《銀海総合掲示板》   作:にわか太郎

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今回は短めです。


全知全能の虐殺王

 

229:名無しの不適合者

 

 

230:名無しの不適合者

 

 

231:名無しの不適合者

!?!?

 

232:名無しの不適合者

……???

 

233:名無しの不適合者

え、ナニコレ???

 

234:名無しの不適合者

平和に事が済むと思ったら、なーんで災人が普通に目覚めてるんですかねぇ!?!?

 

235:名無しの不適合者

しかも、タイミングの悪いことに銀水聖海の魔王達からの襲撃も受けてるし。いや、ストーム・ボーダーは大丈夫なんか?二律僭主の魔法かは知らんが、なんか消えたように見えたんだが……

 

236:名無しの不適合者

あー、もうメチャクチャだよ()

 

237:名無しの不適合者

うーん、この状況

 

238:名無しの不適合者

そりゃ、あんなに暴れてりゃ災人も目覚めるわ。不可侵領海&アーツェノンの滅びの獅子による戦闘とか、戦闘狂であるイザークが興味を示さないわけないもん。これ眠らせることできるんか?

 

239:名無しの不適合者

>>238 物理的に眠らせる以外に方法ないだろ

 

240:ΑΩ

これ、結構キツイぞ

 

241:AL-1S

うわーん!攻撃を捌くのが面倒臭すぎます!

 

242:名無しの不適合者

>>240

>>241 おっと、噂をすれば。現在、無神大陸で第八魔王ヴィアン&第九魔王ガジラと戦闘してる組やんけ。そっちの方は大丈夫なんか?

 

243:ΑΩ

……全くもって大丈夫じゃない。深さ的に根源ごと存在を即死させられないし、身体を即死させても普通に迎撃してくる程度には強い。しかも本人にとってはジャブ程度の攻撃が、実際は並の小世界を陥落させられるくらいの攻撃なんだよ

 

244:AL-1S

こんなのクソゲーすぎます!

 

245:名無しの不適合者

マジか

 

246:名無しの不適合者

というか、高遠ニキの即死って絶対に死ぬものじゃなかったっけ?蘇生できるはずが……

 

247:ΑΩ

基本はそうなんだが……そういった存在そのものを即死させても、不可侵領海ほど深い存在なら不可逆の死を与えることができない。正直に言って、どう足掻いても千日手にしかならないな

 

248:名無しの不適合者

はー、ヤバすぎ

 

249:名無しの不適合者

第十魔王達って、原作ではアノス様に瞬殺される程度の描写しか無かったけど……実際はガチで強いんだな。流石に不可侵領海なだけはある

 

250:名無しの不適合者

まあ魔王って魔法で小世界を所有物にできるらしいしな。それくらいは出来る、のか……?

 

251:名無しの不適合者

あの感じからして多分、創世以前の過去の時間軸に遡って存在の因子から滅ぼそうとしても、肝心の攻撃や権能に深さが伴ってないから無意味そうなんだよな。いや、どうやったら倒せるんだよ

 

252:名無しの不適合者

やはり深さ……!!深さは全てを解決する……!!

 

253:名無しの不適合者

ちょっと前から第十魔王達と小競り合いっぽいことはしてたけど、まさかこんな大混戦になるとは思いもしなかったわ。どうなっとんねん

 

254:名無しの不適合者

もう原作乖離が酷すぎて草ですよ

 

255:名無しの不適合者

災人も起きちゃったし、災淵世界で複数の不可侵領海による大戦争も勃発したしで逃げたくなるな

 

256:名無しの不適合者

……俺達って強いんだよな?

 

257:名無しの不適合者

>>256 何や、いきなり

 

258:名無しの不適合者

いや、さ。俺らって元の小世界における基準で言えば、充分に超越者とかの域に達してるレベルだろ?それこそ名無しの不適合者でも、浅い領域であれば多次元宇宙の全てに影響を与えられるし

 

259:名無しの不適合者

権能持ちとかも全然普通にいるしな

 

260:名無しの不適合者

何なら影響を及ぼす範囲を限定すれば、ほぼほぼ全知全能といっても差し支えない領域ではある

 

261:名無しの不適合者

改めて聞けば聞くほど、銀水聖海の魔境ぶりを思い知らされるわ。もうやだ、この海……

 

262:名無しの不適合者

今更だろ

 

263:生きている炎

日々、己の無力さを痛感しています

 

264:名無しの不適合者

>>263 あっ、クトゥグアに憑依転生した人やんけ

乙やで、元気だしーや

 

265:名無しの不適合者

クトゥグアに憑依した転生者?あの人達の他にもクトゥルフ系の転生者って居るんだな

 

266:名無しの不適合者

>>265 割といる。クトゥルフ、クトゥグア、ハスターにシュブ=ニグラスとか。てか、主要な旧支配者や外なる神は基本的に転生者やぞ。何なら、原作よりも強化されてる真正の化け物もおるで

 

267:名無しの不適合者

ヒェ……

 

268:名無しの不適合者

クトゥルフ系はなぁ

魔法ではあるんだが、独自の魔法体系──いわゆる一般的な魔法とは異なる「魔術」が盛んなんよ。まあ発動するための代価が壊滅的なんだけどな。正気度とかを削って発動する魔術もあるし、それ以上のものを代価に発動する魔術もある

 

269:名無しの不適合者

とはいっても、ここにいるニキらは基本的に神話生物とかしかおらんし。何よりも魔術巧者な人(?)が多いから、人間でもない限りは代価の類を気にせんでもええんよな。リソースも無尽蔵だし

 

270:名無しの不適合者

羨まC

 

271:名無しの不適合者

てか、話が脱線しまくってて酷いぞ

 

272:名無しの不適合者

>>271 そんで、何の話だっけ?

 

273:名無しの不適合者

>>272 不可侵領海、めちゃ強いなって話

 

274:名無しの不適合者

いや、合ってるけども!!

 

275:名無しの不適合者

にしても、無神大陸側の戦況は<遠隔透視(リムネト)>を見てりゃ分かるんだけどさ……魔王達を相手に戦っている獣殿、明らかに楽しそうだな。相手が全力で戦っ(愛し)ても壊れない相手だからか?

 

276:名無しの不適合者

凄く……楽しそうです……

 

277:名無しの不適合者

そりゃあな。楽しくないわけがないだろうよ

 

278:名無しの不適合者

めっちゃ高笑いしとるな

 

279:名無しの不適合者

第九魔王ガジラによる小手調べの雷撃。それも静電気くらいにしか見えない、たった一発の攻撃でさえ数百万の総軍ごと消し飛びかねないからなぁ

 

280:名無しの不適合者

今のラインハルトって確か、対水銀特攻+黄昏防衛戦の時よりも上くらいの戦闘力はあるよな?

 

281:名無しの不適合者

そこは、まあ……ラインハルトに限らず、あらゆる存在が強化されてる感じだな。存在の深化に伴って、その強度も規模も何もかも上昇してる

 

282:名無しの不適合者

というか、別に獣殿だけが戦っているわけじゃないだろ。攻撃組と相手の攻撃を捌く組がいるし

 

283:名無しの不適合者

攻撃組は火力が必要だからか、最上位コテハン+推定上位以上の名無しで固められているなぁ

 

284:名無しの不適合者

>>283 名無しもいるの?

 

285:名無しの不適合者

いるな。てか、コテハンじゃないだけで上位以上の実力をもつ名無しも相当数いるぞ。それも権能持ちだったり、純粋に存在規模で他を圧倒できるレベルの。普通に粒揃いなんだよな、名無し

 

286:名無しの不適合者

はえー、知らんかったわ

 

287:名無しの不適合者

>>286 そこら辺は興味ないと知ることもないし、まあ当然の反応ではあるのよな。てか、事件が起きても基本はコテハンしか動かんし……

 

288:名無しの不適合者

まま、そんなことはええわい

そんで無神大陸は今、どうなってんの?

 

289:名無しの不適合者

ああ、それは……

 

 

 

深層十二界。無神大陸。

 

「光よ!!」

 

ズドオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!

 

けたたましい音が無神大陸に轟く。

 

轟音とともに放たれたのは巨大な光線。それが、どこからともなく現れた雷撃へ一直線に直撃した。そうして極大規模の雷の狙いを無神大陸から外し、深層十二界の外へと被害を逸らしたのだ。

 

それは光の剣:スーパーノヴァを抱え、敵の攻撃を片っ端から迎撃する少女──天童アリスだ。

 

「うわーん!攻撃を捌くのが面倒臭すぎます!」

 

そんな泣き言を言いつつも現在、この神なき世界では戦争と形容すべきほど凄まじい攻防が一昼夜を通して繰り広げられていた。それは二律僭主の不在に乗じ、擬態世界と雷鳴世界からやってきた魔王──第八魔王と第九魔王による襲撃である。

 

その攻撃の意図は依然として不明。

 

しかし、それを追い払うべく迎撃しているのは無神大陸の住人達と無数の転生者である。彼らは己が魔法と権能の全てを駆使し、どこからともなく現れた不可侵領海による攻撃を迎え撃っている。

 

「アガネ、ノーズッ!合わせよっ!!」

 

そこで声を張り上げ、攻撃の隙を見計らって複数人で魔王に突貫を仕掛けようと力を解放する者達が現れた。それは粉塵世界の戦士アガネ、聖句世界の無聖者ラグー、夢想世界の覚醒者ノーズだ。

 

「任せろ!」

 

「行くぜぇぇっ!!」

 

彼らは己が全魔力を解放していき、その魔剣と共鳴させるかのように力を飛躍的に高めていく。おそらくは魔王による雷撃と擬態、その両方を魔法爆撃によって吹き飛ばすつもりなのだろう。

 

「「「<聖爆三連鎖魔光撃(ジルファ・ゲドム)>!!!」」」

 

魔法爆撃が第九魔王ガジラに直撃せんと、その力を荒れ狂わせた瞬間──天から雷が落ちた。

 

「……馬鹿、な……そ、んな……」

 

その雷は<聖爆三連鎖魔光撃(ジルファ・ゲドム)>を跡形もなく消し飛ばした。たった一発の雷撃が、小世界すらも吹き飛ばしかねない爆撃を容易に掻き消したのだ。

 

そして場にいた全員が静まり返る。

 

「終わりだ」

 

その隙を狙い、第八魔王ヴィアンは魔法陣を描く。すると彼の腕がぐにゃりと歪み、そこから無数の闇の手が生えてきた。生えてきた闇の手は全てが長く伸び、その手の平を大きく広げたのだ。

 

「<擬態解放闇手圧殺滅撃(ゴルロ・ゴロズ・ゴアゴドゥザ)>」

 

そうして第八魔王ヴィアンが深層大魔法による魔力を荒れ狂わせ、その闇の手でもって無神大陸ごと周辺の海域を消し飛ばさんとした時だった。

 

「……は?」

 

突如、その強大なる深層大魔法が音もなく消えた。それは魔法による干渉ですらなく、眼下にいる無神大陸の住人でも、ましてや転生者の干渉ですらない──否。一人、悠然と動くものがいた。

 

それは白髪で、何処かの学院服を纏った青年だ。

 

「貴様は……」

 

第八魔王、第九魔王は魔眼()を細める。

 

しかし、その青年からは魔力を感じなかった。だが、問題は魔力の有無や多寡の話ではない。

 

青年は何の動作もなく、魔王による深層大魔法を一息で消した。それは並大抵の実力では不可能。

 

おそらくは権能の類か──それこそ不可侵領海に匹敵するほどの魔法以上の何か。それを持ち合わせている。ゆえに、魔王達は最大の警戒をした。

 

だが、そんな警戒心とは裏腹に青年は泰然とした様子を崩さない。いや、崩す必要がない。

 

そして青年は問いに対し、にべもなく答えた──

 

「──クロノ・グランベフィウスだ」




そこに現れしは、全知全能の虐殺王──
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