シン・南斗の拳 俺達の戦いはこれからだ!   作:マジカル☆さくやちゃんスター

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第六話 時代の為にあえて! あえてだから!

 それは今から数日前……ケンシロウとユリアは旅の末、豊かな町として名高いサザンクロスを見下ろす崖の上にいた。

 頑丈な城壁に囲まれたサザンクロスは夜でも明るく、付近には村が多くて、野盗も見えない。

 おまけに、城塞の外側には他では滅多に見ない緑が……植物が広がっているのが見えた。

 噂通り、群を抜いて豊かで、しかも安全な町のようだ。

 聞けば、少し前まではシスカという独裁者に苦しめられていたというが、新しく現れたKINGという男が支配者となってからは、町はどんどん良くなっているという。

 

「行こう、ユリア」

「ええ」

 

 あの核戦争の日以来、各地を放浪してようやく辿り着けた安全で豊かな町だ。

 しばらくはここで暮らし、それからこの先を考えよう。

 そう思っていたケンシロウとユリアだったが、その想いは一人の男により踏み躙られることとなる。

 ケンシロウが何かに気付き、ユリアを自分の背に隠すようにして振り返った。

 二人に近付いてきたのは、野盗を率いた仮面の男であった。

 強い……! ケンシロウは男の放つ氷のような空気と、鍛えられた身体を見て只者ではないと察する。

 人と相対しているはずなのに、まるで巨大な狼と向き合っているような重圧を感じる。

 

「北斗神拳伝承者、ケンシロウだな?」

「そうだ。お前は誰だ!?」

「答える必要はない。お前が時代を支える巨木か否か……試させてもらうぞ!」

 

 男はそれだけ言うと、ケンシロウに飛び掛かった。

 ケンシロウもすぐに応戦し、蹴りを放つ。

 雑魚ならば一撃で冥府へ送る、北斗神拳伝承者の蹴り。だが男は軽々と腕で防ぎ、反撃の爪を繰り出してきた。

 ケンシロウは咄嗟にこれを逸らす……が、その瞬間腕に氷を当てられたかと錯覚した。

 

「ぬう、これは……!?」

 

 腕を見る。すると、敵の攻撃を防いだはずの腕の肉が僅かに削げていた。

 何より奇妙なのは、血が出ていないことだ。

 

「まさか……泰山天狼拳!? お、お前は一体……!」

「どうした、こんなものか!? これではラオウの足元にも及ばんぞ!」

 

 泰山天狼拳……あまりに速く鋭い拳であるが故、相手に凍気さえ感じさせる秘拳だ。

 それほどの拳法を習得しているこの男は一体何者か?

 だが何者であろうと、今ここで己が倒れればユリアの身が危険だ。

 故にケンシロウは目の前の男を倒すべく、心を研ぎ澄ませる。

 

「あたあっ!」

「はぐっ!」

 

 ケンシロウの蹴りが男の肩を捉えた。

 流石にこの動きの速さでは上手く秘孔を突けないが、それでもケンシロウの蹴りは十分な威力がある。

 男は地面を転がり、すぐに起き上がってケンシロウへ突きを繰り出した。

 だがケンシロウは彼の攻撃を紙一重で避け、反撃の拳を繰り出す。

 

「あたっ!」

「ぐ!」

「あたあっ!」

「おぐ!」

 

 仮面の上からケンシロウの拳が叩き込まれ、男がよろめいた。

 続けて回し蹴り! 男の胸にケンシロウの蹴りが刺さり、血飛沫を上げて男は倒れた。

 彼がよろめきながら立ち上がるのを、ケンシロウは静かに見下ろす。

 

「去れ……無駄に命を捨てることはない……」

「フッ……あ、甘いな……何故秘孔を突かぬ? そんな甘さでは……この乱世を導けぬわ!」

 

 男は再び構え、ケンシロウも迎え撃つ姿勢に入る。

 男が跳躍し、ケンシロウも迎撃に飛び出す――その瞬間!

 

「ぬうっ……!」

 

 ケンシロウは――跳べなかった。

 突然足が言う事を聞かなくなり、動けなかったのだ。

 そしてその瞬間、勝敗は決していた。

 

「いやーーーッ、天狼凍牙拳!!」

「ぐああああーっ!」

「ケ、ケーーーン!」

 

 ケンシロウは、咄嗟の本能とも言うべき反射で自ら後ろに倒れ込むようにしたことでかろうじて致命傷を避けることはできた。

 しかしケンシロウの胸にはまるで狼に裂かれたかのような爪痕が残り、血飛沫をあげて倒れてしまう。

 ユリアの悲痛な叫びが聞こえるが、もう立ち上がる力もない。

 血の池に沈んだケンシロウを見下ろし、仮面の男は失望したような声を出す。

 

「こんな程度か、北斗神拳伝承者。俺に敗れる程度では、到底時代の巨木になどなれぬわ」

「な、なにを……」

「時代を支えられぬならば、ただあの方の覇道の妨げとなるだけ……ならば、ここで楽にしてやるのがせめてもの情け!」

 

 男はケンシロウに止めを刺そうと、構えを取った。

 だがその前に、ユリアが飛び込んでケンシロウを庇うように両手を広げる。

 

「待って!」

「だ、駄目だユリア……」

 

 ケンシロウは、薄れゆく意識の中でユリアの背に手を伸ばす。

 いけない、このままではユリアが……。

 だがユリアはケンシロウに振り向くと、ニコリと微笑んだ。

 それから、男と正面から向き合う。

 

「私が貴方と共に行きましょう。だからケンを殺すのは止めてください! もしケンを殺せば、私も死にましょう!」

「そこまで、この男を想うか……」

 

 何故か男は、ユリアを殺さなかった。

 それどころか、ユリアはまるでこの男が誰なのか分かっているようにケンシロウには見えた。

 

「よかろう。北斗を乱世に導くが我が宿命! ならば今一度、チャンスを与えてやる! その男を立たせろ!」

 

 男の指示に従い、野盗達がケンシロウを無理矢理立たせた。

 意識が朦朧としているケンシロウに、男が言う。

 

「もしお前が真に時代の救世主たり得るならば……この処刑、耐えられるはず!」

 

 そして、指をケンシロウの胸に突き刺した!

 

「うぐああああああー!」

「ケ、ケン!」

 

 胸に走る激痛。それが繰り返されること、七回。

 北斗七星の傷を刻まれ、ケンシロウは地面に倒れ込んだ。

 

「これで死ぬならばそれまで! もしもお前がまだ死ぬべきでないならば、天がお前を生かすはず!

……後はこの男と、天次第。行くぞ、ユリア」

 

 ユリアは、どういうわけか、男に歯向かわなかった。

 涙を流しながらも素直に従い、ケンシロウの下を去ってしまう。

 遠ざかっていく背中を見ながら、ケンシロウはただ惨めに叫ぶことしかできない。

 

「ユリア! 何故だ……ユリア! ユリアーーーー!!」

 

 ケンシロウは叫ぶ。

 だがユリアは止まらず、やがてケンシロウの意識は闇へと落ちていった……。

 

 

 

「ひ~ひっひっひっひ! 無様だなあ、ケンシロウ! このまま放っておいても死ぬだろうが……どうせなら俺が止めを刺してやる! ここから落ちれば、貴様も助かるまい! ひゃーっはっはっはっはっは! どうだあ? 悔しいかあ!?」

 

 

 

 ……闇の中で、高笑いをする兄の声が聞こえた……気がした。

 

 

 突然だが、実は俺は核戦争前に用意した秘密基地を隠し持っている。

 この世界が北斗の世界と知って、何の準備もしないほど俺はアホではない。

 だから俺は、様々なツテを用いて会社を立ち上げ、金を稼いだ。

 幸いにして俺には、まだこの世界には登場していない未来のヒット商品の知識があった。そして株についても少しは知っていた。

 そうしたものを悪用して荒稼ぎした俺は巨大な地下シェルターを作り、そこに様々な機材や食料、水、植物や果物の種……とにかく詰め込めるだけ詰め込んだ。

 本当はここに食料生産プラントだとか、この地下シェルター内だけで生活できる設備だとかを用意したかったのだが、流石にそれは時間も金も足りなかった。

 しかし事前準備をしていたこともあり、他の連中より圧倒的に備蓄が多い状態で俺はスタートしている。

 で、そのシェルターなんだが……実はサザンクロスのすぐ近くにある。

 というか俺が元々ゲッソーシティに目を付けたのも、位置が近くて便利だったからだ。

 そしてこの度、俺の城から地下シェルターへ続く直通路を開通することに成功した。

 

「俺のいない間、異常はなかったか? ナリマン」

「はっ! 問題はありませんでした」

「そうか。ご苦労だったな」

 

 俺がいない間のシェルターの番人を任せていたナリマンという男を労い、俺はシェルターへ入る。

 広さは大体体育館一つ分。そこに、所狭しと色々な物が乱雑に置かれている。

 土壌は少しずつマシになってきているし、そろそろ農業に取り掛かってみるのも悪くない。

 特に水分を豊富に含む甘い果物などは、この世紀末ならば部下への褒美としても使えるだろう。

 それは俺の求心力向上を招き、俺の地位を盤石のものとする。

 

「クイーン。トウダに任せていた塩はどうなった?」

「KINGの狙い通りだった、と先程連絡が来たわ」

「よし」

 

 トウダ、というのは俺の部下の一人だ。

 俺の部下は基本的に南斗孤鷲拳傘下の南斗勢か、俺の核シェルターに一緒に入れてやって生き残った奴ばかりなので、俺への忠誠はそれなりにある……と思う。

 ちなみにトウダはアニメで「列車砲戦艦隊」とかやってた奴だ。

 俺は奴を、元々海だった場所に派遣し、そこに残っていた大量の塩や、塩の中に埋もれているだろう魚の死骸などを回収に行かせた。

 核戦争で、修羅の国に続く死の海以外の海は全て枯れ果てた。

 だが海水が枯れたということは、そこには塩があるということ。そして海に暮らしていた生物は塩漬けになって埋まっているということだ。

 流石に食うのは無理だろうが、死体はバラ撒いて肥料にできる。

 前も言ったが、この世界は人が死ねば人型に草が生える雑な世界なので、肥料になる死体はとても貴重で役に立つ。

 他の勢力が目を付ける前に、我がサザンクロスが取れるだけ取ってしまわんとな。

 塩は言わずもがな。人が生きていくには必要だ。

 

「ただ……」

「どうした?」

「確かに凄い量なんだけど、予想よりずっと少なかったって……」

「既に他の勢力に?」

「その形跡はなかったと言っていたわ。それに、そんな簡単に取り尽せるものでもないでしょう?」

 

 サラの言葉に、俺は腕を組んで考える。

 海が枯れたとすれば、塩も魚の死体も相当な数になるはず。

 仮に拳王軍や聖帝軍がこちらより先に確保に動いていたとしても、そんなに取れるものではない。

 というかそもそも、あいつ等がそんな事をやるとも考えにくい。

 これは……何かおかしいな? もう少し調査をさせる必要があると俺の勘が告げている。

 

「引き続き、トウダには調査を進めさせろ。領内の治安はどうだ?」

「上々よ。最近は野盗を見ないって皆喜んでるわ。評判を聞いて付近に村を作る人もどんどん増えていってる。ただ、こっちも少し気になる噂が……」

「何だ?」

「美女狩りという行為をしている連中がいるらしいんだけど……その連中の行動範囲がうちに近付いてきているのよ」

「美女狩り……? まさか……」

 

 クイーンの報告を聞いて、俺は一人の男を思い浮かべた。

 南斗六星の一人にして裏切りの星、ユダ。

 そういえば時期的には、マミヤがユダに誘拐されるのが今くらいだったか。

 そのついでに、こっちにも美女がいないか漁りに来ているのだろう。

 後は、どこまで近付けば俺がアクションを起こすのかも確かめているんだろうな。

 つまり……あまり弱気な対応をしていると、どんどん付け上がる可能性がある。

 なら、早めに対応しておこう。

 

「誰か向かわせますか?」

「いや……」

 

 もしユダが来ているならば、半端な奴を出しても死体になるだけだ。

 勝ち目があるのはジュガイくらいだろう。

 今は人材が貴重だ。無駄に死なせるわけにはいかない。

 ならば最適解は一つ。

 

「俺が行こう」

 

 

 マミヤは、悪夢の最中にあった。

 核戦争を何とか家族と共に生き延びた彼女は、最も治安のいい町と呼ばれるサザンクロスを目指した。

 しかしサザンクロスの評判を聞いて、そこに身を寄せようとしたのはマミヤ一家だけではない。

 他にも大勢の人間が詰めかけ、門前払いをされていた。

 サザンクロスは大きな町だが、だからといって無限に人が住めるわけではない。

 居住人数は決まっており、定員数をとうに過ぎていたのだ。

 

 しかしサザンクロスの支配者であるKINGは、己の勢力圏内であればたとえサザンクロス民でなくとも自分の民として扱うと宣言しており、勢力圏内で暮らせば彼の庇護下に入ることができる。

 その為人々はあちこちに村を作り、野盗に脅かされない安全な生活を手に入れていた。

 税として作物を多少持っていかれてしまうが……逆に、生活に困窮している場合は一時的な援助として食料や水を支給してもらうこともできる。

 マミヤ達も、KING庇護下の方が安全であると判断して村の一つに移住することにした。

 

 実際、そこでの生活は悪いものではなかった。

 KINGの配下があちこちで地下水を掘り、水を引いているおかげで井戸から水が取れるし、KING主導による緑化が進んでいるので作物も他の土地より育ちやすい。

 野盗も見かけず、村の外でも割と安全に出歩ける。

 しかし、それでも絶対安全な場所など今の時代に存在しない。

 マミヤが二十歳となったその日、突然村に入って来た男達は我が物顔で歩き、マミヤを捕らえると厚化粧の男の前に突き出した。

 男はマミヤの顔をジロジロと眺め、満足そうに言う。

 

「噂以上に美しい。俺を愛する資格は十分ある!」

 

 あまりにも勝手な発言である。

 いきなり現れて何を言っているのだろうか、この男は。

 そんな男に、マミヤの両親が食って掛かった。

 

「な、なんだあんたは! うちの娘に何を!」

「お前等が親か」

 

 男はマミヤの両親に向けて手を翳す。

 そしてゆっくりと手を動かし――。

 

 

「その女はお前を愛する資格があるかもしれんが……貴様にその女から愛される資格はないな、ユダ」

 

 ――男の取り巻きが、一斉にバラバラに引き裂かれ、血の雨が降った。

 

「なっ、何!?」

 

 一体何が起こったのか、マミヤには分からなかった。

 だが次の瞬間、マミヤは誰かに引き寄せられ、男の顔に誰かの蹴りがめり込んで吹き飛ばした。

 マミヤを引き寄せたのはファー付きのマントを羽織った、目付きの悪い金髪の男だ。

 彼はマミヤを見下ろし、笑う。

 

「危ないところだったな、女。もう少し俺が着くのが遅ければお前の両親は死んでいたぞ」

「あ、貴方は……?」

「貴方は、ときたか。無礼な女だ……自分達が暮らしている領の主の顔すら知らんとは」

 

 金髪の男に見覚えはない。

 だが彼の言葉を聞き、その正体をその場の全員が悟った。

 

「ま、まさか……KING!?」

「フッ……ようやく理解したか。ダンネ! その女を連れて下がっていろ!」

 

 マントをなびかせ、KING――シンが前に踏み出す。

 何故か同行させられたダンネは言われた通りにマミヤを連れて下がり、南斗六聖拳二人が相対した。

 厚化粧の男――ユダは蹴られた顔を抑えながら立ち上がり、怒りの形相を浮かべる。

 

「き、貴様……シン! そうか、KINGとは貴様だったか!

いや、そんな事はどうでもいい! よくも……よくも俺の美しい顔を!」

「相変わらずだな、ユダ。折角の再会だが……ここは俺の王国だ。

手を出した以上、死ぬ覚悟はできているだろうな?」

 

 ユダとシンの身体から闘気が立ち昇り、ビリビリとした緊迫感が空気を通してその場の全員に伝わる。

 どちらも、南斗聖拳を極めた六人である南斗六星であり、その実力はそこらの雑魚とは比較にならない。

 ユダはゆっくりと構え、怒りを露わに叫ぶ。

 

「この手で最も醜く哀れな死をくれてやろう!」

 

 それに対し、シンは余裕の笑みを張りつけたままマントを脱ぎ捨て、宣言した。

 

「よかろう、殺してやる」

 

 

 ――そして、二人の男が同時に駆け出した。

 

────────────────────────────────────────────

【ナリマン】

アニオリ勢。

バルコムのクーデターに反対の立場を取り、「KINGがいなければ俺達は身内で食い殺し合う」、「ユリアにうつつを抜かすKINGは気に入らねえが野犬の世界に戻るよりはマシよ」と冷静な意見を述べて降りようとしたが、バルコムに殺されてしまった。

投げ縄と鉤爪を合わせたような武器を操る。

 

【トウダ】

アニオリ勢の中でもトップクラスにヤベー奴。

最早拳法でも何でもない南斗列車砲の使い手(?)。

海底深く沈められていた古い戦艦を修復して要塞化するという、とんでもない事をやっている。

しかもそれを、どうやったかは知らないが戦場まで持ってきている。

列車砲もしっかりレールを敷いて動く状態にしているので普通にやばい。

しかし指揮官としては間抜けで、何故か戦艦に向けてレールを敷いていたせいで列車を戦艦に突撃させられた。

なんでそこにレール敷いた?

このSSではこいつに戦闘センスはない+前に出して死なれると損失と判断したシンによって海の調査に回された。

 

【南斗列車砲】

列車に大砲を積んで敵を攻撃する。もう南斗でも何でもない。

ちゃんとレールも敷いている。

もっと違う使い方をすれば世紀末の貴重な交通として活躍できたのではないだろうか。

このSSではサザンクロスに保管してある。

そのうち領内にレールを敷かせて交通手段として活用するつもり。

 

【秘密要塞】

海底深く沈められていた古い戦艦を修復して要塞化したもの。

トウダお前マジでなんなんだ。

北斗のアニメ初期はこういうトンキチ勢がいたせいでシンの軍団が異常に強くなってしまっている。

KING軍は劇場版や外伝で拳王軍に負けているが、アニメ世界線なら勝てそうな気がする。

このSSでは現在トウダが拠点として使用中。

 

【ユダ】

南斗六聖拳の一人にして妖星を宿星に持つ男。南斗紅鶴拳の使い手。

醜いものは嫌いだが自分より美しいものは許せない。

ハァ……ハァ……レイ、俺より強く美しい男よ……!

せめてその胸の中で……ハァ……ハァ……兄貴ぃ!!

レイ「く……来るな……!」

 

【襲撃者南斗聖拳ちゃうやんけ!】

か、関係者には違いないから……。

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