救護の炎は潰えない(一時休止)   作:鮭ノ神

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また連載を増やしてしもた……

まぁ、いいかぁ

始まりますよ~~!


救護騎士団団長!蒼森ミネ!

『ヒーローは遅れてやってくる』

【個性】という超常が生まれ、それを災害や犯罪者であるヴィランから人々を守る【ヒーロー】が登場する現代よりも昔から言われ続けてきた言葉である。

昔は希望の言葉として使われてきたが、今はヒーローを皮肉った言葉としても使われるようになってしまった。

 

『ヒーローは助けを求めても直ぐに助けてくれない』『ヒーローがもう少しだけでも早く来てくれていたら』

 

助けを求め、手遅れになった人々は口々に言う。

 

『ヒーローは俺を助けてくれなかった』

 

ヒーローに失望し(奪う側)になった人々は諦めたように呟く。

 

今日もヒーローの手から救えるはずだった人々がこぼれ落ちていく。

だが……そのこぼれ落ちてゆく人々を一人残らず受け止めようとした者たちがいる……!

これは、このヒーロー社会において全ての人々を救護せんとする者達、【救護騎士団】の物語である!!

 

 


 

 

とある街の朝……気持ちの良いくらいの快晴で、いつものように通勤通学で人々が行き交っていた。

そして、その頭上の高層ビルの屋上にはある一人の女性が街を見下ろしていた。

 

170近い長身に、腰まで届くほどの滑らかな水色の髪、髪色と同じ色彩の二対の天使を想起させる翼に頭上に浮かぶ特徴的な模様の輪。

ロングスカートにビブエプロンを備えたいわゆるクラシックタイプの服装に、中心に赤い十字の入ったナースキャップをかぶっている。

そして右手にライオットシールドを、左手に白とピンクのカラーリングのM1887*1を装備していた。

彼女の名は『蒼森ミネ』救護騎士団の団長である。

 

そんな彼女は何かを見つけると、右耳に装着していた黒い通信機で何かを話した後に、屋上から勢い良く飛び出していった……

 

 

 

 

◆◆◆

 

「救護対象を確認!救護を開始いたします!」

 

『了解しました!私達も向かいます!団長、お気を付けて!』

 

通信機で連絡した後、私は屋上から飛び出した。

向かった先は、目の前で黒煙の上がっている銀行。周囲の様子からおそらく立てこもり事件だろう。

正面からはシャッターと周囲の人だかりからみて困難……ならば!

 

 

窓ガラスから!

 

 

ガシャーーーン!!!

 

 

「!?な、なんだぁ!?」

 

救護対象は……着地地点付近に四人と人質と思われる方々の近くに二人!

 

「て、てめ「救護ッッ!!!」がぁ…ッ!」

 

バキッ!!

 

「救護ッッ!!!」 「ぶげぁ!!」

 

ダァン!!

 

「救護ッッ!!!」 「デッッ!?」

 

ドベン!!

 

「救護ォッッ!!!」 「タコスッ!!」

 

ダゴォッ!!

 

残り二人!

でも進行方向的に相手にできるのは片方……なら!

 

「墳ッッ!!」

 

盾を……投げる!

 

「ゴボッ…ッ」

 

「ひっ……な、なんだよお前「救護ッッ!!!」わがッッ!?」

 

 

救護……完了!

 

 


 

 

その後は駆けつけてきた団員達に指示を飛ばして、ヴィランの方々を私達救護騎士団本部に届けてから、再び救護対象がいないか探す。

 

そして【田等院商店街】という所にやってきたところ……なにか異様な雰囲気がした。

 

あちらこちらから黒煙が上がり、時々爆発音のような音が聞えてくる。

救護対象者の気配を感じ、その音のする所へ行ってみると……そこにいたのは

 

ドロドロとした何者かに操られている一人の少年の姿だった。

 

「なっ……!救護しなくては!」

 

そうして私が飛び出そうとしたその時

緑髪の少年がその操られている少年へと駆け出していった。

 

 

◆◆◆

 

助けなきゃ!かっちゃんを助けなきゃ!!でもどうやって!!とにかく引っ張り出さなきゃ!! 

 

「なんでッ!?てめぇッ..!!」

 

「脚が勝手に!!なんでって、わからないけど!!」

 

怖い、涙が止まらない....でもッ!助ける!!絶対にっ!!かっちゃんを!!!

 

 

「君が..助けを求める顔してたっ....!」

 

 

「この..もう少しなんだから邪魔するなァ!!」

 

ヘドロの腕が振り上げられる。あれで殴られたら確実に死ぬ…!でも自分だけ逃げるなんて出来ない!

ダメ元で腕で攻撃を防ごうとした時

 

ヘドロの腕が後ろから出てきたシールドに防がれていた。

 

「あ、あなたは!?」

 

「私が攻撃を防ぎます!その間にあなたはそこの彼を!」

 

「は、はい!」

 

防いでくれている間に、なんとかかっちゃんを引っ張り出す事が出来た…!

 

 

そして、引っ張り出したのを確認すると、ミネは腰を落としこぶしを握り力を溜めた

 

 

「そこの少女!わたしが合わせる!思い切り振りぬけ!」

 

すると後ろから一瞬で何かが近づいてきた。

 

 

『救―――護!!!!!」

 

DETROIT(デトロイト)―――SMASH(スマッシュ)!!!!!』

 

凄まじい轟音と共に二つの拳がヴィランへと炸裂した。ヘドロのヴィランはなすすべなくその身体を辺り一面へと飛び散らせ、さらに二人の拳の風圧で天候が変化しポツリポツリと雨が降り始めた。

 

「救護……完了…!」

 

 


 

 

…さて、無事救護も完了しましたし…あの緑髪の少年とお話しするとしましょうか。

 

「まったく!無茶にも程があ「すみません、通してください」なっ!?ちょっと!」

 

なにやら言っていましたがまあいいでしょう。

 

「あ、あなたは守ってくれた…」

 

「蒼森ミネと申します、貴方の名前は?」

 

「み、緑谷 出久です」

 

「出久さん、先ほどの立ち回り、お見事でした」

 

「で、でも…僕勝手なことを」

 

「例え勝手だとしてもあのように自身を顧みずに助けに行けるのはなかなか出来ない事です。十分に誇ってください」

 

「…ッ!はい!」

 

そうして話終えると、私は救護騎士団の本部へと駆け出していった……

 

 

 

 

*1
ウィンチェスターのレバーアクション式散弾銃。




……心配だ…

「ここはこんなセリフに変えた方がいい」などの意見はじゃんじゃん下さい。
お願いします。

何とか頑張って書くので応援よろしくお願いしまっす!!

それではまた次回!
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