5-0 これまでのあらすじ
ニャアンと再会を果たしたジョンは彼女のアパートを訪れることになった。
話さずとも互いの身の上の辛さを理解しながらもアパートでの和やかな時間を過ごす中、ジョンは暴走MSの時から続く疲労のあまりニャアンに誘われるまま彼女のベッドで眠ってしまう。
ニャアンはジョンのことが好きだった。
だが、彼の心はすでに別の少女へと移っている。
その現実とジョンへの愛憎を募らせながらニャアンは疲れ切って眠るジョンの隣で静かに目を閉じた。
一方その頃、ジョンの職場を突き止めたマチュは母親のタマキと共にイズマ支部へ乗り込んでくる。
突然のことで困惑するMS運用部長の前にシャリア・ブルが現れ、二人の仲裁に入った。
目を覚ましたジョンは自分の目の前で眠るニャアンに一瞬の劣情を抱く。
しかしマチュへの愛情が勝り、彼女に手を出すことなくアパートを後にした。
そんなジョンの後ろ姿を見送りながら、ニャアンの胸の奥には濁りが生まれ始めていた。
アパートを出ると、バイクを操縦したハロがジョンの前に現れる。
ジョンとニャアンのやり取りを察したハロは、静かに忠告した。
『生キテイレバ、ドウシテモ誰カヲ泣カセル決断ヲ下サナケレバナラナイ時ガアル…』
『他人ノ命ヲ背負イ、未来ガ何モ分カラナイ中、少シデモ良イ未来ノタメニ決断ヲ下ス。コノ恐怖ガ分カラナイ愚カナ者ハ一定数イル。ジョン、オ前ハソウイウ人間ニハナルナヨ…』
ジョンはバイクに跨り、イズマ支部へ戻ろうとする。
その矢先、突然の豪雨が降り注いだ。
豪雨の中、全裸の少年がジョンの前に現れる。
ナガラ衆の関係者と思われるその少年は、ジョンに不穏な言葉を残して姿を消した。
あまりの異常事態に困惑しながらも、ジョンとハロはなんとかイズマ支部へ辿り着く。
イズマ支部にやってきた彼らの頭上からマチュが落下してくる。
熱烈なディープキスでジョンを歓迎するマチュ。
そんな二人を見て怒りを燃やすタマキを、シャリアが諫めようとするが、
逆にタマキの巴投げを食らってしまう。
一方その頃、地球の日本にある「アマラカマラ商会」で怪しげな密会が行われていた。
近々イズマ・コロニーを訪れる予定のキシリア・ザビを暗殺するため、
地球連邦軍の一派が水面下で動き出そうとしていたのだ。
だが、彼らは知らなかった。
イズマ・コロニーで活動を始めたナガラ衆、そして彼らが仕えるナガラという存在について何一つ理解しないまま、暗殺計画を進めようとしていたのである。
掘り下げが足りないと感じる主要人物
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ジョン・マフティー・マティックス
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アマテ・ユズリハ(マチュ)
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ニャアン
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シュウジ・イトウ
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シャリア・ブル
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シロウズ
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サンライズカネバン社長
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シイコ・スガイ