異世界に転生した私は、配信しながら地球に里帰りしたが、皆が構ってくるので困ってます   作:さくさくほろほろ

3 / 24
中間試験が…近い…
俺のそばに近寄るなァァァァ!


優しい視聴者と優しくない私

たった今知った驚愕の事実に一瞬頭が真っ白になるが、なんとか気を取りなおし、笑顔を光球に向ける…もうカメラって呼んだほうがいいや、ソッチのほうが私も呼びやすいし

「へ、へーそうなんだ!あ、こっちは星暦《せいれき》5680億年なんだよ!」

『なるほど把握』

『そっちにも西暦あったから知ってるってことなのか』

「あ、文字が違うよ?()()()()()()()()()()()()()()()の」

『ファ!?』

『まさかのそっちですかw』

魔法がある世界だからね

星の歴史ぐらい分かるんです

『コイツは草すら生えねえwww』

『生やしてんじゃねーかww』

…なんかムカムカしてきた

なんでだろうね

…でも

「この感じ、嫌いじゃないね」

『おっ』

『異世界人にもこのノリが通じるか』

『そういやそっちのメカとか魔法とか見たいんだけど、見せてくれたりするの?』

「うん?そうだねぇ…」

魔法…魔法かぁ

「言っとくけど隕石降らせるとかはやらないよ?

やりたくないし」

『まあね』

『さすがに怖いからな』

『しゃーねーか』

さて、それだと見せられる魔法は…

「…あれ?」

『ん?』

『なんか時間かかってるな』

『もしかして→大規模破壊魔法ばかり使ってきたからなんの魔法使えばいいのかわからない』

「…実はそうです」

今まで私が使ってきた魔法は大抵森の魔物を仕留めるために創った無色透明のものばかりだからカメラには映らない

どうしよう…はっ!

「そうだ!今から危険度低くて見栄え重視の魔法を創ればいいじゃん!」

『は?』

『え、今この子なんて言った?』

『魔法を…創る?』

『???』

『魔法って簡単に創れるのか…』

よーし!早速創るぞ!

 

「よし、出来たよ!」

『あ、はい』

『…2分しか経ってないよな?』

『あれ?もしかしてこの子強いのでは?』

何を今更

「それじゃあ、発動させるね」

『待ってました!』

『さてさて、どんな魔法を見せてくれるのやら』

軽く息を吸って魔法を発動させる

すると、私の周りに数多の細い雷が発生した

『うぉぉ!?』

『放電!?』

『なるほど、考えたな』

『ん?どゆこと?』

『考えてみろ、普通の火の玉とかだったらマジックでもできちまうだろ?

だが、雷だとそれができないから証明になるってことになるじゃねーか』

『あー確かに』

『このニキ地味に有能だw』

『なぜにそこで草を生やすw』

 

「…はい、こんな感じでいいかな?」

3分後、私は魔法を解除した

さすがに即興で創った魔法だからね

制御が面倒くさいから長続きしない

『満足』

『とても満足』

『ところでヨカちゃんや』

「なに?」

『地球にはいつ来るのかな?』

「あー…多分1週間ぐらい後になるのかな?」

『あら意外』

『今日の明日で来ると思ってた』

『理由聞いても?』

「うん、いいよ」

理由はとても簡単だ

「私はまだそっちに行く魔法を創れてないから」

『あー…』

『なるほど把握』

『でも1週間ぐらいで来れることに関しては?』

『把握しきれるかぁ!』

『デスヨネー』

なんかコメントでコント始まっちゃったけど…いいか

「あ、今日はここまで」

『おろ?』

『なぁぜなぁぜ?』

「今からご飯だから」

『飯か』

『異世界の飯…気になるけど今度でいいか』

『だな、まずはこの情報を精査しねぇと』

『1週間…エナドリで頑張るか』

『おう頑張れ骨は拾って捨てとくぞ』

『ちょっとひどすぎませんかねぇ!?』

「アハハ…それじゃあね〜」

『はーい』

『ばいちゃ』

『次は地球に来れるようになってから配信しなー』

『今日みたいに泣くんじゃないぞー』

「う、うるさい!」

 

配信を切った後、私は地球にとあるものを送り込んでおいた

これでさっきの動画を消されることはないし、今の地球の政治状況も分かるからね。

たのんだよ…()()()

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。