ギルドで悲鳴が聞こえて見に行ったから、警備兵が来てアクアが捕まったことが発覚したことにしました。
おひさですねぇ。
やっぱり結構かかりましたわ。
矛盾増々の僕の小説を少しでも楽しんでもらえると幸いですわ!ちなみに話の構成を変えることにしました。今までは1話1世界にしようと思っていましたが1章1世界にしてボリュームを増やします。でないといろいろと作りにくいことに気づきました。ちなみに事件も既に決まってます。次の世界を指定するのは多分半年後かもしれませんねぇ。
あと仮修正も兼ねて法廷記録と法廷パート1日目は1週間後から投稿開始です
あれから再びギルドにやってきていた。会えなかったトラエゴさんのパーティメンバーが帰ってきてるかもしれない。時間は有限聞けるうちに聞いとかないといけない。
…………………
同日 某時刻
冒険者ギルド
「弁護士さん!」
成歩堂達がギルドに入ると同時に受付のお姉さんが成歩堂たちのもとに走ってくる。
「どうしたんですか?」
「トラエゴさんのパーティが帰ってきましたよ!あそこに待ってもらってます。」
「わざわざ溜めておいてくれたんですか?」
「ちょうど帰ってきたのでついさっき声かけたんです。」
「わざわざありがとうございます。」
成歩堂は受付のお姉さんにお礼をして3人に近づく。
「すみません。少しお時間いいですか?」
「あんたか、俺たちを探してる弁護士って。」
「私たち特に何か犯罪犯した記憶はないよ〜?」
「はい、主神エリス様に誓って。」
そこにいたのは僧侶、盗賊、魔法使いと思われる姿の男女3人組がいた。
「いえ、今回は昨日の夜のギルドのトラエゴさんの様子、そして昨日のギルドの様子を聞こうかと思って。」
「あ、あんた弁護士ってもしかしてトラエゴを殺したやつの弁護をするのか?」
「はい。まだ殺したとは確定していませんが。」
「あいつも運がないわね。この街に来ていきなり殺されるなんて。」
「惜しい方を亡くしました。」
(どうやらバーティの中では悪く思われてなかったみたいだな。)
「三人の名前を聞いてもよろしいですか?」
「俺の名前はタンザ。ウィザードをしてる。」
「私はサリカ。盗賊をやってるわ。こんなふうに!スティール!」
サッ!
「?」
「あ!ナルホドくん!弁護士バッチがなくなってるよ!」
「え?ああ!?」
気づいた時には成歩堂の胸についていたはずの弁護士バッチが消えている。
「あれ?サイフを取ろうと思ったけど、どうやらこれがあんたにとって大事なものなのかもね。」
「サリカさん、いきなり相手のものを取るのはいけませんよ?」
「はいはいっと」とサリカは成歩堂にバッチを投げて返す。成歩堂はバッチを付け直す。
「さて、私はセレン。プリーストをやっています。」
「そして俺たちのリーダーだったトラエゴは壁を兼任するクルセイダーをやってた。」
「攻守ともに完璧!バランスの取れたパーティですね!」
「だろ?」
「トラエゴはね口は悪いけど結構いいやつなんだよ。」
「ああ。なんだかんだ頼まれたらやってくれるし分け前もちょろまかさないしな。」
「へぇ〜トラエゴさんいい人なんだね。」
「ただ…アクシズ教徒にはな…。」
「どうしてですか?」
「あいつ曲がったことを許さなくてな、まえ温泉地のアルカンレティアでは騙されて入信しそうになってそれ以降アクシズ教徒には当たりが強いんだ。」
(だからアクアさんと喧嘩したのか。)
「セレンさんは?」
「私はまだ入ったばかりなので…詳しくは…。」
「セレンは2ヶ月前に入ったばかりなんだ。」
「ですが彼のいいところはちゃんと見てきました。」
「だから俺はあいつを殺したやつが許せない。あいつは殺されていいやつじゃないからな。」
「私もそう思う。あいつ以外に私のリーダーは務まらないから。」
「すごい信頼ですね。では昨日のトラエゴさんの様子をお聞きしても?」
「いいぜ、昨日は大きな依頼が片付いて俺たちは打ち上げをしてたんだ。その時今犯人として留置されてるやつが酒に酔って暴れてたんだ。トラエゴのやつそいつがアクシズ教徒と知って熱くなってなそのまま大喧嘩だよ。」
(アクアさんが話してたとおりだな。にしてもやっぱり酔って暴れてたんじゃないか…。)
「その後は酔いが回ったとか言って帰ったよね。私達はその後も残ったけど。」
「珍しいよな、普段は全然酔わないくせに。」
「そうなんですか?」
「ああ、あいつ普段は自制してるんだ。酒は飲んでも飲まれるながあいつの口癖だったからな。」
「トラエゴさんが飲んでたお酒って何だったんですか?」
「なんだったかなぁ…」
「各々好きに飲んでたし気にしてなかったよね。」
…気になるところだけど誰も覚えてないのか。
「セレンさん、どうだったんですか?」
「私は神に仕える身としてお酒は控えておりました。」
「それならトラエゴさんが飲んだお酒は…。」
「すみません、私はトラエゴ様の邪魔はしないようにと別の場所でご飯を食べていました。」
「そうですか。」
「そう言えばセレンさぁ、昨日いつの間に帰ったの?」
「あの日はトラエゴ様が倒れてないか心配になり途中で席を外させてもらいました。」
「あー確かにトラエゴのやつ酔うと所構わず寝るもんね。」
「そのせいで俺たちが街中頑張って探したこともあったな。」
2人は笑い合いながらトラエゴの過去の記憶に浸る。
「トラエゴさんはどんな酔い方をするんですか?」
「いつだったかな?あるところの名産のお酒がってそのお酒が異常に強くてね普段酔わないトラエゴも酔っちゃったんだよ。」
「そしたらいきなりどこかに行ってよ、いろんな人に頼んで探したら馬小屋の藁の中にいたんだぜ?」
「そうなんですか?」
「そうらしいですよ、私が入る前の話だそうですか私はお話の中でしか聞いたことはありませんが。」
てことはトラエゴさんは酔って路地裏で寝てた時に襲われたのかな?…まだよく分からないけどこれは重要だと思うし覚えておこう。
「他に聞きたいことはあるか?」
「それじゃあ昨日のギルドの様子を教えてください。」
「昨日は騒がしかったな。ギルドってもんは騒がしいもんだがあそこは他のギルドの数倍は騒がしかった。」
「うん、羽振りがいいのかわからないけどめっちゃお酒け飲んでる人いたしね。その中でも宴会芸してたり、盗賊スキルで変なことしてるやつもいたけど。」
「そうですか…。」
特に重要そうな情報はないな…。宴会芸…そんなスキルがあるのか?よくわからないな異世界って…。
「あ、あたしたちそろそろ行くね。」
「報酬の山分けもしないといけないし明日もクエストに行かないといけないんだ。」
「明日に備えてしっかり休まないといけません。それでは弁護士さん。」
「ありがとうございました。」
3人はギルドから出ていきそこには僕たちと会う前まで食べていたであろう食べ物が乗っていた食器が残っている。マヨイちゃんはそれを見て少しよだれを垂らしている。
「ナルホドくん私、結構お腹すいたかも。」
「そうだねいい時間だし晩ごはん食べていこうか。すみませーん、注文いいですか?」
成歩堂たちは近くの席に着きメニューを見て注文を初めた。
……………
同日 午後6時30分
事件現場
晩御飯を終えて、カズマくんたちに報告に行くために再び事件現場付近を通っていた。
「いやー最初は抵抗感あったけど案外いけるねカエルの唐揚げ。」
「うん、少し硬かったけどあれはあれでいい歯ごたえがあって味付けもおいしかったよ。」
お腹も膨れ満足そうなマヨイちゃん。マヨイちゃんはふと現場の方を見てつぶやく。
「もう、誰もいないね。」
「さすがに夜も近づいてきたし帰ったんだろうね。」
「じゃあ、少し調査していこうよ。」
「えー?嫌だよ、暗いし危ないし。」
「何言ってるの!もしかしたら以外な発見があるかもよ!それに警備兵の人たちがいてあまり近くを調査できなかったしね。」
「…少しだけだよ?」
マヨイちゃんはすぐに駆け出し周りを見始める。…僕も少し周りを見てみようかな。
成歩堂は暗い路地裏に歩み寄る。
…くらいな、何も見えないぞ。路地裏の奥はどこまでも深い闇で覆われている。足元を見るとまだ白線が引かれている。
ん?これは木箱?被害者の近くにおいてある木箱は強引にこじ開けられたような跡がある。しかし中身は空っぽ。他の木箱をたたいてみるとすべて空箱のようだ。
しばらく見ていると、
「うーん…ナルホドくん、ライト持ってない?」
「そんなの持ってないよ。」
「そっか〜…にしてもさナルホドくんここ何だか他の通りに比べて違和感ない?」
「確かに…なんか妙に暗いな。」
「あ!ナルホドくん!あそこの街燈、路地裏の周辺だけついてないよ!」
「あれ?ホントだ、どうしてだろう?」
「あれ、どうかされたんですか?」
マヨイちゃんとついていない街燈を眺めていると後ろから声をかけられる。
「えっと…。」
後ろを振り向くとローブを着た綺麗な茶髪の女性が立っている。20代くらいだろうか?僕より若そうだ。
「あ、すみません。自己紹介がいりますよね、私はウィズ。そこにあるウィズ魔道具店の店主をしています。」
「どうも僕は成歩堂龍一、弁護士をしています。」
「私は綾里真宵です!」
「弁護士…ということはアクア様の弁護をされる方ですか?」
「アクアさんと知り合いなんですか?」
「はい、カズマさん達とは仲良くさせてもらっています。」
「そうなんですか。」
そうだな…ちょうどいい、ここの近くに住んでるなら何か聞けることもあるだろう。いろいろ質問してみようかな。
「ウィズさん、僕たちはさっきあの街燈を見ていたのですがあれはつかないんですか?」
「そうですね、数日前から調子が悪くて、ついてません。」
「なるほど…。」
つまり事件当日も付いてなかったわけか。
……………………………………………………………………………
つかない街燈
最近つかなくなった街燈。魔法で灯がつくらしい。どうやら事件の日もついていなかったらしい。
…………………………………………………………………………
「そう言えばこれって何を原料に動いてるんですか?」
「魔法ですね、魔力回路を通して火をつけてるんです。多分その魔力回路のどこかが壊れてしまったんでしょうね。」
魔法って本当に何でもできるんだな。魔法か…案外いいかもな。
「ナルホドくん、魔法を覚えるなら私もだよ!」
「さらっと僕の心を読まないでくれ。」
「お二人は仲がよろしいんですね。」
「それほどでも…。そんな事より次にウィズさん、事件当時何か変なことはありましたか?」
「変なことですか、それはたぶん明日話すことになると思います。」
「?どういうことですか?」
「私、明日の裁判で証言することになってるんです。目撃者として。」
「な、何だって!?」
この事件目撃者がいたのか!
「てことはこの事件ウィズさんが通報を?」
「いえ、私ではありません。」
「え、じゃあ誰が…」
「それがわからないんですよね。悲鳴とかが聞こえたあとに現場に着くと同時に警備兵の方が来られてアクア様を連れて行ってしまわれたので。その時いなかったんです。通報した人。」
…消えた通報者。第一発見者は行方が分かっていないのか。
「ありがとうございます。」
「いえ、お役に立てたなら幸いです。では私はそろそろ。」
「ありがとうございます。」
ウィズさんは一礼してお店の中に戻っていった。
「マヨイちゃん僕たちもそろそろ行こうか。」
「そうだねもう暗いし。それにしてもやっぱり調査のあとは味噌ラーメン食べたいな…。」
「さっきカエルの唐揚げ食べたばっかだろ?」
「ナルホドくん、前も一気がするけど調査後の味噌ラーメンは別腹なんだよ!」
味噌ラーメンとスイーツを一緒にするのはどうかと思うけどな。前も思ったけど女の子はどんだけ腹を持ってるんだろうか。
「似てるようなものがあったらいつか食べに行こうか?」
「似てるじゃダメなんだよ!やたぶきやの味噌ラーメンじゃないと嫌!」
確かに僕もあそこのラーメンが一番かもしれない。戻れるかな?元の世界。
「いっそのことやたぶきやの屋台と店主ごと来てくれればいいのに。」
「さすがに無理があるでしょ。」
「ナルホドくんは食べたくないの!」
「僕だって食べたいけど帰り方分からないし」
「やっぱり店主がこっちに来るまで待つしか無いのかな?」
「不謹慎だな!きっと帰れる方法が見つかるはずだからその時までお預けだよ。」
「じゃあ早く魔王倒そうよ!味噌ラーメンのために!」
どんだけ好きなんだよ味噌ラーメン…。
「そんな事よりもう行こ?カズマくんきっと待ってるはずだから。」
「味噌ラーメン…」
すごい執着だな…。
僕たちはこのままカズマくん達の屋敷まで歩いて戻った。
……………
同日 某時刻
カズマ達の屋敷
「失礼しま…」
「あ!やっと来た!成歩堂さん調査はどうだ!」
屋敷に入ると同時にカズマがこちらに歩み寄ってくる。成歩堂は驚きながらゆっくりと話す。
「調査の方だけど確実に無罪を勝ち取れるほど甘くはなさそうだよ。」
「そうか…アクアは無実なんだよな?」
「依頼人を信じるのが弁護士の仕事だからね。僕は無実だと信じてるよ。」
そういうとカズマは嬉しさ半分焦り半分のような雰囲気を出す。
「信じてくれてうれしいんだがあまり良くない知らせがある。」
「良くない知らせですか?」
「ああ、何でもアクアの裁判を担当するのはこっちにたまたま出張に来ていた王都のオルカ・ベルゴーレて言う検事らしい、何でも凄腕の女検事でそいつが担当する事件は有罪率100%なんだと。」
「す、すごい!狩魔検事見たいなひとかな?」
「鞭で打たれるのは勘弁だぞ…。」
あの人には多分年の数以上に打たれたからな…。
「大丈夫そうか?」
「どんな事件でも全部が全部冤罪じゃないとは限らないからね。僕は少なくともアクアさんが無罪だと信じてる。」
「そうか、あとアクアの裁判は明日午前10時開廷らしい。」
「あ、明日ですか?」
「明確な事件で反証の余地はない…あいつらはそう考えてるらしい。」
はやい…僕の世界でも確かにこのペースで進むけどこの世界も同じ制度なのか?分からないが猶予がないのは確かだ。
成歩堂の額に少し汗が流れるのをマヨイは見た
「ナルホドくん、大丈夫だよ。いつも崖っぷちに立たされるけどそこから巻き返してきたじゃん!」
と肩を叩かれる。マヨイちゃんの励ましを受け少し勇気が湧いた。
「絶対無実を証明しようね!」
「うん、それが僕の仕事だからね。」
成歩堂の弁護士バッチは光りに照らされ輝く。
明日の裁判、アクアの運命は成歩堂が握っている。こんなことになるなんて夢にも思わなかったがどこの世界に行ってもやることは変わらない。僕は僕なり真実を追い求めるだけだ!
つづく…
ああ疲れた!テスト期間だ!いやだぁぁぁぁぁ!
少し手を抜きました。すまそ。
トラエゴはエリス教徒です。エリス教徒の証は普段見えないところにしまっていますがアルカンレティアにいた時に証を見られてアクシズ教徒に目の敵にされたのでそのことでもめちゃめちゃ恨んでます。
そう言えば嘘発見器があるだろって人がいるでしょう。アクアは嘘とホントを織り交ぜるのでちゃんと機能してるのか分からないと思われています。
例 人は殺していない 鳴らない 外に出た理由 酔いが回ってきて帰るため 鳴る
まぁアクアですから(偏見)