シン・南斗の拳 俺達の戦いはこれからだ!   作:マジカル☆さくやちゃんスター

5 / 56
第五話 ユリアは必ず誰かの手に落ちる! 落ちた!

 ジャギとの邂逅から数日後、無事にジュガイが帰還した。

 サザンクロスの前には、貯水タンクを載せたトラックが列を成し、続々と町に入っている。

 その後には野盗を閉じ込めた檻を載せたトラックが続いているが、こちらは水欲しさに道中で襲い掛かって来た馬鹿共らしい。

 まあ体力だけは有り余っているだろうから、反抗する気力がなくなるまで発電の為に謎の棒をグルグル回す仕事でもやらせておくか。

 それと、俺も指をくわえてジュガイの戻りを待っていたわけではない。

 こちらでも水を確保する手段はないかと水源を探し回り、この付近にもいくつか水脈があることを確認した。

 なので今は地下水を掘る作業を進めさせている。

 それと並行し、水源があるならば緑化もできるはずと考え、核戦争前に大量に用意しておいた繁殖力が強い植物の種を植えていった。まあ、主にマメ科だな。

 それと一部実験的に、特定の区画に葛も植えている。

 葛は栄養が豊富で生薬や食用にもなり、畜産飼料にもなる。

 特に特筆すべきは繁殖力の圧倒的な強さで、グリーンモンスターと呼ばれ恐れられるほどだ。

 あまりに繁殖力が強すぎて他の植物まで駆逐してしまい、最終的には葛しか生えない緑の砂漠に変えてしまう恐るべき存在である。

 核戦争前のアメリカでは侵略的外来種として大問題になっていた。

 しかし、そもそも緑自体がないこの世紀末ならば、そんなグリーンモンスターであっても繁殖してくれれば嬉しい。

 後で公害になるリスクを取ってでも、今はとにかく食えるもの、薬になるものを繁殖させたい。

 本当に今は、何もかもが足りていないのだ。その中で食糧にも薬にもなる葛は……リスクを承知の上で、尚捨てがたい。

 一応後で手に負えなくなる可能性を考慮して一部の区画だけにしているが……どうなるか。

 ほかの植物も荒野では流石に生えないかと危惧して、修行ついでに素手で荒地を耕したりもしたが、その甲斐もあって順調に増殖を開始し、サザンクロスの周囲に生い茂っている。

 とはいえ、町に入ってこようとする葉はしっかり刈らないと困った事になるので、そこは徹底する必要がある。

 正直、こんな海すら枯れた世界で繁殖するか心配だったが、流石は人が死ねば人型に草が生えるような雑な世界だ。無事に緑化が進行してくれた。

 ダンネは相変わらず弱いが、最近少しずつ体力が付き始めているし、痛みへの耐性も増している。いい傾向だ。

 この世紀末ライフも慣れてくれば、それなりに楽しみを見出すことができる。

 それが俺の場合は勢力を広げることと、不出来な弟子を育てること。

 しかしマインクラフトなどでもそうだが、大きな物を作っている時はお邪魔キャラの登場に気を付けなければならない。

 村人をゾンビにして治療して、取引可能になった村人を監禁して取引所を作ったり、ゴーレムが自動で死ぬ装置を作って鉄を大量入手したりして材料を揃え、大きな施設を作り……そこに突如湧いてくるクリーパー! ここまでの努力は一瞬で水の泡になる!

 しかしクリーパーとは見方を変えれば、非道な手段で材料を集めて建築するプレイヤーに対する正義の裁きであり、マイクラ世界の住人から見れば救世主なのかもしれない。

 さて、そんなクリーパーが自分の町の近くに転がっていたら、果たして拾いたいと思う者はいるだろうか?

 つまりは……いつも通りダンネと外で修行しようと町の外に出たら、サザンクロスのすぐ近くに転がってたんだ。

 世紀末クリーパーこと、ケンシロウが。

 

「ねえシン! この人、まだ生きてる!」

「……そうか」

 

 ダンネは倒れているケンシロウを救おうとしているが、俺は悩んでいた。

 何でここにケンシロウがいるかな。

 しかもどういうわけか、胸に七つの傷がある上にユリアはどこにもいない。

 おかしいな。俺はケンシロウに七つの傷を付けてないぞ。ユリアなんか頼まれても誘拐しない。

 

「そうかって……いや、放っておく気!?」

「どうやら、そこの崖から落ちてきたようだな。跡が残っている」

「そんな冷静に観察してる場合じゃないだろ!」

 

 どうするかな、マジで。

 正直、放っておきたい。だってこいつが町に入ると、それは町でケンシロウにとって哀しい出来事が起きるフラグだ。

 こいつは基本的に哀しみを背負うことで強くなるので、救世主としてパワーアップする為にこいつのいる場所では大体悲劇が起こる。

 後、何故か敵が寄って来る。これまで平和だった村にケンシロウが訪れた途端に次々と敵がやって来たりとか。

 普通に考えればそんなのケンシロウが悪いわけではないし、ただの偶然でしかないんだが……この世界は天の意思とかあるからな。

 ケンシロウをパワーアップさせる為に天の意思様が敵をケンシロウに誘導してるという笑えない可能性がある。

 ただ……今ならまだ、俺の方がケンシロウより強いから、ケンシロウでどうにかなるレベルの敵ならばやって来ても、俺が倒せる。

 なら恩を売っておくのもありか? だがそれで強敵(とも)認定なんかされた日にゃ、なあ。

 同じ声のジャンプ主人公でも、これがキン肉マンなら迷わず助けて恩を売るんだが、ケンシロウに限っては好感度を上げると逆にリスクになりかねない。

 キン肉マンと友達になれば両方が友情パワーを獲得して圧倒的にお得なのだが、ケンシロウと友達になってもケンシロウだけが哀しみの友情パワーを獲得して、片方は強化パーツになって死ぬ。

 ケンシロウ、ちょっと「肉」って額に書かれた豚マスク被ってみないか?

 

「もういいよ! 私がこの人を連れて行く!」

 

 ケンシロウの顔半分くらいまで豚マスクを被せたところで、痺れを切らしたダンネが俺を押しのけてケンシロウを担ごうとした。

 だが重くて上手く運べないらしく、全然前に進まない。

 

「そこまで言うなら仕方あるまい。治療くらいはしてやろう」

 

 ダンネは助けたくて仕方がないようで、ここで俺がケンシロウを見捨てても勝手に匿うだろう。

 ならばまだ、俺の目が届く位置に置いた方がいい。

 俺はケンシロウの後ろ足首を掴むと、そのまま引きずって町へと入った。

 

「お、おい! 何してるんだよ! 怪我人だぞ!」

「問題ない。この程度で死ぬほど柔な男ではないわ」

 

 とりあえず、誰にやられたかくらいは聞いておくか。

 

 

「……う……こ、ここは……?」

 

 城内にある医療室でケンシロウは目を覚ました。

 俺は読んでいた本を閉じ、椅子の上で足を組んでケンシロウへ向き直る。

 

「目を覚ましたか、ケンシロウ」

「お、お前は……シン……」

「あの核の日以来だな。お互いしぶとく生き延びているようで何よりだ」

 

 俺は指を鳴らす。

 すると看護婦がケンシロウに、水がなみなみと注がれたコップを差し出した。

 

「み……水……」

「とりあえず再会の祝いだ。飲め」

「ありがとう……生き返ったよ……」

 

 ケンシロウはコップを受け取り、一気に飲み干した。

 何だかんだでこの世紀末だと、水が一番効果的なプレゼントだ。

 水さえ与えておけば、まず悪い顔はされない。

 

「シン、お前が俺を助けてくれたのか?」

「礼ならばそこの小娘に言うんだな。お前を見付けたのはそいつだ。あまりにお前を助けろとうるさいのでな……仕方なく拾ってやったんだ」

 

 俺は指でダンネを示す。

 するとケンシロウの視線がダンネへと向かった。

 

「そうなのか……ありがとう」

「いいって、いいって! こんな時代なんだし、助け合うのは当然だろ。

……まあ、どっかの誰かはそんな事も分からないみたいだけど」

 

 ダンネはそう言い、咎めるように俺を見た。

 俺はそんな彼女に、薄ら笑いを向けてやる。

 

「力こそが正義。それがこの時代だ。弱者はただ死んでいくのみよ」

「……私、何でこんな奴の弟子やってるんだろう」

 

 ダンネは溜息を吐き、俯いてしまった。

 何で弟子やってるかって? そりゃ俺に気に入られたからだ。諦めろ。

 

「それで……何があった? その胸の傷は? いかにお前が甘くても、そこらの雑魚にやられることはあるまい」

「仮面を付けた男にやられたのだ……ユリアも、奪われてしまった」

「仮面? ……ジャギか?」

「いや、違う……だが、薄れゆく意識の中で、ジャギの笑い声を聞いた……気がする」

 

 仮面を付けた奴、といえば真っ先に思い浮かぶのはジャギだ。

 だがジャギではないらしい。

 とはいえ、笑い声を聞いたということは近くにジャギもいたのだろう。

 

「ではサウザーか?」

 

 仮面といえば、サウザーも変な仮面を付けていることがある。

 だがケンシロウはこれにも首を横に振った。

 となると……分からん。誰だ?

 仮面を付ける理由は大きく分けて、素顔を隠す、顔に隠したい物がある、ただのファッションの三通りが考えられる。

 ジャギは二つ目。醜い顔の傷を隠す為に仮面を被っている。

 サウザーは三つ目。ただの帝王ファッションだ。その場のノリで付けてたり付けてなかったりする。

 ならば考えられるのは一つ目。素顔を隠す為の仮面……原作で該当するのは最後の将、ユリアである。

 しかし襲撃犯はユリアではあり得ない。何せ今回誘拐された本人なのだ。

 

「俺が思うに……お前を倒した奴は、お前かユリアのどちらかと顔見知りの可能性が高い。そして南斗の関係者だ」

「何故そう思う?」

「仮面で顔を隠していたということは、素顔を見られれば正体がバレるからと推測できる。

そしてその胸の七つの傷。それは南斗聖拳の処刑だ」

 

 ケンシロウの代名詞である胸の七つの傷だが、これは原作シンが気を利かせてこういう形にしたのではなく、南斗の処刑としてこうなった、ということを俺はこの世界に転生して知った。

 死を司る星であり、北斗神拳の象徴でもある北斗七星の傷を付けることで処刑するという、皮肉と趣味の悪さを兼ねた処刑方法なのだ。

 同じような技は北斗側にもあり、こちらは南斗の象徴である南十字星を相手の胸に刻み込んで抹殺する。

 つまり北斗七星の傷を付けられたということは、犯人は南斗の関係者であると絞り込めるのだ。

 

「ところで、何故この町の近くに?」

「ここに、サザンクロスという豊かな町があるという噂を聞き……安住の地を求めてユリアと共に……」

 

 うへえ、危うく無差別魅了人型兵器(ユリア)がサザンクロスに侵入する寸前だったのか。

 一応門番はいるし、俺の許可なく人は入れなくなっているが……ユリアの場合、門番が「慈母星ノ光ニ心ヲ浄化サレタ!」とか言ってどうぞお通りくださいするのが目に見えてるからなあ……。

 門番は門開ける為にいてんのとちゃうやろ。

 襲撃者、誰だか知らんがGJ。

 

「しかしお前が敗れるとは。襲撃者はなかなかの手練れのようだな」

「それもあるが……突然、足が動かなくなったのだ」

「足?」

 

 俺はケンシロウのズボンを引っ張り、足を見た。

 すると、足には数本の針が刺さっていた。

 しかも足を麻痺させる効果のある秘孔に刺さっている。

 ちなみに俺が秘孔を知ってる理由は、万一北斗神拳の使い手と戦っても死なないように対秘孔について色々学んだからだ。

 というか秘孔の位置把握してないと秘孔変位とか何の意味もないし。

 それと、北斗神拳の技も一つだけ盗んでいる。

 水影心とかいうクソチート技なんですけどね……これ習得しておけば、他人の技盗み放題になるんすよ。この水影心で北斗神拳の技をいくつかパクっているので、俺は北斗神拳の技を一つ盗んでいると言えるし、複数盗んでいるとも言える。

 それはさておき、これで襲撃犯の協力者が完全に判明した。

 ケンシロウを倒した仮面の男は正体不明だが、この針……そして秘孔を狙う技術。ケンシロウの聞いたという笑い声。

 間違いなくジャギが絡んでるな、これは。

 

「ぬう、これは! ジャギの使っていた針!」

「どうやら奴も一枚噛んでいたらしいな」

 

 ただ気になるのは、何でジャギが止めを刺していないかだ。

 仮面の男に止められた? それとも死を確信した?

 ……いや、そういや崖から落ちてきた形跡があったな。

 もしかしてジャギに投げ落とされたか? それでジャギは完全にケンシロウが死んだと勘違いした?

 もしそうだとしたら、何て悪運の強いというか……詰めが甘いというか。

 でもケンシロウってこういう、謎に止め刺されない運の良さがあるよな。

 原作でもシンに止め刺されなかったし、サウザーもケンシロウを捕らえて殺さなかった。カイオウに至っては、散々ケンシロウを殴っているのに秘孔を突いていない。琉拳は破孔だっけ?

 確か劇場版でもジャギに谷底に投げ落とされてるんだっけか。

 この不自然さを見るとやっぱ、変な意思が介在してるように思えてしまう。

 しかし宿命とは嫌な物だ。

 俺がケンシロウに七つの傷を付けなくても、結局他の誰かがやるとはな。

 だが前向きに考えるなら、俺が多少おかしな事をしても宿命が勝手に軌道修正をして、ケンシロウは各組織を倒して回ってくれる可能性が大きいということでもある。

 

 さて、ケンシロウが現在俺の町にいるわけだが、ここからどうするかな。

 原作でケンシロウがユリアを奪われ、七つの傷を付けられたのは「一年前」。

 つまり今は、原作開始時点の一年前だということだ。多分。

 拳王軍、聖帝軍、ゴッドランドなど、様々な勢力が早くも台頭しているが、どこも規模はまだそれほど大きくない。

 冥王軍だの智王軍だの、何かよく分からん変なのもいる。

 少なくともこれらの勢力は、一年後まではケンシロウに潰されずに自由に動き回るということだ。

 当然俺も勢力を広げ、奴等との衝突に備えるが……勝率は高い方がいいし、こちらの損耗は少ない方がいい。

 となればやはり、勝手に動き回って勝手に他勢力を潰す救世主ケンシロウ(世紀末クリーパー)が、今後の勢力図を大きく左右するだろう。

 ケンシロウとの敵対は愚策……しかし親しくなりすぎても不味い。ケンシロウの味方勢力というのは基本的に酷い目に遭うし、ケンシロウの身代わりになってしまうからだ。

 ならば敵対せず、かといって味方でもない、そんな立ち位置こそが望ましい。

 

「俺はジャギの顔を見た。ケンシロウ、お前は奴を中途半端に痛めつけ、止めを刺さなかった。だから今こうなっている」

「……ああ」

「俺はお前の甘さの尻拭いをするほど優しくはない。わざわざユリアを救う為に骨を折る気もない。

全てはお前の甘さが招いた事だ……自分でケリをつけろ」

「……分かっている」

 

 とりあえず突き放しておく。

 いいか、俺はお前の敵じゃないが味方でもないぞ。

 だから強敵(とも)認定はするな。いいな?

 敵との戦闘時に俺の幻影を背後に出したりするなよ。

 俺はイチゴ味のシンじゃないんだ。ケンシロウの中に俺がいても怖いだけで、全然嬉しくない。

 

「だが……仮にも我が南斗聖拳と対を成す筈の北斗神拳伝承者の、その無様さは我慢ならん。

立て、ケンシロウ。お前にこの世紀末での戦いがどういうものなのか、教えてやる」

 

 俺はケンシロウの味方でも敵でもない。

 ただケンシロウは強くなってくれた方が都合がいいのは確かだ。

 強くなったケンシロウがこっちに敵対するリスクもあるが、上手く誘導すればラオウやサウザー、カイオウやファルコといった厄介な連中を薙ぎ倒してくれる。

 好感度を上げすぎず、敵対されない程度の中立を保っておけばこれほど有用な戦力もない。

 既にこうして迎え入れてしまっている現状……完全不干渉は既に不可能だ。

 だったら、少しだけケンシロウが役立ってくれる方に賭けてみるとしよう。

 ついでに、助けただけだと好感度が変に上がりすぎるリスクもあるからな。

 ここでしっかりと、俺は味方ではないと身体に教えておいてやる必要がある。

 

 

「南斗獄屠拳!」

「北斗飛衛拳!」

 

 サザンクロスの町中にある闘技場で、俺とケンシロウが空中で交差した。

 ここは俺が支配する以前は、捕らえた奴隷を戦わせていた娯楽施設だった。

 今は観客席にはダンネと、フウゲン、ジュガイ、それからクイーンくらいしかいない。

 俺達は同時に着地するが、直後にケンシロウの両手両足から血が噴き出した。

 

「うっ、ぐあああ!」

「組手でよかったな? 実戦ならば今ので四肢の腱を切っていた」

 

 俺は倒れ伏すケンシロウに近付き、彼の頭を踏みつける。

 

「ケンシロウ……俺から見て、今のお前には決定的に足りないものがある。それは絶対に勝つという執念……! 執念こそが強さに繋がる! お前にはそれがない!」

「しゅ、執念……」

「さあ立て、ケンシロウ! そんなザマで誰かを救えるとでも……思っているのかァァ!」

 

 倒れているケンシロウを蹴り飛ばし、壁に叩き付けた。

 ケンシロウが壁に縋って立ち上がるのを待ち、素早く距離を詰めて顎を蹴り上げる。

 

「俺は昔から、お前のその甘さが許せなかった。いい機会だ! 徹底的に、その温い精神を叩き直してやるわぁ!」

 

 そうして俺は、ケンシロウが気絶するまでボコボコにし続けた。

 オラッ! 南斗千手斬! 浮いたところですかさず空中コンボ……からの世紀末ドリブル! お前は俺のボールだ!

 ちょっと酷いかもしれないが、こいつはこうやって実戦形式でボコって追いつめた方が強くなるので、これが最適解である。

 原理は分からんが、敗北から立ち直った時に何の理由もなく雑にパワーアップするのがケンシロウという男である。サイヤ人かな?

 とりあえず、せめて敵にしっかり止めを刺す程度には甘さを捨てさせてやろう。

 ジャギとか、原作最終回のボルゲとか、そういう変なリベンジャーを量産されちゃたまらんからな。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

シン(敵認定されず、かつ強敵(とも)認定もされず絶妙な位置を確保しつつケンシロウを鍛える方法……それは暴力! これならば好感度は上がらない。多少下がるかもしれんが、敵認定さえされなければ問題なし!)

ケンシロウ(シン……俺の為に心を鬼にして、俺がユリアを取り戻せる強さを得る手伝いを……? 俺はいい友をもった……!)

シン「ふざけるなァ!!」

 

 

【ケンシロウ】

ご存知世紀末救世主。

歩く死亡フラグであり、関わった人間は敵味方関係なく高確率で死ぬ。何なら味方の方が死ぬ。

基本的に天帝であるリン以外は安全を保障されない。

世紀末で悪さをしている奴や勢力の下に突然現れては何もかもを薙ぎ倒していくマイクラのクリーパーのような奴。

しかもクリーパーと違って自分は生存するのでクリーパーというよりは無敵モードのボンバーマン。

救世主とはいうが、大体味方が死んで手遅れになってからトコトコと歩いてやって来るので、全然人を救えていない。

せめて乗り物使え! その辺のヒャッハー倒せばいくらでもドロップするんだから!

 

【ユリア】

世紀末傾国美女(サークルクラッシャー)。何故かとにかくモテまくり、戦いの火種になってしまうヒロイン。

相手の好感度をバグらせる特殊能力でも持っているのか、基本的に誰からも好かれる。

あんこ系のやる夫スレで主人公が高い魅力値を持っていたり、好感度ダイスがクリティカルして戦わずに敵が味方になることがあるが、ユリアはそれに近い何かがあるのかもしれない。

多分ユリアと出会った人間は裏で好感度ダイス振られてる。それも最低保証50でダイス目に+20されるとかの、めっちゃ補正エグいやつ。

加えてユリアと接すれば、その度に好感度上昇判定も入る。

慈母星の宿星を持ち、誰に対しても慈悲深く優しい。らしい。

が、シンに対してのみ物凄く辛辣。

シンに対する対応には慈愛の欠片もなく、ひたすらに塩である。

原作シンのやっている事を考えれば残当でしかないのだが、その割に同じような事をしているラオウには優しい。

やっぱ全裸にマント羽織って城内徘徊する奴は流石の慈母星でも生理的に無理か。

それとも一途みたいな顔をして愛してると言って誘拐しておきながら裸のねーちゃんを侍らせてるのがアカンかったか……?

 

【南斗聖拳の処刑】

そんな設定は原作には(多分)ない。

ただ、シンがやけに手馴れていたり、ZEROケンシロウ伝で気があの傷で乱されていたことが判明したりで、やはりそういう技だったんじゃないかなと思っている。

ACだと実際一撃技だし。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。