全界超越領域 唯一抜きん出で咲き誇る者達 作:ある日そこに居たであろうクマさん
始まるぜぇ...
楽しい、楽しい...
パーティーがなぁ
色歴 2000バレッダ〜
所謂この世界新生から2000億年目の今日...
この世界...
その中でもどの色にも偏らず色彩の世界の全てを見守る為の一族が存在する。それこそがこの世界の番人であり裁定者の役割も持つツキノミヤ一族である。そしてそれぞれの色の領域の...世界の中心にあるこの一族の領域にて...
ある来客が現れていた。
それは...
「お久しぶりですね」
「ああ、そうだな」
その一室に座するのは黒と白。二つの相反する色の着物を着た二人組。
一人は元々肩まで伸ばしていた黒髪を金色の簪で纏め、黒紋付と黒のブーツを着用した
三代目 黒の代表。
そしてもう一人は...
「今年も
「流石だな...その通りだ」
「それはそうでしょう。貴方の場合...毎年この日に来られているではありませんか」
「まあ、それもそうか」
白と蒼が入り乱れる着物を着用し、流れる様に腰まで伸びた銀の髪とその中に五芒星の様な紋様が刻まれた金の瞳。そしてまるでこの世の者ではない様な、異質な存在感を持つ者。
ツキノミヤ一族 十二代目当主。
「では...参りましょうか...
「オウマ様とシャルル様の元へ」
「ああ、頼む」
目指し進むはその深層。
隠されし墓標に沈むのは...
そして...
(この世界で唯一...
規格外と規格外。その出会いは未だ明かされず。
されどそれはいずれ...
そして月日は過ぎ...
ああ、随分と懐かしい。あの日から何年経ったのか...それにその前の世界に至っては尚更だ。あれから色々あった。転生した当初の
そうして俺は...
「オリジナル...オリジナル」
「...ああ、すまん。ちょっと考え事をしててな...」
ロンが目を覚ますとそこは名もなき星の上...正確にはドラゴンボールの世界。その世界に存在する北の銀河の惑星の一つ。その上空に彼は居た。
「さて...第一から第十二も含めて、全ての宇宙は世界ごと制圧した。だが...問題なのは例のフードの奴...あいつはまず計画に邪魔になる。早めに手を打っておくか...」
そしてロンは今までの計画を思い出し、更にその上で以前、自身の邪魔をしたフード、もしくはローブの存在が自身の計画の邪魔になる事を懸念してその対抗手段も考えながら隣の十センチ程の妖精の様な生き物に話しかけていた。
「で?何の連絡だ。ジャック...」
「他のロン様達より伝達。最死のロン様がRoseliaの皆様を確保。並びに領域展開発動直後に転生者協会の十二輪廻及び他メンバーの出撃を確認。そして現在、黒の領域の拠点にて
その報告をしたのは空中からロンの頭にゆっくりと着地した
「へぇ、やるなぁ。俺の
「はい。ですがたった今『最厄』のロン様より通達。至急『最夜』のロン様を二人にぶつける様にとご命令が」
「は?...何故に最夜?俺を呼べば良いだろう」
そしてロン本人はガロウとヴォルカの二人が自身の拘束を破った事に感心しながら話を聞いているとジャックの口から最夜のロンが二人にぶつけられると聞いて少し驚きながらもジャックに対して何故自分では無く最夜が二人の元へ向かわされているのかと問いかけるが...
「おそらく...ロン様をお呼びすると張り切りすぎてお二人諸共世界を壊してしまうと危惧されたのでは?」
「お前ら揃いも揃って俺への信用なさすぎんか?」
その後、ロン本人は少し拗ねた様子で数分間ジャックを抱きしめながらその頭を撫でまわし、ジャックもそのまま数分間幸せそうに全てを忘れて撫でられ続けていた。
「ハッ!ダメです!帰りますよ。ロン様!」
「チッ...バレたか」
「ロン様!?」
そして二人がそんな呑気な会話をしている内に...
別の世界では...
事態はより深刻で...
「おいおい...マジか!?」
(まさか...もう戻ってきやがったのか!?)
「今度は...何なの!?」
事態はより...
「二人してさぁ...
絶望的なものへと移行していた...
そして時はその二人...ガロウとヴォルカが更なる絶望に遭遇した三十分前へと遡る。場所は二人が脱出を試みている世界とはまた別の世界。そこには百メートル近くかそれ以上の大きさの木々が辺り一面に広がっていた。
そんな世界の中で...特に目立つのは...
辺り一面に響き渡る叫び声。いや、正確には...その声の持ち主。もしくは
「誰かアァァァァッッッ!」
「お助けエェェッッッッッ!!」
「オォォォォッッッ!!!」
「「「「「食われるウゥゥゥッッッ!!!」」」」」
そこをまるで何かから逃げる様に走るのは30人程の集団。
一つは海賊 麦わらの一味。ウソップ、ナミ、チョッパー、フランキー、ブルック、ジンベエ。二つ目は迷宮都市オラリオのヘスティアファミリアのメンバーてベル・クラネル、リリルカ・アーデ、ヴェルフ・グロッソ、そして女神ヘスティア。そして三つ目に魔道士ギルドフェアリーテイルのメンバー。グレイ、ルーシィ、ジュビア、ウェンディ、シャルル。そして四つ目にシンフォギア奏者の立花 響、雪音クリス、暁 切歌、月詠 調。そして最後に人類最後のマスターであるカルデア所属の藤丸立香、サーヴァントのマシュ・キリエライト、虞美人、徐福、モードレッド、ジークフリート、蘆屋道満。
この異色の組み合わせ。彼等全員がある事件の発生から突如この地へと送られてきており、お互いに目を覚ました後に知り合いそのまま自身達の身分や状況などの情報を開示し、逸れた仲間達を捜索しようとした直後...
ドスッ!!
『おいおい、なんか...聞こえなかったか?』
『きっ気のせいじゃない...か?』
最初にその巨大な音に反応したのは麦わらの一味のウソップとチョッパーの二人。だが...その地響きとも取れる音が二人の...ましてやその場の全員の空耳や気のせいでもあるはずも無く。
ドスッ!ドスッッ!!
『みんな...この音』
『これ...何か』
『ベル様や立香様の思っていらっしゃる通りかと...』
そしてその音はより大きさを増していき、その中でいち早く仲間の一人の特性の一つを思い出したグレイがウェンディとシャルルに声を掛ける。
『ウェンディ!この音はどっから来てる!お前なら匂いや音で正確に
『わっ分かりました!』
『分かったわ!やってみる!』
そしてグレイの言葉通りにウェンディは音と匂いで未だ見えぬ地響きの正体を確認しようとし、シャルルはエーラで空に飛びあがろうとしたのだが...
『待って!シャルル!』
『アンタは...確かナミって』
『行っちゃダメ!』
『おっおいっ!ナミ、何でシャルル達を『違うの』え?』
突如ナミが飛ぼうとしたシャルルを止め、皆がナミの方を驚いた様に見つめ、更にウソップが何故シャルルを止めたのかと彼女に聞いたところ...
『風が明らかに変動してる。この音が響く度に風向きや風速がどんどん変わっていってるのよ!』
『まっマジかよ!?』
『嘘っ全然気付かなかった』
そしてナミの見解に驚きつつもグレイとシャルル。更に他のメンバーも周囲に警戒しながら彼女の話に耳を傾ける。
そして...
『そしてこのまるで
そう、その正体とは...
『私達の思ってる十倍以上は...
『おっ大きいと、おもうなぁーって...』
そこに現れたのは十倍どころか彼等彼女らの予想を遥かに上回る
『『『『『出たアァァァァッッッ!!!』』』』』
そこから、その言葉と共に
そして話は現在。未だに追いかけられる彼等に戻る。
「ギャアアアッッッもう無理だッ死ぬ、殺されるゥゥゥッッ」
「ウソップゥゥゥ諦めるなぁッッ!!」
「ヨホホホッッ!!皆さんまだまだお元気そうで」
「「元気で良いよなお前はよぉッッ!!!」」
「おい、お前らどうする!オレ達全員で掛かって流石にアレの相手はキツイぞ!その上、一度足を止めれば追いつかれかねないし」
「じゃが、今は逃げるしかッ」
「無いよね!でも、みんなにも限界がッ」
「とにかく全員走ってください!少しでもスピードを緩めるとその瞬間からリリ達全員挽き肉にされますよッ!!」
「「ヒィッ」」
上からウソップ、チョッパー、ブルック、グレイ、ジンベエ、立香、リリ、そして切歌と調。この場の全員が必死に巨人達から逃げる中...その中の何人かの人物が違和感に気づき始めていた。
「でも...おかしくない?」
「どうしたんだよ、ナミ!今はそれどころじゃ...」
「違うのよ!そうじゃなくて...なんかこう...」
そう、そしてその中でその違和感を最初に口に出したのはナミだった。
だが...他にもある人物達はそれ以上に早くその違和感の正体に気づいていた。それは...
「そっちのナミちゃんって言ったっけ?多分その違和感はあってるよ」
「えっ...」
「それに...」
まずナミの感じた違和感を肯定したのはサーヴァントの徐福。そして更に徐福が目を向けた先には...
「アンタも気づいてたんでしょ...
「ンンンンン これはこれはあの狐めが予想外の出現をした後、奴の帰り際に大粒の涙を流しながら、行かないでッ、居なくならないでッ...とギャン泣きして大暴れし、マスターとあの極悪狐をドン引きさせた可憐なる乙めぇぇッッッ!?」
「お前、やっぱここで死んどくか?」
現在、この状況でいち早く巨人とこの世界のある事に気がついた存在。元異星の使徒にして現カルデアのキャスターの一人 蘆屋道満。彼は膨大な呪術や陰陽術の使用。そしてその知識と経験を元にこの世界、もしくは森の真実に誰よりも早く辿り着いていた。
尤も、後少しで徐福の手によって消されかけていたが...
「ンンソンンッそれは遠慮しておきましょうかな」
(この状況で揶揄ったのは失敗でしたか。やれやれ、せっかく
そして道満が少し邪悪な笑みを浮かべながら、その衝動を抑えつつ立香達や他の異世界からやってきたメンバーに自身の見解。即ち、この森にあるとある特殊な仕掛けについて触れる。
「ですが、この森の事については拙僧には最早明白!と、言えるでしょうな」
「では、ご説明致しましょう。皆様この森では「ゴムゴムのォォォッッ」逃げては行けません。寧ろ我々はあの「炎竜王のォォォッッ」巨人共と戦わ、ンン?ちょっとお待ちなされ...今、何か聞こ「道満ッ!上!上!」はて?上...ンンンンンッ!?」
その時だった。彼等の頭上を突然二つの朱い閃光が通り過ぎて行くッそれはとてつもない速さで背後に迫ってきていた巨人の方へと向かっていきその後には通り過ぎた近くの木々。その一部分が溶かされた様にその姿形を変え、二つの閃光達は尚も止まらずそのまま巨人の巨体。その頭部へとその拳を...否、
その声と共に...巨人を薙ぎ払ったのはこの場の二つのグループにおいて特に目立つ存在である二人。彼等の拳は巨人の顔面を陥没させる程の威力で当の拳を受けた巨人はそのまま背後に倒れ大地を揺らしながらダウンした。そして...上げられたのは二色の声。
それは...
「るっるっ...」
「なっなっ...」
「「「「「「ルフィッッーーーー!?」」」」」
「「「ナツゥゥゥーーーー!?」」」
「なっナツさん!?」
一つは驚愕の声。
二つ目は...
「「ググググッッ...」」
「「巨人討ち取ったりぃぃぃッッ!!!」」
勝利の雄叫びだった。
そして...
「今の...もしかして、見つけた?」
新たな出会いはすぐそこまで迫っていたッ!!