トラックから降りるとそこには、人数分の机が置かれた真っ白な部屋だった。僕たちはそこに座った。「少し待て」と言われて5分くらい経ったその時、どこからかスーツをしっかり着こなした大人が目の前に現れた。
「皆さんこんにちは、私はノレットの代表のZだ、職業上本名を名乗れないので、教授や先生と呼んで欲しい。それではよろしく。それと、みんなお金に困ってここにくることになったのですよね?今から始めるプロジェクトのためにあなたたちには早速一般教養と教育を施します。そして、もしこのプロジェクトを成功させることができたのなら、君たちはもう、お金には困らないだろう。」
僕は何をするのかが全く想像がつかない、安全な仕事がいいなぁ。そんなことを考えていると、一人の女の子が質問した。
「先生質問です。私たちは今から何をするの?」
「名前と年齢を名乗りなさい。答えるのはそれからです。」
「ユーナ 13歳です」
「よろしい、まだ早いので、詳細は伝えることはできませんが、とりあえず武器の扱い方と礼儀作法、対人法などを学んでもらいます。それと、全員名乗ってもらいましょう。」
「ハルト 15歳です」
「ルミ 12歳です」
「ヒカル 12歳です」
「アオイ 14歳です」
なんか、答えは曖昧だし、なんかやることは物騒だし、なんか急に自己紹介みたいなの始まったし、一体何をするの?
ユーナは内心怖くてたまらなかった。
そして、先生は言った「君たちは今日からノレットの一員だ。この服を着なさい。」
なんかおしゃれな制服セットを渡された。なんかブレザーかっこいいな。紋章がついてる。ヒカルはもし普通に生活できていたのなら、こんな綺麗な場所で過ごすことができたのだろうかと考え、親のことを思い出し切なくなっていた。
「みなさん、言い忘れていましたが、これからは、三食毎日お腹いっぱい食べられますよ。なんせ食べないと頭が働きませんからね。そして君たち5人はこれから苦楽を共にする大切な仲間だ、今のうちに話して、打ち解けておくことをお勧めする。それではまた来るよ。」
そう言って先生は急に消えてどこかに行った。
なんかいきなり五人だけになったが何を話したらいいかわからない。みんなそんな感じだ。だからとりあえず特徴を頭の中にまとめておくことにした。
ユーナ・・・賢そう、そして‥可愛くね?てか落ち着いて周りを見ていると、全員美形揃いだ。僕が場違いにおもえてきた。ルミも清楚系美人だ。環境が違えばモテただろうな。アオイはうん、すごい、やっぱり美人、ハルトはこの中で一番年上で、これはすごい、俳優にいそうだな、てか絶対モテるだろうこれは、男の僕でも惚れてしまいそうだ。別に変な意味はないからね、誤解はするな。
てかほんとに誰も喋らないな。好きな食べ物でも聞いてみるか
ここまで読んでいただきありがとうございます。
補足・・・ヒカルは話す話題がないとすぐ食べ物の話に持って行こうとします。ご飯のありがたさを知ってるからね。