本編後主人公のヒロインと始めるハイスピードメカアクション 作:文才の無い本の虫
「なぁ、簪」
「どうしたの?」
とある昼休み。
教室の机で駄弁っていた時に、俺は何時もの様に切り出した。
「今度の日曜日・・・・・空いてるか?」
「えーっと、うん。空いてるよ」
「じゃあ、二人で何処かに出掛けないか。
「ん、良いよ」
軽い、何時も通りの調子で簪は返してくれる。
その優しげな微笑みに少し顔が熱くなっているのを自覚した。
毎日見ている筈なのにな。
――彼女のこの表情を、俺は一生忘れないだろう。
「ふふ・・・・・思ったよりも、早かったね?」
「・・・・・君が居るからだ」
「・・・・・面と向かって言われると照れる」
それが、俺の本心だった。
「ハッ?!これはかんちゃんに告白しようとする不届き者の気配!!」
「かいちょー。どうせはやぴーだからちゃんと仕事しよーね?」
「・・・・・そうか、621・・・・・お前にも、春が来た・・・・・」
「どうしたんだいウォルター?!身体は若返ったのにボケたのかい?!」
〜~
「ぐ、が・・・・」
『V.Ⅰ!!何が起こっているのですか?!』
頭が痛い。
視界が紅くチカチカと明滅する。
意識が遠のいていく。
【迅!!ここ□危険よ!!ハッキングを受けて▓!!■出を!!】
何をしようとしているのか、Allegory Manipulate Systemを介して繋がっている俺には手に取るように理解った。
「ぐ・・・・・スネ、イル・・・・・逃げ、ろ」
『何を?!』
「狙いは、お前だ!!」
ネクストが、誰かの意思を伴って動き出す。
《FCSエネルギー供給開始、セーフティロック解除》
耳鳴りの様に頭の中に知らない女性の声が響く。
「させる、か・・・・・!!」
Allegory Manipulate Systemの
メインシステムをすっ飛ばして機体制御に介入。
クソ、耳鳴りに加えて情報過多による頭痛まで加わると拷問以外の何物でもないな。
ブースタ起動。
《機体制御に介入?まだ意識が?致死量のコーラルを浴びた筈ですが・・・・・》
「スネイル、を・・・・・やらせるわけには、行かない!!」
武器を放棄し、ブースタの推力で体当たりする様にシャッターを突き破って外へ向かう。
起動試験ということでシャッター付近に人が居なくて良かった。
Overed Boost 起動。
とにかく、距離を。
〜~
「もう一度、言って?」
嘘だと言って欲しい。
私が怒りに任せて引き金を引かないうちに。
「・・・・・V.Ⅰ、速水迅がある機動実験中に生死不明になりました。責任は私にあります」
「『LOADER4』」
「待って下さい。V.Ⅰの救出に貴女の力が必要です」
一旦、『LOADER4』を収納する。
「・・・・・内容は?」
〜~
『総員、準備は良いですね?』
『V.Ⅲ、インフェクション、問題ありません』
『V.Ⅳ、プリミティブライト、大丈夫です』
「LOADER4、何時でも行ける」
『HAL、問題無い』
『――よろしい。では、作戦開始です』
〜~
《ふぅ・・・・・頑丈さには驚かされましたが、イレギュラーたり得なかった様ですね》
《エア、彼女らが来たようです》
《わかっています、
《メインシステム、戦闘モード起動・・・・・レイヴン・・・・・今度こそ貴方と・・・・・》
かんちゃん
主人公にジョブチェンジ。誘拐犯絶対殺すウーマン。
ごす
月のコーラルが消えたのを察知してカーラと一緒に参戦。
エアちゃん
かんちゃんにご執心。オールマインドと一体となった。
主人公
囚われのお姫様ポジ。死んでるかも?