無傷の撃墜王と北欧の旋風のパイロット、魔女の世界へ   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第一話

 

 

 

「人が飛んでる?どういう意味だ?」

 

俺は訳もわからず、謎の航空機と生身の人間が空を飛んでいるのを見る

どうやら、生身の空飛ぶ人間は謎の巨大航空機に対して攻撃しているようだった。

 

「それで、イッル?どうするんだ?攻撃に参加するか、あるいは、逃げるか」

 

『……待ってくれ、無線機が繋がらないか試してみる』

 

イッルがメルスの無線機を弄り回して無線が繋がらないか試行錯誤するらしい

まぁ、それはいい判断だろう。すると、何とか途切れ途切れだが聞こえた

 

『器ーー大きいーーはーーちょーーことなーー気にするーーないんだーーそうーー私ーーたいにーー雨がーーにしないーー風がーーてもーーないーー槍ーーもーー気にーー無いーーふぶーー気にーーないーー』

 

『………何の歌だこれは?』

 

「知らんよ。イッル……」

 

っていうか、この無線機の声…女の声だったな。

しかもまだまだ幼さが残ってそうな

ってかどう言うコンセプトの曲なんだよこれは

 

「って、ちょっとデカイ航空機撃墜してるな……それで、どうするよイッル?攻撃するのも構わんが空飛ぶ生身の少女からも攻撃されかねない事態も起きそうで怖いが」

 

『まぁそうだな……って、あれ、危なくないか?』

 

イッルは、単騎で突撃する少女?を見ていた。

って、ちゃんと周り見てるのかあれ……上からも来てる気が……

 

「イッル、どうやらこれを見過ごすわけにはいかなくなった様だ。ちょっくらいってくる」

 

『ハァー……アーク、突撃癖はいまだに治って無さそうだな。お前第二人格ありって噂されてたぞ』

 

「はぁ?俺に第二人格?誰のだよ?」

 

『勿論ソビエト版の人格だ。噂してたのはニパだが』

 

「……帰ったらчисткаしてやる」(^ ^)

 

満面の笑みでちょっと出てきたソビエト語だが、それは無視して単騎突撃した少女の方へと操縦桿を倒した。

 

 

 

 

 

「たああああああ!!」

 

小型ネウロイを単騎で攻撃していた“ニパ“ことニッカ・エドワーディン・カタヤイネン。

 

『ニパ!おいニパ!ちょっと前に出過ぎだ孤立しているぞ!』

 

「わ…分かってるよ!けどここでこいつを仕留めておかないと…!」

 

そうして攻撃していた小型ネウロイを撃墜するも、突っ込みすぎて孤立したところに小型ネウロイが上から現れた。

 

「っ!」

 

突然現れた事によりすぐに機関銃を小型ネウロイに向けることが難しかった。

すると突然、小型ネウロイが銃撃をくらい爆発した

 

「!?」

 

突然爆発した小型ネウロイに困惑する“ニパ“。

それと当時に、一機の戦闘機が“ニパ“の目の前を通り過ぎた

 

「戦闘機……?」

 

それは“ニパ“も見た事がない戦闘機であった。

その戦闘機はそのまま飛び去っていった

 

「…………」

 

「おーい大丈夫かニパ?」

 

「………“イッル“」

 

後ろから“イッル“ことエイラ・イルマタル・ユーティライネンが飛んできた。

大丈夫かどうか確認しにきたようだった

 

「今のはちょっと危なかったな」

 

「い、今のはあの戦闘機に助けられたけど……」

 

「戦闘機?本当かニパ?」

 

「本当だよ!さっき目の前を通り過ぎていったんだ!」

 

「ふぅん……まぁ単騎で突っ込みすぎたか今日のおやつもらおうかな」

 

「はぁ!?嫌だよ!今日のおやつは私の大好きなブルーベリータルトなんだぞ!何でイッルにあげなきゃいけないんだよ!!」

 

「あれ美味しいよな〜私も大好きだ〜」

 

「聞けよ人の話!絶対にあげないからな!」

 

と仲が良い(?)雰囲気を醸し出している所に邪魔者が現れる。

上空には小型ネウロイとさっきの“ニパ“とほぼ同じ状況位陥ってしまっていた

 

まさにその時、また小型ネウロイが爆発した。

小型ネウロイを撃墜した“ニパ“の言っていた戦闘機とは違う戦闘機が通り過ぎていった

 

「………もしかしてあれか“ニパ“?」

 

「え?いや、もっと翼がシュッとしてて綺麗な方だったような……?ってかあれってメルス?」

 

「…………」

 

困惑している“ニパ“と“イッル“。

戦闘機部隊の方で配備されているメルスはこの空域に来るって聞いてなのになぜかいる

と言うか戦闘機がこの空域に来ることは殆ど無い

 

「でも、ネウロイでも無かったし……一瞬だけどパイロット?の顔は見れたけど……」

 

「へぇ、どんな顔だったんだ?」

 

「うーん……ゴーグルとマスクしてたからよくわからなかったけど……ネウロイでは無さそう…多分」

 

「多分て……」

 

そう言っていると、インカムから声が聞こえた

 

『二人とも大丈夫?』

 

「ハッセか?」

 

『ピンポーン♩さっきの小型ネウロイ撃墜しようと思って構えてたら突然爆発しちゃったけど、何かあった?』

 

「あー、多分さっき私と“ニパ“の目の前を通り過ぎた戦闘機の仕業だと思う。二機のうち一機はメルスだった」

 

「戦闘機?メルスがこの空域に何でいるんだろ?……まぁそれは良いとして、二人のおやつを貰おうと思ってたけど無しになったかな」

 

「ふざけんな!!」「絶対やんないからな!!」

 

「あはははは!冗談だよ冗談」

 

空の上であっても、冗談を言い合えるのはやはり仲の良い印だあろうか

 

「それよりもあの戦闘機とやらに無線を入れてみる?丁度目の前にいるよ」

 

「ホントだ……私が無線を入れようか?」

 

“イッル“が、戦闘機二機に無線を入れる

 

「あーあー、こちらスオムス空軍のーーー」

 

 

 

 

一方、フィンランド組は

 

『さっき一瞬だが、少女の顔を見れた。ありゃまだまだ若いな』

 

「まぁ確かにそうだったな。それで、どうすよ?あの少女等、ずっとこっちを見てるが」

 

『……どうやって意思疎通を取れば良いんだ?無線機なんてずっとこの調子だが』

 

イッルはいまだにポンコツ無線機に苦戦しているようだった。

それか向こう側との周波数が合って無いのかもしれんが……

 

ザザッ……

 

『少し待て…もうちょっとか……お、少しながら聞こえたぞ』

 

どうやら無線機が少しながら繋ぐ事ができたようだった

 

『あーーこちーースオーー空軍ーー』

 

『空軍だと?』

 

少し耳を疑ったが、それは良いとして、どうやら友軍か否かの無線らしい

どうやら初邂逅はこの空域で始まるようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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