遊戯王GX 決闘モンスターリリカルなのは   作:あかない

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更新が遅れて申し訳ありません。
この作品を投稿する前からいつかはなるだろうと思っていた事が起こりました。
この作品への情熱が、頭の中で構成していた別の作品に移りました。人間一つの事に集中できる時間は短いと言いますし、別に仕方のない事だと思いますのでご了承お願いします。
絶対こうなると思ってポンポンストーリー進めていたのですが、まさかオリジナルストーリーの途中になるとは・・・・。


頭の中で構成していた作品は既に文にしているので、四期突入した辺りで同時執筆始めようかなと思わなくもないです。




第五十八話

「Force?」

「はい。Forceと言うのは総称で、正確な名前は別にあります。ただ私達が兵器全体をForceと言っているのです」

 

兵器か。確かに新たな力を貰えるのは大きい。俺は是非採用した言いが、みんながどう思うかが問題なんだが・・・・。

丁度実体化しているフェイトさんとはやてさんをチラッと見ると、物欲しげな目をしている訳でも無く嫌な顔をしている訳でも無い。パワーアップ出来るなら魔法だろうと平気だろうとどっちでも良いようだ。

 

「じゃあ連れて行ってくれ」

「畏まりました」

 

魔導サイエンティストが連れてきたのは、他の家に比べたらやたらと大きい自分の家。大きかったのには理由があり、この家の中に研究所も入っている様だ。というか研究所を除いたら、普通の家の三分の一も無い。

魔導サイエンティストは部屋の隅にある本棚の元へ歩き、立ててある一つの本をクイッと引っ張った。すると部屋の扉がスーと横に移動し、新たな道が開かれる。凄いシステムだが、外から隠し部屋があるとバレてたら意味が無いんじゃないか?

 

「どうです? ここが研究所です」

「うわ~」

「へ~」

「なるほどな~」

 

音が外に漏れない様にしているのか、中は金属の板で覆われていた。本当に呑気な村の一部なのか疑問に持つ程別世界だ。

働いているのは主に機械族の下級モンスターで、せっせとせっせと機械を作っており、中には魔法使い族や戦士族等の人型モンスターもいた。

 

「しかし下級モンスターだけでよくこんな施設を作れたな」

「逆ですよ逆。下級モンスターだからこそ手先が器用で、より良いものが作れます。こちらの武器がForceです」

 

魔導サイエンティストが案内した先には、机の上に置かれている巨大な武器があった。剣、銃、ハンマー、盾など様々な種類の武器があり、どれも大の男が両手を使わないと持てないだろう。

するとデッキからトーマとリリィが出てきて、机に乗っている武器をマジマジと眺める。

 

「これ、AEC武装にそっくりだ・・・・」

「ホント・・・・」

「「「AEC武装?」」」

 

トーマ達が知ってフェイトさんとはやてさんが知らないって事は、JS事件より更に後の武装。その読みは当たっていた様で、俺の推理と同じ言葉がトーマの口から出る。

 

「いつか話したと思うんですけど、新暦81年にEC因子適合者と呼ばれる人達と起動六課メンバーは戦います」

「そのEC適合者に対する武器がAEC武装と言うんですけど、その武器とこの武器がそっくりなんです」

 

あ~。そんな話何年か前に聞いた様な気がしなくもない。少なくともデュエルアカデミアに入る前の話だから記憶が曖昧でも仕方ないだろう。しかしなのはさん達がこんなゴツイ武器を装備して戦うのか・・・・。それはそれでカッコイイ気がする。

 

「持ってみていいか?」

「ええ。ですがかなり重いですよ。人間の男二人がかりでようやく持てるものですから」

「た、確かにめちゃくちゃ思いでコレ・・・・」

 

はやてさんは一番軽そうな剣を持とうとしたが、剣は僅かに上がるだけでとても戦える状態じゃない。俺は二番目に軽そうな銃を両手で持ってみる。やはり確実に精霊の力が解放されているのか、さほど重く無く、片手で持っても振り回せる。

 

「うっ、まさか遊斗に負けるなんて・・・・」

「はやて。私も持ってみたい」

 

はやてさんが持てなかった剣を、フェイトさんは片手でヒョイッと持ち上げ、手首のスナップを利用して軽く素振りをした。見た目の筋肉はほとんど変わらないのに、どこからそんな力が出て来るだろう? って、俺も似たようなもんか。

 

「私も持ってみたい」

「なのはっ。なのはならやっぱり銃と盾かな?」

「い、いくら教導官のなのはちゃんでも二つ同時は無理やないかな?」

 

なのはさんの登場にフェイトさんは嬉しそうに声を上げ、はやてさんは頬の筋肉を引き攣らせながら俺の手元にある銃とテーブルの盾を見る。

改めてなのはさんとフェイトさんを見ていると、少し妬ける。やっぱり大人のフェイトにも憧れるから、大人のフェイトが取られた感じを覚える。フェイトとフェイトさんはもう別人だから嫉妬も何もないんだけど。

 

「えいっと。う~ん、やっぱりかなり重いね。身体能力強化が無いと厳しいかも」

「ですよね。これを振り回すのはちょっと難しいかも。まあ俺はやりませんが」

「私の場合剣だけだからそこまで感じないけど、なのはは厳しいかもね」

「・・・・あれ? おかしいのは私なん?」

「ヒッヒ、変なのは向こうですよ」

 

ん~、はやてさんは魔導師だけどそこまで鍛えてないのか。そう言えばスバルのマッハキャリバーも重すぎて中々持てないって、もう何年も前に仰っていた。

 

「まあ私も身体能力強化使えば持てるけど、ちょっと厳しいな~」

「ねえ、この武器っていくつあるの?」

「実際に使用段階にあるのは、ここにあるのと剣と盾が一つずつ。その剣は二刀一対の連結使用の片手剣です」

「となると使用する人数は限られますね」

 

するとなのはさんは顎に手を当てて「う~ん」と考える。ハンマー使いはヴィータさんしかいないのでヴィータさんが持つのは確定。この手の剣はシグナムさんだろうし、もう一つの連結の剣はフェイトさん。後は銃と盾だが。

 

「みんなさえよければ私、銃と盾を使ってみたいな。かなりの火力と防御が期待できそう」

「せっかくなら私も装備してみたい。私は防御があんま得意やないし」

「決まったみたいですね。じゃあ魔導サイエンティスト。本当に貰っていいのか?」

「ええ。ですが細かな調整と、もう一つForceの弱点を防ぐためにとある機械が必要ですのであと数日時間が必要になります」

「分かった。どっちにしろ今日明日出て行く訳じゃない。もう少しここにいさせてもらうよ」

 

 

 

 

それから昼ご飯を食べ終え、デッキの調整をしている頃、ふと一枚のカードが目に入った。俺がジッと見るカードと言えば大方予想は出来るだろう。フェイトだ。

フェイトがカードに閉じこもる理由は分かるが、いい加減出てきてほしい。昨日散々抱きしめたりキスをしたけど、もっとフェイトと一緒にいたい。

 

「出てきてくれ、フェイト」

 

返事が無い。

 

「フェイト、お願いだから出て来い」

 

無言。

 

「・・・・昨日のフェイトの言動ばらすぞ」

「そ、それだけはやめて!」

 

勢いよくカードから出てきたフェイトの顔は真っ赤で、色々といっぱいいっぱいと言った表情だ。手を必死に動かしてオドオドしており、漫画やアニメだったら後ろにアタフタと文字が出ているだろう。

目の前に出てきたフェイトの手を引っ張って股の間に座らせる。フェイトはどうか知らないが、フェイトの体全体を抱きしめられるこの体勢でいるのが好きだ。

 

「ぅぅ・・・・」

「恥ずかしい気持ちは分かる。けどフェイトには傍にいて欲しい。俺だってまだ戸惑ってるんだ」

「遊斗・・・・」

 

すまないフェイト。ぶっちゃけ俺は、もう精霊だろうが人間だろうが割とどうでもよくなってきている。でもこれくらい言わないとフェイトはまたカードに帰るかもしれないから、何とかして手元に置いておきたい。

 

「はぁ・・・・フェイトの髪って気持ちいい」

「や、やっぱり遊斗キャラがおかしいよ・・・・。す、凄く積極的・・・・」

「・・・・今まではさ、周りの目を気にしたり、フェイトに迷惑が掛かると思って自重していた時が多かった。だけど周りの目を気にするより、フェイトに迷惑をかけるより、フェイトの隣に居たい。フェイトの温もりや鼓動を感じていたい」

「――~~ッ・・・・ズルイよ」

「何て言われても、フェイトが俺の事を嫌いにならない限り、俺はずっとフェイトの傍にいる・・・・。愛してるよ」

 

耳元で優しく愛を告げ、フェイトの顔が俺と向き合う様に左手で動かす。キスをされると分かったのか、フェイトは力強くギュッと目を瞑る。スッとフェイトの左胸に手を当てると、微かに膨らんだ柔らかい胸を、バクバクと高鳴る心臓が揺らしている。

 

「えっち・・・・」

「可愛いよ、フェイト」

 

結局その日は二人っきりの部屋でフェイトとイチャイチャしていた。

 

 

 

 

それから二日後。デュエルアカデミアから旅立って四日目になる。

そう簡単に何か進展があるとは思っていなかったが、やはりヨハンや戦争の事が気になる。前者に関しては、正直どの次元のどの星のどの世界のどの地域のどの街にいるのか分からない、何一つ手がかりの無い状態なので、正直焦っても成果は出ない。十代辺りが突っ走ってそうだけど、ジムやオブライエンがいるから何とかなるだろう。最も、俺と同じ様にみんなバラバラだったら危険だが。

後者も10何年と続いてきた戦争を、僅か数日で止めようと急ぐのは無謀だ。だからこうやって深く考えないようにしているのだが、フェイトとイチャイチャしていないとどうにも落ち着かない。

 

「この村の周辺を調べるのもいいな」

 

と言って探索したのが昨日。結論から言うと何も無かった。進展が無かったのか、ドラゴン族から使いが来る事は無い。話ではForceが完成するのは明日との事。

 

「いい加減に動きたいんだが、今日も待機かな」

「そんなに動きたいなら、私と打ち合いでもする?」

「いいな。そう言えば二回目の覚醒から一回も打ち合いしてないし」

 

今なら身体能力強化ありの本気のフェイトと打ち合えるかもしれない。

身体能力強化は結構地味で目に見えないから分からないかもしれないが、かなりの体が強化される。考えてみてくれ。普通の人間が樹から樹へ跳び移ったり、ベランダから飛び降りたり出来るか? ビルが壊れる程の勢いで飛ばされて平気だったりするだろうか? 運動音痴のなのはでさえそれが可能になるのが身体能力強化だ。

フェイトと一緒に外に出ると、マスター・オブ・ドラゴンナイトが目の前にいた。

 

「ご報告が遅れてすいません」

「問題ない、頭を上げてくれ。何かあったのか?」

 

地面に膝まずき頭を下げたマスター・オブ・ドラゴンナイトは、俺の言葉と共に頭を上げて説明を始める。しかしこんなやり取りをしていると、改めて自分がF・G・Dの息子だと知らされる。

 

「はい。話を聞いた大臣達が、本当に国宝の竜の爪が光り、尚且つF・G・D様を凌ぐ強さを持つかこの目で見る事が出来たら、あなたを我が君主として認めると言いました。どうされます?」

「勿論行くに決まってるだろ。ただな、実はお前が帰った後魔導サイエンティストからForceって言う新たな力を貰う約束をしていたんだが、もう少し時間が掛かるんだよ。別にForceが無くとも力は見せられると思うが、より強大な力を見せて損する事はないだろ?」

「ヒッヒ、それについては問題ありませんよ」

 

顔を見なくても声と口調で分かるが、話を聞く態度として一応振り向いて、魔導サイエンティストの顔を見る。その後ろには一昨日見た武器、Forceを持っているなのはさん、フェイトさん、はやてさん、シグナムさん、ヴィータさんの五人がいた。

 

「皆さんとデバイス達が優秀なおかげで、予定より一日早く完成しました。それとせっかくドラゴン族の国に行くなら、これで行った方が速いですよ」

 

魔導サイエンティストは手に持っていたボタンをポチっと押すと、突然地面が揺れて移動を始めた。一歩も動いていないのに、気が付けばさっきまで居た場所から離れた場所に立たされており、さっきまで居た場所には巨大な穴があった。

人間色々な事を経験すると慣れるもので、驚きはしたが「うおっ」と一声上げただけだった。一年からナノーネと語尾に付ける先生や闇のデュエルに三幻魔。二年目は宇宙に飛ばされて正義の闇や破滅の光。三年目は混沌幻魔に異世界に飛ばされ、半人半精と暴露される。

もはや穏やかな村に一つや二つ秘密基地があろうと、驚かない図太い神経の持ち主になっていた。

 

「Forceの弱点。様々な機能やバッテリーを組み込んでいる為重量物となっているのと、バッテリー切れが非常に早い。しかしそれを補うのがこのLS級艦船ヴォルフラムです」

 

そのLSって聞いてもリリカルシリーズしか思い浮かばないから、他の艦船に比べてどれくらい大きいのかは分からないが、ここら一帯を影にする程大きい。青をイメージにしているのか目に入る場所の六割が青や青の同位色、三割が白で残り一割が赤。

余り乗り物に詳しくないので上手く説明できないが、デュエリストらしく説明するならビクトリー・バイパーXX03の先が三角形になっている。果たしてこの説明で何人が分かるかは知らないが、我ながら良い例えだと思う。

 

「なるほど。このヴォルフラムからバッテリーを貰えば、長時間戦えるって事か」

「ええ、理解力が高く助かります」

「けどどこから乗るの? それに私達みんな前線で戦うから、艦船を操縦出来ないよ?」

「ヴォルフラムの真下に中と外を繋ぐワープ装置があります。操縦も自動でやってくれるので問題ありません」

 

しかし自転車の次に自分の物になる乗り物が艦船って、過程をぶっ飛ばしているな。それ以前に自分用の艦船を持つ者事態が少ないから、他と比べようがないか。

 

「これは凄いですね・・・・。とてもこの村で作った物とは思えません」

「反応が遅いのは茫然としていたからか」

「それとこれがForceを装備した五人のカード。こちらがヴォルフラム。そしてForceのサポートカードとなります」

 

Forceの五人は融合モンスターの様で紫の枠で覆われていた。これ以上メインデッキに上級が増えても困るので、融合モンスターで助かる。最も、融合であろうとなかろうとデッキを回す自身はあるが。

 

「何から何まですまないな」

「いえ、戦争を止めるあなたに協力するのは当然です」

「それじゃあ行って来る。マスター・オブ・ドラゴンナイトは先に飛んで案内を頼む」

「畏まりました」

 

マスター・オブ・ドラゴンナイトは空を見上げながら口笛を吹くと、龍の咆哮が村中を走り、その直後ヴォルフラムと村の間にアルティメットドラゴンが飛んできた。単純な脚力だけでアルティメットドラゴンに乗ったマスター・オブ・ドラゴンナイトはアルティメットドラゴンに命令を出して飛んで行った。

 

「俺達も行こう」

 

 

 

 

ヴォルフラムを発進させてから約半日。ようやくドラゴン族の国に到着した。

先導するマスター・オブ・ドラゴンナイトから送られる細かな指示に従いヴォルフラムから降り、その巨大な戦艦をヴォルフラムのカードに収める。

着地した場所は山を削って作ったのか、岩肌が露出している巨大な城の一部だった。上からも見えていたが、着地点にはホルスの黒炎竜LV8が出迎えていた。

 

「お待ちしておりました」

「大臣達がお待ちです。こちらへ」

 

待っていたホルスの黒炎竜LV8は俺に深々と頭を下げ、先に着地したマスター・オブ・ドラゴンナイトが案内してくれた。

ドラゴン族が暮らす城なのでかなり大きく作られており、地面から天井までの距離が五十メートル近くあり、幅もかなり広い。F・G・Dの様に人間の姿で居る事も可能だが、公の場や重要な会議では本来の姿で行わないといけないので、これ程大きくなったらしい。

 

「けど俺ぐらいのサイズのドラゴンには移動が辛いだろうな。主にお前とか」

「ここに暮らしてかなりの月日が経っているので慣れましたが、未だに急ぎの時はアルティメットに乗ったまま移動します」

「だろうな。一応聞くがその大臣達がいる場所には何分掛かる?」

「このペースだと20分くらいです。かなり近くに着地したので」

「・・・・ペース上げるぞ」

 

 

 

 

15分近く歩き、ようやく大臣達がいるだろう凄く派手な扉の前に出た。もはや大きさにツッコミは入れず、天井より更に10メートルは大きい扉だった。ドラゴン族に合わせて作ってあると、これ程まで違うとは。

 

「こちらに大臣達がいます」

「ああ」

 

扉の前に立つと、内側から開けたのか自動で扉が開かれた。中はここより明るいのか、扉が開かれると共に白い光が視界に入って来る。どんなドラゴンが待っているのか少し不安だが、みんながいる限りどんな事があっても大丈夫だ。

開かれた扉を潜り一段と広い巨大な空間に出る。どうやら玉座の間の様で、入って数十メートル先に超巨大な王座がありそこを中心にシンメトリーの状態になっている。黄金に光るドラゴンの爪や顔等の装飾。宝石で作られた龍の眼。まあそんな派手な装飾や宝石も、部屋にいるドラゴン族達に比べれば地味なものだろう。

炎属性のタイラント・ドラゴン。

水属性の青氷の白夜龍(ブルーアイス・ホワイトナイツ・ドラゴン)

風属性のアームド・ドラゴンLV10。

地属性のモンタージュ・ドラゴン。

闇属性のレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン。

そして光属性のマスター・オブ・ドラゴンナイト。

計六体のドラゴン族モンスターがそこにいた。

 

「中央にお立ち下さい。そこで皆に国宝を見せるのです」

「分かった」

 

地面に丸い魔法陣の様な模様があったので、そこがこの部屋の中央だろう。マスター・オブ・ドラゴンナイトとモンタージュ・ドラゴン以外の四体から睨まれながらも中央に移動し、首に掲げた竜の爪を取り出してしっかりと見える様に上に掲げる。

 

「やはり本当の様だな・・・・」

「我らが君を倒した相手がご子息とは」

「いくら人間との子とは言え、主の血を引く者。主の命は絶対」

「しかしF・G・D様を倒したのもこの者」

「俺はこの者に付いて行くと決めた。マスター・オブ・ドラゴンナイト様を圧倒した実力」

「私の結論は決まっている。お前達も遊斗様の力次第では認めると言った。それはいいな?」

 

俺に協力的なのはマスター・オブ・ドラゴンナイトとモンタージュ・ドラゴン。その他の四体の竜はどちらとも言えないという感じだ。

 

「俺はドラゴン族の王となってこの戦争を終わらせたいと思う。既にマスター・オブ・ドラゴンナイトから聞いていると思うが、王達は破滅の光に操られていた。だから本当の王達は戦争を望んでいない」

「分かっている。我らがマスター・オブ・ドラゴンナイト様から聞いた様に、お前も聞いている筈だ。我等はデュエルでお前の力を試させてもらう」

「勿論構わないが、それだと負けた方が死ぬんじゃないのか?」

「これは我らが貴殿を試すデュエル。命の奪い合いでは無い」

 

それを聞いて安心した。せっかく強力な最上級ドラゴン族が付いてくれるって言うのに、その前に殺してしまったら元も子も無い。左手のデュエルディスクを構えると、四体の竜は一斉に吠えて自分の目の前にデッキ、モンスターゾーン、魔法&罠ゾーン等が描かれたデュエルフィールドを作り出す。

 

「我等全員と一斉にデュエルをしてもらう」

「ライフは共に4000」

「私達はフィールド、墓地や除外ゾーンは共通」

「貴殿→タイラント→ホワイトナイツ→アームド・ドラゴン→我→貴殿の順にプレイをする」

 

初っ端から初期手札も18枚差があり、こっちはドローする機会もバトルフェイズを行う機会も少ない。不平等極まりないルールだが、そんなルールを出すって事はF・G・Dが通った道と言う事だろう。

 

「とことんお前達に有利なルールって事か。いいだろう! それくらいないと面白くない!」

「「「「「デュエル!」」」」」

 

 




実際50メートルの天井ってどんな感じでしょうね? それと凄くどうでもいいですが、アルティメットって50メートルで収まるのか・・・・?
50メートル走とかがあるので、前後の50メートルはそこそこイメージ出来ますが、高さ50メートルとなるとイメージがしにくい←イメージしろ。

それと我ながらヴォルフラムをビクトリー・バイパーXX03に例えたのはいいと思う。小説書いてるくせに言葉を知らないんで、ヴォルフラムを形で説明するのは無理でした。


AEC装備=Forceと思ってください。トーマ以外のEC感染者がいないのにAECと言うのも変な話ですので変更しました。

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