皇国の黎明 大日本連邦皇国召喚   作:星ノ河

5 / 25
第一章 新世界交流編
前史 〜プロローグ〜


露宇戦争の波紋が残り、更にあちこちで局地的大規模紛争が多発し、世界は混沌を極めつつあった。

そんな中、イランイスラエル戦争にてロシア支援軍がアメリカの軍を攻撃。第7艦隊は地中海に向けて出撃すると、更にその隙に南下を開始し与那国を占領し、ミサイル巡洋艦数隻にて宗谷岬を封鎖。

同時刻、中国が台湾に武力侵攻を開始。また、尖閣と琉球を開放すると宣言し尖閣諸島を占領。沖縄では中国の工作員による米軍基地への攻撃が開始。

第三次世界大戦が始まった。

 

第三次世界大戦において戦勝国となり、正式に北方領土と南樺太の実権の回復。更に千島列島も獲得。

日本はこの戦争にて、自国の武力的持久力のなさを痛感し予算を三倍ほどに増やし、米軍との共同開発も進めた。

2030年に正式にレールガンが採用。

その他、新物質によってプラズマの制御が可能となり、これらのエネルギーを維持するために、再び大型の艦艇の建造が開始。

大戦で勝利し、敗戦の影響の残る今までの体制との決別、新時代の幕開けを掲げ国名を日本国から大日本皇国へと改名し、憲法も憲法改正を飛び越えて”新日本皇国憲法”を新たに制定。

これにより正式に軍が配備できるようになり、自動的に強引な護衛艦表記もなくなった。

 

36年 ロシアの政権が崩壊し共産主義へと回帰。赤の勢力が力を増し世界的な緊張状態が発生する。

 

極左リベラル、ポリコレが蔓延し、更に移民問題と戦争恐慌によって国内が不安定になる国家が続出し、世界的に不安定な状態となる。

自分至上主義の秩序を守らない自称移民の弾圧が世界規模で発生した。

そんな中、日本は現総理の祖父が総理に就任。

まさかの中国と繋がりのある極左政治家の大粛清を行い、第三次大戦において国内で数多の暴動を起こし続け国民に大迷惑を与えた不法移民の強制退去命令を敢行。

少子化問題に真摯に対応し、見事第三次ベビーブームを到来させ、日本国民の日本国民による日本国民の為の政治、を掲げ改革を図る。主に野党やマスゴミ、極左組織が批判を向けたが、日本国民はむしろ称賛し、日本初の原子力空母やら潜水艦などを就役させ半強制的に黙らせた。

更に、令和農業大改革を実施し、日本食品の大半に使われているくせに輸入だよりな大豆の大量生産に踏切り、44年には見事自給率90%を実現した。

 

40年代 ステルスシステムやミサイル迎撃システムが高性能になり、ミサイルを命中させることが難しくなり始めた。このままでは、互いにミサイルを浪費しあい、最終的には至近距離での砲戦で決着を付ける可能性が著しく高くなった。

そのため、日本では大口径砲による遠距離からの砲撃の為の戦艦が復活した。

 

技術の進歩により、先進国と発展途上国の差が著しいものになり始め、世界的な協調を行うべきだと国連で討議された。だが、前大戦の影響で欧日を中心にグローバリズムを警戒、危険視する考えが広まり、自国の文化の保護と自国の繁栄を第一に考える国粋主義的形態をとる国家が続出。

そんな中、イギリスが自国を例にさし、他国を自国と同一の存在であるとみて共に繁栄する、連邦保護国を作るシステムを提案。

ある意味、現代に合わせて姿を変えた帝国主義的思想が蘇り、世界的な競争が始まった。

 

43年 日本はエネルギー砲弾の制御に成功。ブラスター砲やパルスレーザー砲の実戦配備が可能となり、日本がSF国家に進化したと世界中で話題になった。

 

46年、ロシアと中国、北朝鮮が軍事同盟を締結。

 

 

48年11月、北朝鮮が韓国に宣戦布告し、朝鮮人民軍が北緯38度線を越境し韓国へ侵攻。これを皮切りに第四次世界大戦が勃発。

戦いはやがてかつての東西勢力の全面衝突となった。

 

核によって、アラスカ最南部とグアム、北京、平壌、ウラジオストクが消滅。三峡ダムを吹き飛ばしたことで上海が水没。自由の女神にミサイルが直撃し粉砕。

ハワイの3分の1が瓦礫になる。

レールガンで撃墜した核兵器が竹島周辺に落下し島諸共消滅。

ロシアが通信衛星を破壊し一時的に世界中のネット回線が途絶する。

モスクワにミサイルの大規模攻撃を敢行。

日本国民は全体的に傍観主義的であったが、ロシアの放ったミサイルが下北沢の某邸宅に直撃したことで国民感情に火をつけた。

53年9月に共産国が降伏した。

55年にローマ平和条約及び軍縮条約が結ばれた。

因みに、軍縮に関しては日本はひたすら文句を言い続けた。

 

北朝鮮は韓国と統合し韓朝鮮民国となって消滅。

中国は首都と大都市が諸共消滅し国家機能を失い、更に核の汚染で凶作になり餓死者が続出、これを受けて国民は他国へと流出し、かつての発展した大国としての姿は何処になく、汚職に塗れた警官とギャングとマフィアが巣食う第二のベネズエラとなってしまった。

ロシアは主要軍港を軒並み破壊され、二度の世界大戦で敗北し名実共に崩壊。いくつもの国家に分裂して列強から転落した。

二度の大戦において、そして今回は地上戦までも発生した台湾の復興支援を行い、また共産的侵略者からの保護のため、保護国においた。

アメリカは中国とロシアに核の雨を降らせたことと、三峡ダムの破壊という条約違反をしたことを世界から叩かれ、更に国内に蔓延していた極左リベラル思想家集団、ポリコレ、二度の大戦の移民難民による治安悪化などが爆発し、内部から不安定になり大国として没落する。

 

最終的に、経済、文化、軍事力共に日本が世界の最覇権国家として君臨する。

 

太平洋の日本

大西洋のイギリス

欧州地中海のドイツ

と、日本、イギリス、ドイツが世界の三頂点として覇権を握る。

 

54年4月、日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランスの五カ国が常任理事国となる第二次国連が発足。

 

 

 

 

 

 

そして2059年9月13日、日本は地球から姿を消す。

 

 

世界から西の北に位置する。パルマキア大陸から1500キロほどの沖合に召喚。

 

人工衛星との通信が切断された日本は皇国軍の哨戒機を日本列島周辺に飛ばし、台湾、南樺太を発見。更に新たに人工衛星を打ち上げ、上空から転移した惑星を把握。

日本から東方方面に大陸を発見し、3日後には外務省の外交官と特別警備隊を乗せた艦隊が佐世保を出港。

二週間後、大陸南部に位置する『フワネ王国』『ブルワナ中央国』『ドルコ王国』と国交を結ぶことに成功。食物や資源の輸入が開始され飢餓は免れる。

 

一ヶ月後、大陸北部の『メナスバーン帝国』と接触し会談が行われるも、南部の蛮族共になぜ先に接触したのかとイチャモンをつけられ、賠償として多額の賄賂+領土割譲+国民の奴隷化を要求。これに激怒し会い得ない要求だと非難すると、不敬だとし会談場所の警備をしていた衛兵が日本の外交官を殺害。更に帝国騎士団が派遣されていた巡視船に向けて突撃を開始。矢やマスケット銃による攻撃で数名の負傷者が発生。

これにより交渉は完全に決裂。

帝国は南三国に対し日本との国交断絶を要求。これを一蹴すると、帝国に対する反抗とイチャモンをつけ南進を開始。数日後にはブルワナ中央国国境を越境する。

後日ブルワナ中央国駐屯日本大使の元に帝国外務局の人間が来訪し、バラバラにした日本外交官の死体と共に宣戦布告上を叩きつける。

 

対メナスバーン同盟を結んでいた南三国こと『フワネ王国』『ブルワナ中央国』『ドルコ王国』の三国はこれを気に一気に宣戦布告。

 

三日後、帝国南東部の港湾基地アルテから魔導戦列艦60隻、飛竜母艦22隻、蒸気装甲船12隻、上陸用蒸気魔導船40隻を含む総勢380隻の艦隊が占守島と日本本土方面に出撃。

 

160騎のワイバーンを全力突撃させ、その隙に砲戦で敵艦隊を殲滅し、制海権を獲得して上陸を果たす計画をしていたメナスバーン帝国艦隊であったが、多数の対艦、対空ミサイルや主砲による一方的攻撃で2時間足らずで全滅。300人ほどの兵士を救助し海戦は終了した。

こちらの被害は魔法攻撃により駆逐艦が一隻小破した。

 

一週間後、帝国軍がブルワナ中央国北方の要塞都市ヨークに接近。援軍として向かった陸軍との協力によりこれを殲滅。

 

同時刻、フワネ王国内に新たに建設された飛行場含む空軍基地、及び空母より攻撃機、戦略爆撃機を含む大編隊が離陸。メナスバーン帝国主要軍事施設凡そ8箇所に大規模爆撃を敢行。

 

丁度西部海軍基地からドルコ王国へ180隻の艦隊が出撃しようとしていたところを同じく爆撃で粉砕。

 

5日後帝国東部のキーラ諸島ルッツ島及び港湾基地アルテを占領。

残党群が、沿岸部の岩礁内部に隠されていた魔光衝撃砲*1を発射。駆逐艦1隻が爆発轟沈、駆逐艦1隻が大破。

魔導衝撃砲砲台は確認された3基の内2基を破壊。1基は解析用に占領後に鹵獲した。

残党刈りと降伏した捕虜の収容を完了すると、アルテとヨーク方面からメナスバーン首都エンデルに対し侵攻を開始。

道中敵陸軍の決死の抵抗を受けるが、悉く撃破。

魔法攻撃により戦車3台、装甲車4台、戦闘ヘリ4機が破壊される。

 

首都エンデルにつくと、敵の大規模爆裂術式*2が発動し戦車7台、装甲車9台、凡そ50人あまりの死者が発生。

南三国からの友軍の魔力防壁により中央陣地の壊滅は免れた。

思わぬ攻撃に、多国籍軍は進軍を一時停止。

 

同日、帝国残存遊撃艦隊60隻が沿岸部を包囲していた第六艦隊に接近。

突撃してきた飛空魔道士の雷撃魔法によって戦艦肥前と付近の巡洋艦2隻の電源が停止。

その他駆逐艦3隻と巡洋艦2隻が損傷するも大した被害はなく敵艦隊を殲滅する。

 

翌々日、夜明けと同時に正門と東門方面から突撃。第一城壁を戦車砲で吹き飛ばし皇城に向け一気に進軍。AHF14やAH22が周囲の敵兵にロケットや弾丸の雨を降らせ、同時に、空挺部隊がヘリボーンによる空挺降下を行い皇城に突入。メナスバーン皇帝や大臣を拘束した。

 

メナスバーン臨時政府代表が『紀伊』艦内にて降伏文書に調印。

外交官処刑を命じた外務局職員を含むメナスバーン幹部の裁判が行われ、処罰が下された。

メナスバーン帝国はメナス共和国となり6つの属領が独立し分裂。

大日本皇国は綺衣羅(キーラ)諸島・阿瑠子(アルネ)島・斉万(サイマン)島の領土を獲得。

メナス共和国は実効支配地となり、一部権利を日本に譲渡した。

これにより、日芽衝突から始まるパルマキア戦争は終結した。

 

戦後、本格的に魔導兵器や魔法技術の研究が開始。

 

帝国で奴隷として酷使されていた獣人やエルフなどの亜人が難民として日本に保護を求め、政府はそれを了承。

最初は政府は過去の移民問題から受け入れに消極的で大陸内で完結させようとしたが、国内でエルフや猫耳、うさみみ娘の保護を求める運動が発生した為、受け入れを開始した。

文字の読み書きから始まったが、彼らは非常に勉強熱心で、あっという間に日本の文化、マナーに順応した。

 

半年後、パルマキア大陸における覇権国家を解体したことにより、興味を持った第一大陸(アビルス大陸)付近に存在する魔導を極めし列強国の一つである『ベルテン連合王国*3』が接触。

使節団の派遣をし、正式に国交を結び魔法技術の輸入を開始する。

 

 

 

 

 

 

 

*1
魔力を圧縮し一方に発射する兵器。着弾すると高エネルギーが内部で拡散し大爆発を起こす。

*2
複数人の魔道士が行使する核撃魔法の一種。今回は発動した魔道士12名全員が魔力切れを起こし生命力を代価にして発動したためその場で死亡した。

*3
アビルス大陸の海峡を挟んだ土地にある島国。古くから魔術の研鑽を続け、国内には一流の魔法学校も存在する。政府中枢の貴族に吸血鬼がいる。




随時加筆
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。