Re:ゼロから始める魔法少女 作:ユキ
ですのでアニメを見ながら少しずつ書く所存です…
伏線なんて知りません(ΦωΦ)(おい)
ちなみにリゼロ世界に飛ばされた理由なんて知らん!
何も考えずに呼んでください!(一応無理やり理由付けするなら、魔力を持っていたせいでスバルきゅんの転移に巻き込まれた、的な…?無理があるか…)
スバルきゅんは千葉県出身って言われてる気がしますが、今作では見滝原ってことで…()
時代が違うだろ?うるせぇ!そこはご都合主義だ!()
「ふぅ…
今回も問題なく倒せたわね。
まどか、かなり戦闘に慣れたようでなによりよ。」
「そ、そうかな?
やっぱり、ほむらちゃんが見ていてくれるから、安心して戦えるんだよね…!」
「…そう。」
「あ、もしかして、照れてる?
ふふ、ほむらちゃんの表情、だいぶ分かるようになってきたよ。」
数年間一緒に居るものね、なんて軽口を叩こうかとも思ったが、何処か優しい表情のまどかについ目を逸らしてしまう。
ワルプルギスの夜を、まどか、巴マミ、美樹さやか、杏子、私の五人でなんとか倒せたあの時から数年が経過し、私たちはもう高校生になった。
あの戦い以降、ループの力が使えなくなったが、まぁもう今はループする必要も無い。
時間停止の能力は変わらず使えるので戦闘能力が下がったということも特にない。
まぁ、ワルプルギスの夜を倒した後に平和になったという訳ではなく、かなりの頻度で魔女や使い魔が現れ、その度に私たち五人のうち、魔女に近いメンバーで討伐に行っている。
ワルプルギスの夜は、世間的にはスーパーセルということになっていて、その時の避難時に溜まった不安やストレスが原因で今までに無いくらいの頻度で魔女や使い魔が現れるようになったらしい。
勿論、魔女が高頻度で現れるのは嬉しいことでは無いが、私たち魔法少女からすれば全く現れないのはそれはそれで困ることになるので、あまり魔女討伐に対して嫌という気持ちを持っている訳では無い。
そのお陰か、それなりにグリーフシードが集まっていて、しばらくは魔女が現れなくてもソウルジェムが濁り切ることはないだろう。
グリーフシードは何があってもいいように常にそれなりの量持ち歩いている。
私だけでなく、ほかの四人も持ち歩くようにしているらしいので、少なくとも私たち五人が魔女になることは、まぁ、よほどの事がない限り有り得ないだろう。
「ほむらちゃん、今日はうちにご飯食べに来るんだよね?
ママもパパもほむらちゃんとのご飯、楽しみにしてるんだよ。」
「そう、それは、嬉しいわね。
詢子さん達が…」
「ふふ、パパったら気合い入れすぎて空回りしないか心配になるレベルだったよ。」
「そうなのね…
えぇ、私も楽しみよ。
…そうね、コンビニにでも行って、折角だから何か飲み物でも買いましょうか。」
「うん!
そうだ!お菓子も一緒に買わない?
今日そのままお泊まりして、夜に二人で食べたいなって。」
「ふふ、詢子さん達が良いって言ったら、それもいいかもしれないわね。
そこのコンビニに行きましょうか。」
「えー?
ほむらちゃんならママもパパも嫌って言わないと思うけどな〜。」
なんてことの無い話をしながら、二人でコンビニに行く。
もうかなり暗くなってきてるから、さっさと買ってまどかの家に行きましょう。
…目の前のジャージの男性、少し、何かしら…
何か、ある気がするわ…
細かい理由は言えないけれど、強いて言うなら、魔法少女として戦ってきた数年で培われた勘…かしら。
「お、ギザ十。」
何故か無性に目の前の男の人に警戒してしまうけれど、どこからどう見ても普通の人間。
特に何も無く外に出ていったし、気のせいだったのかしら…
「ほむらちゃん、どうかした?」
「…いえ、なんでもないわ。
さ、行きましょう。」
「あ、ま、待って!
まだ買ってないよぉ!」
「……買いましょう。」
私は普通のお茶を、まどかはジュースとお茶を買って、外に出る。
すると、次の瞬間、目の前に立っていたジャージの男の人が消えた。
「「消えた…!?!?」」
「どどど、どうしようほむらちゃん!?
も、もしかしてまた魔女かな!?」
「…落ち着きなさい、魔女の反応はないでしょう?
いえ、でも、魔女以外に何があれば目の前で消えるなんてことが…」
その瞬間、何かとてつもない悪寒が走り、まどかを強く抱き寄せた。
そして強く瞑っていた目をゆっくりと開けると、そこは見たこともないような景色が拡がっていた。
「…!?!?!?」
「ほ、ほむらちゃん、さっきまで夜だったよね…!?」
「え、えぇ、そのはずだけれど…
それに、人間にはとても見えないのに人間のように服を着た二足歩行の生物が居る…?」
「どど、どうしよう!?
こ、ここどこなの!?」
「落ち着きなさい、まどか。
あなたは私が、何があっても守り抜くわ。
…必ず、私が…「異世界召喚ってヤツー!?!?」な、なに!?!?」
急に叫び声が聞こえ、自然とそちらに視線が吸い込まれる。
勿論まどかは抱きしめて何があっても守れるようにしながら。
叫び声があった方を見てみると…
「あ!
さっきのコンビニにいた男性だよ!」
「えぇ、そうね。
それと、あの男性の言うことが確かなら、私たち含めて飛ばされたココは、”異世界”という事になるみたいね。」
「で、でも、そんな事有り得るの…?」
「あら?
魔女や魔法少女なんてものもあるのだから、異世界があってもおかしくは無いと思うけれど?」
「それは、まぁ、そうかも…」
「それより今は、この世界が異世界だと仮定して、情報を集めないといけないわ。
それに、魔女が居るのかどうかも調べないと…」
もしも魔女が居なくてグリーフシードが集められないのならば、すぐにでも元の世界に帰らないとどうしようもなくなる。
今の手持ちのグリーフシードではある程度戦闘したとして持って一年。
ここ数年で沢山魔女が出てくれて助かった、と言うべきかしらね…
「きゃぁぁ…!!」
「…!
い、今のは…」
「轢かれそうになってる…!!
ほむらちゃん、行ってくる…!」
「!!
待ちなさい、まどか…!
あぁ、これは、いけないわ…!」
少し離れたところにある道の真ん中で女の子が倒れてるのが見えた。
私たち魔法少女の身体能力ならば全然余裕で助けれるのだが、少し見てみると兵士のような全身鎧の人が向かってるのが見える。
なので今はなんとかなると仮定してまどかの力を他の人に見せないようにすることを優先しなければならない。
この世界がどんな世界か分からないが、全身鎧を着た人がいるのだ。
どんな恐ろしい世界かも分からないので今はあまり力を見せたくない。
「…仕方ないわ…!」
服装が違うので私もまどかも注目されていたが、今は皆悲鳴の方を都合良く見ている。
なので魔法少女に変身し、同じく変身しようとしているまどかに注目が集まる前に時間を止めて、まどかを捕まえ適当な家の屋根に飛び乗る。
さて解除しようか、と言ったところで、またもや叫び声が聞こえた。
…叫び声?どうして?時間が止まっているはずじゃ…
「うぉぉぉ!
俺の異世界召喚特典は、時間停止なのか!?
スッゲェ!俺最強じゃね!?
俺無双パターン入った!?」
…何言っているのかしら、あの男性は。
いえ、それより、どうして時間停止の中で動けるのかしら…
そんなことを考えながら、とりあえず時間停止を解除。
すると、まどかは私が時間を停めたことに気付いたようで、慌てたようにさっきの女の子を見つけ、また飛び出そうとする。
「待ちなさい、まどか。
兵士のような人が助けに行っているわ。
…今助かったわね。
今はあなたの力を晒すのは早いわ。
この世界が安全かどうか、分からないもの。」
「でも、あの子が危ないって思ったら、自然と体が動いちゃってたんだよ…」
「えぇ、そこがあなたの美点である事は認める。
けれど、まだこの世界について何も知らないのよ。
あまり力を晒すのは得策とは言えないわ。」
「ご、ごめんなさい…」
少ししょぼんとしたまどかを撫でて、宥める。
別に怒っている訳では無いので、特に謝る必要は無い、と言いながら私はさっきの事を考える。
どうしてあの男の人だけ時間停止が聞かなかったんだろうか?
私は、視線の先で動き回って、女性用トイレに入ってビンタされてたり、酒場のような場所に入って押し出され川?用水路?のような場所に落ちてたりするのを見ながら考える。
「…助けるべきかしらね。」
いや、時間停止で助けるにも、あの男性は何故か時間が止まらない。
その為私のことを知られるリスクが…
とりあえず、様子見をしようかしら。
私は、まどかさえ居ればそれでいいもの。
「まどか、少し動こうかと思うのだけれど。」
「あ、うん!
わかった!
えっと、どこに…?」
「そうね…適当に地形把握でも…
屋根の上をはね回っている女の子が居るわね…?」
「あ、ほ、ほんとだ…
何かから逃げてるのかな…?」
まどかの言う通り、何かから逃げてるような印象を受ける。
全速力で走りながら屋根を伝っているのが見えたのでとりあえず追いかけてみることにする。
勿論、追いかけてるのがバレないように遠目に、だが。
「まどか、ゆっくり追いかけてみるわよ。」
「うん!
もし危ない人に追いかけられてたら、助けなきゃだもんね!」
「…さてね、あの子が何かを盗んだという可能性もあるけれど。」
「うん?
ほむらちゃん、何か言った?」
「いえ、なんでもないわ。」
そしてしばらく追いかけて、地上に降りたようなので時折見失っては時間停止をして追いかけたりする。
やっぱり土地勘が無いと追いかけるのにも一苦労ね。
「路地裏、ね。
追いかけるのも大変なのだけれど。」
「あはは…まぁ、心配だしゆっくり追いかけよ?」
金髪の小さな女の子がそれなりの速度で走っているのを追いかけると、少し離れたところに三人の男性に絡まれているジャージを脱いだ男性が居た。
「どけどけー!
そこのやつら!邪魔邪魔!!」
「キター!!
今度こそ俺を召喚した美少女本人かー!?」
「あの男の人は胸ぐらを掴まれながら何を言っているのかしら…
危機感が欠如しているとしかおもえないわね…」
「あ、あはは…」
元々現代日本に居たひと、ならば仕方がないのだろうか…
取り敢えず、あの人が居るならあまり時間停止を出来ないだろう。
「召喚?
なんか知らねぇけどあたし忙しいんだ!
ごめんな!
強く生きてくれ!」
「え、え、えぇぇ!?」
この世界の人はかなり身体能力が高いみたいね。
当たり前のように壁を蹴って屋根の上に飛び乗ったりしていたわ。
「…そのぉ、今ので毒気抜かれて気分変わってたりは…」
「むしろ水刺されて気分を害した。」
「でぇすよねぇ…!」
「ほ、ほむらちゃん!
助けなきゃ!」
「仕方ないわね…
…うん?」
ふと三人に絡まれている男性の方を見てみると、二人倒していた。
どうやら初めて人を殴った、と呟いているようで、手をプラプラしているが、どうやら悪くない運動神経やら戦闘センスをしてるらしい。
「へぇ…意外と動けるのね。
何か格闘技でもやってたのかし…
刃物は、いけないわね…」
そうして考えているうちに後の一人がナイフを2つ取り出していた。
その目の前で土下座して謝罪しているのを見て、むしろそんなのは殺してくださいと言っているようなものな気がするのだけれど…
「ほ、ほむらちゃん!!」
「えぇ、わかってるわよ…」
そうして三人にリンチされ始めたので、仕方なく時間を止める。
が、止める直前に声が聞こえたのでやめる。
「そこまでよ!」
「あ、あれ?
私たちが何もしなくても、なんとかなりそう…?」
「いえ、あの女性がどれほど強いのかも分からないから様子見するべきね。」
そしてしばらく様子見してみると、どうやら女性は何か盗まれたようで、それをこの3人組が持ってると思い話しかけたらしい。
だがこの三人が持っている訳では無いみたいで、さっきから私たちが追いかけていた少女が盗んで行ったらしく追いかけていたらしい。
「あ、あの女の子、危ない人に追いかけられてたらいけないと思ってたけど、泥棒さんだったの…!?」
まぁ、何かを盗むということに関しては私が何か言えるものでは無いので特にノーコメントでいようかしら。
沢山の兵器を色々な場所から盗んでいたもの。
ふと目を向けてみると、男の人を無視して女の子を追いかけていこうとしていた。
…この世界の人は薄情なのね。私が言えたことでは無いけれど。
仕方ないわ、助けてあげましょうか。
時間停止を…「でも、それはそれとして、見過ごせる状況じゃないわ。」必要ないみたいね。
この世界での戦闘、どんなのなのかしらね。
「ほ、ほむらちゃん!
なんか、手から魔法みたいに氷の礫みたいなのを発射してたよ!?」
「魔法みたいに、というよりも、魔法、なのでしょうね。
…この世界は、危険ね…
先の攻撃は死ぬほどでは無いみたいだけど、殺さないように手加減していたのだと思うし…
どうしたものかしら…」
「2対1で勝てると思ってんのか!
魔法使いだろうが知らねぇがぶっ殺してやる!」
「そうね…二対一は不公平かも。」
「なら、2対2なら、対等かな?」
魔法を使った女性の手の上に、何やら可愛らしい小さな生物が現れた。
「…どうやって現れたのかしら?
時間停止で…いえ、それにしては違和感。
もしかして、転移、的な何かかしら?」
「あ、私たちみたいに召喚、だったり?」
「なるほど、召喚する魔法…」
「テメェ!精霊術士か!」
「ご名答。 今すぐ逃げるなら追わないわ。
早く決断して、急いでるの。」
「次にあったらタダじゃおかねぇからな!!」
「この子に何かしたら末代まで祟るよ?
この場合君が末代なんだけどね」
「どうやら私たちが何もしなくても大丈夫のようね。」
しばらく様子見ね。
「助けてくれて、ありがとう…」
「動かないで!」
男性の方が少し頬を赤くして目を逸らした。
「ほら!
私の目に狂いはなかったわ!
やましい事があるから目を逸らしたのよ。」
「そうかなぁ?
今のは健全な男の子的反応で、邪悪な反応はゼロだったけど。」
えぇ、私も同意見よ。
「パックは黙ってるの。
あなた、私から徽章を盗んだ子、知ってるでしょう?」
「あいや、悪いが全くこれっぽっちも知らない…」
「……」
少し近い距離で睨み合い、というよりは嘘じゃないかの確認のために見つめてる、って感じね。
この後の反応次第では助けないといけないかしら。
「やだ、うそ、ホントにただ回り道しちゃっただけ…!?」
「ふっ、早く追いかけた方がいいよお嬢さん、なんなら手伝って…」
いい切る前にドサ、と倒れる男性。
まどかがすぐにでも助けに行きそうなので止めておく。
「あーあ、無理するからだよ。
どーしよっか?」
「関係ないわ。
死ぬほどじゃないもの。
放っておくわよ。」
「ほんとに?」
「ホントに!」
「そんなこと言って〜、助けるんじゃない?」
「助けない!」
「またまたぁ。」
「絶対の絶対、助けたりなんかしないんだから!」
…えぇ、放置していてもなんの問題も無さそうね。
まぁ、あの金髪の少女は見失ったし、出身が同じのこの男性をしばらくは追いかけておこうかしらね。
あぁ、あの男性、気絶したようね。
「あぁ、もう!
仕方ないわね…!
このまま放置してたらさっきの男の人たちが戻ってきてころしちゃうかもしれないもの!
せっかく助けたのだから死なれるのはあれだし、しょうがなしよ!」
「ほらぁ、助けるんじゃん」
「パックは黙ってて。」
「しょうがないにゃぁ。
それじゃあ、離れた場所でずーっとこっちを見てた二人組に話を聞いてみようか?」
「え?」
「…!!
まどか、バレてるわ…!」
「え、そ、そんな…!?」
「いやいや〜、そーんなに熱烈に見つめられてたら、気付かない訳もないよねー。
それで?
敵意や悪意がないから無視してたけど、どうしてこっちを見てたのかなー?」
…この圧力、ワルプルギスの夜を彷彿とさせるわね…
少なくともパックと呼ばれてたこの精霊?を倒すには私たち二人じゃ無理、ね。
圧の割に弱かったら何とかなるかもだけど…
まぁ、無理ね。
「はぁ、降参よ。
あなた達を見てたのは、そっちの男性がいじめられてるのが見えたから、助けようとしていただけだもの。
その前にあなた達が助けに入ったから様子見していただけで、ね。」
「え、うそ!
それなら私、ほんとにただ時間を無駄にしただけ…!?」
「あ、あはは…もっと早く助けに入ってたら良かったよね…
ご、ごめんね?」
「いえ、別にあなた達が悪いわけじゃないもの…
この男の人が起きるまで少しお話しない?
放置するのは寝覚めが悪いし…
聞きたいこともあるの。」
「えぇ、構わないわ。
その代わり、そっちの子に圧を解くように言って貰えないかしら?」
「ん?
パック!あんまりいじめちゃダメよ?」
「しょうがないね。
じゃあ、僕はあの男の子の枕にでもなってこようかな〜。
どうやらこの二人はあまり心配しなくてもいいみたいだしね。」
そう言うと、パックは巨大化し、人間のようになった。
「…絶妙にキモイわね…」
「ほ、ほむらちゃん!」
いえ、今のは私が悪いけど、本当にふと感じたんだもの…
「それで、聞きたいことって何かしら?」
「私の徽章を盗んだ子についてよ!
何か知ってること、あるかしら?」
「いいえ、申し訳ないけれど、知らないわ。
ただ、何かから逃げてるような金髪の女の子が居たのは見ていたけれど。」
「その子よ!
確証は無いけど、多分その子ね!
どこに行ったか教えて貰えないかしら!
もちろんお礼はするわ!」
「悪いわね、それが、そのタイミングでいじめられてるのを見つけたから、知らないのよ。
ただ、屋根の上に飛び乗ってあっちの方に行ったことはわかるわ。
確かあっちだったわよね?まどか。」
「ふぇっ?
あ、うん!そうだね!
私もそっちだと思う。」
「ありがとう!
このお礼は、いつか必ずするわ!
…あぁ、でもこの男の子にも聞こうかしらね。
決して、決して助けようなんてことじゃないわ!
一人でも多くから聞いた方が確かだもの!」
素直じゃないみたいね。
普通に心配だから起きるまで面倒を見る、と言えばいいのに。
「いやー、この子ってば素直じゃないんだよ。
素直に心配、っていえばいいのにー」
「パック、うるさいわ。」
「まどか、私達は行きましょう。」
「え?ど、どこに?」
「特に決まってないけれど、この付近を散策するわ。
取り敢えず、土地勘を養わないといけないわ。」
うん?
あぁ、男性が起きたようね。
「これは…膝枕…?」
「目が覚めた?」
「なんか、美少女って思ったより毛深いんだな…
って!そんなわけあるかー!!」
そしてパックに膝枕されてると気付いた途端、飛び起きて壁の方に逃げた。
…うん、まぁ、人間サイズの猫のような何かだもの。
その反応もやむなし、よ。
「せめて目がさめるまでしあわせにすごさせてあげようというイキなはからいだよ〜」
「とりあえずその裏声やめて!?
猫とヒロイン間違えるとかありえないから!」
ヒロイン…?
随分都合よく感じているのね…
「いやぁ、こんなに喜ばれると僕もわざわざ巨大化した甲斐があるよ〜」
「喜んでねーし!
…なんか悪かったな。
結局目が覚めるまで付き合ってくれたみたいで。
それに、なんか美少女二人増えてねぇ!?」
「勘違いしないの。
聞きたいことがあるから仕方なく残っただけなんだから。
あなたの怪我を直してあげたのも、目覚めるまでパックを枕にさせてあげたのも、全部私のためだったの。
だから、私の質問に絶対答えてもらうんだから!」
「全力で疚しい感じを出しつつ、普通のお願いじゃね?」
「そんな事ない。
あなた、盗まれた徽章には心当たりあるでしょ?」
「徽章っていやぁ、身分を表すバッチみたいなもんだっけ?」
「真ん中に宝石が埋め込まれていて、このくらいの大きさなんだけど。」
「ごめんだけど、何回聞かれても心当たりはないかな。」
「そう、それじゃ仕方ないわね。
でも、あなたは”なんにも知らない”っていう情報を私に教えてくれたわけだから、ちゃんと怪我を治したぶんの話はしたものね。」
「…はぁ?」
「じゃあ、急いでるから私はもう行くけど、これからは人気のない路地にひとりで入るなんて危ないことするものじゃないわね。
あ、これは心配じゃなくて忠告。
次同じような場面に出くわしても、私があなたを助けるメリットがないもの。
だから、期待しちゃダメだからね!」
それだけ言うと、少し呆気にとられてる男性を置いて走り出した。
「ごめんね、素直じゃないんだよ、うちの子。」
「素直じゃないなんてもんじゃないだろ。
急いでいるのに俺を助けてくれて、尚且つ見ず知らずの俺に負い目を感じさせないように、へったくそなフォローまでしてくれて…
そんな生き方…めっちゃくちゃ損するだけじゃね…!?」
追いかけて行った男性を見送り、私はまどかと一緒にパックと向かい合う。
「それで?
キミたちがあの子に対してなにかしようと言う訳じゃないのはわかってるけれど、それはそれてして、キミたちが何者かは気になるんだよね。
教えてくれる?」
「…そうね、まどかが怯えるから、その圧をかけるのを辞めてもらえるかしら?」
「おっと、これは失礼。
いやぁ、ごめんね?
あの子のことになるとつい、ね〜」
「いいわ。
それで私たちのこと、よね。
そうね…私達もよく分かっていないの。
気が付いたらこの国に居た、というだけよ。」
「どうりであまり見ない装備をしてるわけだ。
その盾も、そっちの子の杖もはじめてみるようなものだし、その服も中々見ないようなものだしね。」
「さて、それじゃあ私たちはもう行くわ。
もう用はないわよね?」
「あぁ、うん。
大丈夫だよ、呼び止めてごめんね?」
「いいえ、構わないわ。
まどか、行きましょう。」
「あ、うん!
わかった!」
ど う し て こ う な っ た ?
我ながら怪文書すぎて笑えてくるね!
本当はスバルきゅんが一度死ぬまで行こうと思ったけど、長くなりすぎるなぁ、と。
一度目スバルきゅんが死ぬところはまどか達の知らない場所で死んでもらいます(原作通り)
死に戻りを自覚してもらわないとどうしようもないので…
ほむらはともかく、まどかなら死にかけてるのを見たら飛び出すと思うので死ぬところに居させられないのだ…
ここまで読んでくれてありがとうございます。
いつになるか分かりませんが、もしよければ次話も読んでくださると幸いです。
ほむらからまどかへの感情は?(これからのほむらとまどかの関係に影響します!)
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