異世界に転生した私は、配信しながら地球に里帰りしたが、皆が構ってくるので困ってます 作:さくさくほろほろ
「ということでやってきましたこちら自由の女神になります」
『おう自由の女神だな』
『確かに普通の自由の女神だな…空から見てることを除けば』
『いや普通におかしいだろ』
『なんで空から見てるんですかねぇ?』
『たかすぎるるるる』
『高所恐怖症のワイ、無事死亡』
『さっさと成仏してもろて』
『ちょっとお坊さーん』
『本気で殺しに来ないで?』
なんかコメントで騒いでるけど無視。
こういうのは構うと長くなるからね。
それにしても大きいね
東京タワーよりも高いのかな?
…世界樹よりは低いみたいだけど。
「さて、どこに行けばこの国の偉い人と話せるの?」
ここで大統領だなんて言ったら怪しまれるのでそこは知らないふり。
世の中生きるためには馬鹿を演じることも必要だからね。
『大統領がいるところかぁ』
『まあ、あそこだよな』
『ホワイトハウス、あそこ以外にあるか?』
『国会議事堂とか?』
『まあそこしかないよなぁ』
「ここかな?真っ白な建物だね」
ワシントンDCに転移して飛行して探したら真っ白な建物があった。
前世ではゲームでしか見たことがなかったけど本当に白いんだね。
「…ん?だれか出てきた」
『へ?』
『お?』
『あ、あれは!?』
『知ってるのか!?』
『アメリカ大統領だぁ!』
なるほど、あの人が今の大統領…なんというか
「優しそうな人だね」
『それはそう』
『移民を受け入れたり税金を減らしたりしているアメリカにとってはめちゃいい人』
『でも外国からは嫌われている』
「なんで?」
『税金が低いアメリカに人が流れるせいで人手不足になるから』
『なお、日本との仲は良好』
「そっか、なら大丈夫だね」
どうせ嫌っているのは
まあこれからは態度を一変させる可能性が高いだろうけどそれをどうするかは私は知らない。
さて、待たせるのも申し訳ないし降りますか
「アメリカへようこそ、私たちはあなたを歓迎します」
「ありがとうございます。貴国とこれから長い関係になることを願ってます」
「ええ、ではこちらへ。歓迎のパーティーをいたします」
おお、なかなか太っ腹だねぇ
まあ、私の世界との交易でおつりが出るってわかってるからこその行動ともとれるけど。
「お初にお目にかかります私はこういうもので…」
「今時間はよろしいですかな?少々お話が…」
「本当に異世界の方なのですか?あ、疑っているわけではなくて…」
パーティーって社交界になるっていうのはよく聞くことだけど…
「想像以上だね」
『ソレナ』
『てか、ヨカちゃんに話しかけてきた人たちって軒並大手企業の社長さんとかCEOの人とかだぞ』
『というかよく配信の許可下りたな』
普通にきいたらオッケーもらえただけなんだけどね
「あ、ちょっと配信の音が聞こえないようにするね」
『おん?』
『なんで?』
『あ、マジで聞こえなくなった』
よし、聞こえなくなったね。
「大統領さん」
「おや、どうしました?」
「ちょっと交易について話したいです」
「…なるほど、ではこちらへどうぞ」
「ここは防音設備がそろっております。ここでの会話はよそには漏れないので安心してください」
すごいね、さて本題に入ろうか
「今回の交易で私たちが提示しようとしてるのは、これ」
「…拝見します」
今回私が提示したのは外相の身に作用する医療薬と収納魔法の劣化を付与された道具であるマジックバッグだ。
どちらも今の地球にはオーパーツだけど、まああと三百年ほどしたら地球でもできてたであろう物だし問題ないだろう。
ヨカ
実はオーパーツだったことをパーティー中に気付き、どうしようと思って相談した。
アメリカの大統領
日本と正反対のめっちゃいい理想の大統領
作者
小説を作るための
特別編は何が見たい?
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ヨカの初めての家出
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瑠伽がヨカになるまで
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混の誕生の秘話