異世界に転生した私は、配信しながら地球に里帰りしたが、皆が構ってくるので困ってます 作:さくさくほろほろ
だから二話目投稿じゃ!
「あなたのことです。私に聞きながらすでに見当はついているのでしょう?」
「…まあ、はい」
たしかにすでに案はいくつかある
まずは魔法の技術
だがこれは伝えたところで使えるかわからないし確実にそれをめぐっての戦争になるだろう。
次にポーション
最下位クラスでも捻挫までならなおるし最高位クラスになると脳や心臓の一部が欠損していても治るレベルだが…これも却下。
だって若返りのポーションとかもあるからね。
どう考えても危険すぎる
エラには悪いけど、今回はエラの管轄内で手伝えることはない。
「私達が貿易品として提示するのは機械関連の品々ですかね…さすがに技術を渡すのは危険かと」
「それはそうですけど…魔法やポーションはいいのですか?」
「正直、地球人には過ぎたものかと思います」
「むぅ…私の仕事がないじゃないですか」
「…わがまま言わないでください」
だが機械関連を売るとすると…あのお方の裁可を得ないとだめだろう。
とりあえず、来週あたりでいいだろう。
しばらく休もう
後ろでけちーだの私にも仕事させて―だの言っている
さて、ヨカが休んでいる間地球ではちょっとした歓迎ムードになっていた
なにせ人類が長らく待っていた異世界との貿易である。
もしかしたら現在も残っているエネルギー関連の問題も解決するかもしれない。
日本人は特に熱狂していた。
だがそれに水を差すように総理大臣が交代し、すべてが変わってしまった。
あらたな首相はまるでどこかの国のスパイ並みに無能っぷりを発動させまくり、国民から猛反発を受けていた。
だがそんなことは知らないとばかりにどんどん増税を進め、国民を苦しめ、自身とそれの属する者にはぜいたくな暮らしをさせていた。
ちなみにこの無能大臣だが、外国の手の者ではないらしい。
「あの国は何を考えているのだ」
「だがこれはチャンスだ、日本が不安定の今なら簡単にエージェントを送り込める」
「よし、作戦を進めろ」
なお、これを電子世界から眺めていたエリスは
「地球人って、目先の利益にとらわれる頭の残念な人たちなんですね」
と、あきれていたとか。
時間は少しさかのぼってヨカが寝た日の夜。
エラは満月を見ながら月見酒を楽しんでいた
「ふむ…ヨカがわたしてくれたもう一つのお土産であるこの…ニホンシュとやらも、なかなかいいですね」
エラは満足していた。
なんならヨカに内緒でこっそり地球に言って買おうか考えるほどには日本酒を気に入っていた。
「…あなたもどうかしら?
そうエラが言い、振り向いた先にはいつもとは少し雰囲気の違うヨカが立っていた
魔法の技術
教えることはできる
でも扱えるかはわからない
だから却下
ポーション
絶対に戦争が起こるのがわかりきっているので却下
ちなみに若返りのポーションは秘薬扱いされており、
不老のポーションはない。
機械関連
ヨカは大丈夫と思っているが今の地球には普通にオーパーツ
あのお方
エラは魔法を司る神の直属の部下のようなもの
では機械関連を売るなら機械関連の神様の裁可を得ないと駄目
すねるエラ
無視されたのでヨカの荷物から勝手に日本酒を拝借した
泥棒と言ってはいけない
無能大臣
名前は言わない
エリス
地球人ってバカなんですね
混
満月のフラグ回収