シン・南斗の拳 俺達の戦いはこれからだ!   作:マジカル☆さくやちゃんスター

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第十四話 今日より明日なんじゃ

 リュウロウから風力発電のイロハを学んだサザンクロスの技術班は、早速KINGシティから少し離れた場所に大規模な風力発電施設を造り始めた。

 リーダーはグルマで、流石元社長だけあって人を上手く使ってせっせと頑張ってくれている。

 そして何より役に立つのがデビルリバースだ。

 重機が貴重なこの世界では重い物を持ち運ぶのは至難の業である。

 しかしデビルリバースならば石ころ一つ除ける程度の労力で家サイズの物を動かせてしまうのだ。

 ちょっとした砂遊びの延長で地面を耕すもよし、大量の荷物を持ち運ばせるもよし、国境に立たせて威圧に使うもよしの超万能選手デビルリバース。

 それでいて謎の超省エネ。ずっと監獄に放置されて生きていただけあって、デビルリバースにとっては僅かなはずの食事量でも全然問題なく活動してくれる。

 ……いや、マジでどうなってるんだこいつ。やっぱ人間じゃないだろ。

 現在は特別製の、デビルリバース専用の鎧を着せてるんだが、もうエヴァンゲリオンだろこれ。

 それはともかく、風力発電の建設は順調だ。

 なのでリュウロウには対価として数か月の保存食と水、それらを積める乗り物と、サザンクロスで流通している通貨を渡しておいた。

 今はこの先の旅で使う予定の車に荷物を積め込んでいる最中だ。

 ケンシロウは原作で仲間の危機に大体間に合わないが、それは徒歩だからというのが大きいと俺は思っている。

 だから車とガソリンをこちらで用意したわけだ。

 元々戦地で運用されてたらしい防弾仕様の小型トラックを改造して中に居住空間を用意したもの……まあつまりキャンピングカーだ。

 ケンシロウは野宿でもいいだろうが、連れのリンとバットはまだガキだしな……このくらいのサービスはしてやってもいいだろう。

 小さくてあまり快適ではないかもしれんが、大型トラックなんかを使うとそれだけでヒャッハーに発見されてエンカウントする確率が一気に上がるから、これが限界だ。

 効果があるかは分からんが、一応荒野で目立たないようにトラックのカラーリングは荒野に合わせておいた。

 また、岩などに擬態できるようにカモフラージュ用のカバーを数種類荷物に入れてある。

 車を停める時に被せて、周囲の景色に溶け込ませれば少しはヒャッハーから発見される確率も下がるだろう……多分。

 それでも発見されたら、その時はまあ頑張れ。

 道中のメンテナンスに関してはリュウロウができるというので、こちらから技師を派遣しなくていいのは楽でいい。

 

 一方ケンシロウは先にサザンクロスを離れた。

 奴は元々、バットの育ての親であるトヨの仇を討つためにジャッカルを追い回していたのであり、その先でデビルリバースをスカウトしに来た俺と遭遇しただけだ。

 なので一足先にバットの待つ村へ帰り――何故かその後普通に帰って来た。しかも子供達を連れて。

 この子供達はトヨが面倒を見ていた連中か。

 ついでにバットと……うげ、天帝(リン)もいる。

 この娘も大分厄ネタなんだが……まあ、ユリアに比べたら全然マシか。

 危なくなると「ケーン!」と叫んでケンシロウを召喚するマイクラのスカルクシュリーカーみたいなもんだし、少なくともユリアみたいに周囲の好感度を謎にバグらせたりはしない。

 

「シン、頼む……この子達に安心して暮らせる場所を用意してやってくれ」

「……いいだろう。子供を欲しがっている村人は俺の領に何人もいる。そういう連中の所に養子として出してやる」

「恩に着る」

 

 こんな時代だ。子供を失ってしまった夫婦など珍しくもない。

 そういう奴等に預けてやれば、悪く扱われることはないだろう。

 俺は預からないのかって? 無理無理、俺は子育てに向かん。

 ところで、ケンシロウってこの後どこ行くんだろうか。

 原作だと子供達をマミヤの村に預けて、そこで子供を預かる対価として村の用心棒として雇われる、という流れだった。

 しかしその子供を俺が預かってしまったし、この後のケンシロウの行動が読めないな。

 後、レイって確か今は牙一族に雇われてるんだったか?

 というか、ロフウとの戦いの後すぐにでもサザンクロスに来ると思ってたんだが、なかなか来ないな。

 俺からのメッセージは届いているはずなんだが。

 ……まあ、無理にレイとケンシロウを合流させようとかは思わなくていいか。

 レイは七つの傷の男を探しているんだから、そのうち嫌でもケンシロウまで辿り着くだろう。

 いや、むしろ辿り着かない方がいいのか? 合流=死亡フラグだし。

 それより、ここは俺の死亡率を下げる為の布石を打っておこう。

 

「ケンシロウ、折角KINGシティまで来たんだ。少し付き合え」

「手合わせか?」

「いや、そうではない……城を出て少し行った場所に美味いビーフカレーを出す店がある。こんな時代だ……もう随分食べてないんじゃないか?」

「何!? ビ、ビーフカレー!?」

 

 俺の言葉にケンシロウがクワッ、と目を見開いて反応した。

 ケンシロウの好物はビーフカレーだ。

 だが何せ今は世紀末。暴力が支配する時代だ。

 核戦争の日以来、ビーフカレーなんてもうずっと口にしていないはずだ。

 もう食べられないと思っていた大好物が、このKINGシティでは食べることができる。

 それだけでケンシロウの中でのKINGシティの価値は爆上がりだ。

 そしてこの町は、俺の統治が失われれば他の勢力に蹂躙される。

 となれば、俺が多少の悪事を働いてもケンシロウが俺を殺しに来る可能性が一気に下がる……かもしれない。

 

「あ、あの~」

「ん?」

「へ、へへへへ。KING様! いよっ、男前! いやーハンサムですなあ! 貴方こそまさに王の中の王!」

「ビーフカレー……」

 

 何か、バットが露骨に媚を売ってきた。

 そういや初期の頃のバットってこんなんだったっけ。

 俺がラオウじゃなくてよかったな。ラオウだったら媚を売った瞬間殴られたぞ。

 

「フッ、口の回る小僧だ。安心しろ、そんな媚びなど売らんでもお前達の分くらい俺が払ってやる」

「さっすがあ!」

「ビーフカレー……」

 

 ケンシロウ達を連れて城を出る。

 KINGシティは元となったゲッソーシティがかなりいい環境だったのもあって、戦前とまでは言わないが今やかなり大規模で洗練された町となっている。

 道は整備されており、あちこちに木が植えられ、花壇からは花が咲いている。

 人々は働き、公園では子供が遊び、地下では今日もヒャッハーが鞭打たれている。

 拠点という点では、俺はどこの勢力よりも恵まれた環境にいるだろう。

 というかラオウやサウザーは少しは民を育てて発展させることを覚えろ。

 あいつ等、シムシティとかやらせたら絶対クリアできずに詰むわ。

 

「うっひょー、すげえ町! なあケン、俺達ここに住まねえか?」

「ビーフカレー……」

「それは無理だ小僧。既にこのKINGシティは定員オーバーしている。無理に住んでも家がないから路上で寝る羽目になるぞ。まあ、宿くらいはあるから無理に住めないことはないが、タダではない」

「ちえー、なんだよそれ。じゃあガキ達はどこで暮らすんだ?」

「比較的環境のいい村を選び、子供を欲しがっている家庭に引き渡す手筈になっている。

そう不満そうな顔をするな。今はまだKINGシティに遠く及ばないが、リュウロウのおかげで全ての村に電気を届けられるようになる日もそう遠くない。そうなれば生活環境は一気に改善する。

少なくともサザンクロスの外とは雲泥の差だぞ」

「ビーフカレー……」

 

 この時期のバットは少し小物臭く、狡賢くて自分勝手な面もあるが年齢を考えれば驚くほど賢い。

 変な宿命も持ってないのでかなり話しやすい印象だ。

 ところでケンシロウがさっきからおかしい気がする。

 こいつがおかしいのはいつもの事と言われれば、それはそうだが。

 

「わあ、公園! お花も一杯!」

「公園というのは子供が効率的な身体の動かし方や、危険を学ぶのに適している。

平均台は平衡感覚、雲梯は腕の力、ジャングルジムは全身のバランス、鉄棒は全身の筋肉の使い方、跳び箱は跳躍力。公園では遊びを通し、そうした物を自然と学ばせることができる。そうして得た下地は将来の運動能力に繋がるだろう」

「ビーフカレー……」

 

 KINGシティの公園には、現代日本なら危険だから撤去しろとクレームが入るようなのも多数置かれている。

 しかしこんな時代だ。多少危険でも、それらの遊具を通して身体を鍛えた方が将来役に立つだろう。

 あれも危険これも危険と何でもかんでも縛って、家の中ばかりで過ごした子供は将来軟弱に育ってしまい、それはこの世紀末では食われるだけの餌になることを意味している。

 

「なあKINGさん、あの建物は何だい?」

「闘技場だ。腕に覚えのある者達が日夜実力を競い、高め合っている。

優れた闘士は栄光と金を手に入れ、我が軍に好待遇で登用されることもある。

餌をぶら下げて競い合わせることで各々の実力が伸び、それはサザンクロスの防衛力の向上に繋がるのだ」

「へえー……」

「見て行くか? 闘技場では賭けも行われている。

今は丁度、俺の弟子が参加していてな……最低でも上位三位以内に入ってこいと命じてある」

「面白そうだな!」

「ビーフカレー……」

 

 今、闘技場ではダンネが頑張っているはずだ。

 勿論ルールとして殺しはなし。不慮の事故で深刻な怪我が残ってしまう場合はあるが、そんな柔な育て方はしていない。

 今のダンネでも落ち着いて実力を発揮すれば上位三位は固いし、ちゃんと考えて戦えば一位も狙えるはずだ。

 

「ふむ。ならば……」

 

 少し予定変更して闘技場を見に行こう。

 そう思い、ルート変更をしようとした俺の肩を、ケンシロウが掴んだ。

 

「ん? どうしたケンシロウ」

「シン……優しく、そして強い男……」

「…………」

「技の切れ、流れ、速さ……どれを取っても非の打ち所なく、あのジャギでさえ認めていた……ビーフカレー……」

「お前さては世辞が下手だな?」

 

 その台詞はえーよ。それ、トキに対して言う言葉だろうが。

 まあケンシロウの意図は分かった。

 苦手なお世辞を言ってでも、今はビーフカレーを食いたいんだな。

 MAD動画で雑に最後に貼りつけたみたいにビーフカレーを要求するな。

 

「すまん小僧、ケンシロウが限界のようだ。先に食事にしよう」

「あ、ああ、そうだな……こんなケン初めて見たぜ」

 

 おかしいな、ケンシロウってこんな奴だったっけ?

 ……こんな奴だった気がするな。

 

 

 店に入ると一番いい席に案内され、手書きのメニュー表が渡された。

 印刷技術に関しては、シスカが使っていたと思われるコピー機が数台あるものの、それは城で使っているのでまだ民衆まで行き届いていない。

 優先順位も食料や水、戦力補充に人材補充、エネルギー問題といった急務と比較してしまうとどうしても低くせざるを得なかったので今のところ、民が物を書く時は手書きで、増刷もできない。

 それなりに綺麗な文字で色々な料理が並んでおり、バットとリンは目を輝かせている。

 

「おいおいカツ丼があるぞ! 肉あるのか!?」

「ああ。サザンクロスでは畜産業も復興させている。とはいえまだまだ肉は貴重で高い。

だから安価な大豆ミートで作ったカツ丼(並)と、本物の肉を使用したカツ丼(特上)とで値段が大きく違う」

「あ、本当だ……並の方は肉じゃないのかよ。よく見ると凄え小さい字で大豆ミートですって書いてあらあ……」

「他の品も同じだ。肉を使う料理で並と特上がある場合は、並は大豆ミートと思え」

 

 この辺は店側の必死の努力だな。

 肉はまだまだ貴重だから安く売ることはできない。

 しかし戦前の肉料理を皆に食べさせたい。

 その結果、料理人達は自然と大豆ミートへと辿り着いていた。

 別に俺が命じたわけじゃない。

 

「あれ? じゃあこのビーフカレーも……」

「ああ、並の方は牛肉のように見える大豆ミートカレーだ」

「やっぱそうなのか」

「だがそう侮るものではないぞ。ルーは牛肉エキスを使用した共通のものだから牛肉の味はしっかりするし、先入観を捨てて目を閉じて食べ比べてみれば意外とどちらが大豆か分からんものだ」

 

 ぶっちゃけ味の違いが分かるようでなければ、単純に値段の安い方を選ぶ方が得だ。

 そう語っていると、ケンシロウが俺の肩を掴んだ。

 

「シン……優しく、そして強い男……」

「お前それさっきもやっただろ……分かった分かった。何でも頼めと言ったのは俺だ。特上でも構わん」

「ありがとう」

 

 ケンシロウって意外と遠慮を知らないな。

 こいつ、特上を選ぶことしか考えてなさそうだぞ。

 

「わあ、ケーキもある……」

「遠慮せず好きな物を頼め」

「おおっ、それじゃ……」

「だが食い切れん分を無理に注文した場合は覚悟しておけ。注文した以上は無理矢理でも食わせるぞ」

「うぐ……」

 

 サザンクロスでは食料に余裕があるとはいえ、それでもこの世紀末で食料は貴重なんだ。

 無駄にする奴は許さん。

 食べ切れなかったらテイクアウト? その手もあるにはあるが、最初から食べ切れないこと前提で頼むな。

 それにテイクアウト用メニューはちゃんと別にある。

 

「ご注文はお決まりになりましたか?」

「俺カツ丼特上! それと水」

「私、チーズケーキ! 後……ミルク!」

「ビーフカレー特上……水……」

「レモネード一つ」

 

 バット、リン、ケンシロウ、俺の順で注文を入れる。

 ちなみに水は有料だ。当然だよな?

 水道捻ればいつでも飲める水が出る時代じゃないんだ。

 

「あれ? シンさんは食べないの?」

「俺は城で食うからな。ここで腹に入れては、後で食えなくなる」

 

 俺がレモネードしか頼んでないことをリンが不思議がっているが、我、王ぞ? KINGぞ?

 後で城で食べるに決まってるだろ。

 むしろここで食ったら、夕飯を食い切れず残してしまう。

 

「それでケンシロウ……この先、どうするか決まっているのか?」

「……? ビーフカレーを食べる」

 

 そうじゃねえよ。いい加減元に戻れ。

 

「今後の目的や行動方針の話だ」

「……分からない。ユリアを失ってしまった今、俺にはもう何の目的もない」

「ケン……」

 

 ケンシロウはここまで、ユリアを取り戻す為に戦っていた。

 だがそのユリアが死に(実際は死んでないが)、これからどうすればいいか分からなくなっているようだ。

 リンは不安そうにケンシロウを見上げている。

 

「ならば時代から目を背け、鍛え上げた拳を使うこともなく、そこの小僧や小娘と共に安穏と暮らすか? それもいいだろう」

「いや……」

 

 ケンシロウは固く拳を握り、自らに言い聞かせるように言う。

 

「今もどこかで誰かが泣いている……涙を笑顔に変える為に、俺は戦わねばならぬ。

それが北斗神拳伝承者たる、この俺の宿命……」

「そうか……ならばサザンクロスの外へ行くがいい。俺の支配域は平安を取り戻しているが、外は未だ暴力が支配する地獄のままよ。お前の拳を必要とする者はいくらでもいる」

 

 ケンシロウがサザンクロスの外で邪魔な勢力を潰して回ってくれるのは、俺としては大歓迎だ。

 厄介な勢力が減れば、その分サザンクロスの領土も増やしやすくなる。

 とはいえ、今はまだ緩衝地帯を取る気はない。

 今そこまで勢力圏を広げてしまうと、拳王領土、聖帝領土と隣接して二面を警戒しなくてはならなくなる。

 俺達に挟まれる形になってしまったアスガルズルには悪いがな。

 だがその緩衝地帯にケンシロウが行って暴れるならば、この膠着状態を改善する切っ掛けとなるだろう。

 

「だが心しろ、ケンシロウ。お前は戦えば戦うだけ、悲劇を目の当たりにすることとなる」

「悲劇を……」

「そうだ。お前は確かに救世主になれる男だ。だが救世主に何が必要か分かるか?」

「悪党を倒す力……」

「違うな……『救われるべき世』だ」

 

 宿命などクソ喰らえだ。しかし俺の見たところ、ケンシロウはその宿命とやらにこの世界の誰よりも縛られている。

 どこで聞いたかは忘れたが、主人公というのは神の操り人形だ。

 全ての事象が主人公を引き立て、活躍させる為にある。

 この世界を物語などという気はないが、確かにこの世界には天の意思があって、それはケンシロウを中心に動く。

 恐らくケンシロウは救世主になれる男という評価は正しくない。

 正しくは……救世主に()()なれない男だ。俺はそう思っている。

 

「『英雄(ヒーロー)は遅れてやってくる』と言うが、あれは違う。遅れてやって来なければ英雄になれないのだ。誰も見ていない場所で敵を倒しても誰も感謝せず、『知られざる英雄』になれても、人々が認める英雄にはなれない」

「それが一体……」

「お前も同じだということだ。救世主が救世主足り得るにはそれに相応しい舞台と悲劇が必要だ。

だからお前が進む先には悲劇が積み重なる。これはお前が自身の宿命を乗り越えない限り変わることはない……決してな」

「…………」

 

 これが俺の考えすぎならそれでいい。その時は笑ってくれ。

 ありもしない宿命や運命に怯えた小心者として、嘲笑の的になるのも悪くない。

 俺は喜んで道化となろう。

 しかし、そうでない可能性がある以上忠告せずにはいられない。

 

「それでもいいならば……西へ行け、ケンシロウ。そこは俺も聖帝も、拳王も支配していない空白地帯となっている。

女の街アスガルズル、牙一族、奇跡の村、UD軍……いくつもの勢力が点在し、競い合っている混沌の大地だ」

「混沌の地……」

 

 現状の三すくみ状態は俺にとってあまり望ましいものではない。

 何故なら俺は後ろ……東北側を最後の将に塞がれてしまっているせいで、これ以上領土を広げようにも広げられないからだ。

 一方ラオウとサウザーは緩衝地帯を無視してもまだまだ別方向に領土拡大ができるので、この状態が続けば続くほどサザンクロスが不利になる。

 なので、何とかケンシロウに掻き回して欲しい。

 そうこう話していると、それぞれ注文した物が届き、そこで会話は一度終了となった。

 

 ちなみにケンシロウは、五杯もおかわりした。しかも大盛で。

 お前少しは遠慮しろよ。

 

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ちなみに種籾じいさんはサザンクロスのどこかで元気に種籾を育ててます。

 

【エヴァと化したデビルリバース】

ただしエヴァのようにスラッとしていない。超マッシヴ。

どちらかというとマジンカイザーとか、そっち系。

 

【リン】

天帝の片割れ。

片割れというか原作での描写を見るに天帝としての素質はほぼリンが持っているので本体。

天帝の設定がなかった(と思う)頃の劇場版でも謎オーラを発してラオウを撤退させたりとやばい。

当時からリン=天帝設定あったっけ……?

脅威のケンシロウ召喚能力を持ち、「ケーン!」と叫ぶだけでケンシロウがどこにいても駆け付ける。

その様はまさしく世紀末スカルクシュリーカー。

しかもスカルクシュリーカーと違って一か所に留まらず、時には自らがケンシロウ追尾ミサイルと化してケンシロウと合流する。

危険だからと村に置いて旅立とうが、誰かに預けようが、それでもケンシロウ目指して勝手に移動して合流する。

 

【バット】

ボールの棒。

ケンシロウの弟分だが、実際旅のあれこれを工面しているのは彼だと思われるので弟という名の保護者。

ケンシロウが寡黙なので、彼がいないと話が回らない。

お調子者で意地汚いが、世紀末という環境を考えれば凄いマトモな部類。

第2部では逞しくてハンサムな青年となったが、その顔は明らかに「強敵(とも)入りして死にそう」系の顔。

最終回でドリルで穴だらけにされて死んだ。でも蘇生した。

何だかんだ凄いやつ。

 

Q、カレーのスパイスなんてどこから確保したん?

A、家庭菜園が趣味だった村人などを集めて栽培させている。

後は核戦争を生き延びた地下施設(かつて地下街だった場所など)からサルベージしたものも。普通にレトルトカレーや市販のカレールーなども多く見付かっている。

今ある食料(缶詰や保存食)はいずれ尽きる……早い段階でこういうのに取り組まないとガチで詰むので色々大変。

 

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