーは特殊召喚できる!」
A1900・D800
A2500・D1200
「バトル! ガーディアン・オブ・オーダーで
「これだから馬鹿は駄目なんだよ~。 行くんだ遊斗!」
「へいへい、ダメージステップ、手札のスバルを墓地に送り、レヴィの攻撃力を1000上げる!」
「甘い! それにチェーンして手札のオネストの効果発動! ガーディアン・オブ・オーダーの攻撃力を1900上げる!」
レヴィA1900→A2900 オーダーA2500→A4400
A4400 VS A2900
「え? き、聞いてないんだけど!」
そりゃあデュエルで予想通り行ったら苦労しはしないよ。オネストを使わせたのは良かったけど、スバルを使ったのは痛いな。
なんて言ってる間にも、ガーディアン・オブ・オーダーから放たれたエネルギー弾にレヴィが呑みこまれて破壊された。
遊斗LP4000→2500
「まだだ! ライオウでシャマルを攻撃!」
「ライオウが面倒だな・・・・。フォーメーションチェンジを発動。シャマ姉の表示形式を変更し一枚ドロー。この戦闘でダメージは発生しない」
A1900 VS A800
「異次元の女戦士でカリムを攻撃!」
A1500 VS D500
一気に三人とも破壊されてしまったか・・・・。だけど手札は5枚、次のドローで六枚になる。それに比べ相手の手札は二枚。しかも手札にはオネストが無い。
「ターンエンドだ」
場 魔法都市ミッドチルダ
遊斗 モンスター0 伏せ0 手札5 LP2500
刺客 モンスター3 伏せ1 手札2 LP4000
「ドロー! また新しいカード・・・・」
今度はなのはにソックリな子。ただツインテールでは無くショートで、なのはのバリアジャケットの白の所が黒紫、青の所が牡丹色となのはの逆だ。この子もレヴィと同じ様な性格だったら大変だな・・・・。
「LS
「初めまして我が主。先程はレヴィがご迷惑をおかけしたようで」
LS
LCミッドチルダ2
こ、今度の子は普通だ! というかめっちゃ礼儀正しい子だ。良かった・・・・、レヴィが沢山いると考えただけでもゾッとする。ああいうのは一人いてこそ可愛い。
「ミッドチルダのLCを取り除き、連続転移を発動。一枚目なのは、二枚目ACS、三枚目アスティオン。よってなのはとアスティオンを特殊召喚する。アスティオンの効果でライフを800回復」
LCミッドチルダ2→0
A500・D1800
A500・D500
遊斗LP2500→3300
「シュテル! 久しぶりだね!」
「お久しぶりですナノハ。と言っても我らはカードになってから間もないので、あなた達と別れてからそれほど経っていないのです」
「デュエルを続けるぞ。カートリッジロードをなのはに発動。そしてなのはのLCを取り除き、ディバインバスターを発動! ライオウとそのセットカードを破壊!」
「ッチ、特に何もない」
ビビりだからセットカードを優先した破壊したが、セットカードはガード・ブロック。別に破壊しなくても良かったが、結果論だ。
「バトル! シュテルでガーディアン・オブ・オーダーを攻撃!」
「攻撃力800で攻撃だと!? 血迷ったか!」
「シュテルは攻撃するモンスターのレベル×300アップする! ガーディアン・オブ・オーダーのレベルは8、よって攻撃力を2400アップさせる!」
シュテルA800→A3200 VS A2500
「ブラストファイアー!」
シュテルは手に持ったデバイスをガーディアン・オブ・オーダーに構え、杖先に炎を溜める。どうやらシュテルは炎熱変換スキルを持っているようだ。溜まった炎はとてもレベル4モンスターの物とは思えなく、上級モンスターをあっさりと燃えカスにした。
「シュテルの攻撃で発生する戦闘ダメージは0だ。バトルフェイズ終了時、シュテルは次の自分のバトルフェイズ開始時までゲームから除外される。
カードを一枚伏せてターンエンド。エンドフェイズカートリッジロードを手札に加える」
場 魔法都市ミッドチルダ
遊斗 モンスター2 伏せ1 手札1 LP2900
刺客 モンスター1 伏せ0 手札2 LP4000
「ハッハッハ! まだライフを1も削れてないぞ。所詮その程度の男と言う訳か。ドロー!」
そうかな? そっちの方が通常ドロー回数が多いが、フィールドアドでは2つ勝っている。しかもセットしているカードは協力防御。もう一回ドローする事が可能だ。どうやら宇宙の価値観も地球と同じで、ボードやハンドよりライフアドバンテージで有利不利が決まるみたいだな。
「
現れたのは、次元合成師と言うだけあって、どういう顔なのかが全く分からないモンスター。ある意味顔が次元と言う訳だろう。
「墓地の光属性二体をゲームから除外し、
A2000・D1800
「バトル! 異次元の女戦士でアスティオンを攻撃!」
「罠発動、協力防御。このターン俺のモンスターは戦闘では破壊されず、俺は戦闘ダメージを受けない。発動後デッキから一枚ドローする。バトルは続行して異次元の女戦士の効果を発動するかどうか決めれるがどうする?」
「ッチ、カードを一枚伏せてターンエンド(今伏せたカードは聖なるバリア―ミラーフォース。次のターンもし攻撃してきたら一気に全滅だ)」
場 魔法都市ミッドチルダ
遊斗 モンスター2 伏せ0 手札2 LP2900
刺客 モンスター3 伏せ1 手札0 LP4000
・・・・俺の観察眼は宇宙人に対しても使えるようだ。今伏せたカード、どう考えても怪しい。まるで聖なるバリア―ミラーフォースの様な逆転のカードを伏せた時の様な顔だ。ロボットの口らしき所が、映画の悪役の様に曲がっている。せっかくの逆転のカードをセットした所悪いけど破壊させて貰うよ。
「俺のターン! カートリッジをなのはに発動。そのLCを取り除き、セットしたカードを破壊!」
「アクセルシュート!」
「俺の聖なるバリア―ミラーフォースが!?」
やっぱり聖なるバリア―ミラーフォースか。ミラーフォースはブラフカードと使った方がいいよ、って宇宙人相手に言う事になるとは・・・・。てか聖なるバリア―ミラーフォースの採用率ヤバイな。
さて、さっきのドローで手札に加えたのは、またまた新しく見るカード。今度ははやてそっくりの子だけど髪の色が銀色で瞳は緑。服の色もはやての紺色の部分が黒、上着の白い部分はグレーで、黒の部分は紫と、色が違う。だが一番の違いは、偉そうに高笑いしてる所。
「ティオを生贄に、
LS
「自身とミッドチル「アーハッハッハ! みなぎるぞパワァー! あふれるぞ魔力ッ! ふるえるほど暗黒ゥゥッッ!」こ、今度は中二病患者かよ・・・・」
薄幸美少女のはやてと同じ姿とは思えないほどのテンションだった。登場時、闇を操っている様子など全くなかったが、彼女の中からは力が湧き出ているんだろう。そうなんだろう。
「ん? ああ、貴様が我の使い手か。何ともまたそこ等の塵芥と変わらぬ見た目」
カッチーン。確かに俺の周りには美男美女が多数いるけど、俺だって中の上か上の下の下ぐらいと自負している。それに余り顔の事は言って欲しくない、フェイトの隣に立つのが辛くなるから・・・・。う、鬱になってきた。
「ディアーチェ! 久しぶりだね!」
「む? ああ、うぬはシュテルのオリジナルの」
「なのはだよ、な・の・は! も~、ちょっとは名前覚えてよ~」
「我は「ディアーチェとミッドチルダの効果発動! LCをそれぞれ一つずつ置く」むぅ・・・・」
LCミッドチルダ0→1 ディアーチェ1
「ミッドチルダのLCを取り除き、デッキからユーノを特殊召喚。場のなのはとユーノを融合! 来い、AOA高町なのは。効果でデッキからキャロを手札に加える」
LCミッドチルダ1→0
「あー! ディアーチェだー! 久しぶりー!」
「? ・・・・う、うぬはもしかしてナノハか!? さっきまでちっこかったではないか!」
なのはさんはディアーチェを自分の胸に引き寄せ、ポンポンと頭を撫でる。愛でられる事よりも、大人のなのはさんの姿に驚いた様で、呆然としている。
「キャロを魔法・罠ゾーンに置く」
なのはA1000・D3000→A1300・D3300
ディアーチェA2100・D1600→A2400・D1900
「そして遠隔転移発動。墓地のレヴィを復活させる」
「あー! 王様だ!」
レヴィA1900・D400→A2200・D700
「バトルフェイズ開始時、効果でシュテルが戻ってくる!」
「
なのはA1300→A1000
シュテルA1100→A800
ディアーチェA2400→A2100
レヴィA2200→A1900
「あ、シュテ「バトル! レヴィで異次元の女戦士を攻撃」遊斗ぉ!」
だから今はデュエル中なの! 三王が新しいカードとなって来た時はこんな事無かったのに、どうしてこうもデュエルペースが乱れるかな・・・・。
「この瞬間ディアーチェの効果発動! LCを取り除き、フィールド上のLSと名のつくモンスター一体を選択。選択したモンスターの攻撃力は、そのモンスター以外のフィールド上のLSと名のつくモンスターの攻撃力の合計分アップする。なのはさん、ディアーチェ、シュテルの攻撃力の合計は3900」
「王様、僕に力をちょーだい」
「ふ、ふん! 臣下に出番を与えるのも王の務めだからな!」
レヴィA1900→5800 VS A1500
「行くぞぉー! 超必殺最大奥義!」
魔力刃へと溜まった皆の魔力を、レヴィは鼻歌を歌いながら自分の力へと変換して行く。魔法が使えない俺には分からないが、他人の魔力を使うのは難しいらしいが、レヴィは平然とやってのけている。
にしても超必殺最大奥義って、せめて必殺技か奥義のどっちかに絞れ。
「エターナルサンダーソード! 相手は死ぬ。・・・・キリッ」
「って何だその技名は!?」
ある意味その名の通り、永遠に伸びる雷を纏った剣は、逃げようとする異次元の女戦士を容赦なく破壊し、そのまま刺客を木っ端みじんにした。
「ば、馬鹿なあああ」
刺客LP4000→-300
「無事勝ったみたいだな」
「その様子ならお前も勝ったみたいだな。十代」
俺より早く敵を倒したのか、もう一人の刺客の姿はどこにもいなかった。十代の顔には今まで、いや、今まで以上の笑顔があった。話を聞くに、十代の新たな仲間のE・HEROネオスとアクア・ドルフィンは、昔十代が海馬コーポレーションに応募したオリジナルカードだそうだ。
「すげえな、じゃあネオスとアクア・ドルフィンはお前が作り上げたカードなのか」
「ああ。だけどネオスペーシアンはアクア・ドルフィンだけじゃないんだ。遊斗、デュエルアカデミアに帰ったら暫く付き合ってくれるか?」
「何に付き合うかよく分からないが、勿論だ。アクア・ドルフィン。俺達を帰してくれ」
「ああ! 濡れない様に君達がいた場所から一番近い陸地に飛ばすね」
次の瞬間、アクア・ドルフィンは何をしたのか、辺りの景色がネオスペースからデュエルアカデミアに変化した。これから十代が何をするかは分からないが、親友として最後まで付き合ってやろう。
「行くぞ遊斗!」
「おう!」
LS
このカードが戦闘を行う場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は戦闘を行なう相手モンスターのレベル×300ポイントアップする。
また、このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、このカードをゲームから除外し、次の自分のターンのバトルフェイズ開始時に表側攻撃表示で自分フィールド上に戻す。
このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。
LS
このカードが召喚に成功したとき、このカードにLCを1つ乗せる。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードに乗っているLCを任意の数取り除き、取り除いた数と同じ枚数だけデッキからレベル4以下の「LS」と名のついたモンスターを特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃することができない。
LS
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカードにLCを1つ乗せる。
1ターンに1度、このカードのLCを1つ取り除き、自分フィールド上の「LS」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力は、そのモンスター以外のフィールド上の「LS」と名のついたモンスターの攻撃力の合計分アップする。
「シュテル」「レヴィ」「ユーリ」と名のつくモンスターを選択する場合のみ、この効果は自分のバトルフェイズ中に発動できる。
この効果を発動するターン、選択したモンスター以外のモンスターは攻撃できない。
◇
一気に三人とも紹介したいですが、最近後書きに書くことが無いのでゆっくり説明していきたいと思います。
まずマテリアルズ全体的なところ。
なのはとシュテルが一緒に出た時に分かった方も多いと思いますが、三人ともオリジナル三人娘より攻撃力が高く、守備力が低いです。攻守の合計値は一緒になってます。
融合しないとはいえ、やたらと強いです。カウンターは持久力が無いので、レヴィとディアーチェが比較的良心的ではないでしょうか?
全体的に強い理由はただ一つ。マテリアル補正です。可愛いは正義です。
今回はシュテルの解説を。
相手のレベル分攻撃力がアップする効果。強い敵に燃え上がるシュテルの性格を表そうと、この効果を思いついたのですが、まさか全く同じ効果を持ったモンスターがいたとは知らなかった・・・・。
十代が使っていた星見鳥ラリスですね・・・・。第一話に書いていたと思うんですけど、作者は小説と昔の記憶を頼りに書いていますから、調べるまでラリスの存在忘れていました。
攻撃範囲が広く、今後ともピンチや特殊召喚できないときに使っていこうかなと思います。十代で言うモグラ的立場?