幻想郷に降り立つゲーマー『 』の物語   作:雨宮陽花

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お久しぶりです。少し書き方が変わります。


蒐集家のいる道具屋

パチュリーがうちの神社に用もなく遊びにくるようになって、紫がきてから数ヶ月。

紅魔館の中であまり動かないような奴が珍しい、と思ったが悪さをしてこないのであえて無視してきた。

…が、最近コスプレ癖でも出来たのかたまにコスプレして楽しむようになってしまった。

今もその3人が和室で話し合っているのだが―――……

パチェ「…ってわけなのよ」

本を…いや、魔道書を閉じてパチュリーがそう言う。

近くにいる2人に至っては

空「へぇ、ファンタジーらしいものとかがあったりするんだな。まぁ、だいぶ前からファンタジーっぽさのある場所だってなんとなく察していたが。だろう?我愛しきマイシスター」

好奇心のあふれる笑顔を浮かべ、そう言ったかと思うと白の方を向く空。

肝心の本人は、と言うと

白「…そう、だね…。…でも…やっぱ、り…面白い設定…だね」

そう言いながらうなずいている。

…幻想郷をよくする?だとかどうとかの話はどうしたのだろうか、と思うがそれをつっこむのは少々面倒くさい。

幻想郷は今の状態でもいいと思っているし、文句はない。

しかし…

霊「よくぞあんたら仲良くなったもんね」

とつっこむ。それ以前にパチュリーがあんなよく分からない遊びを知っているとは思わなかった。

空「…あぁ、なんだ霊夢か」

気づいていた癖にわざとらしい…。そう思ってしまうが、相手の考えてる事がいまいち読めないのであえて口に出さなかった。

面倒くさいってのもあったが。

霊「まあ…んなのはどうでもいいわ。これから霖之助さんのところの店に行って来るって伝えにきただけよ」

聞くなり2人の顔が変わる。まるで行きたいと言わんばかりの…

空「…なぁ、白。行ってみないか?」

白「……うん…いって、みたい……」

私は軽くため息をつき

霊「はいはい…仕方ないわね。あんたらも連れてくわよ。パチュリーはどうするのかしら?」

と言い、あえてパチュリーにもその話題をふる。

パチェ「いいえ、ここに残って2人から教わったものでも復習してるわ」

どこか嬉しそうに笑いながらそうパチュリー。

その姿を見るとこういう一面もあるんだな、と呆れてしまう。

霊「そう、ならうちの神社を守っててちょうだいね」

そう言い付けると私はこの兄妹を連れ、森の入り口まで仕方なく歩いた。

 

入り口から見えるいつもの建物を見る。

その建物に近づき、出入り口が近くなったところで…

霊「ここが霖之助さんの店である…香霖堂よ。幻想郷の物とか流れ着いた物があるし…あんたらにはちょうどいいんじゃないかしら?」

説明を適当に加えつつ、香霖堂と書かれた木の板を一瞥して空と白を見つめる。

空「そういうもんがあるんだな。ちょっとしたアイテムショップってわけか」

白「…里にも…あるらしい…でも里より…種類豊富…」

こういう会話をしているのを聞くとパチュリー(あいつ)が教えたんだな、とすぐに分かる。

しかし、アイテムショップってなんだろうか。幻想郷でもあまり聞かない言葉で理解もなかなか出来ない。

外の世界ならではの言葉なのだろうか。

霊「はいはい、んなのはどうでもいいから入るわよ」

そう言って置いて行くように先に入る。すると兄妹は後ろでよく分からない単語で話し合いながらついて来た。

 

霊「霖之助さーん、ちょっとこいつらにあってくれないかしらー?」

用事があるのは私ではないから間違ってはいないはず。

するとすぐに奥のカウンターの方から

霖「ん?こいつらって…誰の事だい?」

と言う声がしたので仕方なく空と白に

霊「…ちょっとついてきてちょうだい」

そう伝え、カウンターの方に近づく。

兄妹は棚にある物や置かれている物などを見ながらついてくる。

霊(…よくぶつからないわね)

なんてくだないことを考えてみてみる。

 

霖之助さんに近づくなり

空「名前的に男とは予想していたが本当にそうとはな…」

と言う。…そこまで女だらけの場所だろうか?私にはいまいち分からない。

霖「そうかい。それで霊夢、会ってほしい相手とはこの2人かい?」

軽く無視してそう私に声をかけてくる。なんでこうなんだか…。

霊「ええ、そうよ。外来人の2人。なにかとあんたの情報源になって一石二鳥になるんじゃないのかしらー?」

棚とかを見ながら上の空で答える。そんなに居座るつもりはないから湯呑みは探さないが。

霖「なるほどね」

いつものこと、だと理解している霖之助さんはそう返してくるだけだった。

眺めていると空と白が興味のあるものを適当に触ったり話し合っているのが見える。

面倒くさいのであえてなにもつっこまないが、触っているのはちょうど外の世界にある道具ばかり。

忘れ去られた道具ばかりだから無理もないだろうが。

霖「あぁ、見るのはいいけど、むやみに傷をつけないでくれよ?」

買うか買わないのか分からないこの二人にそう言う。顔を一瞥すると若干怪訝そうだったが。

しばらくして

霊「まぁ、また今度くるわね。必要なものでもあったらこいつらが私に言ってくるでしょうし、大丈夫でしょう」

そう言ってから空、白と順番に視線を送り、帰ることにした。

 

その後は何事もなく、いつもの平和な一日を過ごした。




これからこういう書き方になります
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