色々と訂正したいところがいっぱいです。
ジョンはビームサーベルを抜くつもりはなかった。
フリーダムをソドンから追い出せれば良いはずだった。
追い出してしまえば後は周囲に展開している部隊がフリーダムを追撃するはずなのでジョンとしてはアマテ達の回収を最優先に動きたかった。
だが目の前のフリーダムはそれを許さないようだ。
名前だけは知っていてもジョンはフリーダムの性能を知らない。
ボロボロではあるが、ソドンの対空攻撃を余裕で回避できる機動性、手に持ったビームサーベルはゲルググなど話にならないくらいの高出力だ。
腰と後部には種類不明の砲を携え、頭部にはイーゲルシュテルンや赤いガンダムのバルカン砲のような武器があるようだ。
ビームライフルとシールドはないが、それを備えれば武装に隙のないバランスの整った大火力なMSであっただろう。
万全な状態であればストライクを瞬殺できるくらいの性能を誇るガンダムであることに間違いないはずなのに、わざわざフリーダムはストライクに合わせるようにビームサーベルを抜刀した。
ストライクとフリーダム、この場においては敵でしかない。
それなのにストライクに搭載されたIFFはフリーダムを味方であると認識する。
『お前はナガラ衆なのか?』
ストライクとなったジョンはフリーダムに語りかける。
フリーダムは何も答えない。
『プロヴィデンスの仲間なのか?』
プロヴィデンスという単語を聞いた途端、フリーダムの動きが変わった。
ビームサーベルを構え、ストライクと間合いを詰めてきた。
イーゲルシュテルンはIFFの影響で使用できない。
ラウンドムーバのバーニアを吹かしてストライクも間合いを詰める。
互いのサーベルは交差して宙を切る。
幸いにも斬られることは無かったストライクだったが、それ以上にジョンは驚愕した。
(切り結びが起きない!?)
本来なら互いのビームサーベルのIフィールドの干渉による反発により切り結びが生じるはずだ。
ところがストライクのビームサーベルとフリーダムのビームサーベルは切り結びが起きなかった。
(フリーダムのサーベルはIフィールドで形成されていないのか!?)
切り結びにならず姿勢を崩したストライクに隙ができる、
そのままストライクの胴体を一突きしようとするフリーダムのサーベルから逃れるためにストライクは胴体を捻らせる。
サーベルがラウンドムーバに取り付けた対ビームシールドと干渉し、プラズマを生じさせる。
第3デッキの甲板上に倒れ込むストライクにフリーダムが迫る。
ストライクは手に持ったサーベルグリップをフリーダムに向けて投げつける。
サーベルの刀身が形成されたままのグリップに対してストライクはイーゲルシュテルンを撃ち込む。
イーゲルシュテルンの弾丸がグリップに撃ち込まれた瞬間、グリップが爆発した。
グリップ内部に残留していたミノフスキー粒子がフリーダムの装甲を傷つけるが、何よりも目眩しとして周囲に激しい光の渦を作り出す。
その隙にストライクは体勢を立て直し、バーニアの推力を一気に最大出力に切り替える。
最大出力のままストライクはフリーダムに組み付く。
『もう一回海水浴だ!!』
ビームサーベルの目眩しから立ち直っていないフリーダムをその勢いのままストライクは自分諸共ソドンの甲板から飛び出していく。
大剣で空いたフリーダムの大穴にストライクは片腕を入れて離れないようにする。
既にボロボロであることも影響してかフリーダムはまともに抵抗できずにそのままストライクと共に宙に落ちていく。
フリーダムが割った海は次第に閉じていっていた。
谷間が段々と沈んでいき、元の海へと戻っていく。
海上に浮かび上がったジークアクスを周囲に展開していたズゴックとゴックの部隊が近づいていき、慎重に機体を回収していた。
少なくともアマテ達は助かるだろう。
その事実に安堵しながらジョンはフリーダムと共に海中へと没した。
掘り下げが足りないと感じる主要人物
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ジョン・マフティー・マティックス
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アマテ・ユズリハ(マチュ)
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ニャアン
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シュウジ・イトウ
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シャリア・ブル
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シロウズ
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サンライズカネバン社長
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シイコ・スガイ