シン・南斗の拳 俺達の戦いはこれからだ!   作:マジカル☆さくやちゃんスター

16 / 56
【在りし日のスペード】
周囲からの差別や孤独や嫉妬に負けず、大怪我や獄中生活(冤罪)も乗り越えて代表選手に上り詰める。
全財産を投げ打って生まれた町に水道を引く
子供達の為に学校を作る
病院も建てる
顔は最初からヒャッハー族


第十六話 拳王に膠着はありえぬ。三すくみなど打ち砕いてくれるわ

 千客万来。私の苦手な言葉です。

 なんておちゃらけてみたが、実際はそんな事を言う余裕もないくらい、ちょっと不味い事になった。

 現在、サザンクロス国境に位置する砦の中――その会議室で俺は、何故か数人の権力者と同時に顔合わせをする羽目になっていた。

 俺から見て右の席に座るのはアスガルズル二代目女王のユウと、その護衛を務める隻眼美女のフリーダ。

 左に座るのはUD軍リーダーのユダ。

 そして俺の対面には……聖帝軍トップにして南斗六聖の頂点、サウザー。

 あ、ついでに俺の後ろではこの砦の責任者をやらせているダイヤ(本名・山村たかし)が肩身狭そうに縮こまっている。その隣にはレイもいて、ユウの方を心配そうに盗み見ていた。

 さて……何故こんな事になってしまったのだろう。

 まずはそこから振り返ることにしよう。

 

 前回のレイの訪問から一月くらい経っただろうか。

 あれから落ち付きを取り戻したレイはKINGシティに留まり、今はスペードを殺してしまった償いも兼ねて俺の軍の協力者という位置付けになっている。

 リュウガの件は、まあ、その……元気出せ以外に言える言葉がない。

 一応、何の慰めにもならんかもしれんが、聞いた話によるとリュウガは汚らしく爆死したというので、まあそれで何とか溜飲を下げてくれとしか……。

 十字の形に秘孔を突かれて爆発したんだと。いや、それ、ドラマ伝で没くらったシンの死に方……。

 ユリアの兄をそんな惨く殺すのか、と思ったがケンシロウがその事を知ったのは秘孔を突いた後だったらしいので、手心を加えてやれなかったんだとか。

 そう思うと、原作のシンって何だかんだでケンシロウに情を持たれてたんだな。

 で、レイの扱いだが、実質サザンクロス所属で俺の傘下ではあるが表面的には協力者としている。

 何故そんなややこしい事をしているかといえば、南斗六聖拳が一つ、南斗水鳥拳と義星の価値を落とさない為だ。

 俺は丁度空席になったスペードの席にでも就けようと考えたんだが、クイーンの提案で方針転換した。

 『六聖拳が手を組んだ』と『六聖拳が他の六聖の部下になった』ではやっている事は同じでも、そこから生じるイメージが違う。

 南斗六聖はそれぞれ、108派の流派を傘下に持つ。つまりレイも本来は俺やサウザー、ユダやシュウと同じく組織を率いる側の立場なのだ。

 それを部下にしてしまうと、六聖の名が持つ『格』に罅が入る。

 俺自身もまた六聖の看板を使っている身……その看板を自ら破壊するのは避けるべきだろう。

 六聖の格を下げてしまえば、下にある108派に混乱が生じてしまうのも問題だ。

 六聖を部下にできるとしたら、その中でも頂点に君臨する将星、即ちサウザーくらいだ。

 慈母星? いや、アレは普通に俺達と同格だし。何か勝手に南斗極星名乗ってるけど、普通に極星は将星で、残る五星は衛星だから慈母星軍の主張って割と意味不明なんだよな。

 五車星は慈母星を極星だの永遠の光だのと持ち上げているが、あくまで(五車星にとっては)極星、(五車星にとっては)永遠の光、というのを忘れてはいけない。

 あるいは原作では他の六聖が全部死んだ後だったから、自動的に繰り上げで極星になったのかもしれない。

 話を戻すがレイは現在アイリと共に城に住ませているが、いざという時に六聖拳の力を借りられるのは頼もしい。

 それを思えばこのくらいの世話は見てやってもいいだろう。

 あ、ちなみに原作通りケンシロウと合流させるとかはなしの方向で。それやったら死にそうだ。

 ダンネもレイには結構懐いているようで、暇を見てはレイに組手をしてもらっている。

 で、レイはレイでダンネを見て『少し前に別れたユウという娘を思い出すな』とか言って、よく面倒を見ている。

 そういや男装美少女って点でキャラがモロ被りしてるな。今はどっちも男装してないけど。

 

 で……噂をすれば影ってやつなんだろうな。

 サザンクロスは国境に沿うようにして、ある程度の間隔を空けて砦を築いているんだが、そのうちの一つであるダイヤが責任者を務める砦から、伝書が届いた。

 そいつが開けてビックリ、何とアスガルズルの二代目女王様自ら、護衛を連れてやって来たのだという。

 実はアスガルズルから使者が来たり、話し合いたいという誘いが来たのはこれが初めてではない。

 だが、俺は今までその全てを断り続けてきた。

 それがまさか、今度は女王自ら来るとはな……。

 流石に女王自ら来たのを追い返すわけにもいかないので、仕方なく砦までやって来たわけだ。

 というか、そんな事をしたら折角味方にできそうなレイが離反しかねない。

 何せ、ユウを心配するあまり、こうして引っ付いてくるくらいだ。レイにとってユウは可愛い妹分なのだろう。本当の妹のアイリとはまた別枠だから……そうだな、アイリがケンシロウにとってのリンとするならば、ユウはレイにとってのバット枠だろうな。

 そこまでは、まあいい。

 問題は……砦前に到着してみたら、何故か余計な連中までいたことなんだよなあ……。

 っかしいなあ……何で聖帝軍とUD軍がいるんですかねえ。

 仕方がないのでとりあえず会議室に全員を招き、こうして話し合いの席についたわけだ。

 

「さて……まずは遠路遥々、よくぞお越しいただいた……と言うべきかな?

必要ないかもしれんが、初めて見る顔もあるから一応名乗っておこう。サザンクロスのKING、シンだ」

 

 サウザーとユダに名乗りは不要だろうが、ここには初対面となるアスガルズル新女王もいるので一応名乗っておく。

 

「お初にお目にかかります、KING・シン。私はアスガルズル二代目女王……ユウと申します」

 

 漫画で見た感じと口調が違うが、今は女王として来ているのだからこんなものなのだろう。

 確か先代女王と同じく、未来を予見する力があるんだったか。

 確かユリアも未来予知の力があったし、拳王軍にいるサクヤとかいうのも未来予知が出来たような……いや、未来予知能力者多いな?

 そして、レイがいることに驚きつつも、再会の喜びが顔に出てしまっている。

 しかしそこは女王。すぐにレイに声をかけるような事はせずに、時折チラチラと見ながらもこの場ではあくまで女王として振舞おうとしている。

 

「ほう、あの女の跡継ぎか」

「貴方が……帝王サウザー……」

「如何にも。俺こそ南斗の帝王、聖帝サウザーよ」

 

 先代女王のエバは、ラオウやサウザーなどの時代を左右する巨星に抱かれたことがあるという中々な経歴持ちだ。

 だからサウザーが知っていても何もおかしくない。

 とはいえサウザーはご存知の通り愛など要らぬな帝王なので、エバに対して特別な感情などは一切ないように見える。恐らくサウザーにとってのエバなど、これまでに抱いてきた大勢の女の中の一人でしかないだろう。

 え? サウザーは愛など要らぬからDT? 

 いや、イチゴ味サウザーはともかく、少なくともこの世界のサウザーは核戦争前から割と女に手を出してたし、今でも身体だけの関係の女は何人かいると思うぞ。愛と性欲はまた別だからな。

 同じくラオウも、心はユリア一筋だが伽の相手くらいは普通にいると思うし、エバを抱いていても全くおかしくない。

 そもそもラオウって、トキに言われるまで自分がユリアを愛してるという自覚すらなかったような奴だし、最終的に隣にいればそれまでに何人と寝てようと別に知ったこっちゃないって考えだしな。

 外伝だとシンもエバと肉体関係があったというが……まあ、裸のねーちゃん侍らせてたような奴だしな、原作シンって。ユリア以外に手を出していても何もおかしくない。

 それにジャギに唆されるまではユリアを諦めようとしてたようだし、その時にでもエバと関係を持ったんじゃなかろうか。

 ちなみに俺はエバと肉体関係を持っていない。

 誘惑はされたが、ぶっちゃけ好みじゃなかったし、俺にはクイーン(サラ)がいるしなあ。

 そもそも一応他国の女王なわけで、そんな相手と肉体関係になるとか後々面倒臭そうだし、使命厨っぽい空気がユリアと似てて何か嫌だったし、単純に奴の「抱かれてきた凄い男コレクション」に加えられるのも気に入らなかったし、未来予知能力を持つのがユリアみたいで関わりたくなかったし、「私を抱く権利がある」とかいう上から目線の誘惑が気色悪かったし、てか要らんわそんな権利。その辺のモヒカンに譲ってやる。

 後、何か妙に他者に好かれて心酔される姿がユリアみたいで俺の警戒センサーが警報を鳴らしていた。

 

「真に美しい者を見抜けぬ愚かな女だった。死んで当然だ」

 

 と、余計な事を不機嫌そうに言うのはユダだ。

 ん? こいつの性格なら、エバほどの美女の死はむしろ惜しむと思ったがな。

 ……あ、そうか。

 

「なるほど。ユダ、貴様さてはエバから誘いを受けなかったな?」

「……!」

 

 俺の指摘に、ユダが屈辱を顔に出した。

 やっぱそうか。エバは時代を左右し得る巨星達を誘惑し、抱かれてきた女だ。

 だというのに、ユダには声の一つもかけなかったらしい。

 そりゃあ、自分こそ時代を左右する知略の星と自称するユダにとって、巨星判定をされなかったのは屈辱以外の何物でもないだろう。

 

「さて……我がサザンクロスに一体何の用があって集まったのか、聞かせて貰おうか」

「それは誤解です、KING。私は彼等と共にここに集まったわけではありません」

 

 俺の問いに、食い気味にユウが答えた。

 一斉に来たわけではない、と?

 つまり偶然三つの勢力が、俺に対してアプローチを、同じタイミングでかけにきた?

 そんな事は……いや、今ならありえるのか。

 

「その通りだ。俺とユダは現在同盟関係にあるが、そこの女は知らん。

だが、このタイミングで行動を起こした理由は分かるだろう?」

「拳王軍の南下か」

「そうだ。とうとう膠着状態に痺れを切らしたラオウが動いた」

 

 サウザーが笑いながら話す内容に、ユウとフリーダの表情が険しくなった。

 拳王軍の南下――それは、ここまで続いてきた一種の膠着状態を終わらせかねない事件だ。

 拳王領の南には、冥王軍があり、その更に南東には聖帝領がある。

 これまで拳王軍、聖帝軍、サザンクロスは中央の緩衝地帯を挟んで睨み合ってきたが、ラオウはその緩衝地帯をスルーし、遠回りをする形で聖帝領を取りに来たのだ。

 だがこれは、当然危険が伴う。

 聖帝領へ攻め込んだということは、当然その間拳王領の守りは薄くなる。

 つまり俺が横から拳王軍を殴れる状態になったのだ。

 逆に、拳王軍にかかりっきりとなった聖帝軍を殴ることもできる。

 つまり、ここから俺が……サザンクロスがどう動くかで今後の流れが変わる。

 だからこそ、サウザーは先に俺に釘を刺しに来たのだろう。

 

「今は冥王軍と小競り合いをしているが、じきに冥王軍は落ちる。そうなれば次にラオウと戦うのはこの聖帝だ。そして貴様にとっては拳王軍か、我が軍か……いずれかを攻める千載一遇の好機となるな、シンよ」

「以前ラオウは、緩衝地帯を無理矢理突き抜け、我がサザンクロスへ攻め込んだ。

そういえばあの時、貴様は動かなかったな? 何故あの好機を放置した?」

「下郎同士の戦いにこの帝王がわざわざ割り込む必要などあるまい? 勝利し、弱った方を潰そうと考えたまで……もっとも、その目論見は外れたがな。貴様もラオウも死なず、双方撤退という形で終わった」

 

 以前の拳王軍によるサザンクロスへの進軍……あれは本当に不味かった。

 ラオウも不味いが、そこにサウザーが乱入してくる可能性があったからだ。

 幸いにしてサウザーは漁夫の利狙いで動かず、そして俺もラオウも撤退したからあの時は大きな変化は起こらなかったが、今度はこちらではなく聖帝領へ向かってしまった。

 ただ、俺の時とは大きな違いがある。

 ラオウと俺では、タイプが違う。ラオウが前進勝利のみを見ているのに対し、俺は一時撤退や、場合によっては降伏という選択肢も……本当にやむを得ない時は、取る。

 しかしラオウとサウザーは同タイプ。ラオウが前進勝利ならばサウザーは制圧前進。どちらも前に進んで勝つことしか考えない覇王型だ。

 つまりどちらが勝っても、覇王型の巨大勢力が誕生してしまう。

 ラオウが勝てば聖帝軍を吸収した拳王軍が出来上がるし、サウザーが勝てば拳王軍を吸収した聖帝軍が出来る。

 それは、この二勢力に近い位置にいるアスガルズルにとっては死活問題だ。

 

「私達アスガルズルとしては、あの戦いでKINGが勝利して下さるのが、最も望ましい形でしたが……」

「ああ、そういえばアスガルズルの軍も近くにいたな」

「私もあの時は女王ではなかったので後から知った事ですが……あれは、もしKINGが拳王に敗れそうになれば、拳王軍に突撃する為の決死隊だったと聞いております……」

「ということはあれは漁夫の利狙いではなく、完全にこちらの味方だったということか?」

「はい……私は姉のような駆け引きはできません。だから正直に打ち明けてしまいますが……私達アスガルズルは、この世紀末の領土争い、サザンクロスとKINGが制すことこそが望ましい、と考えております」

 

 彼女の言葉にユダは不愉快そうに顔をしかめ、サウザーは面白そうに笑みを深めた。

 この子、人としては好感持てるが女王としては未熟さが目立つな。

 今の発言は、他の勢力が聞いている中で、中立としての立場を投げ捨てたようなものだぞ。

 そこまで捨て身でくるか。

 

「そこまで打ち明けるとはな。正直、こちらに好意的すぎて罠を疑いたくなる。何を企てている?」

「そんな余裕はアスガルズルにはない! 拳王と聖帝……どちらが勝っても、次はアスガルズルが攻め込まれる! だから、同盟を……いや! 領土ごと全部やる! アスガルズルを、サザンクロスに加えて欲しいんだ!」

 

 おいい!? この子何言っちゃってるの!? アホなのかな!?

 まさかの同盟を飛び越えてサザンクロス編入懇願とか嘘だろお前。

 同盟ならばサザンクロスとアスガルズルは対等だ。

 だが編入は対等ではない。明確にサザンクロスと俺が上、ユウとアスガルズルが下という上下関係が構築される。

 つまりこの二代目女王は今、国を俺に売ったのだ。

 しかも、口調も敬語ではなく素と思われる荒っぽいものに変わっている。

 そこまで切羽詰まってるのか、アスガルズル……。

 

「シン……ユウの言葉はきっと本当だ……だから」

「レイ、お前が口を挟むとややこしくなる。今は黙っていろ」

 

 ユウと顔見知りであるレイが、ユウの援護を行うが俺はそれを切り捨てた。

 レイの意見は完全に私情100%なので、悪いがこの場においてはノイズでしかない。

 というかお前、今は一応サザンクロス側なんだぞ。他国の女王の援護射撃をするな。

 馬鹿野郎松田誰を撃ってるふざけるな。撃つなら俺以外を撃て。

 

「自分が何を言っているのか理解しているのか小娘? それはアスガルズルという『国』が失われるということ……サザンクロスの『都市』の一つに成り下がるということだぞ」

「当然国内で反対もされたよ。けど、皆で話し合って、それがアスガルズルが生き残る唯一の道だって結論になったんだ」

「……ほう」

「これまで何度も同盟の親書を持たせた使者を送ったけど、取り合ってもらえることはなかった。

それはあんたにとって、『自分の国』ではない『同盟国』を守る義務なんか背負う価値がなかったからだ」

「分かっているではないか。未熟ではあるが、馬鹿ではなさそうだな」

 

 ユウの指摘はまさにその通り。

 俺は俺の王国であるサザンクロスは全力で守る。

 だが同盟国を守る義務など背負っても、サザンクロスにとってマイナスにしかならないのだ。

 しかしアスガルズルと同盟を組めば、当然俺はアスガルズルを守る義務を背負うことになるだろう。

 それよりは今まで通り中立の緩衝地帯でいてくれた方が、全然ありがたい。

 だから俺は、これまで何度もアスガルズルからやって来た同盟の誘いを全て蹴ってきた。

 

「けど、こっちにとってサザンクロスという後ろ盾を得られないのは死を意味するんだ。

拳王軍、聖帝軍……どっちに支配されても、その先に待っているのは男達に食い物にされ続けるだけの地獄だ」

 

 ユウの訴えは、切実なものだった。

 実際、その通りだから何も言えない。

 サウザーは反逆しない子供は奴隷にして大人は殺し、女は褒美として部下にプレゼント。

 まずロクな未来は待っていないだろう。

 だからといってラオウも駄目。

 ラオウの部下とか制圧した村の人間に焼印したり鉄板ダンスさせたり、女相手に目隠し鬼ごっこをして抱きしめて殺したりと、基本クソだからな。ラオウは部下の管理があまりできない。

 そんな連中が美女だらけのアスガルズルなんて支配したら……うん、どう考えても地獄になるな。

 俺も大概アレな人間だが、少なくとも支配される側から見れば比較的マシに見えるんだろう。

 アスガルズルが焦るわけだ……。

 

 

【サザンクロスの村、砦多い問題】

国境沿いに砦を築いているが、領土を広げると当然また新しく砦を作ることになる。

(頑丈そうな戦争前の建物があればそれを再利用することも)

そうなると当然、前の砦は国境沿いでも何でもなくなり、その場に残ることになる。

そういう砦はそのまま、新しく村を作る際の中心として使用する。

なのでサザンクロスは国境に近い村ほど、「村で一番立派で頑丈な建物」として砦を保有している。

いざという時は助けが来るまで立て籠もることも可能。

 

【現状のアスガルズルから見た状況のやばさ】

1、これまでは拳王軍、聖帝軍、サザンクロスでアスガルズルを含む緩衝地帯をあえて取らず三つ巴で睨み合っていた。

2、アスガルズルは現在、女王エバを失っており、二代目女王のユウは経験不足。

3、何だかんだで最大戦力だったロフウはもういない。つまりラオウやサウザーに対抗できる戦力が一人もいない。

4、拳王軍は占領した村で焼印や鉄板ダンスをさせたり、武道家はカサンドラに死ぬまで幽閉したりとロクな事をしない。女だけの街なんか占領させたら地獄以外の道が見えない。

5、聖帝軍は占領した村で汚物は消毒をしたり、子供を働かせたりロクな事をしない。

女だけの街なんか占領させたら地獄以外の道が見えない。

6、サザンクロスも色々悪どい事はしているが、その対象は主にヒャッハーであり、一般市民はむしろかなりいい生活ができているし守られている。

7、拳王軍VS聖帝軍まもなく開幕。どっちが勝っても、相手の軍を吸収して巨大化するのが目に見えている。ついでに三すくみ状態も崩壊する。

8、どっちが勝っても次はサザンクロスへ突撃する。アスガルズルはその進路上にあるのでついでに潰される可能性大。

9、サザンクロスのKINGはエバの色仕掛けも通じず、同盟の使者も全部追い返されている。地理的、戦力的にもサザンクロスがアスガルズルと対等の同盟関係を結ぶ理由がない。

10、KINGは善政寄りだが、あくまでサザンクロスの利を第一に考えており、他国の為にわざわざ戦ってくれない。なのでこのままだと普通に見殺しにされる。

11、というかKINGも普通に悪人なので、拳王軍(or聖帝軍)がアスガルズルにぶつかるのを待ってから、横から殴るとかの外道戦法を普通にやりかねない。やる。

 

 

ユウ「…………これもう、同盟じゃなくて傘下でもいいから、今すぐにサザンクロスの一部になってKINGの庇護下に入る以外なくない?」

 

Q、エバズ・ヴァルキリアおるし、何とかならん……?

A、ならない。ロフウ一人に勝てない連中がラオウやサウザーに対抗できるわけない。

 

Q、それでも不死身のリマなら……。

A、タフだからサウザー相手なら時間稼ぎくらいはできるかもしれないけど勝つのは絶対無理。

ラオウは北斗神拳で爆死させてくるので不死身の肉体など何の意味もない。

そもそもロフウ一人に勝てない奴が(ry

 

Q、いっそ無抵抗で素通りさせる方がよくない?

A、拳王の前では無抵抗は武器にならぬ!(聖帝軍も同様)

 

Q、全力で抵抗すれば、面倒臭がって迂回してくれる可能性もワンチャン……後にサザンクロス控えてるんだし……。

A、俺は蟻の反逆も許さぬ!(拳王軍も同様)

 

Q、でも前回は無視して迂回してくれたし……。

A、その時は三すくみ状態で聖帝軍にも警戒していたから。今回はそれがなくなる。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。