シン・南斗の拳 俺達の戦いはこれからだ! 作:マジカル☆さくやちゃんスター
――どうか間に合ってくれ。
そう願いながら、ケンシロウは荒野を歩んでいた。
拳王侵攻隊がアンナの村に向かっている形跡を見付け、リュウロウとライガフウガ兄弟が先行したが今となっては一緒に行くべきだったと悔いている。
その時点では、リュウロウさえ村に行けば大丈夫だと、そう思ってしまっていた。
リュウロウより足は遅いが、ライガとフウガも弱くない。
あの村には一応ジャギもいる事だし、拳王侵攻隊如きならば跳ね除ける事が出来ると考えたのだ。
しかしリュウロウと別れた後に
そうなれば話は別だ。ジャギでは相手にならないのは当然として、リュウロウでもきっとラオウには勝てない。
だから病と長い監禁生活で弱っているトキを残し、ケンシロウは単身アンナの村へ向かっていた。
そして村に到着したケンシロウが目の当たりにした光景――それは、既に決着を終えた戦場であった。
片腕が焼け爛れて地面に倒れているリュウロウ。
地面に座り込んで震えるジャギ。
離れた場所で倒れている、見知らぬ蝙蝠のような男二人。
そしてラオウの拳で貫かれ、胸に風穴を空けられて尚、立ったまま絶命しているライガとフウガの無惨な姿……。
「フ、フウガ! ライガ!」
ケンシロウが兄弟に駆け寄ろうとするが、無意識のうちに足を止めてしまった。
近付かなくても分かる……もう手遅れだ。死んでいる。
せめて後ほんの一分……いや、三十秒でも早く駆け付けていれば結果は違っただろう。
しかし、たらればの話をする事に意味はなく、今目の前にあるのは、ケンシロウは間に合わなかったという現実だけだ。
「た、立ったまま……! す、すまぬ……ライガ……フウガ……」
「来たか……ケンシロウ!」
ラオウがギロリとケンシロウを睨み、黒王がケンシロウの前にライガとフウガを蹴り飛ばした。
飛んできた二人をケンシロウが咄嗟に受け止めるが、その身体から急速に温かさが失われていくのが嫌でも分かる。
最期に別れの言葉すら交わせないまま、仲間が二人も逝ってしまった。
その事実にケンシロウは歯を食いしばる。
「リュウロウ! お前は無事か!?」
「な、なんとか……しかし、ケ、ケンシロウさん……け、拳王と戦ってはいけません……拳王は……恐ろしい男です……」
「リュウロウ……」
リュウロウはかろうじて生きている。
だが戦士としては致命傷だ。
この腕ではもう、二度と南斗の拳士として戦うことはできないだろう。
「貴方はここで死んではいけません……逃げて……生き延びて……いつか、この乱世に光を……!
生きて下さい……貴方はこの時代に必要な男……! 涙を、笑顔に変える為……に…………」
薄れゆく意識の中でケンシロウの身を案じ、リュウロウの意識が落ちた。
気を失う最後まで、自らを案じてくれた男を抱き上げる。
そしてケンシロウは後ろにいたアンナにリュウロウを預け、倒れているライガとフウガに歩み寄った。
見開かれたままの瞼をそっと閉じ、ケンシロウの両目から涙が溢れる。
「俺の中で生きよ……ライガ……フウガ……」
友は死んだ。だがその魂は心の中に。
また一つ、哀しみを背負ったケンシロウは涙を拭い、嘆きを怒りへ変えてラオウへ向き直った。
「駄目、ケンシロウ! あの人と戦っては……!」
ラオウの強さを目の当たりにしたリンが、怯えたような声でケンシロウを引き留める。
このまま戦えばケンシロウもライガとフウガのように殺されてしまう。
それはリンにとって、何よりも耐えられない事だ。
そんな彼女を安心させる為にケンシロウは屈んで視線を合わせ、少女の頭を撫でる。
「この顔が死にゆく者の顔に見えるか? 大丈夫だ、リン」
たとえ相手が誰であろうと自分は負けないし死なない。
その自信に溢れた顔を見せ、そしてラオウへ鋭い視線を向ける。
「ラオウ! 北斗の掟に背き、世界を地獄へ変えんとするその野望! 北斗神拳伝承者として、今ここで俺が止める!」
「なるほど……少しはいい眼をするようになった。お前にも一つ聞いておこう! 北斗七星の脇に輝く蒼星を見た事があるか!?」
「……ない! それがどうした?」
ケンシロウの返答を聞き、ラオウは黒王を反転させた。
「フッ……ではまだ、俺と戦う時ではないという事だ」
どうやらラオウは、ケンシロウと戦わずに帰る気のようだ。
その事にジャギはあからさまにほっとするが、ここでケンシロウが余計な事を口走った。
「おい、どこへ行く。貴様とはここで決着を付ける」
「図に乗るな! ケンシロウ!」
折角見逃してやろうというのに食って掛かるケンシロウに、ラオウは苛立ったように闘気を飛ばした。
するとケンシロウは身体ごと後方に飛ばされ、何とか踏み留まって倒れる事だけは避ける。
「こ、この巨大な闘気! かつてのラオウ以上だ!」
「ケンシロウ、貴様の腕では俺は倒せぬ」
拳王の強さを支える、圧倒的な闘気。
それを見せ付けられるも、ケンシロウの顔に恐怖はない。
昔と比べて強くなったのはラオウだけではない。ケンシロウもまた、幾度もの死線を乗り越えた事で急激に成長しているのだ。
ラオウの闘気によって流れた血を指先で拭い、舐め取る。そして「プッ」と吐き捨てた。
「俺は今日までこの血を闘志に変えて生きて来た。血は恐怖にならぬ。
俺は昔のケンシロウではない! 貴様の闘気は俺の血が破る!」
ケンシロウはそう言い放つと、全身に力を込める。
筋肉が膨張し、いつも着ているシャツが破れ、そしてジャケットを脱ぎ捨てた。
そうして半裸となったケンシロウの胸で七つの傷が輝き、身体から凄まじい闘気が立ち昇る。
その弟の成長を、ラオウはただ静かな眼で……だが、どこか面白そうに見ていた。
★
ケンシロウとラオウの戦いは、攻守が何度も逆転する激戦であった。
ラオウと互角の闘気を纏ったケンシロウが、馬から降りないラオウを圧倒したように見えたのも束の間、実際は馬上のラオウにすら及んでいなかった事実をすぐに突き付けられた。
一見優勢に見えたのは、このままではケンシロウが負けると察したジャギがショットガンでラオウの足を撃ち抜いたからだ。
そのおかげで、ラオウの狙いが僅かにズレた事でケンシロウは命拾いをしていた。
もしそれがなければケンシロウは死んでいただろう。
「ジャギ……貴様! 北斗の男の一騎打ちを……!」
「ほざきやがれケンシロウ! 負けそうになってたくせに偉そうにするんじゃねえ! いいか? てめえがここで負けたら俺達全員が死ぬんだぞ! 折角帰ろうとしてた兄者をわざわざ引き留めた責任くらい取りやがれえ!」
卑劣だ卑怯だ、北斗の男に相応しくないと言われようと、ジャギにはそんな事よりも自分とアンナの命の方が大事だ。
ここでケンシロウが敗れれば、次は自分達の番だ。まず勝てないだろう。
そして、見目のいいアンナは拳王軍のクズ共の慰み者にされるのはまず間違いない。
ラオウは、向こうから戦いを挑まれない限りは基本的には女を手にかけない。しかしあくまで直接は手を下さないだけで、部下が女を凌辱したり殺したりする事にはまるで無関心だ。
だからここは、相打ちでもいいからラオウを仕留めてもらわなくては困るのだ。
「ふっ……ジャギ如きに救われるとは、伝承者も地に堕ちたものよ!」
「ぬうう……!」
「これで理解したであろう? 貴様ではこのラオウには勝てぬ!」
未だ届かぬ実力の差を思い知らされ、ケンシロウが屈辱に戦慄く。
それでも尚、挑もうとするケンシロウを止めたのは遅れて到着したトキであった。
トキはケンシロウの秘孔、新胆中を突く事で彼が身動き出来ないようにし、代わりに自らがラオウとの戦いに臨んだ。
二人の戦いはラオウが連戦で若干疲労していた事もあってトキ優勢で進んだが、ラオウが短刀で自らの足諸共トキの足を地面に縫い付ける奇策に出た事で形勢逆転。
正面からの撃ち合いになれば剛の拳を持つラオウが圧倒的に有利だ。
最早ここまで……最後に自らの死を以てケンシロウに道を示す覚悟で死力を振り絞ろうとしたトキだったが、二人の決着は両者予期せぬ形で妨害された。
――ジャギである。
何とこの男、仮にも北斗の男の一人でありながら『北斗神拳の戦いに多対一はない』の原則をまたも無視してラオウを背後からショットガンで攻撃したのだ。
北斗神拳には二指真空把があるが、そこはジャギも仮にも伝承者候補として最後まで残った男。
トキとの戦いの最中ならば、二指真空把で跳ね返せないタイミングくらいは計る事が出来る。
「ぬう……貴様~! この北斗の恥晒しめが、どこまで下劣なのだ!」
背中を撃たれながらも大したダメージを受けていないラオウが、鬼の形相でジャギを睨む。
その気迫にジャギは「ひっ」と情けない声をあげた。
「う、うるせえ! 兄者だって武器使ってるじゃねえか! じ、自分は不利になったら短刀を使う癖に、他人の卑怯を責めるんじゃねえ!」
開き直ったジャギが言い訳をするが、それはまさに火に油。
ラオウは足から短刀を引き抜くと、トキを無視してジャギへと近付いていく。
「消え失せい、下衆が!」
「ばわ!」
ラオウの剛拳がジャギの顔面に直撃し、仮面がひしゃげてジャギが吹き飛んだ。
幸いだったのは、仮面の上から殴られたおかげで秘孔を突かれなかった事だ。仮面がなければ即死だった。
しかしそれでも北斗の長兄の剛拳。ジャギ如きでは耐えられるはずもなく、たったの一撃で失神してしまった。
地面に転がり、ビクビクと痙攣するジャギに止めを刺さんとラオウが迫る。
その前に、震えながらアンナが立ち塞がった。
「どけ、女! どかねば殺す!」
「い、嫌よ! ジャギは殺させない!」
「ならば諸共に死ぬがよい。女……惚れる男を間違えたな」
このままではアンナまで殺されてしまう。
しかしトキは元々弱っていた身の上、足からの出血のせいで最早動けない。
ケンシロウもトキの秘孔縛のせいで動けず、ジャギは失神。
もうこの場には、ラオウを止められる男がいない。
このままでは折角芽生え始めた希望が潰えてしまう。
その時、リンの流した涙と叫びがケンシロウに力を与えた。
自らの力でトキの秘孔縛を破ったケンシロウは怒りではなく、リンの涙と願いに応える為に再びラオウに挑む。
その二人の戦いは――完全な互角!
両者激しく傷付きながらも決着が着かず、遂には痛み分けという形でラオウが退却するまでになった。
その様を見て拳王の恐怖で縛られていた拳王軍は薄情にもラオウを見捨てて逃亡……ラオウも弟の成長を喜びながら、その場を去った。
いつか訪れるであろう、再戦の時を予感しながら……。
そして、この場に向かっていたはずのシンは、ラオウが去るまで姿を見せることはなかった。
★
「俺の国を狙う身の程知らずの名を聞こう」
アンナの村を目指して軍勢と共に出撃した俺だったが、その途中でラオウとは別の軍勢とカチ合ってしまっていた。
どうやらラオウは俺が思っていたほど突撃脳でもなかったようで、別ルートから進撃する別動隊がいたのだ。
俺はそれを発見し……ルートを変更して別動隊の対処に当たった。
このまま放置すればこの部隊はサザンクロスに入ってしまう。
一方、アンナの村は俺の勢力圏ではない。
どちらを優先するべきか……残酷なようだが、俺はアンナの村ではなくサザンクロスの防衛を優先した。
「……拳王侵攻隊、カレン。そういう貴様はサザンクロスのKING、シンだな?」
俺の前に立ち塞がるのは拳王侵攻隊。そしてその隊長を務めるのは、珍しい女拳士であった。
化粧の厚い顔に、露出の激しい衣装……特に衣装はギャグでやっているのかと問いたくなるほど際どく、胸の谷間と臍を露出したレオタードの上にマント、手足には申し訳程度の防具という『悪の女幹部』を地で行くような恰好をしている。
しかし俺の目には、その恰好も、凶暴さに満ちた目も、ハッタリにしか見えなかった。
「拳王様の為、その命貰い受ける!」
カレンと名乗った女は乗っていたバギーから跳躍し、俺の頭上を取る。
俺は腕組みをしたまま同じくバギーから跳躍して空中で迎え撃った。
「南斗獄屠拳!」
「南斗猛脚!」
空へ飛び上がりながら放った俺の蹴りと、急降下しながら放たれたカレンの蹴りが衝突する。
だが南斗獄屠拳は二段構えの奥義! この技の真髄は蹴りではなく、その後の手刀にこそある。
最初の蹴りはフェイント、あるいは相殺の為のものに過ぎない。
相手と状況によっては本命の手刀を出さずにただの蹴り技として使用する事もあるが、今回はこのまま本命の第二撃へ移行させてもらおう。
相殺によって体勢が崩れたカレンの四肢を、すれ違い様に手刀で切り裂く。
そして再び腕組みをして両者背中を向けた状態で着地し――彼女の両手両足から鮮血が噴き出した。
「あっ!? ぐああああああ! こ、これは……!」
「フッ、南斗獄屠拳は二段構えの奥義……天空を舞う大鷲の嘴を凌げても、その直後に放たれる爪の連撃から逃れる術はない」
俺は振り返り、地面に膝を突いたカレンへと近付く。
「そして今の動き……貴様、南斗の者か。なかなかの身のこなしだ」
これはリップサービスではない、本心からの言葉である。
初見殺しで瞬殺してしまったが、このカレンという女の動き自体は素晴らしいものであった。
ちゃんと戦えば六聖拳相手であっても善戦出来るくらいの実力はある。
そうだな……執念を身に着ける前のケンシロウくらいの強さと見ていいだろう。
「も、もう勝ったつもりか……甘く見るな!」
カレンは震える足で立ち上がり、鋭い蹴りを放った。
俺はそれを避けながら、彼女から見え隠れする違和感に顔をしかめる。
技は一流、気迫も一流。思い切りのよさも一流。だが妙だ……中身がない。
彼女からは、自分の心というものがまるで感じられないのだ。
「私はレイを……レイを殺すまで倒れるわけにはいかない!」
カレンは憎悪に顔を歪め、そして逆立ちすると腕の力で回転しながら蹴りを放った。
「翡翠烈脚斬!」
「ほう、この技……白鷺拳の流れを汲む流派のようだな」
俺は向かってきた蹴りを掴んだ。
万全の状態ならばともかく、既にこの女の手足は我が獄屠拳によって力を奪われている。
残念ながら、この程度の蹴りなど俺には通じない。
「それにレイの知り合いか。奴も罪な男よな」
「黙れ!」
カレンは掴まれていない足で蹴りを放つ。
俺はその攻撃に合わせて、カレンの足首……獄屠拳で裂けている場所に指を突き立てた。
「っあああ゙あ゙あ゙!」
「そうか、思い出したぞ。貴様……いつもレイの近くをウロチョロしていた、シュウの弟子の小娘か。
あれだけレイ様レイ様と言っていた娘が今やこの様とは……ククク、女の心変わりは恐ろしいのお!」
掴んだカレンを、そのまま勢いよく彼女が乗っていたバギーへ投げつけた。
するとバギーがひしゃげ、横転する。
そして、ここに来てようやく俺はカレンが何者なのかを思い出した。
南斗翡翠拳のカレン――南斗六聖の一人にして白鷺拳伝承者であるシュウの弟子。
そしてレイに好意を寄せ、暇あればいつもレイの近くにいた小娘だ。
確かレイの外伝にも登場していたな。
「そしてその、表面だけで中身のない空っぽの憎悪……。
なるほど、自らの心を縛っているようだな。そんなハリボテの執念で俺の首を獲れると思ったか」
「黙れ!」
バギーをひっくり返し、下からカレンが這い出してきた。
彼女は未だ諦めていないようで……いや、違うな。
全てに諦めながら、虚勢に満ちた偽りの憎悪の眼で俺を見る。
「死ね、KING! ――奥義! 南斗雷脚斬風陣!」
カレンは血の止まらない手足で、後方倒立回転――からのサマーソルトキックで衝撃波を放った。
衝撃波は地面を伝い、真っすぐに俺目掛けて突き進む。
方向性としては伝衝裂波と同じだな。ならば対処は容易い。
「甘いわ! 南斗迫破斬!」
足元から空へ向けて片手を振り上げ、鷲の爪を模した斬撃を発生させた。
俺の斬撃が南斗雷脚斬風陣を跳ね返し、カレンへ向けて逆走する。
自らの技で沈むがいい!
「きゃあああああああっ!!」
カレンの全身が切り裂かれ、血の雨を降らした。
そして地面に倒れ、後ろで戦いを見ていた拳王侵攻隊が恐怖に戦慄く。
「カ、カレン様がやられた!」
「に、逃げろ!」
そして誰一人として自分達の将であるカレンを救おうともせず、我先にとバギーを旋回させて逃亡を図った。
所詮は恐怖で縛られた烏合の衆。目の前にそれ以上の恐怖……即ち『死』が見えれば、矜持も気概もなく、将を見捨てて逃げ出す。
だが、そんな連中に慈悲をかけてやるほど、俺はいい人ではない。
「馬鹿め! 俺から逃げられると思うな! ――南斗雷震掌!」
地面を強く叩き、闘気を送り込む。
すると逃げようとしていた連中の足元から闘気が吹き出し、纏めて吹き飛ばした。
手足がひしゃげ、あるいは千切れ、拳王軍が宙を舞う。
「一匹たりとも逃がすな!」
「はっ!」
俺の号令と同時に後ろに控えていたKING軍が突撃。
既に戦意を失っている拳王軍を次々と血祭にあげていく。
銃で撃ち、弓で撃ち、槍を突き刺しバギーで轢き殺す。
それから俺は、意識を失っているカレンへ近付き、首元に手を当てた。
息はまだある。獄屠拳で手足の力を失っていた為、跳ね返された南斗雷脚斬風陣は大した威力ではなかったからだ。
とりあえず、秘孔の呪縛を解いてやるか。
そしてレイと引き合わせて……それでも尚、拳王に付くならばその時はその時だな。
しかし、妙だな。
ラオウ自身が遅れて来る事によりこちらの注意を引き、先行している別動隊がサザンクロスを攻める。
あるいは別動隊をあえて俺に発見させて、俺がラオウとカチ合わないようにする策……か?
どちらにせよ、この回りくどさ……ラオウらしくない。
……誰の策だ?
【ライガとフウガ死亡】
なんという壮絶な死だ!
ケンシロウの哀しみ強化パーツとなってしまいました。
ケンシロウに同行したらやはりこうなるのか……。
尚、無想転生入りできるかは微妙。原作でもハブられてるし。
もしかしてケンシロウにとって弱すぎたせいで「強」敵入り出来なかったとか……?
【蝙蝠男瀕死】
ラオウの拳はライガとフウガの相手で埋まっていたのでラオウではなく黒王にやられた。
やっぱアレ馬じゃないって。
【リュウロウ生存ルート引換券】
車がライガフウガ引換券となり、ライガフウガがリュウロウ生存引換券となった。
車の死は決して無駄ではない。
【カレン】
『北斗の拳レイ外伝 華麗なる復讐者』、『北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼』に登場した女拳士。
アニメ版でザリアの村にいた人ではない。
拳王侵攻隊の隊長であり、南斗翡翠拳の使い手。シュウの弟子。
かつては虫も殺せないと言われるくらい優しい少女だったが、シュウ率いるレジスタンスに加わっていた兄が聖帝軍に殺された事で拳王軍の一員へ。
優しさと愛を捨てきれなかった為、ラオウに秘孔を突かれ(あるいは頼んで突かせた?)自分の心を封じて、凶暴な性格に豹変した。
豹変前は可憐の名の通り美少女だったが、豹変後は何か酷い事になっている。
才能はあったらしく、レイと互角に渡り合った。
まあこの時のレイは相手がかつて自分を慕っていた相手でしかも女という事で迷いだらけの最弱モードなわけだが。
【南斗翡翠拳】
カレンの使う流派。
白鷺拳の流れを汲むようで、足技が主体。
しかし技が南斗雷脚斬風陣一つしか出ていないので、この先作中で戦わせるならオリ技だらけになる。
今回使った南斗猛脚もゲームでのシュウの技である白鷺猛脚の名前を変えただけ。
ちなみに南斗雷脚斬風陣は足技版伝衝裂波といった技で、遠距離戦でそれなりに優秀。
……なのだがサマーソルトキックからの衝撃波というモーションなので、敵に背中を見せる事になる。
言っちゃ悪いが伝衝裂波の劣化版。トラップショットのモーションでパワーウェイブを出す技といえば、何か滅茶苦茶使い勝手が悪そうに聞こえる。絶対連射性能も悪い。
もしかしたら威力では勝っているのかも。
【誰の策?】
一応名誉の為に言っておくと、リハクは今回の件に関わってません。